JPS605041Y2 - 単軌条の軌条取外し装置 - Google Patents
単軌条の軌条取外し装置Info
- Publication number
- JPS605041Y2 JPS605041Y2 JP2539880U JP2539880U JPS605041Y2 JP S605041 Y2 JPS605041 Y2 JP S605041Y2 JP 2539880 U JP2539880 U JP 2539880U JP 2539880 U JP2539880 U JP 2539880U JP S605041 Y2 JPS605041 Y2 JP S605041Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- partial
- fixed
- support
- removal device
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は単軌条の軌条取外し装置に係る。
特に、取外し装置の支柱とレールとが剛結合しており、
長手方向の力に対して強い構造の軌条取外し装置を与え
る。
長手方向の力に対して強い構造の軌条取外し装置を与え
る。
単軌条運搬車は、果樹園、農園などで、果実、農作物、
肥料等の運搬に頻用される。
肥料等の運搬に頻用される。
単軌条は地上、数十センチの位置に浮かせて設けられる
。
。
地中に数多くの支柱を等間隔に打込み、支柱によって、
単軌条を空中に支承するわけである。
単軌条を空中に支承するわけである。
果樹園等を貫いて設けられるから、単軌条を人や車両が
横断しなければならない事も多い。
横断しなければならない事も多い。
人であれば、単軌条をまたいで通ることができる。
車両の場合、単軌条を越えることができないので、レー
ルの一部が取り外せるようにしておき、通過の際、この
部分を取外して車両を通すようにする。
ルの一部が取り外せるようにしておき、通過の際、この
部分を取外して車両を通すようにする。
このような単軌条の軌条取外し装置は、ふつう、取外し
可能な1本の部分レールと部分レールを支える支柱とよ
り威る。
可能な1本の部分レールと部分レールを支える支柱とよ
り威る。
部分レールは、固定レールの端部に合致するよう結合さ
れる。
れる。
部分レールの一部の端は固定レールの内腔へ差し込み、
他端は反対側の固定レールの上面から嵌込み、側方をボ
ルトで止めて固定する。
他端は反対側の固定レールの上面から嵌込み、側方をボ
ルトで止めて固定する。
部分レールが十分短かければ、両端が固定レールに両も
ち支持されているから撓む事も少ない。
ち支持されているから撓む事も少ない。
しかし、部分レールの長さは多くは11rL〜3mあり
、長いのは6rrLにも達する。
、長いのは6rrLにも達する。
そして、単軌条(レール)はたとえば50mm X 5
0mmの角形断面を有する。
0mmの角形断面を有する。
重い運搬車が、ここを通過したときレールが撓んだり、
ねじれたりしないため、多くの場合、部分レールの中間
にひとつ或は2以上の支柱を設けて、これを補強する。
ねじれたりしないため、多くの場合、部分レールの中間
にひとつ或は2以上の支柱を設けて、これを補強する。
支柱の下端には沈下防止板が、上端には支持金物が固着
してあり、支持金物によってレールを支持する。
してあり、支持金物によってレールを支持する。
第7図は、支持金物とレールとの結合部の従来例を示す
横断面図である。
横断面図である。
図に於て、支柱Aの上端にセットボルトBにより、支持
金物Cを固定しである。
金物Cを固定しである。
一方し−ルDには、ナツトEが溶接されている。
取付ボルトFは、支持金物Cの側面に穿孔したバカ六G
を貫き、レールDに溶接したナツトEの螺穴Hに螺合す
る。
を貫き、レールDに溶接したナツトEの螺穴Hに螺合す
る。
取付ボルトFを強く締めると、支持金物CとナツトEと
が当り面Jに於て押し合う。
が当り面Jに於て押し合う。
ボルトの緊締力によって当り面Jでの摩擦力が生じ、支
持金物CとレールDとの相対回転が妨げられる。
持金物CとレールDとの相対回転が妨げられる。
しかし、摩擦力は比較的弱いので、レールと支柱とが必
ずしも常に90°の角度をなさず、幾分相対回転するこ
とがある。
ずしも常に90°の角度をなさず、幾分相対回転するこ
とがある。
この場合、支柱が地面に対して傾むいてしまう。
支柱が傾むくと、レールを支持する機能が損われる。
