JPS60500831A - 陽極酸化された静電イメ−ジング表面 - Google Patents

陽極酸化された静電イメ−ジング表面

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JPS60500831A
JPS60500831A JP59501120A JP50112084A JPS60500831A JP S60500831 A JPS60500831 A JP S60500831A JP 59501120 A JP59501120 A JP 59501120A JP 50112084 A JP50112084 A JP 50112084A JP S60500831 A JPS60500831 A JP S60500831A
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ボウデツト,レオ・エイ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 陽極酸化された静電イメージング表面 1」へ11 本発明は優れた誘電特性を達成するための陽極酸化されたアルミニウムとアルミ ニウム合金の構造の封止に関するものである。より特定的には、本発明は硬くて 耐摩耗性の誘電部材の製造とそのような部材を用いる静電イメージングプロセス と装置とに関するものである。
今まで提供されてきた静電プリンタは、放電装置から静電荷のパターンを受取る ことができる誘電材料でコートされた導電性コアからなっていて、通常シリンダ の形態であ′る部材を利用している。この放電装置は、そのシリンダの表面がそ の装置を通過するときに、その表面へ選択された電荷のパターンを与えるように 制御される。そして、このパターンは、たとえば適当な供給システムによって与 えられる微粒子のトナーを用いて調子づけられる。次に、そのシリンダ上に調子 づけられたイメージは、圧力ローラとのニップ(はさみ付ける部分)において、 紙のシートのような受容媒体がそのニップを通過するときにその紙へ転写される 。そのニップの圧力に依存して、またさらに最上の結果のためにシリンダとロー ラが互いに斜行させられているか否かに依存して、この転写はトナーの溶着を伴 なってもよいし、または伴なわなくてもよい。そして、残留トナーは機械的に擦 り落されて、シリンダ上の静電荷は、もう1つの選択された電荷のパターンを受 取る前に、そのシリンダが放電装置を通過するときに消散させられる。このタイ プの装置は同じく譲渡された米国特許第4..267.556号において開示さ れている。
そのようなプリンタにおいて、そのシリンダは多くの設計基準を満足しなければ ならない。まず、その表面はめられる電荷のパターンを正確に受取らねばならず 、しかもそのパターン内の静電強度において変化を生ずることなく受取らなけれ ばならない。その表面はニップに到達する前にそのパターンを消散させることな く保持しなければならず、またそのパターンは放電装置によって消散させられて 、そのシリンダ上にほとんど可能な限り電荷パターンを残してはならない。これ らのすべての基準は、成る制限内に制御され得る温度と湿度の変化の範囲内で理 想的に満たされなければならない。その他の望まれる基準は、シリンダ表面の機 械的な要件に関するものである。ニップにおいて加えられる力は誘電表面がその 配分された大きな荷重に耐えるべきことを要求し、もちろんその荷重はシリンダ 上にいくらかの歪を生ずるであろう。さらに、ニラ・プ内への紙の供給とニップ 外への紙の脱出は衝撃的な荷重と除荷型を興味するので、誘電層が耐えなければ ならない突然加わる局所的な力が存在する。また、シリンダと圧力ローラが斜行 させられているとき、紙はシリンダよりもむしろ圧力ロータに追随して、そのト ナーにおいて変位を生ずる。誘電層と紙の間の相対的な動きは、その誘電層の摩 耗を生じ得るであろう。なぜならば、そのトナーは誘電層の表面と紙の間で研磨 剤として働くからである。誘電層は、大部分のトナーが紙へ転写された後に余剰 のトナーをシリンダから剥ぎ取るために通常用いられる機械的な掻取装置に耐え なければならない。他の潜在的な問題は、機械を使用しないことによってその間 にニップにおいて荷重が維持されることに関連し、また周囲の温度や湿度の変化 にも関連するが、これらはシリンダの耐久性に重大な影響は及ぼし得ない。
米国特許第4.195,927号は、誘電体シリンダ上に静電潜像を形成するた めの手段を除けば′556プリンテイング装置の構成と同一の電子写真装置を開 示している。
′927装置において、静電潜像は従来の電子写真技術による写真受容体上に形 成され、TES Tによって誘電体シリンダへ転写される。′927誘電シリン ダに関する基準は上述の基準に適合する。
アルミニウムとアルミニウム合金の固い被覆の陽極酸化は、本質的な固さを備え た分厚い酸化物コーティングを形成するために用いられる電解プロセスである゛ 。そのようなコーティングは、アルミニウムの表面に通常存在する1埼の酸化物 のフィルムから区別されるべきであるし、電解的に形成された薄い障壁コーティ ングからも区別されるべきである。分厚い誘電コーティングを形成するためのア ルミ」ラムの陽極酸化は、硫酸または蓚酸のような酸を含有する電解槽内で行な われ、その中でアルミニウム酸化物はわずかに可溶性である。これらのアルミニ ウム酸化物コーティングの製造技術、特性、および応用は、S 、 Werni ckとR,pinnerによるアルミニウムとその合金の 面処理と表面仕上げ (第■章第563頁)において詳細【こ述べられており、それは英国パディング トンのロバートドレーノく社発行による1972年の第4版である。そのような コーティングは非常に硬くて、コートされていないアルミニウムより機械的に優 れたも−のである。しかしながら、それらのコーティングは微細なチコーブ状の 形態の空孔を含んで(\て、その空孔率は1平方インチあたり10Io〜101 2個の空孔のオーダである。典型的な空孔率は体積にして10−30%の範囲で ある。これらの空孔は、そのコーティングを貫通して、通常300〜800オン グストロームのアルミニウム合金の非常に薄い障壁、層まで延びて(′Sる。
