JPS60501412A - ビスフエノ−ル−aとジフエニルカ−ボネ−トのエステル交換により製造したポリカ−ボネ−ト樹脂用核剤 - Google Patents

ビスフエノ−ル−aとジフエニルカ−ボネ−トのエステル交換により製造したポリカ−ボネ−ト樹脂用核剤

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JPS60501412A JP50216783A JP50216783A JPS60501412A JP S60501412 A JPS60501412 A JP S60501412A JP 50216783 A JP50216783 A JP 50216783A JP 50216783 A JP50216783 A JP 50216783A JP S60501412 A JPS60501412 A JP S60501412A
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    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ビスフェノール−Aとジフェニルカ ーボネートのエステル交換により製 造したポリカーボネート樹脂用核剤 発明の背景 本発明は、ジアリールカーボネートと二価フェノールをエステル交換して製造し たポリカーボネート樹脂に少量で有効な量のリチウム化合物核剤を添加する工程 を伴うポリカーボネート樹脂の光学的透明度に影響をおよぼす新規な方法を提供 する。
各種の芳香族ボリアリールエステル、またはポリアリール酸塩は、芳香族カルボ ン酸のジアリールエステルと所望によりジアリールカーボネートと二価フェノー ルとの混合物のエステル交換または重紬合により製造され、ポリカーボネートは ジアリールカーボネートと二価フェノールとのエステル交換により製B=5れる ことは周知である。本願では、ポリアリール酸塩は炭酸残基の全部または一部を アリールジカルボン酸残基、好ましくは、イソフタル酸および/またはテレフタ ル酸残基と置き侯えたポリカーボネートであると見なす。
本発明で使用できるエステル交換したポリカーボネート樹脂は例えはジフェニル カーボネートとビスフェノール−Aとを過当な触媒の存在下で混合し融解物とし て適宜に製造する。得られた樹脂の分子量は8000から100000の範囲内 、好ましくは10000から80000の範囲内(2) であり、04から0.7 dl / fの範囲の固有の粘度を示す。
従来はエステル交換方法を行う場合には、反応成分を融解し、反応させ、反応生 成物を予備重合させ、最後に予備重合工程からの流出物を最終重合工程において 重合すると言うように多くの工程を経ている。
iJ述の一連の工程を有する方法をこおいてはこれまで薄い膜の蒸発器を最終重 合工程の時たけに使用した。
当該技術で従来使用されてきた様々な方法が有する欠点は、所望の程度の生成物 を得るために特定の反応条件下で滞留時間を最小にする必要かあるにもかかわら ず、反応副生成物の生成によってもたらされた大量移動抑制物質が予備重合工程 の速度を制限してしまう点にある。
反応方法の予備重合工程における滞留時間を短細し、短時間で反応生成物の産出 量を増大するジアリールカーボネートと二価フェノールとのエステル交換の新規 な方法では、融解器、反応器、予備重合反応器、さらに重合反応容器からなる一 連のS置を使用する。
例えは管状物、反応器および/または回収容器などの装置において例えばニッケ ル、チタニウム、クロミウム金属などの非鉄反応容器成分をあらゆる接触面をこ メッキしたり裏打ちしたりまたはガラスで裏打ちしたりして利用すると、得られ た製品が望ましくない色に着色したりすることがないので、エステル交換反応1 こよりポリカーボネート樹脂を製造するために優れた装置を提供することができ る。
本願の譲受人に譲渡された米国特許出願第176865(3)74表昭GO−5 01412 (2)号(1980年8月10日出願)にはこのような装置につい て記載があり、その開示内容も参考のため本明細書中に導入されており本願の結 晶化方法で利用する樹脂を製造するために有利に利用できる。
前記米国出願明細書はまたジアリールカーボネートと二価フェノールのエステル 交換によりポリカーボネート樹脂を製造する反応を行う際にこれらの成分が融解 反応工程で不活性雰囲気中で平衡に達するようにしてから、部分的に反応した成 分をエステル交換反応容器系へ導入し真空下で操作し、過剰に生成されたフェノ ールを蒸留により除去し、移動するジフェニルカーボネートはエステル交換反応 容器に還流することを開示しており、該反応を完全な非鉄物質環境で行うことに より従来よりも高収率で短い滞留時間で製品を得ることができる。
ジフェニルカーボネートとビスフェノール−Aをエステル交換することによりビ スフェノール−Aポリカーボネートを製造する場合にフェノールを除去すると、 各種リチウム塩が反応触媒として有用であることが知られている。代表的なもの として、例えは各種リチウムハロゲン化物やリチウム水酸化物などのリチウム塩 をこの目的で使用してきた。
