JPS60501305A - 容器用裂開手段 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばシール縁によシ容器に封止状に連結される開口可能な端部パネ ルを形成する端部シールによって少くとも一端が閉鎖されている形式の容器、特 に粉体密、液密又は気密の容器のための開口手段に関する。

本発明は特に、内側端部シールを有する厚紙製の錫に似た容器の開発に関連して 々されたもので、容器スリーブと端シールとは、その係合面上において、融着な いし溶接可能な材料特にプラスチック材料と一体に形成され、該端部シールは、 液密又は気密であシ、超音波溶接又は高周波溶接により容器スリーブに連結され ている。しかし、明らかなように、本発明は容器スリーブ及び端部シールの材料 が、厚紙、プラスチック、板金その他どんな素材からできていても、それと拘シ なく、粉体密、液密又は気密な、他のど、んな形式の容器についても満月される 。

容器スリーブは、好ましくは比較的剛性の材料からできているべきであシ、端部 シールは、剛性材料又は容易に折曲され得る材料からできていてよく、厚紙、剛 性又は柔軟なプラスチック、紙、羊皮紙又は他の適当な他の材料製の本体を備え ている。前記の形式の容器において、端部シールを開口可能とするために、従来 、容器スリーブ及び端部シールは成形によって製造され、開口部は好ましくけ容 器スリーブの付近で工具によシ端部シールに切抜きを付けることによって形成さ れていた。端部シールを切抜くには切抜き工具が必要であシ、更に成る種の材料 を切抜くことは時に明線であシ、切抜き縁が粗くなシ、連結端部シールが完全に 取除かれているため、容器の上縁の安定性が低下する。

容器をよシ開放し易くするために、引裂き開口手段例えば引裂き強度の十分に高 い材料製のワイヤと共に端部シールを形成することが提案されている。このワイ ヤは、引けがされた時に端部シールを切抜くことによシ容器を開放する。これら のワイヤは、端部クールの切抜きが時計方向又は反時計方向くワイヤを引裂くこ とによって容器スリーブの壁面に隣接して連続的に打力われるようになことがあ る。引裂きワイヤ又はストリップも引裂き操作の間に破断することがある。引裂 き開口手段は一般に右利きの人のために作られ、左利きの人には不便であシ、屡 々粗い滑らかでない引裂き口縁を生ずる。引裂き開口手段の製造は、一般に容器 製造中の複雑でコスト高の製造工程となる。成る特別の形式の引裂き開口手段は 、本出願人の米国特許第３７７６４５０号によって知られている。

この引裂き開口手段によれば、端部シールは、プラスチック材料特に積層アルミ ニウムープラスチック材料の２枚の箔から成シ、これらの箔は笑質的に同じ種類 のもめで、上部箔は把手となる舌片と平滑な引裂き口縁とを形成するように切抜 かれ、下部箔は引裂き開始点を与えるように矢の先端状の形成物を与えるように 切抜かれ、下部箔はその矢の先端状の引裂き開始点及び上部箔の回りに延びる引 裂きラインの回シにおいて、上部箔に融着されている。

この端部シールは、結合プラスチック箔材を引裂いて除くことによシ容器の簡単 な開放を可能にし、一般に滑らかな引裂き口縁を与える。しかし、この形式の引 裂き開口手段も、右利きの入用、又は別の方法として左利きの入用であり、２枚 の箔の比較的複雑な穿孔とその融着とに依存するため、製造が複雑でコスト高に なる。

前述した全ての既知の引裂き開口手段は、引裂きワイヤ又は他の引裂き開口補助 手段を、時間がかがるためにコスト高になる別の操作によって、端部クールに接 着することを必要とするように形成されている。最近の技術によれば単一の高周 波溶接又は超音波溶接の操作によって引裂き開口手段の融着部を形成することが 望まれている。従来の引裂き開口手段におい−てはどの融着部も、高周波溶接又 は超音波溶接には一般に適合していない上に、複雑で高価な溶接ないしは融着工 具を必要とし、又は、別々の順次の操作工程によって融着を行なうことを必要と するように設計されている。

