JPS6051993B2 - 研削盤の切込み装置 - Google Patents

研削盤の切込み装置

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JPS6051993B2
JPS6051993B2 JP13819977A JP13819977A JPS6051993B2 JP S6051993 B2 JPS6051993 B2 JP S6051993B2 JP 13819977 A JP13819977 A JP 13819977A JP 13819977 A JP13819977 A JP 13819977A JP S6051993 B2 JPS6051993 B2 JP S6051993B2
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JP
Japan
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shaft
head
correction
cutting
piston
Prior art date
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JP13819977A
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English (en)
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JPS5471494A (en
Inventor
英治 石切山
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は研削盤の切込み装置に係り、特にドレッシ
ングによる砥石径減少に対する切込み補正(以下補正と
称す。
)及びドレッサー切味等に起因するドレッシング量の変
動に対する切込み較正(以下較正と称す)等も併せて行
い得る切込み装置に関するものである。 そして、その
目的とするところは、新規な且つ簡単な機構で切込み、
補正及び較正を行い得る切込み装置の提供、更に、砥石
交換時等の大ストロークの切込み後退を行い得る切込み
装置の提供にある。
以下この発明の装置を研削盤の外面研削ヘッドに適用
した場合について、図面に示す実施例に従って説明する
第1図は研削盤の外面研削ヘッド(以下ヘッドと称す
)の全体を示すもので、1は機械本体ヘッド2にある角
度スイベル可能に支持されたヘッド支持台、3はこのヘ
ッド支持台1に切込方向(第1図の左側方向)に対して
摺動自在に設置されるヘッドで、本発明の切込み装置A
を内蔵する。
更に、ヘッド3上には砥石4及びスピンドル5、砥石4
を駆動するモーター6、ドレス装置7、ドレス補正装置
8の各装置が設置されている。 第2図は本発明の切込
み装置を示すものである。
同図に於いて9はヘッド支持台1上に固定される切込み
位置の補正箱で、内部に摺動自在に補正軸10が装着さ
れている。補正軸10は雌螺子部材11及びストッパー
部材12を固持する。13は上記雌螺子部材11に螺合
するヘッド3の補正螺子軸で、図中の左側端部にはギア
14がキー15を介して取り付けられている。
又、補正軸10の上部には、急送り及び急後退用のピス
トン16とロングインデックス(例えば砥石4の砥石交
換時)用のピストン17を有するシリンダー18が固設
されている。19はピストン16に固定されたストッパ
ー20装着用の治具で、両者間には圧縮スプリング21
が介在する。
ロングインデツクス用のピストン17の先端はヘッド3
に固定されている。22は第3図及び第4図に示す切込
みシリンダー23のピストンロッドで、先端に連動部材
24を介してラック25が固設されている。
ラック25は雌螺子部材26を介して較正軸27と螺合
するハウジング28に固定されるギア29と噛合する。
30は較正軸27の先端に取り付けられたストッパー部
材で、補正軸10のストッパー部材12と対同位置し、
これに当接する。
31は上記ギア29に設けられるドグ板群で、第3図に
示す様な各ドグ板は円周方向の所定個所に例えは粗研削
1・粗研削■・粗研削■及び精研削(以下粗1・粗■・
粗■及び精研と称す)の切換え機能を持つ切欠31aを
有し、この切欠31aに対向してヘッド3の一部に、切
込みシリンダー23の移動速度を切換え制御するマイク
ロスイッチ32が固定されている。
33は較正軸27に固定されるアームである。
このアーム33は第3図及び第6図に示す如く長窓34
を有し、長窓34内には第6図に示す如くベアリング部
材35を介してピン部材36が挿入されている。ピン部
材36は、スラストベアリング37及び雌螺子部材38
によりヘッド3に摺動自在に支持される雄螺子軸39に
固定される。又、雌螺子軸39の一部には第3図に示す
ステップモーター40の回転軸に取り付けられる駆動ギ
ア41に、中間ギア42を介して噛合するギア43が上
記雌螺子部材38を介して取り付けられている。次に以
上の様に構成された切込装置Aの各動作について説明す
る。
先づ補正動作から説明すると、今、ヘッド3上に設置さ
れた砥石4が粗1・粗■・粗■・精研の各加工を完了し