誘電表面を形成するために、種々の処理技術が陽極酸化されたアルミニウム部材 の処理に適用されてきた。実例の1青許として、米国特許第3,615,405 号;第3,715.211号;第3.907,560号;第3.937゜571 号;および第3.940.270@がある。前述の引用文献は、上述のような圧 力溶着と転写を利用する静電イメージングプロヒスに適したタイプのアルミニウ ム部材の製造のための適当な技術を教示していな0゜米国特許第3.782.9 97号は、耐腐蝕性の誘電本表面を形成するための陽極酸化されたベリリウム部 材の処理に関する方法を開示している。陽極酸化の後に、それらベリリウム部材 は、浄化されて通常の雰囲気中で25o6Fにおいて焼かれ、次に残留している 湿気を除くために真空中において200Fで焼かれる。その部材は、エポキシ樹 脂または類似の材料でそれらの空孔を封止するために160’ Fに冷却されて 、注入を容易にするために高圧が用いられる。余剰の材料は、その部材を拭取る ことによって、または溶剤で洗浄することによって除去される。最後に、その部 材は、注入剤を硬化させるために数時間212°Fに保持してもよい。この引用 文献は、圧力下において良好なトナーの転写性に必要な表面特性を有する誘電部 材の製造を教示してはいない。
既に放棄された米国特許出願箱822.865号の部分係属出願であって、同じ く譲渡された米国特許出願箱072.524号は、誘電表面層を形成するための 方法を開示しており、それは陽極酸化されたアルミニウム部材の予備的な脱水を 伴ない、さらに有機誘電材料をその脱水された部材の表面孔へ注入することを伴 なう。予備的な脱水は、陽極酸化された部材を真空中または空気中で加熱するこ とによって、または代わりにそれを乾燥容器内で保存することによって達成でき る。この出願は、有機樹脂として広く述べられたある種の注入材料を開示してい る。ここに開示されている方法は、改善された電気抵抗、誘電特性、およびトナ ー開放特性を備えた誘電表面の製造に効果的であることがわかった。しかし、そ の誘電特性は、高い湿度によって阻害されることが観察された。これらの注入材 料は通常室温において与えられるので、脱水の必要性を最小にするために、注入 の間その環境を制御するための特別な手段がとられなければならない。さらに、 注入材料の初期の不均一な付与の問題を改良することは困難であろう。
同じく譲渡された米国特許第4.413,049号は上記方法に対する改善を開 示しており、それによれば、注入材料は脂肪酸の金属塩である。これらは通常陽 極酸化されたアルミニウム部材を封止するために付与され、その間、アルミニウ ム部材はその注入材料の融点以上の温度に加熱されて維持されている。これらの 注入材料は、製造の容易さと高い湿度における改善された誘電特性の利点をもた らすが、(高い湿度における長期の保存のような)成る条件の下に、望まざる高 い誘電吸収を生じることがある。換言すれば、好ましからざる動作条件において 、注入された陽極層内に表面上電荷を保持する傾向があろう。誘電表面の中性化 の間、この電荷は表面へ移動り、て望ま゛ざる残留ポテンシャルを生ずるであろ う。
したがって、この発明の主な目的は、多孔質の陽極酸化されたアルミニウムとア ルミニウムベース合金の部材の処理において、望まれる誘電特性を与えることで ある。1つの関連する目的は、誘電強度を改善することと、それらの部材の電気 抵抗を向上させることである。もう1つの関連する目的は、高電圧受容性と低い 電荷消失率を備えた分厚い誘電表面層の形成である。
処理されたアルミニウム表面であって、調子づけされた静電イメージを普通の紙 や他のサブストレートへ本質的に圧力によって全体を転写するアルミニウム表面 を提供することは、本発明のさらにもう1つの目的である。
本発明のさらにもう1つの目的は、高い湿度において上述の特性を維持する表面 を形成することである。
本発明のさらにもう1つの目的は、その製造技術が容易に実施し得ることである 。1つの関連する目的として、その技術は、最初の製造では不十分な場合に、上 述の基準に適合させる簡単な矯正ステップを可能にする。
本発明のその他の目的は、静電トナーの圧力転写と溶着を可能にし、かつ長期に わたる使用寿命を与える固さと摩耗抵抗を備えることである。
そのような表面は残留静電イメージのほとんどまたはすべてを中性化することが 可能なこと、すなわち誘電吸収を減少させた表面はまた望ましいものである。
l」些11 上述の目的や付加的な目的を進めて、本発明は誘電部材を形成する方法を提供し 、静電イメージングにおいて特定的に利用される固くて耐摩耗性の誘電部材を達 成する。また、本発明はそのような部材と関連する静電イメージング装置をも含 み、その装置において静電イメージは調子づけられ、その調子づけられたイメー ジは高圧力下においてイメージ受容体へ転写されて同時に溶着される。本発明の 好ましい実施例において、これらの方法によって製造された誘電イメージングシ リンダは電子写真印刷装置内へ組込まれ、静電潜像は電子的入力に応答してその シリンダの表面上に形成される。
静電部材の製造に関するプロセスは、アルミニウムまたはアルミニウム合金の部 材の陽極酸化、その陽極酸化物表面層の脱水、およびそれに続く表面空孔への誘 電ワックスの注入を含む。陽極酸化のパラメータは、12μ〜100μの範囲内 の厚さでさらに好ましくは20μ〜35μの範囲内の厚さの酸化物表面層を生ず るように、都合良(制御される。注入を完了した後に、それら空孔内の材料のみ を残して、余剰の注入材はその部材の表面から除去される。
好ましい実施例において、次にその表面は0.5ミクロンrms以上の仕上げに 研磨され、最も好ましくは0.25ミクロンrms以上に仕上げられる。
注入するワックスの望ましい特性には、高い電気抵抗とその他の好ましい誘電体 特性:適当な注入特性;疎水性;高い溶融点;通常150℃のオーダの加熱され た温度から冷却中の小さな収縮性;およびそのような温度における劣化に対する 抵抗力である。特に都合の良い材料として、カナラバ(carnauba )ワ ックスとモンタン(montan)ワックスとさらにこれらの材料をw4製した 混合ワックスがあることがわかった。特に好ましい注入材として、カナウバイエ ローのNo、1ワツクスと精製されたNo、2とNo、3のワックスがある。こ れらのワックスは、誘電特性を高めるために、樹脂または他の添加物によって修 正されてもよい。種々のパラフィンとその他の石油ワックス、蜜ろう、およびカ ンデリラ(candel i l la )ワックスは比較し得る性能を生ずる かどうかわからなかった。
本発明の好ましい実施例において、陽極酸化された部材を加熱することによって 予備的な脱水が行なわれる。その部材は、望ましくは約120℃から180℃の 範囲内の温度へ加熱され、その好ましい温度は150℃から170℃である。加 熱された部材は、脱水を高めるために真空中に雑−持してもよい。これらの加熱 された温度における処理は、本質的に湿気の存在しない状態でそれらの空孔を確 実に封止し、その注入ワックスの酸化または他の劣化を生じない。