従って、本発明の目的は、端部シールが容器チューブの内面又は外面に融着その 他の方法によって固着され、引裂き舌片又は同種の手段を掴んで真直上方に引裂 くこ設計されておシ、それによって容器の完全な開口が与えられると共に滑らか な開口縁が得られ、さらにこの開口手段が右利きの人にも左利きの人にも有用で あシ、裂開手段がすみやかに簡単に形成され、１回のすみやかな操作による高周 波又は超音波融着によってどんな融着部も形成できるようにした、前記の形式の 容器の端部シール開口手段を提供する問題を解決することにある。好ましくは前 記開口手段は容器スリーブに隣接した縁部を残すこの縁部により、開口後の容器 の開口端が安定にされる。

本発明によれば、端部クールは、シール縁の内側の成る距離に延長する端部パネ ルのラインに沿って切抜かれ、端部パネルはその下面に溶接又は半田付は可能な 材料製のシール箔を担持し、このシール箔は端部パネルの穿孔屑をシールするよ うに、端部パネルに融着又は半田付けされる。端部パネルに、下部シール箔の材 料よシも高強度、特に高ぜん断力の材料からできておシ、端部パネルの穿孔に沿 ってシール箔及び端部パネルを引上げて切裂くことによシ容器を開口する手段と 一体に形成されている。

ここで強度とは端部パネルが、下部シール箔の材料の厚さ及びせん断強度よシも 相当に大きな材料厚さ及びせん断強度を有することにより、端部パネルの一部を 引裂くと端部パネルがリリースされると共に、シール箔が引裂かれて開放される ことを意味する。

端部パネルの通し穿孔は連続又は不連続の線として形成され、シール箔は均等な 幅の連続する接合線に沿って端部パネル又は頂部パネルに取付けることができ、 端部パネルとシール箔との相互の連結は、高周波又は超音波溶接によってすみや かにしかも簡単に行なうことができる。シール箔を端部パネルに融着又は半田付 けする場合に、接合線、特に、端部パネルの通し穿孔に対応する接裂き開口はこ れに沿って行なわれる。シール箔は、端部パネルの材料よりも低いせん断強度の 材料からできているため、シール箔は端部パネルを引裂く間に、端部パネルの縁 部に対してせん断され、シール箔が引裂かれて開口され切除される前に端部パネ ルが破断され除去されるおそれはない。端部パネルの引裂き舌片はどこに設けて もよく、好ましくは径方向に延長するように設計されることによυ、舌片を真直 上方に引くことによって容器が開口される。端部カバー又は端バ亨ルとシール箔 とは、多くの異なった種類の材料からできていてもよい。端部カバーないし端部 パネルは、硬質圧して、即ち、厚紙、硬質プラスチック、金属板その細割性の積 層材料（ラミネート材料）から構成してもよくまた軟質にして、即ち、プラスチ ック、紙、羊皮紙又は同種の適当な材料から構成してもよい。本発明の重要、な ポイントは、端部パネルがシール箔の材料よシも高ぜん断強度の材料からできて いることであシ、シール箔は、この目的のために、紙、羊皮紙、プラスチックそ の他からできていてもよい。

本発明のその他の特徴は、添付図−面を参照とした以下の詳細な説明によって明 らかとなろう。

図面において第１図は、本発明による端部カバーを有する容器の斜視図であシ、 第２図は、容器の端部カバーのみの斜視図である。第３図は端部カバーの上面図 である。第４図は第１図の容器の一部分の垂直断面図であシ、第５図は、第４図 の円で囲んだ部分の拡大断面図である。

第６図は、端部パネルが、厚紙、プラスチック、金属板その他の硬質材料からで きている場合に得られる特別の効果を示し、第７図は、端部カバーが一種の再閉 止可能な保護蓋を形成する容器を示す。′ 第１図に示した容器は両端に端部カバーを備えた容器スリーブ１を有し、頂部側 の端部カバー即ち頂部カックーのみが図示されている。容器スリーブは厚紙材料 からできていてよくその内側には、融着可能なプラスチック例えばポリエチレン とアルミニウムとのラミネートか一体に形成されていてもよい。頂部カバー２は 、平らでない頂部パネル６として形成され、頂部パネルからの突出縁は、溶接、 融着その他の方法によシ、容器スリーブ１の内面に接着されている。第１図の左 側は、容器が完成していない状態における容器チューブを示し、第１図の右側は 、完成した容器を示し、容器スリーブの上部縁は内側に曲けられ、補強用のしか も美麗な曲げ縁５を形成し。

