JPS6050289B2 - 熱式流量計 - Google Patents
熱式流量計Info
- Publication number
- JPS6050289B2 JPS6050289B2 JP54151185A JP15118579A JPS6050289B2 JP S6050289 B2 JPS6050289 B2 JP S6050289B2 JP 54151185 A JP54151185 A JP 54151185A JP 15118579 A JP15118579 A JP 15118579A JP S6050289 B2 JPS6050289 B2 JP S6050289B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- coils
- closed space
- coil
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/68—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
- G01F1/684—Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
- G01F1/6847—Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow where sensing or heating elements are not disturbing the fluid flow, e.g. elements mounted outside the flow duct
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Details Of Flowmeters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱式流量計の改良に関するものである。
従来この種流量計は第１図（一部実体中央縦断面図）に
例示する如く、被測定流体を流通せしめるパイプ１の外
周面に、該パイプと熱的に結合せしめて感熱抵抗線によ
るコイル２及び３を巻回し、更にその外側を熱絶縁体８
にて被覆している。
例示する如く、被測定流体を流通せしめるパイプ１の外
周面に、該パイプと熱的に結合せしめて感熱抵抗線によ
るコイル２及び３を巻回し、更にその外側を熱絶縁体８
にて被覆している。
而して前記コイル２及び３は、他の抵抗４及び５とによ
つてホイートストンブリツジを形成するように結線し、
端子７ａ及び７ｂから適当な電流を与え、前記コイル２
及び３を例えば７０℃程度に加熱せしめ、更にパイプ１
を流れる流体が停止している状態にて前記ブリッジが平
衡状態となるよう各辺の抵抗値が設定されている。従来
例は以上の如く構成されており、パイプ１を流れる被測
定流体が停止している状態では端子６には出力は現われ
ないが、流体が例えはＡ方向からＢ方向へ流れたとする
と、その流量に応じてコイル２の温度がコイル３のそれ
に比して低下することになる。
つてホイートストンブリツジを形成するように結線し、
端子７ａ及び７ｂから適当な電流を与え、前記コイル２
及び３を例えば７０℃程度に加熱せしめ、更にパイプ１
を流れる流体が停止している状態にて前記ブリッジが平
衡状態となるよう各辺の抵抗値が設定されている。従来
例は以上の如く構成されており、パイプ１を流れる被測
定流体が停止している状態では端子６には出力は現われ
ないが、流体が例えはＡ方向からＢ方向へ流れたとする
と、その流量に応じてコイル２の温度がコイル３のそれ
に比して低下することになる。
すなわちコイル２の抵抗値が低下し、従つてブリッジの
平衡が破れ、端子６には流量に応じた出力が現われる。
従来例は前記出力に基づいてパイプ１内の流量を求めよ
うとするものである。
平衡が破れ、端子６には流量に応じた出力が現われる。
従来例は前記出力に基づいてパイプ１内の流量を求めよ
うとするものである。
然しながら斯かる構成の流量計に於いては、パイプ１は
露出部分イで外界温度の影響を受け易く、２つのコイル
２・３のそれぞれに不均等な温”度変化を与え、ブリッ
ジの作動を不安定ならして測定結果に誤差を与えること
になる。
露出部分イで外界温度の影響を受け易く、２つのコイル
２・３のそれぞれに不均等な温”度変化を与え、ブリッ
ジの作動を不安定ならして測定結果に誤差を与えること
になる。
本発明は新規な構成によつて従来形の欠点を除去し、測
定精度の高い熱式流量計を提供しようとするものである
。
定精度の高い熱式流量計を提供しようとするものである
。
以下本発明の実施例を第２図に示した中央縦断面図（一
部実体図）に従つて説明すると、１は被測定流体を流通
せしめるパイプであつて、該パイプに対し熱的に結合（
電気的には絶縁状態）せしめて感熱抵抗線によるコイル
２及び３が巻回され、これら２つのコイルとの間に適当
な第１の閉空間１１を設けて熱良導体例えばアルミニウ