しかし、ビスフェノール−Aとジフェニルカーボネートのエステル交換を行うた めζこ従来使用されてきたリチウム塩は反応媒体に一部分しか溶けないのでその 効果は限定されていることがわかっている。
ジアリールカーボネートと二価フェノールのエステル交(4) 換により製造したポリカーボネート樹脂は各種の膜や類似物を製造するために利 用されるが、樹脂性物質の結晶化の制御は周知の技術によって行われる。結晶化 度による制御は膜や厚い成型物の光学的透明度や最上の衝撃特性を得るために重 要である。
本発明は先行技術方法を使用して製造した物より改良された特性を有するシート 状および膜状材料を製造できるジアリールカーボネートと二価フェノールをエス テル交換して製造したポリカーボネート樹脂の制御結晶化を促進し増大する有利 な方法を提供する。これはエステル交換したポリカーボネートに極めて少量のリ チウム化合物を添加することに基づくものである。
発明の要約 本発明によりジアリールカーボネートと二価フェノールのエステル交換により製 造したポリカーボネート樹脂の結晶化、光学的透明度および衝撃抵抗を促涯し増 大する方法を開示しており、該方法はポリカーボネート樹脂(こ少量て有効量の リチウム化合物核剤を添加し、前記核剤は無機リチウム化合物およびステアリン 酸リチウムなどの有= IJチウム化合物から選ひ、組成物を制御できる結晶化 速度で所望の結晶度まで結晶化することからなる。
発明の詳細な説明 ジアリールカーボネートと二価フェノールのエステル交換により製造したポリカ ーボネート樹脂の加工工程において、少量ではあるが有効な量のリチウム化合物 を添加する( 5 ) ことにより有効にこのような樹脂が先行技術により製造した類似の物に比べて全 て改良した特性を有する膜やシート状材料を形成するような速度または結晶化を 制御できることが判明した。
当該技術においてポリカーボネート樹脂の膜やシートを製造するための様々な方 法が知られておりこれ以上念を入れる必要はない。今まで部分的(こ結晶化した ポリカーボネート膜またはシートは溶媒除去速度を遅らせることまたは透明な非 結晶質の膜を流し込みの後1こ膨潤剤で処理することにより製造された。いづれ の方法でも時間かかかるし結晶度の程度を制御するのは難かしい。
ところか、本発明の方法においてリチウム化合物核剤を使用することにより、あ らかしめ結晶化したペレットを流し込み、押し出しまたは圧縮することにより簡 単に効果的に結晶化した透明な高強度エステル交換ポリカーボネート膜を製造で きる。
ジアリールカーボネートと二価フェノールのエステル茎換により製造したポリカ ーボネート樹脂の結晶化速度を制御する本発明方法を行う場合に、少量だか有効 な量のリチウム化合物核剤を前記ポリカーボネート樹脂(こ混合することにより 処理したポリカーボネート樹脂の結晶化を有利に促進することか判明した。得ら れた処理ずみの結晶度の増大したポリカーボネート樹脂は先行技術方法により製 造したものより改良された物理的特性を有するポリカーボネート膜またはシート 材を製造するのに極めて効果的である。
(6) エステル交換反応においてはジフェニルカーボネートとビスフェノール−Aを使 用するのが好ましいが、本発明では当該技術で周知の他の二価フェノールやジア リールカーボネートからポリカーボネート樹脂を製造することも考えられる。
ここに開示した方法で使用するリチウム化合物核剤は無機物であるか、有機性の ものである。有機リチウム化合物の適当な例としてアシル基が6から25の炭素 原子を含有する有機酸から誘導されるリチウムアシル化物か挙けられるが、最も 好ましいものはステアリン酸リチウムである。
前記核剤は組成物の全重量に約4から16胛、好ましくは、10から14Fの量 を添加する。
本発明の特徴は以下に述べる実施例によってさらに明快に理解されるであろうが 、これは単(こ説明する目的のために記載されるものであって発明を限定するも のではない。
実施例 1〜4 本発明の結晶化制御剤を少量添加した場合と添加しなかった場合のジアリールカ ーボネートとビスフェノールAをエステル交換することにより製造した樹脂から ビスフェノール−Aポリカーボネート膜を形成した各種の実施例を挙げる。
得られた材料の生成物組成、光学的物理的緒特性を添付の第1表に示す。
(8) 第1表に示される結果を見ると、5胛と10−の水酸化リチウムと5部と10部 のステアリン酸リチウムを混合することにより90℃、8時間熟成した試料の場 合でさえもくもり度を著しく減少させることが明らかである。さらに、10Fの ステアリン酸リチウムを添加することにより黄変′指数を減じて透明度を改良し 、熟成試料の100%延性保持に示されるように熱安定性も改良する。最後に、 本発明の簡単な方法で得られたくもり度についての優れた結果も従来ならば溶媒 除去を遅らせるとか膜を膨張させるなとの困難で費用のかかる工程を経なければ ならない。
本発明はいくつかの実施態様薔こついて記載したか、その他にも多数変化させた ものも本発明の範囲内に入ることは当該技術に精通した者tことって自明のこと であろう。従って、前述の実施態様や実施例は本発明を利用して得られる利点を 説明するために提示されるものであり発明の範囲を限定するものではない。
国際調査報告 ヒーT/lJs83100788