このように、従来の軌条取外し装置は、レールと支持金
物とを常に相対回転不能になるよう固定できないから、
レールの長手方向の衝撃力に対して弱いという欠点があ
った。
物とを常に相対回転不能になるよう固定できないから、
レールの長手方向の衝撃力に対して弱いという欠点があ
った。
本考案は、このような欠点を解決するもので、支持金物
に角ナツトの嵌り込む角形凹部を設け、角ナツトを廻り
止めすることにより、支持金物とレールとの相対回転を
禁じた構造を有する。
に角ナツトの嵌り込む角形凹部を設け、角ナツトを廻り
止めすることにより、支持金物とレールとの相対回転を
禁じた構造を有する。
以下、実施例を示す図面によって本考案の構成、作用及
び効果を説明する。
び効果を説明する。
第1図は、地表に設置した単軌条の一部正面図である。
単軌条は、地表より数十センチ離れて設けられる固定レ
ール1,1と、固定レール1,1の間に設けられ必要に
応じて取外されるべき部分レール2とより戒る。
ール1,1と、固定レール1,1の間に設けられ必要に
応じて取外されるべき部分レール2とより戒る。
固定レール1は一定間隔毎に地面に立設された支柱3,
3.・・・・・・の上端に固着した支持金物4にボルト
5によって固着されている。
3.・・・・・・の上端に固着した支持金物4にボルト
5によって固着されている。
支柱3の地表に現われる部分には沈下防止板6が固定し
てあり、先端7は地中に埋まっている。
てあり、先端7は地中に埋まっている。
部分レール2は、固定レール1,1の端部8、端部9の
間へ取着、取外し可能に設けられる。
間へ取着、取外し可能に設けられる。
単軌条の軌条取外し装置は、部分レール2と、これを支
持する支柱10と、支柱10に部分レール2を、相互回
転不能に固着する支持金物11等とより成る。
持する支柱10と、支柱10に部分レール2を、相互回
転不能に固着する支持金物11等とより成る。
部分レールと固定レールとの連結部り、 Mの拡大平面
図を第2図、第3図に示す。
図を第2図、第3図に示す。
連結部りでは、部分レール2に附設した差込突起12が
、固定レール1内部に固着した挟み板13の中間へ差し
込まれるようになっている。
、固定レール1内部に固着した挟み板13の中間へ差し
込まれるようになっている。
連結部Mでは、部分レール2に突設した嵌込突起14が
、固定レール1の嵌込溝15へ、上方から嵌込むように
なっている。
、固定レール1の嵌込溝15へ、上方から嵌込むように
なっている。
さらに、側方より当て板16を両レール1,2に当てボ
ルト17で両者を連結する。
ルト17で両者を連結する。
軌条を取外すにはボルト17をはずし、部分レール2の
連結部M近くをもち上げ、後へ引いて、連結部りから引
き抜くようにする。
連結部M近くをもち上げ、後へ引いて、連結部りから引
き抜くようにする。
第4図は、軌条取外し装置の支柱近傍のみの拡大正面図
、第5図は右側面図である。
、第5図は右側面図である。
支柱10の上端に支持金物11がセットボルト18.1
8により固着される。
8により固着される。
支柱10の下端に沈下防止板19が固定ボルト20によ
って固定されている。
って固定されている。
沈下防止板19は、地上に置かれただけの支柱10が地
中へ埋ってゆくのを防ぐ。
中へ埋ってゆくのを防ぐ。
また支柱10の横方向への傾きを防止することができる
。
。
部分レール2の側面に溶接したナツト21へ、支持金物
11から挿通した取付ボルト22を螺合して部分レール
2と支柱10とを結合する。
11から挿通した取付ボルト22を螺合して部分レール
2と支柱10とを結合する。
以上の構成は、従来からの軌条取外し装置と共通である
。
。
本考案の特徴は、角ナツト21が嵌り込むような角形凹
部23を支持金物11のレール近傍の側面に設けた点に
ある。
部23を支持金物11のレール近傍の側面に設けた点に
ある。
第6図に示すように、角ナツト21が角形凹部23に嵌
りこんで相対回転が禁止される。
りこんで相対回転が禁止される。
支柱10と支持金物11の相対角度、及び角ナツト21
と部分レール2との相対角度が不変であるので、結局、
部分レール2と支柱10との相対角度が不変となる。
と部分レール2との相対角度が不変であるので、結局、
部分レール2と支柱10との相対角度が不変となる。
たとえば90°に設計しておけば、常に90°を保つこ
とができる。
とができる。