、急速後退した状態であるとすると、砥石4の摩耗量及
びドレッシング量を見越した分だけヘッド3が補正され
るように、すなわち,ワーク(図示せず)に対して砥石
4が近づくようにドレス補正装置8によつてギア14が
回転する。
ギア14の回転は補正螺子軸13に伝達され、更に雌螺
子部材11を介して補正軸10に伝達される。しかしな
がら補正軸10及びこれに固定される雌螺子部材11に
廻り止め(図示せず)されているため、結局は補正軸1
0が補正箱9内を軸方向に摺動する。この方向は切込方
向すなわち第2図の左側方向である。補正軸10にはシ
リンダー18が固定されており、しかもシリンダー18
のピストン16側にボート44を介して油圧が供給され
ているため、補正軸10の上記移動はシリンダー18を
上記補正量だけ第2図左方に移動させることになる。尚
、この場合ピストン17には、常時ボート45を介して
ピストン17に油圧が供給されているが、ピストン16
とピストン17に作用する油圧は、ピストン16の油圧
作用面積が大とされているため、ピストン16の方が”
大きく、このピストン16に油圧が供給された状態(補
正動作時)では補正軸10の補正量だけシリンダー18
が第2図左方に移動し、ピストン17及びヘッド3は定
位置に静止待機せしめられている。この様にして補正動
作が完了すると次は切込み動作であ3急送りが行なわれ
る。
急送り動作はシリンダー18のボート44を開放し、ピ
ストン16に作用している油圧をドレンする。これによ
り、ピストン16はピストン17に常時作用しているボ
ート45からの油圧力により押し戻される。(第2図参
照)この場合シリンダー18は補正軸10を介して固定
された状態にあるため、ピストン17のピストン16を
伴う上記移動は、較正軸27のストッパー部材30が補
正軸10のストッパー部材12に当接するまでヘッド3
を切込−み方向に移動させるようになり、ヘッド3上に
固定された砥石4を、主軸台の支持装置に支持されるワ
ーク(いずれも図示せず)に急接近させる。そして後は
、切込み動作が開始される。切込み動作は、上記急送り
動作の完了と同時に切替えるバルブ(図示せず)を介し
て切込みシリンダー23のピストンロッド22を粗1の
切込み速度に応じて前進させる。ピストンロッド22に
は連動部材24によりラック25が固設されており、こ
のラック25の前進移動によりこれと噛合するギア29
が較正軸27を中心として回動し、ハウジング28と雌
螺子部材26を回転させる。一方、、雌螺子部材26と
螺合する較正軸27は、アーム33が雄螺子軸39のピ
ン部材36により固定された状態(第6図参照)にある
ため回転せず、雌螺子部材26及びハウジング28は較
正軸27上を切込み方向に移動する。この場合、ヘッド
3は、ピストン17がシリンダー18内で油圧力によつ
て第2図の左方向へ押圧され、較正軸27のストッパー
部材30が補正軸10のストッパー部材12と当接して
いる状態にあるため、上記較正軸27に対する雌螺子部
材26及びハウジング28の切込み方向(第2図左方向
)への移動分だけ、ヘッド3が第2図左方向へ移動する
。すなわちこれが粗1用の切込み動作で、砥石4が粗1
加工を行なう。この様にして粗1加工が終了する位置ま
でギア29が所定速度で回動されると、これに固設され
たドグ板群31の粗■用のドグ板の切欠31aがマイク
ロスイッチ32に位置し、マイクロスイッチ32はこれ
を検知して切込みシリンダー23のシリンダー速度を切
換え、粗■の切込み速度に応じた速度でピストンロッド
22を前進させる。以後は粗1の場合と同様にして粗■
の加工を行なわせるべくヘッド3上の砥石4に切込み動
作を行なわせ、更には粗■、精研の切込みを実施する。
精研が完了すると、次いで、急速後退が行なわれる。
急速後退はシリンダー18のボート44を介してピスト
ン16に油圧を供給する。前述の如く、このピストン1
6の油圧の作用する面積は、ピストン17の面積よりも
大きく、ピストン17に油圧が供給されている状態であ
つてもピストン16に油圧を供給すると、ピストン17
を押し戻し乍ら右側に移動する。この移動はピストン1
6のストッパー部材20がシリンダー18端に当つて停
止し、更に治具19が圧縮スプリング21を圧縮してス
トッパー部材20に当接するまで行なわれる。尚、圧縮
スプリング21はその場合の衝撃緩衝の動きをする。ピ
ストン16によりピストン17が押し戻されると、これ
に連結固定されたヘッド3も一体に動作し、急速後退が
なされる。以後は、上述の補正、急送り、切込み、急後
退の各動作を繰り返し、ワークの外面研削を行なう。次
に研削加工時の熱変契約いはドレス装置7のドレッサー
自体の摩耗等の諸々の変化により、ドレッサーとヘッド
3との相対位置関係に誤差が生じた場合のヘッド3の較
正動作について説明する。較正動作は第3図に示すステ
ップモーター40を駆動して行なわれる。このステップ
モーター40の動作信号は、ポストプロセスゲージが加
工完了後のワークの加工径を計測し、この信号とポスト
プロセス機構(図示せず)が基準の加工径と比較し、両
者の誤差を以つて得られ、これに相当する分だけ以下に
説明するステップモーター40を駆動させて、ヘッド3
を較正する。ステップモーター40が上記信号により駆