本発明の好ましい実施例において、注入材料は陽極酸化された部材へ付与され、 その間その部材は加熱されている。
最も好ましくは、注入材は予備溶解されて、・その加熱された酸化物表面上にコ ートされる。注入材料が完全にその加熱された表面をカバーした後に、その部材 は一定期間その加熱された温度に維持されて、次に室温まで冷される。部材の表 面における空孔はほぼ完全に湿気のない状態における注入によって封止され、高 い電荷受容性を備えた分厚(固い表面となり、それは10” ohm −cmを 超える抵抗と小さな誘電吸収を有している。
本発明のさらにもう1つの態様によれば、注入材料の最初の不完全な付与から生 じる望ましからざる特性(たとえば、注入材の不均一または不十分なレベルのよ うな)を改善することができる。これらは、注入後にかつ好ましくは研磨に先立 って、アルミニウム部材を単に再加熱することによって改善できる。
このプロセスによって、分厚くて固い耐摩耗性の誘電表面層を有する部材となる 。そのような部材は静電イメージングプロセスに特に適しており、そのプロセス において静電潜像はその誘電表面層上に形成されて調子づけられ、そして高い圧 力を用いて受容媒体へ転写される。その誘電表面層は10” ohm−cmより 大きな抵抗を有しており、高い電荷受容性と誘電強度によって特徴づけられる。
そのような誘電特性は、非常に高い相対湿度においても維持される。好ましい実 施例において、その部材は平滑で連続的な表面を有しており、長期の使用にわた って良好なトナー開放性を備える。その誘電表面は小さな誘電吸収によって特徴 づけられ、静電イメージのほぼ完全な中性化を可能にする。本発明の誘電表面は 耐摩耗性で耐久性があり、非常に長期の使用寿命にわたって残留トナーの除去の ための掻取にさらすことができる。
また、本発明は新規な誘電シリンダを提供するのみならずそのようなシリンダを 含む要素の結合物をも提供する。
それらの態様の1つにおいて、本発明は、調子づけられたイメージをシリンダか ら受容体シートへ直接転写するためのコツプを与えるノこめに、追従するローラ を備えた誘電シリンダの結合物を提供する。
もう1つの態様において、本発明は、ワックスが注入された陽極酸化層を有する 誘電シリンダであって、そのシリンダ上に選択されたイメージを形成するための 静電装置。
このイメージにトナーを付与するためのトナー機構、およびその調子づけられた イメージを受容体シートへ転写するための追従ローラとの組合せにおいて用いら れる誘電シリンダを利用する新規なプリンタを提供する。
さらにもう1つの態様において、本発明は追従ローラと組合わせられる誘電シリ ンダを提供し、この場合、そのシリンダの軸とローラの軸は調子づけられIζイ メージのシリンダから受容体シートへの転写を高めるために亙いに斜行の関係に 置かれる。この機械的配列によってトナーの転写効率が著しく改善されることが 観察された。
面の、単な説明 本発明の上記のおよび付加的な態様は、図面を参照することによって以下の詳細 な記述によって説明される。
第1図は本発明に従って製造されるシリンダを組込んだ静電プリント装置の一部 切断された慨略端面図である。
第2図は第1図の装置のシリンダと圧力ローラの間に存在する斜行を表わす概略 図である。
第3図は誘電部材のための静電テスト装置の概略平面図である。
第4図ないし第10図は、種々のワックス注入材に関して第3図の装置でテスト された誘電体クーポン(小片)の表面ポテンシャルの時間プロットである。
第4図は研磨の後のカナウバイエローN o−、1を示す。
第5図は研磨の後のカナウバイエローNo、2を示す。
第6図は研磨の後の天然のままのモンタンワックスを示している。
第7図は研磨と長期間湿気に晒した後のカナウバイエローN 0.1を示す。
第8図は研磨と長期間湿気に晒した後のカナウバイエロー N 0.2を示す。
第9図は研磨と長期間湿気に晒した後のモンタンワックスを示す。
第10図は研磨と長期間湿気に晒した後の蜜ろうを示す。
実施例の説明 本発明の方法は、陽極酸化されたアルミニ・ラム部材の製造と処理の一連のステ ップを含む。この方法によって、静電イメージングに特に適した誘電表面を有す る部材となる。
そのような部材はイメージングプロセスにおいて効果的であって、それらは静電 潜像を受取って、電荷の消失を最小に゛し、そのイメージを調子づけステーショ ンへ運び、その調子づけられたイメージを高い圧力を用いてもう1つの部材へ転 写する。そのイメージング部材からの調子づけられたイメージの転写の後に、そ の部材は残留トナーを除去するために擦ってもよい。最後に、その部材は、通常 は再イメージングに備えるために、その誘電表面上の残留静電イメージを中性化 するように処理される。この説明の好ましい静電的プリントとコピーの装置は、 同じく譲渡された米国特許第4.267.556号と第4.195.927号で それぞれ一般的に述べられている。この利用に特に関連する数々の特性には、電 荷受容性、硬度、引張強度、耐摩耗性、トナー開放特性、および静電放電特性が ある。
まず第1図を参照して、本発明を実施する静電プリンタ30がい(ぶん概略的に 示されており、それは米国特許第4.267.556号によるものとほぼ一致す るものである。シリンダ32は、軸34のまわりに回転するように装着されてお り、かつ誘電層36内にコートされた導電性コア35を有している。シリンダ3 2は、機械的コネクタ42によって結合されていて電子的制御システム4oによ って駆動されるカートリッジ38から、静電イメージを受取ることができる。シ リンダが図示された方向に回転するとき、カートリッジ38によって誘電層36 の外側表面上に静電イメージが形成され、それは供給機’a 46によってホッ パ44から供給されるトナーと接触する。その結果の調子づけられたイメージは 、紙5oのような受容体の通路内に配置された追従する外側層49を有する圧力 ローラ48との間に形成されたニップの方へ、シリンダ32によって運ばれる。
その紙50は、1対の供給ローラ52の間に入ってシリンダ32とローラ48に よって駆動され、1対の出力ローラ54から出ていく。そのニップ内の圧力はト ナーを受容体50へ転写するのに十分であって、そのとき、トナーはその充分な 圧力によって受容体へ溶着するであろう。シリンダ32とローラ48は、通常は ニップのセンチメータ長さあたりで20から125キログラムで互いに押圧され ている。必要なその圧力を減少させながらこの作用を高めるために、シリンダ3 2とロー548の回転軸は、以後に第2図を参照して述べられるように、互いに 必要なだけ斜行させられている。この斜行は、荷重分布を改善するのみならず、 後述のようにトナーの転写と溶着を予期せぬほど高める。