従って部分レール2が長手方向にズレようとしても、支
柱10は傾くことがないので、安定性が改善される。
柱10は傾くことがないので、安定性が改善される。
長手方向の衝撃力によく耐え、復元力を生ずる。
また強度的にも改善されて、部分レールの撓みも少なく
なる。
なる。
本考案の軌条取外し装置は、支柱10により、部分レー
ル2を回転不能に剛性支持しているから、支柱10と固
定レールの支柱3の間のレールの撓みが、約半分に減る
。
ル2を回転不能に剛性支持しているから、支柱10と固
定レールの支柱3の間のレールの撓みが、約半分に減る
。
軌条そのものが強化されるので、運搬車の走行安全性も
向上する。
向上する。
軌条取外し装置の寿命も長くなる。
このように有用な考案である。
第1図は地表に設置した単軌条の取外し装置を含む一部
正面図。 第2図、第3図は部分レールと固定レールの連結部拡大
正面図。 第4図は軌条取外し装置の支持近傍の拡大正面図。 第5図はその拡大右側面図。 第6図は第4図中のVI−VI断面図。 第7図は従来例にかかる取外し装置の支持金物とレール
との結合状態を示す横断面図。 1・・・・・・固定レール、2・・曲部分レール、3・
曲・支柱、4・・・・・・支持金物、5・・・・・・ボ
ルト、6・・・・・・沈下防止板、11・・・・・・支
持金物、19・・・・・・沈下防止板、20・・・・・
・固定ボルト、21・曲・角ナツト、22・・・・・・
取付ボルト、23・・・・・・角形凹部。
正面図。 第2図、第3図は部分レールと固定レールの連結部拡大
正面図。 第4図は軌条取外し装置の支持近傍の拡大正面図。 第5図はその拡大右側面図。 第6図は第4図中のVI−VI断面図。 第7図は従来例にかかる取外し装置の支持金物とレール
との結合状態を示す横断面図。 1・・・・・・固定レール、2・・曲部分レール、3・
曲・支柱、4・・・・・・支持金物、5・・・・・・ボ
ルト、6・・・・・・沈下防止板、11・・・・・・支
持金物、19・・・・・・沈下防止板、20・・・・・
・固定ボルト、21・曲・角ナツト、22・・・・・・
取付ボルト、23・・・・・・角形凹部。
Claims (1)
- 固定レール1,1の間に連結部M、 Lを介し取外し可
能に設けられる部分レール2と、地上に置かれる支柱1
0と、支柱10の上端に固着される支持金物11と、部
分レール2の側面に固着された角ナツト21と、支持金
物11を角ナツト21に螺着する取付ボルト22とより
なる単軌条の軌条取外し装置に於て、支持金物11のレ
ール近傍側に角形凹部23を形威し、角ナツト21を角
形凹部23で廻り止めした事を特徴とする単軌条の軌条
取外し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2539880U JPS605041Y2 (ja) | 1980-02-27 | 1980-02-27 | 単軌条の軌条取外し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2539880U JPS605041Y2 (ja) | 1980-02-27 | 1980-02-27 | 単軌条の軌条取外し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56130001U JPS56130001U (ja) | 1981-10-02 |
JPS605041Y2 true JPS605041Y2 (ja) | 1985-02-15 |
Family
ID=29621442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2539880U Expired JPS605041Y2 (ja) | 1980-02-27 | 1980-02-27 | 単軌条の軌条取外し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605041Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-27 JP JP2539880U patent/JPS605041Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56130001U (ja) | 1981-10-02 |
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