ム或いは銅等によつて作成した例えば有底円筒状の包囲
体９をバイブ１に装着する。
部実体図）に従つて説明すると、１は被測定流体を流通
せしめるパイプであつて、該パイプに対し熱的に結合（
電気的には絶縁状態）せしめて感熱抵抗線によるコイル
２及び３が巻回され、これら２つのコイルとの間に適当
な第１の閉空間１１を設けて熱良導体例えばアルミニウ
ム或いは銅等によつて作成した例えば有底円筒状の包囲
体９をバイブ１に装着する。
尚該包囲体９はバイブ１の例えば流入路口部と流出側ハ
部の温度差をなくすため、前記口部及びハ部に於いてバ
イブ１に熱結合されている。更に前記包囲体９に対し適
当な第２の閉空間１２を設けて、例えば有底円筒状の外
囲体１０をバイブ１に装着せしめる。
部の温度差をなくすため、前記口部及びハ部に於いてバ
イブ１に熱結合されている。更に前記包囲体９に対し適
当な第２の閉空間１２を設けて、例えば有底円筒状の外
囲体１０をバイブ１に装着せしめる。
而して第１の閉空間１１は、その内部で熱による対流が
生じないよう例えば真空にするとか、或いは耐熱性を有
する遮断材例えばグラスウール・石綿等を適宜量充填す
る等して空間１１内での温度の安定化を計る。
生じないよう例えば真空にするとか、或いは耐熱性を有
する遮断材例えばグラスウール・石綿等を適宜量充填す
る等して空間１１内での温度の安定化を計る。
更に第２の閉空間１２は、外界からの温度変化が内部の
主要部である包囲体９或いはバイブ１の口・ハ部近傍に
影響を与えないよう、更に空間１２内部で対流が生じな
いよう例えば真空にするとか、或いは適当な遮断材例え
ばグラスウール・発泡スチロール等を適宜量充填しその
内部の温度の安定化を計る。
主要部である包囲体９或いはバイブ１の口・ハ部近傍に
影響を与えないよう、更に空間１２内部で対流が生じな
いよう例えば真空にするとか、或いは適当な遮断材例え
ばグラスウール・発泡スチロール等を適宜量充填しその
内部の温度の安定化を計る。
斯かる実施例は感熱抵抗線によるコイル２及び３と他の
抵抗４及び５とによつてホイートストンブリツジを構成
し、端子７ａ及び７ｂに電流を与，え、従来と同様に作
動させ、端子６に現われる出力に基づいて被測定流体の
流速を求めるものである。
抵抗４及び５とによつてホイートストンブリツジを構成
し、端子７ａ及び７ｂに電流を与，え、従来と同様に作
動させ、端子６に現われる出力に基づいて被測定流体の
流速を求めるものである。
本実施例は感熱抵抗線によるコイル２及び３と他の抵抗
４及び５とによつてホイートストンブリ，ツジを構成し
、端子７ａ及び７ｂに電流を供給する。
４及び５とによつてホイートストンブリ，ツジを構成し
、端子７ａ及び７ｂに電流を供給する。
このときバイブ１に流体を流通させない状態で端子６に
出力が現れないように抵抗４，５の抵抗値を調整してお
く。そしてバイブ１に流入ロロより流体を通過させれば
コイル２側で熱が流体に吸収され、コイル３側では流体
からコイル３に熱が放出されることとなる。従つてコイ
ル２の温度がコイル３より低下し、コイル２の抵抗値も
低下してブリッジの平衡が崩れる。従つて端子６に被測
定流体の流量に対応した出力を得ることができる。本発
明は以上に詳述した如く、感熱抵抗線コイル２及び３の
周辺に包囲体９を設け、且つ対流防止手段を構じた閉空
間１１及び１２を設ける事によつて、前記コイル２・３
周辺の熱的安定を計つたものであるから、外界温度に変
化が生じたとしてもそれがコイル２・３に及ぶことなく
、又流量計の装着時に多少の傾斜があつたとしても流量
計内部での熱の対流が防止出来、コイル２及び３は常に
安定な温度環境のもとで作動し、バイブ１内の流量の変
化にのみ応答し、正確な測定結果を得ることが出来るも
のである。
出力が現れないように抵抗４，５の抵抗値を調整してお
く。そしてバイブ１に流入ロロより流体を通過させれば
コイル２側で熱が流体に吸収され、コイル３側では流体
からコイル３に熱が放出されることとなる。従つてコイ
ル２の温度がコイル３より低下し、コイル２の抵抗値も
低下してブリッジの平衡が崩れる。従つて端子６に被測
定流体の流量に対応した出力を得ることができる。本発
明は以上に詳述した如く、感熱抵抗線コイル２及び３の
周辺に包囲体９を設け、且つ対流防止手段を構じた閉空
間１１及び１２を設ける事によつて、前記コイル２・３
周辺の熱的安定を計つたものであるから、外界温度に変
化が生じたとしてもそれがコイル２・３に及ぶことなく
、又流量計の装着時に多少の傾斜があつたとしても流量
計内部での熱の対流が防止出来、コイル２及び３は常に
安定な温度環境のもとで作動し、バイブ１内の流量の変
化にのみ応答し、正確な測定結果を得ることが出来るも
のである。
尚、本発明の実施に際し、第１の空間１１及び第２の空
間１２内の対流防止手段は、それぞれに最も効果的な手
段を適宜選択して採用すれはよい。
間１２内の対流防止手段は、それぞれに最も効果的な手
段を適宜選択して採用すれはよい。
第１図は従来例を示し、第２図は本発明の実施例を示す