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ジアリールカーボネートと二価フェノールのエステル交換により得られたポ リカーボネート樹脂に少量であるが有効な量のリチウム化合物核剤を添加するこ とからなることを特徴とする前記ポリカーボネート樹脂の光学的透明度を促進し 増大する方法。 2、 ジアリールカーボネートがジフェニルカーボネートであり二価フェノール がビスフェノール−Aであることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3 @記核剤が無機リチウム化合物であることを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の方法。 4 前記核剤が有機リチウム化合物であることを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の方法。 5 前記有機リチウム化合物が6個から25個の炭素原子を含有する有機酸から アシル基が誘導されたリチウムアシル化物であることを特徴とする請求の範囲第 4項に記載の方法。 6 前記リチウムアシル化物がステアリン酸リチウムであることを特徴とする請 求の範囲第5項に記載の方法。 7、前記核剤の添加量が組成物の全重量に対して約4から16籠の範囲であるこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 8 核剤ステアリン酸リチウムの添加量が組成物の全重量に対して6から12I Pの範囲であることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の方法。 (1)
JP50216783A 1983-05-23 1983-05-23 ビスフエノ−ル−aとジフエニルカ−ボネ−トのエステル交換により製造したポリカ−ボネ−ト樹脂用核剤 Granted JPS60501412A (ja)

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PCT/US1983/000788 WO1984004750A1 (en) 1983-05-23 1983-05-23 Nucleating agents for polycarbonate resins prepared via transesterification of bis-phenol-a and diphenyl carbonate

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Publication Number Publication Date
JPS60501412A true JPS60501412A (ja) 1985-08-29
JPH0324500B2 JPH0324500B2 (ja) 1991-04-03

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WO1984004750A1 (en) 1984-12-06
JPH0324500B2 (ja) 1991-04-03

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