ている。頂部カバー２は、前述したように、剛性の材料又は容易には折曲でき々 い材料からできていてよく、頂部パネル３は、容器を切裂いて開口できるように 、突出縁４の内側の成る距離に延長している実質的に連続する線６に沿って穿孔 され、切裂き開口後に残シの水平支持縁７をもち、この支持縁によって容器の開 口端が゛安定化によって中断され、とのヒンジの目的は線６の内側にあるふたパ ネル９を頂部カバーの残りの部分に保持することにある。非穿孔部分又はヒンジ ８の数は２つ以上である。中心部のふたパネルは引裂き舌片１１を形成するため のＵ字形の穿孔１０も備えている。Ｕ字形の穿孔１０は、好ましくは平行な分岐 部分と共に径方向外方に延び、これらの分岐部分は、連続する穿孔線６から成る 距離のところで後端している。

第４．５図に示すように、ふたパネル９は、シール箔１２を下部縁に備えている 。シール箔１２は、ふたパネル９の底面に、接合ストリップ１３に沿って固着さ れ、・接合ス）　ＩＪツブ１３は、全穿孔線６０回り圧延在し、穿孔線６の径方 向内側及び外側の成る距離にわたって設けられている。シール箔１２の残シ部分 はふたパネル９から隔だてられている。　。

接合ストリップ１３（融着ストリップ）は、第５図に最もよく示すように、特に ふたパネル９の穿孔線乙に対応する弱めａ１４に沿ってシール箔１２を厚くシ、 弱め線１４は、容器を開口する時にシール箔１２がそれに沿って破断され切除さ れる破断表示を形成している。

第４図かられかるように１端部カバーは、例えば厚紙製の本体ないしは基拐１５ から成シ、基材１５は、プラステラ／１７Ａびアルミニウムのラミネートないシ 積層体１６を底部に支持し、シール箔１２は、プラスチック材料製である。プラ スチック１７は、融着用能な樹脂例えばポリエチレン製である。本発明によれば 、シール箔１２の素材は、端部パネルの破断の前にシール箔が破断することを確 実にするために、アルミニウムープラスチック積層体と共に基材１５の材料よシ も低い引裂き強度を示すべきである。

前述したように端部カバーは柔軟でも硬質でもよく、プラスチック、紙、羊皮紙 、厚紙、硬質プラスチックス、板金その他からできていてもよい。液密であると 共に好ましくは気密な容器を得るために、頂部カバー２とシール箔１２とが液密 又は気密な素材、例えばアルミニウムープラスチック積層体からできていてもよ く、この実施例が第５図に図示されている。

頂部カバー２の柔軟な形式においては、頂部パネル３とシール箔１２との両方を プラスチック材料製としてよく、本発明の試験された実施例によれば、頂部パネ ルはポリエステル製であシ、シール箔１２はアルミニウムープラスチック積層材 料製である。

引裂き舌片１１のＵ字形の穿孔１０が切除されるおそれなしにふたパネル９が引 裂いて除かれるような、内側のふたパネル９からの距離１９に舌片１１の穿孔線 １０を形成することがたいせつである。厚紙からできている直径９信のふたパネ ル９の場合、穿孔１０の先端から穿孔線６まで敷部の距離があれば足りる。舌片 １１が破断して除かれないように、舌片１１によシ画定されるふたパネル９の部 分の内側の成る距離に延在する延長部分１８を接合ヌトリップ１６の延長で形成 してもよい。

容器を開口するには、引裂き舌片１１を掴んで引上けることによ如一連の穿孔線 ６に沿って形成された弱め線１４に沿ってシール箔１２を破断し、シール箔１２ 全、頂部カバー２の残シの支持縁７に沿って引裂きつつ、滑らかな線に沿ってせ ん断する。