シリンダ32とローラ48の間のニップを通過した後に、誘電層36の表面上の 残留トナーは掻取刃アセンブリ56によって除去され、その表面上に残っている 残留静電荷は掻取アセンブリ56とカートリッジ38との間に配置された放電ヘ ッド58によっ、て中性化される。
次に第2図を参照して、シリンダ32と圧力ローラ48の間の゛斜行″が概略的 に図示されている。それぞれの軸は、シリンダの軸34が圧力ローラ48の軸8 0に関して角度的にずらされるように配置されており、そのずれはシリンダとロ ーラの間のニップの両端において等しくされている。
斜行の尺度は、角度βで示されているように、水平面へ垂直に投影されたときの 投影軸34と80の間の角度である。出願人は、0.5度〜1.5度の角度範囲 内の斜行が高いトナー転写効率の目的をうまく達成して優れたイメージの完全性 と性能を示すことを知った。一般に、直径に比べて比較的長いローラは、この範 囲の低い方の値の角度で斜行させられるであろう。本発明の目的を達成する斜行 の値の例は1.1度であって、9インチ長さのローラ32゜48の軸受保持部の ずれとして計られたものである。
第2図はニップにおけるシリンダとローラの接触面の幾何学的な表示をも示して おり、噛込の前と後における紙供給方向を示している。紙50の受容体シート( 第1図)がへ方向に移動してニップに入るとき、その紙には(シリンダ48の投 則された軸に垂直な)方向りと(ローラ32の投射された軸に垂直な)方向Eの 拡がる2つの力を受ける。
シリンダ32の表面の比較的高い平滑性と弾性係数のために、紙50は追従ロー ラ48に粘着してへ方向に移動を続ける傾向にあろう。これによって、その紙と シリンダ32との表面間の表面速度差または“滑りパを生じ、この現象は最初の 供給方向に依存しない。
ニップにお()るローラ48の圧縮によって、紙は、方向りにおける成る有限の 距離にわたって、ローラの表面とシリンダ32の両方に接触するであろう。第2 図に示された合力三角形を参照して、紙の表面はシリンダ32の表面に関して比 例的な横方向の移動Nを受け、その比例の因子は表面速度差に関連している。
上述のようなシリンダとローラの斜行によって、誘電層36の表面D\らイメー ジ受容体へのトナーの転写効率において驚くべき改善がもたらされ、本発明の陽 極酸化されたイメージング表面を十分な圧力のもとに用いることによって、同時 にトナーの受容体への溶着が生じる。例3を参照せよ。トナーの転写効率は、イ メージ受容体50へ転写されたトナーのパーセントとして定量的に記述すること ができ、それは掻取られた残留トナーを集めてこれらを転写前のトナーイメージ と質量で比較することによって測定できる。
トナーの同時の転写と溶着は、2ステツプの手順で置換えることができる。その 斜行は、好ましくは減少された圧力を用いてトナーを受容体へ転写するために用 いられる。
それに続いて、その受容体は転写されたトナーを受容体へ溶着するために熱およ び/′または圧力が加えられよう。そのような過程においても、後で詳述される 本発明のシリンダの利用によって利益が得られよう。しかし、ローラに対して斜 行して配置されるシリンダの組合せは、転写と溶着がそのニップにおいて同時に 起こり得ることが好まれる。
第1図の前述の説明から、ニップにおける荷重は、受容体50がシリンダ32と ローラ48の間に配置されているか否かにかかわらず維持されることが明らかで あろう。したがって、新しい受容体がそのニップに出会うとき、その受容体の端 部がそのニップへ入るときに衝撃荷重が生じ、その受容体の後ろの端部がそのニ ップから離れるときにも同様な効果が生じる。結果として、シリンダ32とその 誘電層は、許容できない劣化を生ずることなくこれらの急激な荷重に耐えなけれ ばならない。M2Oは、衝撃荷重の観点とさらにその紙の厚さから生じるニップ における増大された荷重による局所的な変形の観点からも機械的に丈夫でなけれ ばなければならない。さらに、ローラ48はシリンダ32との接触面積を最大に するためにその外側表面上に追従層を有しているので、受容体はシリンダよりも むしろローラとともに動き、それによって、シリンダとローラが斜行させられて いるときに誘電層36の表面と受容体との間に支えられたトナーによって生ずる 小さな引摺り作用が生ずる。斜行がトナーの転写と溶着を高めるために用いられ る限り、これは固有の結果である。したがって、H2Cの表面はこの機械的困難 にも耐えるものでなければならない。
その誘電層は、電荷のパターンを受取ってそれがヘッド58によって放電させら れるようなときまで正確にこれらの電荷を保持しなければならないことも第1図 の説明から明らかである。したがって、層36は、転写前のイメージの劣化を最 小にするために予め決められた誘電特性を示プのみならず、残留静電イメージを ヘッド58によって均一に除去または中性化する容易性を示さなければならない 。
改善された静電プリンタが提供されるためには、前述のすべての基準が満されな ければならない。部材32はアルミニウムまたは都合良くはアルミニウム合金で 形成することができる。適当な組成の合金の選択において、主な基準として、硬 度、引張強度、および耐摩耗性がある。(アルミニウム協会分類表における)6 ooOと7000シリーズの合金はこれらの基準を満たすのに特に好ましいもの である。
その部材は、好ましくはその表面またはその近くにおいて金属間化合物の均一な 分布を備えるように製造され、それによって陽極酸化中における酸化物層内の表 面下ボイドまたは表面ビットの形成の危険性を減少させる。それは押出によって その部材を形成するために都合が良い。本発明の好ましい実施例において、その コアは固体押出されたシリンダであって誘電層を備えており、しかしこの代わり に、その層を備えたスリーブとして形成して導電材料上に嵌め合わされてもよい 。
その部材のコアはハードコートの陽極酸化の第2のステップの前に機械加工され 、その機械加工は0.5ミクロンrms以上の表面平滑性を与えなければならな い。このステップのための好ましい機械加工技術は、それに続く処理の廂にクラ ンクを生じるがもしれない表面不連続性を最小にするために研削が用いられる。