。 両図に於いて、１はバイブ、２及び３は感熱抵抗線によ
るコイル、４及び５は抵抗、８は熱絶縁体、９は包囲体
、１０は外囲体、１１は第１の閉空間、１２は第２の閉
空間をそれぞれ示す。
。 両図に於いて、１はバイブ、２及び３は感熱抵抗線によ
るコイル、４及び５は抵抗、８は熱絶縁体、９は包囲体
、１０は外囲体、１１は第１の閉空間、１２は第２の閉
空間をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 被測定流体を流通せしめるパイプ１の外周面に感熱
抵抗線によつてコイル２及び３を巻回し、該コイル２・
３及び抵抗４・５を夫々ブリッジの一片とするブリッジ
回路を構成し、前記コイル２、３の外側に前記コイル２
、３を含む第１の閉空間１１を形成し熱良導体である包
囲体９を前記パイプ１に熱結合せしめて装着し、更に該
包囲体に対し第２の閉空間１２を設けて外囲体１０を前
記パイプ１に装着し、前記第１及び第２の閉空間１１及
び１２に対流防止手段を設け前記ブリッジ回路の平衡状
態からの偏移に基づいて前記パイプ１を流通する流量を
測定することを特徴とする熱式流量計。 ２ 前記第１の閉空間１１は真空としたことを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の熱式流量計。 ３ 前記第２の閉空間１２は真空としたことを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の熱式流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54151185A JPS6050289B2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | 熱式流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54151185A JPS6050289B2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | 熱式流量計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5673317A JPS5673317A (en) | 1981-06-18 |
| JPS6050289B2 true JPS6050289B2 (ja) | 1985-11-07 |
Family
ID=15513132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54151185A Expired JPS6050289B2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | 熱式流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6050289B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4464932A (en) * | 1982-07-12 | 1984-08-14 | Mks Instruments, Inc. | Thermal mass flowmetering |
| JPS5988622A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-22 | Ohkura Electric Co Ltd | 熱式質量流量計 |
| JPS59105520A (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-18 | Tokyo Keiso Kk | 熱式質量流量計 |
| US5191793A (en) * | 1984-03-12 | 1993-03-09 | Tylan Corporation | Fluid mass flow meter device with reduced attitude sensitivity |
| NL2011975C2 (nl) * | 2013-12-17 | 2015-06-18 | Berkin Bv | Stromingsmeetapparaat van het thermische type. |
| NL2021082B1 (en) | 2018-06-08 | 2019-12-11 | Berkin Bv | Pressure-insensitive thermal type flow meter |
-
1979
- 1979-11-20 JP JP54151185A patent/JPS6050289B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5673317A (en) | 1981-06-18 |
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