頂部カバーが剛性の素材例えば厚紙、剛性プラスチック、板金その他同種の素材 からできている場合には、特別の効果が得られる。引裂き舌片１１を欅んで引上 げると、舌片１１の反対方向に延長する部分は、第６図に略示したように下方に 曲げられるため舌片１１の該延長部） 分は弱め線１４の完全な破断を与え、容器の開口はそれによυ一層容易になる。

第１図は円形断面の容器の頂部カバーを示しているが自明なように、容器は四角 形又は多角形の形状としてもよい。更に頂部カバーは、第７図に示すように容器 の上部縁の一部のみに沿って形成した更に小さな注出口をもつようにしてもよい 。

本発明は、前述した実施例のみに限定されず、明らかなように１本発明の範囲内 でいろいろと変形して実施することかできる。

図面の簡単な説明 Ｆｉ９．１ Ｆｉｇ、　７ 国際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）例えばシール縁部（４）により容器にシール状に結合されている開口可能 な端部バネｈを形成する端部カバー（２）によって少くとも一端が閉止された形 式の容器、特に粉体密、液密又は気密の容器のための開口手段であって、シール 縁部（４）の内側の成る距離に延在する端部パネル（３）の線（６）に沿って、 端部カバー（２）に通し穿孔を形成したことと、 溶接又は半田付は可能な材料のシール箔ＱＢを端部パネル（３）が下面に担持し 、このシール箔Ｑっは端部パネル（３）の通し穿孔（６）をシールするように接 合ストリップ０３上において端部パネル（３）に溶接又は半田付けされたことと 、端部パネル（３）が下部シール箔ｖｔｒの材料よ）も高ぜん断力の材料からで きていることと、 端部パネル（３）の通し穿孔（６）に沿ってシール箔ａ′ＩＪと端部パネル（３ ）とを引裂いて開口することによシ容器に開口を形成する手段を端部パネル（３ ）に一体に形成したこととを特徴とする開口手段。 ２）端部カバーが剛性でアシ、端部パネル（３）が厚紙、剛性プラスチック、板 金その他同種の材料からできていることと、シール箔ａのがプラスチック、紙、 羊皮紙その他同種の材料からできていることとを特徴とする請求の範囲第１項記 載の開口手段。 ６）端部パネルが柔軟であシ、プラスチック、紙、羊が同様に柔軟であシ、端部 パネルの材料よシも低せん断力の、プラスチック、紙、羊皮紙その他同種の材料 からできていることを特徴とする請求の範囲第１項記載の開口手段。 ４）端部パネル（３）が液密及び気密であり、その底面にアルミニウムープラス チック積層物を有することと、シール箔Ｑ３がアルミニウムープラスチック積層 物を有することによシ、シール箔（１３と端部パネル（３）のプラスチック層が 向い合っていることを特徴とする先行する請求の範囲のいずれかひとつに記載の 開口手段。 ５）端部パネル（３）のプラスチック材料が、エーテル樹脂、スチレン樹脂又は エステル樹脂であることと、シーｈ箔（１３のプラスチック材料が、エデン樹脂 、ポリテトラフルオロエテン樹脂又はポリ塩化ビニル樹脂であるととを特徴とす る請求の範囲第４項記載の開口手段。 ６）端部パネル（３）に、はぼ径方向の引裂き舌片α１）が一体的に形成された ことと、Ｕ字形の通し穿孔ＱＯの両側の端部が、端部パネル（３）の連続する通 し穿孔線（６）から成る距離の、溶接された接合ストリツプ０の内方の箇所で終 端していることとを特徴とする請求 かひとつに記載の開口手段。 ７）シール箔ｔＪ３が一体の接合ス｝　ＩＪラップ沿って端部パネル（３）に固 定されたことと、接合ストリップａ３の延長部分０（至）が引裂き舌片０υのＵ 字形の通し穿孔αＱによシ限定される端部パネル（９）の部分中に成る距離に亘 シ延在することとを特徴とする請求の範囲第６項記載の開口手段。