第2の処理段階において、その機械加工されたアルミニウム部材は、W ern ickとpinnerの教示に従ってハードコートの陽極酸化される;英国パデ ィングトンのロバートドレーパ社発行の1972年第4版のS 、 Werni OkとR,Pわれ、それは30ミクロンのオーダである。これによって比較的多 孔質のアルミニウム酸化物の表面層が形成され、それは導電性アルミニウムサブ ストレートからその多孔質酸化物を隔離する障壁層の存在によって特徴付けられ る。
表面ビットと表面下ボイドとなり得る陽極酸化物層内のガス破裂を避けるために 予防措置がとられ、かつ陽極酸化のパラメータが選択されなければならない。ま た、後で述べられるような重要な注入ステップと干渉する空孔の分枝を避けるこ とも望まれる。さらに、たとえばオイルやワックスによる酸化物層の汚染を避け ることも強く望まれる。陽極酸化に続いて、その部材の表面はすべての陽極酸化 液やその他の残留物質をその表面や空孔から除去するために、脱イオン水内で都 合良(完全に洗浄される。その酸化物表面は、さらにそれらの空孔から湿気を部 分的に除去するためにイソプロピルアルコール内でさらに洗浄してもよく、また グリースやそのような汚染物を除去するために水蒸気洗浄してもよい。その洗浄 された表面は、好ましくは表面の湿気を減少させるために拭取られて乾かされる 。
その部材の陽極酸化の後であって封止材料を空孔へ注入する前に、本発明の方法 は多孔質表面層の充分な脱水を必要とする。最上の結果のために、その脱水は陽 極酸化の直後になされる。しかし、もしこれらの2つのステップの間に長時間の 遅れが存在するならば、その部材を湿気のない環境に保持することが望まれる。
これは、空孔の口におけるベーマイト[A fLO(OH) 2 Fの形成とな る周囲の環境との反応を避ける一般的な目的のために行なわれる。そのベーマイ トの形成は多孔質酸化物を部分的に封止するので、その後の注入が不完全となっ て誘電特性が劣化される。
そのような部分的な封止は、通常の周囲の湿度において室温で数日間で生じ得る ものである。
陽極酸化されたアルミニウム構造物の多孔質酸化物層から吸着された水を除去す ることは、加熱または真空を利用して、あるいはそのものをデシケータ内に保存 することによって行なうことができる。その脱水ステップは、空孔がら十分に水 分を除去する必要がある。3つの技術のブへてか効果的であるが、最上の結果は その部材を真空中に維持づるとともに加熱することによって得られる。真空炉内 pその部材を脱水する予備的なステップは、その部材が陽極酸化の後に成る期間 湿った環境内に保存された場合に特に好ましいものである。真空加熱に比べて、 空気中でのその部材の加熱はわずかに低いレベルの電荷受容性の結果となるだけ である。注入前の酸化物層の好ましい熱処理は約100℃から約180℃の範囲 の温度で行なわれ、最も好ましくは150℃〜・170℃の範囲である。後述さ れるように、本発明の注入ワックスの優れた特性は、これらの温度において物理 的化学的に目立った劣化を受けないことである。好ましくは、陽極酸化された部 材の引張強度の減少を避けるために、予備加熱は成る限定された期間行なわれ、 その期間は6000シリ一ズ合金に比べて7000シリーズの合金の方が短いの が特徴的である。その期間の一例は、7075−T6合金に対して1時間または それ以下である。
陽極酸化の後に、湿気の吸収や保持を最小にするために予防措置がとられた場合 、その脱水ステップは後述されるように注入ステップと関連して行なうことがで きる。
吸着された水を酸化物コルティングから除去した後に、注入材料によって封止さ れる。本発明において、注入材料は、必要な電気抵抗とその他の誘電特性;好ま しい注入特性;および疎水性を有するワックスまたは調製された混合ワックスか らなっている。通常150℃のオーダの加熱された注入温度から周囲の温度まで 冷却する間に低い収縮性を有し、かつ注入中および注入後に低い湿気吸着性を有 する材料を用いることが望ましい。特に優れた材料として、カナラバワックスと モンタンワックスがあることがわかった。
天然材料であるカナラバワックスは種々のグレードがあり、それらは本発明に適 することがわかった。カナウバイエローN011と精製されたN092とN09 3は、すべて必要な電荷受容性と注入特性およびその他の特性を備えることがわ かった。カナウバイエローN0.1は純度の理由で最も好ましい。代わり得る実 施例において、注入材料としてモンタンワックスが用いられる。上記のワックス は、いずれも適切な注入が可能であることを条件として、誘電特性や構造的特性 を高めるために樹脂やその他の添加物と混合することができる。
脱水された多孔質表面層内での湿気の導入を避けるために、その部材は注入の間 湿気のない状態に維持されなければならない。これは本発明の注入材料を用いる 好ましい方法の当然の結果として叶えられよう。本発明の好ましい実施例におい て、その部材は注入ワックスの溶融点より高い温度へ予備加熱され、その注入材 料を溶融させまたは溶融された注入材料の凝固を避けるためにその注入ステップ の間この温度またはこの温度近(に維持される。これらの注入材料は、溶解によ って酸化物表面層の空孔へ注入するのに十分なほど低い粘性を持つ。その部材を 9温から注入温度まで加熱する期間は、しばしば、先行する別個の脱水ステップ を用いることなく、空孔内に取込まれた湿気を除去するのに必要な予備的な脱水 を与え得る。(例1と2を参照。) 一般に、湿気の吸収を避けるためまたは毛管理象によって空孔への注入を助ける ために、その加熱された部材を注入の間に真空中へ保持することが不可欠ではな いことがわかった。好ましい実施例において、注入材料は湿った周囲の条件の下 に酸化物表面へ付与することができる。なぜならば、そのアルミラム部材の加熱 は、酸化物表面からいかなる湿気をも取去る傾向にあるからである。必要に応じ て、湿気の再吸着に対する予防措置を与えるためと注入を促進するために、真空 を用いてもよい。これは注入段階において湿気の再吸着から守るために特別の手 段を必要とする従来の製造プロセスと対照的であろう。
本発明の好ましい実施例において、注入材料は、その材料の溶融点以上の温度へ アルミニウム部材を加熱した後に、その部材の表面へ与えられる。部会長くは、 その注入ワックスは、予備溶解されて液体の形態で酸化物表面へ与えられる(そ の材料を部材上にブラシで塗るか、またはその溶解された材料内へその部材を浸 漬することによって)。いずれの場合においても、注入材料はその酸化物表面上 に拡げられる。これは、その溶融された材料の流れによって、または清浄で乾燥 された道具を用いて、その表面上にその材料を手動的に拡げることによってなさ れ得る。その部材は、溶融された注入材料が酸化物表面の空孔へ完全に注入でき るように、十分な時間だけこの加熱された温度またはその付近に維持されるべき である。この期間は、真空を用(くて注入を促進させる場合には短くなるであろ う。