動されると、第5図に詳細を示す駆動ギア41及び中間
ギア42を介してギア13が回転する。このギア43に
は廻り止めがなされた雄螺子軸39と螺合する雌螺子部
材38が取り付けられ、しかも雌螺子部材38がスラス
トベアリング37により軸方向移動が規制されるため、
ギア43の回転は雄螺子軸39を硬方向に摺動させるこ
とになる。その結果雄螺子軸39に固定されたピン部材
36がベアリング部材35を介してアーム33を旋回動
させ、較正軸27を回動させる。この場合は雌螺子部材
26及びハウジング28が固定状態にあるため、較正軸
27が軸方向移動をし、その先端のストッパー部材30
のヘッド3に対する位置関係を修正する。これは次の急
送り動作時にストッパー部材30と補正軸10のストッ
パー部材12が当接した場合ヘッド3の位置を固定部材
である補正軸10のストッパー部材12に対して修正し
、ヘッド3の位置較正とする。最後に以上の各動作をす
る切込み装置Aのロングインデックス(例えば、砥石4
の砥石交換時)について説明する。
ロングインデックスはヘッド3を急速後退させた状態か
ら、シリンダー18のピストン17即ちヘッド3を更に
後退させるものである。これはシリンダー18のボート
44に油圧を供給し、ピストン16を急後退(右進)さ
せると、ピストン16とピストン17との当接面間にシ
リンダー18の側面に設けたボート46(第2図参照)
が連通する。このボート46に油圧を供給し、ボート4
5を開放するとピストン16は静止した侭でピストン1
7がシリンダー18端に当るまで後退することになる。
ヘッド3はピストン17と一体に後退し、これの上面に
設けられた砥石4交換が容易とな゛る。これ力釦ングイ
ンデツクスである。以上説明した様に本発明は回転砥石
を装備し、ヘッド支持台に切込み方向へ進退勤可能に設
置された研削ヘッドと、ヘッド支持台上に螺子軸を介し
て切込み方向へドレス毎にドレスの取代分を補正するよ
うに摺動自在に取付けられた補正軸と、補正軸に一体化
され、2個の対向配置された分離型ピストンを介して研
削ヘッドに切込み方向への急速前後進動及び砥石交換位
置への後退勤を与えるシリンダーと、研削ヘッドに回転
可能で、且つ、切込み方向に一体的に移動するように取
付けられ、内周に螺子面を有するハウジングと、ハウジ
ング内に切込み方向へ進退勤可能に螺合され、一端を補
正軸と対向して配置された較正軸と、上記ハウジングに
連結した切込み送り機構と、上記較正軸に連結した較正
動作機構とからなり、研削ヘッドの急速前進端位置を補
正軸と較正軸との当接位置で規制し、この当接状態でハ
ウジングを回転させて切込み送りを与えるように制御さ
せたから従来にない新規なこの種装置を提供することが
できる。
又、構造がコンパクトで、メンテナンスに優れ、しかも
高精度である。更に、砥石交換時の段取り等の作業性の
向上もはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した研削盤全体を示す側面図、第
2図は本発明の切込み装置を示す縦断面側面図、第3図
は第2図のI−1線矢視図、第4図は第3図の■部透視
図、第5図は第3図の■−■線矢視図、第6図は第3図
の■−■線断面矢視図である。 A・・・・・・切込み装置、3・・・・・・外研ヘッド
(スライド部材)、10・・・・・・補正軸、17・・
・・・ゼストン、18・・・・シリンダー、26・・・
・・・雌螺子部材、27・・・・・較正軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転砥石を装備し、ヘッド支持台に切込み方向へ進
    退動可能に設置された研削ヘッドと、ヘッド支持台上に
    螺子軸を介して切込み方向へドレス毎にドレスの取代分
    を補正するように摺動自在に取付けられた補正軸と、補
    正軸に一体化され、2個の対向配置された分離型ピスト
    ンを介して研削ヘッドに切込み方向への急速前後進動及
    び砥石交換位置への後退動を与えるシリンダーと、研削
    ヘッドに回転可能で、且つ、切込み方向に一体的に移動
    するように取付けられ、内周に螺子面を有するハウジン
    グと、ハウジング内に切込み方向へ進退動可能に螺合さ
    れ、一端を補正軸と対向して配置された較正軸と、上記
    ハウジングに連結した切込み送り機構と、上記較正軸に
    連結した較正動作機構とからなり、研削ヘッドの急速前
    進端位置を補正軸と較正軸との当接位置で規制し、この
    当接状態でハウジングを回転させて切込み送りを与える
    ように制御させたことを特徴とする研削盤の切込み装置
JP13819977A 1977-11-16 1977-11-16 研削盤の切込み装置 Expired JPS6051993B2 (ja)

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JPS5471494A JPS5471494A (en) 1979-06-08
JPS6051993B2 true JPS6051993B2 (ja) 1985-11-16

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