JPS6051683A - 苦土肥料の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は従来品たる粉末状苦土肥料製品の改良に関す
るものである。

この発明は、従来の粉末状苦土肥料製品（２ｍ　／Ｉｆ
以下）による取扱い上の煩雑さを解消し、■つ乾式で成
型造粒して取扱いを容易にすると共に水中崩壊性を良好
ならしめた苦土肥料の製造法に関するものである。

の便宜のために造粒化の試みが数多くなされたが、肥料
中にマグネシウム又はカルシウムの水酸化物が含有され
ている場合、造粒中又は造粒後空気中の水分、炭酸ガス
と反応して、水和、凝結現象を起し、ついには硬化する
ものと考えられる。硬化すると、土壌中での水中崩壊性
は困難となり、肥効は消失してその効力を失うものであ
る。元来肥料は土壌中で完全崩壊することによって、始
めて肥効性及び土壌の改良性の効果を発揮出来るもので
あり、従って硬化現象を避けなければならない。

然るに現在迄マグネシウム又はカルシウムの水酸化物の
含有されている組成物に対し、乾式の追立で且つ水中崩
壊性を改善するために有効な添加剤は見当らなかつｌ〔
。

一般に温式法による造粒は添加剤と共に水を（ｊｌ　７
１−ｊｌるため、この水分除去のための乾燥工程を必要
とし、従って設備面でも、製造コ・、スト面でも乾式法
に比して割れとなり、経済この発明は上記問題を解決す
るためになされたもので少量の添加割合で、有効な水中
崩壊性を発揮する添加剤を発見し、且つ経済的にも湿式
法に比して有利に造粒物を製造しうる乾式の製造法を提
供するものである。

その要旨とするところは、バレイショデンプン、活性炭
、フミン酸塩、カルボキシメチルセルローズ、凝集剤、
ゼラチン、デキストリン、メチルセルローズの一以上か
らなる添加物を、乾燥した苦土肥料原料粉末に対して、
０．１〜５．０％添加した後、乾式で造粒することを特
徴とするものである。

この発明による２、０〜３．３２　ｍ　／、ｍの整粒ザ
ンブルを水中崩壊性の試験法に従って水中に浸漬すると
ほとんど瞬間的に崩壊りることが認められる。

一方経済的な変化として開放状態で室内で放置して水中
崩壊性を試験するに、一般の同種苦土肥料製品はせいぜ
い１ケ月が実用的な水中崩壊性の限度であったが、この
発明による製品は２〜３ケ月経過しても実用的な水中崩
壊性を維持する試験結果となり格段の差が出ている。

この発明で添加剤の配合割合が０．１％より少量に過ぎ
ると得られた配合物は所望の水中１＃１ｊａ性が得られ
ない。

一方５％より多過ぎれば、これ等の添加物はいずれも高
価なものであるので、経済的に不利となる。出来れば添
加割合は０．５〜１．０％とすることが特に望ましい。

亦造粒圧ツノと水中崩壊性との関係は逆相関の関係にあ
り、余り造粒圧ノＪＳ畠過ぎると水中崩壊性は悪化する
。現在一般に市販されている粒状肥料の圧壊強度５００
〜１０００（Ｉ　ｒ／粒に保つためには、造粒圧力は０
．５〜ｉ、ｏｔｏｎ　／Ｃｌ１１２にすることが望まし
い。

この発明の適用はマグネシウム又はカルシウムの水酸化
物、並にそれらを含有覆る混合物にも広く応用し得るも
のである。

以下に実施例を例示して、本発明を更に具体的に説明す
る。

実施例 粗製水酸化苦土肥料（商品名マグボロン、水分１〜２％
）の１００メツシユ全通品に、添加物の一定量を入れ、
ライカイ機で２０分混合した後加圧成型した。成型品を
粗砕、整粒した２、０〜３．３６　ｖｒ　１ｍ品につい
て、試験を行った結果を示す。

２）添加物の明細 ３）配合割合 ■　組成水酸化苦土肥料原料　１００部■　添加物の添
加量　０．１〜５．０部４）水中崩壊性の試験法 ２．０〜３．３６　ｍ　７ｍの５０粒を２．０　ｍ／用
の金網にのゼ、水中に浸し、２４時間後２．０Ｉｌｌ／
ｍを通過した粒数を％でもって表示する。

５）水中崩壊性の試験結果 供試試料は室内に放置し、開放状態の ものを試料とした。

■　経時変化 （■）：短期２４時間試験 試験条件：成型圧０．５ｔｏｎ　／ｃｍ２：添加物の添
加ω　１重量比 ■　経時変化 （■）　：長期３ケ月試験 ■　添加剤の聞的影響 試験条件：成型圧０．５ｔ０１１　／Ｃ１■　添加物の
配合割合の影響 試験条件；成型圧０．５ｔｏｎ　／ｃｍ’放置期間　３
ヶ月 ■　成型圧力の影響 試験条件：添加剤１．０％ ■　成型圧力と圧壊強度及嵩密度 試験条件：添加物１％ ■ 以上説明したように、この発明の方法で製造した粒状の
苦土肥料は、造粒のための経費も少く、かつ、造粒後比
較的長期間貯蔵しても、実用的な水中崩壊性を維持する
という効果を有している。

特許出願人 新日本化学工業株式会社 代理人　弁理士　小　松　秀　岳 代理人　弁理士　旭　宏 手続ネｔｌ）正書く自発） 昭和５８年９月２４日 ２、発明の名称　苦土肥料の製造法 ３、補正を（る者 事件との関係　特許出願人 名　称　新日本化学工業株式会社 明の欄 （別紙） １、明細用第１頁第４行以下の特δ′［請求の範囲を下
記のとおり訂正する。

［バレイショデンプン、活性炭、フミン酸およびその塩
、カルボキシメチルセルローズ、凝集剤、ゼラチン、デ
キストリン、メチルセルローズの一以上からなる添加物
を、乾燥した苦土肥料原料粉末に対して、０．１〜５．
０％添加した後、乾式で造粒Ｊ゛ることを特徴とする苦
土肥料の製造法。」 ２、第２頁第１４行の「追立」を「造粒」と８］正する
。

３、第３與第７行の「フミンＭ　塩Ｊを［フミン酸Ｊ５
よびその塩」と訂正する。

４、同第１７行の「経演的」を［経［；’１的」と訂正
する。

５、第５頁の表中の末尾の「６５５ＨＪをｌ−６５Ｓ　
ＬＩ　Ｊと訂正する。

６、第６頁末行の「１重量比」を「１％（中ｍ比）」と
訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ；バレイショデンブン、活性炭、フミン酸塩、カルボキ
   シメチルセルローズ、凝集剤、ゼラチン、デキストリン
   、メチルセルローズの一以上からなる添加物を、乾燥し
   た苦土肥料原料粉末に対して、０．１〜５．０％添加し
   た後、乾式で造粒することを特徴とする苦土肥料の製造
   法。