空孔への完全な注入は、誘電表面のめられる充電と放電の特性を達成するのに重 要であることがわかった。好ましい実施例において、もしその部材が空孔を注入 材で完全に満たす前に冷却されれば、その注入材は凝固して、それらの空孔内に 望ましからざる空気のポケットを残す。この問題は単にそのアルミニウム部材を 再加熱してそれらの空孔をさらに完全に満たすことによって改善し得るというこ とは、この方法の特に優れた態様である。注入ワックスの成分は空孔の壁に効果 的に付着する。本発明の注入材料はクロスリンクされないので、最初の注入に続 いていかなるときにもそれに続く注入ステップのために再加熱することができ、 しかし好ましくはその再加熱は研磨の前である。
前述のように、空孔の分校を避けることが望まれる。なぜならば、こ汽はそれら の空孔を完全に封止するのに干渉するからである。
空孔への注入に続いて、そのアルミニウムは冷される。
この期間において、注入ワックスはほんのわずかたけ収縮する傾向にある。次に 、部材は空孔内の注入材料のみを残して表面から余剰の材料を除去するために( ・拭取りまたは掻取りによって)処理される。静電トノ゛−のための良好ケ開放 特性を備えた表面を得るために、本発明の好ましい実施例はその部材の表面を0 .5ミクロンrms以上であって好ましくは0.25ミクロンrms以上の仕上 げまで研磨する最終ステップを含む。
本発明は、数1000ボルトを保持し得る誘電表面層の製造のための簡単かつ信 頼性ある技術を提供する。都合良くは、酸化物層13は12μ〜100μの範囲 の厚さを有しており、より好ましくは20μ〜35μである。誘電表面層13は 、潜像形成と調子づけの間の期間に静電潜像を保持するために、十分に高い電気 抵抗を有することが望ましい。したがって、層13の抵抗は10” ohm − cmを超えるものでなければならない。層13の表面は、受容体シート9へのト ナーの完全な転写のために硬くて比較的平滑でなければならない。また、誘電層 13は転写ニップにお【ブる高い圧力によって変形されないように高い弾性定数 を持たなければならない。長い使用寿命を備えるために、層13は高い引張強度 と耐摩耗性を有することが望まれる。
上述のように製造された誘電シリンダはこれらの要件のすべてを満足する。この 応用におけるいくぶん重要なもう1つの特性は、最小の表面ピットやクラックお よびその他の不連続性しか備えない連続的な表面の提供である。そのような不連 続性は、トナー粒子を捉えて、掻取刃とシリンダ表面における激しい摩耗の原因 となる。
さらに、誘電層13のその表面下に電荷を保持する傾向または″゛誘電吸収″を 減少させることが望ましい。表面上電荷はステーション58(第1図)における 中性化の後に表面へ移動し、これは全く望ましからざる現象である。一般一に、 誘電吸収は次の場合に悪化し、すなわち不適当な予備的脱水:不十分で不完全な 注入;注入材料の分解:陽極酸化された後の期間における空孔内のベーマイトの 形成;または注入中における湿気の導入である。本発明の種々の処理ステップは 、都合良く誘電吸収の減少を果たす。
また、仕上げられた誘電部材が高い相対湿度において保存または使用されれ、ば 、この特性が悪化するという傾向が存在する。本発明の注入材料は、高い相対湿 度における放電特性の画期的な改善をもたらすことがわかった。これらの方法と 製品の長所は、以下の限定するものではない例によってさらに明らかとなろう。
例二〔 押出された7075−T651の中空のアルミニウムシリンダが10.2cmの 外径と22.9cmの長さと19mmの壁厚に機械加工された。そのシリンダは 0.8マイクロメータ仕上げに機械加工されて、次に2.25マイクロインチ仕 上げに研磨された。そのシリンダは、42がら52ミクロンの厚さまで3 an ford itプラス″′プロセスによってハードコート陽極酸化され、次に脱 イオン水、イソプロピルアルコール、およびグリース除去のための)・レオンリ ンス内で順次洗浄された。
次に、シリンダは30インチ水銀柱の真空炉内で160℃で30分置かれた。そ のシリンダは、注入に先立ってこの温度と圧力に1時間半保持された。
ビーカゴ杯分のカナウバイエローN0.1ワツクスがそのワックスを溶融するた めに100℃へ予備加熱された。予備加熱されたシリンダは炉から取出され、ペ イントブラシを用いて、その溶融されたカナラバワックスで10秒以内にコート された。次に、シリンダは30インチ水銀柱の真空炉内へ戻されて160℃で数 分間置かれた。そして、シリンダはその炉から取出されて冷却された。
冷却後、部材は順次細かいSiC研磨紙とオイルによって研磨された。最後に、 部材はラッピングコンパウンドとオイルを付与して布ラップを用いて0.11マ イクロメータ仕上げまでラップされた。
シリンダの電荷受容性は、ニューヨーク州ミドルポートのfylonroe E  1ectronics社製のMonroe E 1ectronics静電ボ ルトメータを用いて980ボルトにおいて測定された。
シリンダは280〜290ボルトへ充電されて、次に同じく譲渡された米国特許 第4,379.969号において述べられたタイプのコロナ放電装置を用いて放 電させられた。
そのコロナ装置はシリンダ32のアルミニウムコア34ヘアースされた。そのシ リンダは4〜5ボルトの残留表面電荷を示し、極めて低い誘電吸収を示した。
iえ アルミニウム酸化物表面層の空孔がカナウバイエローNO12ワックスで注入さ れたという一部変更を伴なって、誘電シリンダが例1に従って製造された。その シリンダは、例°1のテスi一方法を用いて、はぼ同等な電荷受容性と誘電吸収 を示した。
例」し 例1に従って製造された誘電シリンダが第1図を参照して述べられたタイプの静 電プリンタ内へ組込まれた。この図を参照して、圧力ローラ48は機械加工され た直径5cmの中実のアルミニウムコア60を含み、その外側には内径5cmで 外径6.4CI11のポリスルホンのスリーブ49が圧着された。誘電ローラ3 2は、ACモータからギヤによって表面秒速30.5cmに駆動された。圧力ロ ーラ48は、センチメータ長さの接触あたりに50キログラムのニップ圧力でそ の誘電シリンダに対して保持された。ローラ32と48は喘から端への斜行が1 .1度で装着された。。
同じく譲渡された米国特許第4,160,257号において述べられたタイプの 充電ヘッドまたはカー1−リッジ38は、静電潜像を生じるように用いられた。
その充電ヘッドは、誘電シリンダ32の表面からQ、2mm離されて維持された 。
これらの条件の下に、300ボルトの静電潜像が個々のドツトの形態で誘電シリ ンダ上に形成されることがわかった。そのイメージは、トナー供給ホッパ44か らの単一組成のトナーを用いて調子づけされた。その供給ホッパは、D eve lop K G D r、 E 1sbein社(シコツットガルト)のNo、 444複写機において用いられたものと本質的に同一のものであった。用いられ たトナーは、Ph1llip A、 Hunt Chemica1社のHunt  1186であった。受容体50は、シート供給装置から適当な時に圧力ニツブ 内へ差込まれた普通の紙であった。
誘電シリンダ32の表面から余剰のトナーを除去するために、エンジニアリング プラスヂックの掻取刃がその掻取アセンブリ56において用いられた。残留する 静電潜像は、同じく譲渡された米国特許第4,379,969号によるコロナ充 電/放電装置58を用いて消去された。中性化の後に、4〜5ボルトのオーダの 残留静電イメージが、カートリッジ38によって無視し得るほどのゴーストイメ ージを再映像化できる程度に、誘電表面36上に残った。
圧力転写中に起こる溶@以外にイメージ溶着は必要でなかった。転写効率(すな わち、シリンダ32から普通の紙50へ転写されたトナーのパーセンテージ)は 99.9%であった。
その誘電シリンダは、100万コピーを超える使用寿命を備えていた。
例4〜6 以下の例は、異なった注入材を用いて、上′記開示された技術に従って作られた 誘電部材の電気的特性を実証するなめに行なわれた。7075−T6アルミニウ ム合金シートストックから製造された一連の50mX 5cmx 1.5mmク ーポン(小片)が注入の後に2.5CIIIX2.5cmに切断されて、そして 研磨されかつテストされた。それらのサンプルは3 anford p Ius プロセスを用いて陽極酸化され、水道水で洗浄され、そして脱水のために70’ C〜80’Cの実験室ホットプレート上で5分間加熱された。注入材はそれらの サンプル上に溶解され、それらのクーポンはそのホラ1〜プレート上にさらに何 分間か置かれた。余剰の注入材は凝固する前にそれらクーポンから拭取られ、そ して、それらのクーポンはBuehler M inimet研磨/グラインダ 装置(イリノイ州レークブラフのBuehler社)を用いて一連の300.4 00.および600の砥粒乾燥ディスクで研磨された。
仕上げられたサンプルの充電と放電の特性は、第3図において概略図解されてい るように、装置7oを用いてテストされた。テストされるべきクーポン72は陽 極酸化された表面を上にしてターンテーブル74上に装着され、そのクーポンは 回転されるターンテーブルに従って秒速25cmの表面速度で移動する。クーポ ン72の導電性アルミニウムサブストレートは、ターンテーブル74ヘアースさ れた。
各サイクルごとに1回、そのサンプルは静電的充N/放電装置76の下を通過さ せられ、その装置76は同じく譲渡された米国特許第4,379.969号にお いて開示されたタイプのものであった。装置76は、選択的に、充電のために2 25〜250ボルトバイアスにセットされ、放電のためにアースされ、または分 離された。クーポン72のポテンシャルは、M onroe静電ボルトメータに コーヨー々州ミドルポートのMonroe E 1ectron+cs社)78 を用いて、クーポン72の誘電表面から2.5mm隔てられたプローブによって 測定された。ボルトメータ78の読みはQOL11dチャートレコーダ(オハイ オ州クリーブランドのQOuld社装置部同装置部門に記録された。このレコー ダは、第4図から第10図に示されたチャートを描いた。それらのチャートは、 縦軸上に0 、5 mm/ secの時間分割(その読みは下から上へ進む)と 水平軸上の25ボルト/大分割を用いている。したがって、そのチャートを形成 する各水平ラインは成るサイクルにおけるボルトの読みを表わしている。
第4図ないし第10図のチャート記録を参照して、そのテスト装置は図面におい て用いられた符号に対応する符号で示された以下の充電/放電シーケンスで動作 させられた。
A、 繰返し放電 B、 繰返し充電 C0繰返し放電 り、 繰返し充電 2、 1回放電 F、 充電装置を分離 G、 繰返し充電 H9充電装置を分離 単一の中性化サイクルの後の電圧プロファイルを示す期間Fは、誘電吸収の測定 を与える。この期間中の低電位の読みの達成は、うまくいく誘電体製造の重要な 指標である。
期間Hの間の読みは電荷消失特性(゛自己消失″)の測定を与える。
第3図を参照して上述されたテスト装置7oは、上述のように製造された一連の クーポン72がら得られる電圧の読みを記録するために用いられた。それらのク ーポンは、研磨の直後に18%の相対湿度で23℃の実験室環境でテストされた 。それらのクーポンは、カナウバイエローNo。
1、カナウバイエローNO,2,,Bよび天然のままのモンタンワックスで注入 され、それらのチャート記録はそれぞれ第4図、第5図、および第6図において 再生されている。
それらのサンプルはすべて優れた電荷受容性と極めて低い誘電吸収を示した。
1足 以下の一部変更とともに、例4のテストが繰返された。
サンプルクーポンは95%相対湿度で23℃のデシケータ内に17時間保存され た。それらのサンプルはデシケータから取出された直後にテストされた。カナウ バイエローN005.1.カナウバイエローNO,2,およびモンタンワックス に関する結果のチャートは、それぞれ第7図、第8図、および第9図において再 生されている。今回も、それらのサンプルはすべて優れた電荷受容性と低い誘電 吸収を示し、その誘電吸収は例4のサンプルに関して記録されたものよりいくぶ ん高かった。カナラバワックスサンプルは、天然のままのモンタンワックスに関 覆るものよりいくぶん優れた読みを与えることがわかった。
11 上述のタイプのテストは、蜜ろう、カンデリラワックス。
スベルラ(5uperla )ワックス、125/130パラフイン、および1 60/165パラフイン(これらの種々の数値は溶融点の範囲を示している)を 含む種々の注入ワックスに関して行なわれた。蜜ろうとカンデリラワックスのサ ンプルは、85%相対湿度で23℃のデシケータ内に66時間保存された後にテ ストされた。残りのサンプルは冷却して余剰のワックスを除去された後、間もな くテストされた。
第10図は蜜ろうに関してBと01すなわち繰返し充電と繰返し放電の間に得ら れた読取を示している。残りのチャート(図示せず)は電圧プロファイルにおい て同様であった。これらの読取は、高い相対湿度に晒された後の蜜ろつとカンデ リラワックスに関して劣った誘電特性を示しており、一方、残りの注入材は研磨 前においてさえ許容できない結果を与えた。
本発明の種々の態様が図面の簡単な説明において説明されたが、前述の詳細な説 明は単に説明のためであることを理解すべきであり、また説明されて示されたも のと等価な構成要素の置換えのみならず部分的な種々の変更が、添付された請求 の範囲で説明されたような発明の精神と範囲から離れることなく、なし得ること を認識すべきである。本発明の技術に従って製造された誘電シリンダは特定の電 子写真プリント装置に組込まれて開示されたが、本発明に従って製造される誘電 部材はここで述べられていない種々の静電イメージングシステムにおいても利用 し得るものである。
FIG、 2 浄書(内容に変更なし 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 国際出願番号:POT/US841002352、R明の名称 陽極酸化された静電イメージング表面 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 任 所 アメリカ合衆国、01701 マサチューセッツ州、フラミンガムハワ ード・ストリート、300 名 称 デニソン・マニュファクチャリング・カンパニー代表者 ルイス、ヘン リー・アール 4、代理人 住 所 大阪市北区天神橋2丁目3番9号 八千代第一ビル電話 大阪(06) 351−6239 (代)6、補正の対象 図面翻訳文の第4図ないし110図 7、補正の内容 図面翻訳文の第4図ないし第10図を別紙のとおり。
国際調査報告

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 誘電表面層を形成するための部材処理方法であって、多数の空孔を有する 酸化物表面層を形成するために、アルミニウムとアルミニウム合金のグループか ら選択された材料からなる部材をハードコート陽極酸化するステップと、前記ア ルミニウム部材を加熱するステップと、カナウバワックス、モンタンワックス、 混合されたカナラバワックスおよび混合されたモンタンワックスのグループから 選択された注入材料を前記酸化物表面層の空孔へ注入ず8ステツプを含み、前記 部材は10” ohm −cmを超える抵抗を備えた誘電表面層を形成するため に注入ワックスの溶融点以上の温度にされて、 さらに前記方法は前記部材の外部表面上の注入材料を除去づるステップを含むこ とを特徴とする方法。 2、 前記誘電表面層は最終ステップとして0.5ミクロンrms以上の仕上げ まで研磨され、または前記注入材料はカナウバイエローN011ワツクス、カナ ウバイエローN O,2精製ワツクス、カナウバイエローNo。 3精製ワツクス、および天然のままのモンタンワックスのグループから選択され 、または 前記部材は120℃から180℃の範囲内の温度に加熱され、または 前記加熱ステップは真空中で行なわれ、または前記部材は前記除去ステップに続 いて再加熱され、または 陽極酸化されるべき前記部材はアルミニウム協会の6000と7000シリーズ の合金から選択されたアルミニウム合金からなっていることのいずれかを特徴と する請求の範囲第1項記載の方法。 3、 10” ohm −cmを超える抵抗を備えた硬い誘電表面層を有する部 材であって、 多数の空孔を有する酸化物表面層を形成するために、アルミニウムとアルミニウ ム合金のグループから選択された材料からなる部材をハードコート陽極酸化する ステップと、前記アルミニウム部材を加熱するステップと、カナウバワックス、 モンタンワックス、混合されたカナウバワッ°クス、および混合されたモンタン ワックスのグループから選択された注入材料を前記酸化物表面層の空孔へ注入す るステップを含み、前記部材は10” ohm −cmを超える抵抗を備えた誘 電表面層を形成するために前記注入ワックスの溶融点以上の温度にされて、さら に前記部材の外部表面上の注入部材を除去するステップによって製造されたこと を特徴とする部材。 4、 前記誘電表面層は最終ステップとして0.5ミクロンrms以上の仕上げ まで研磨されており、または前記注入材料はカナウバNo、イエローワックス、 カブラt<No、2精製ワツクス、カナウバNo、3Fa製ワックス、および天 然のままのモンタンワックスのグループから選択されており、または 前記部材はシリンダであることのいずれかを特徴とする請求の範囲第3項記載の 部材。 5、 受容体シート上に選択されたイメージを形成するために用いられるタイプ のプリンタであって、前記プリンタは、誘電表面層を含むシリンダ、前記シリン ダの表面上の前記選択されたイメージに対応する静電潜像を形成するための手段 、前記静電潜像を調子づけするための手段、前記シリンダとともにニップを形成 する追従ローラ、および前記選択されたイメージの形でトナーを受取るために前 記ニップを通して紙を移動させるための手段を有し、前記シリンダはアルミニウ ムとアルミニウム合金の材料から選択された少なくとも1つの外側部分を有し、 その外側部分はカナウバワックス、モンタンワックス、混合されたカナラバワッ クス、および混合されたモンタンワックスのグループから選択されたワックスの 注入されたハードコート陽極酸化の表面層を備えており、前記層は1Q l 2  ohm−cmを超える抵抗を有していることを特徴とするプリンタ。 6、 前記シリンダの表面は0.5ミクロンrms以上の仕上げまで研磨されて おり、または 前記シリンダとローラのそれぞれの軸は前記シリンダの軸中心点に関して0.5 度〜1.5度の範囲内の角度に斜行させられており、または 前記ハードコート陽極酸化は6〜100ミクロンの範囲内の厚さを有しており、 または 前記プリンタは前記ニップにおけるトナー転写の後に前記シリンダから余剰のト ナーを剥ぎ取るためのトナー除去手段を含み、または 前記プリンタはさらにトナー転写の後であって静電潜像を形成するための前記手 段による再イメージングの前に前記シリンダ上の残留電荷を中性化するための放 電手段を含むことのいずれかを特徴とする請求の範囲第5項記載のプリンタ。 7、 高い圧力下の前記シリンダとローラの間へ供給される受容体シートへ前記 シリンダから調子づけされたイメージを転写するのに用いるためのシリンダとロ ーラの結合物であって、支持構造、前記支持構造の軸のまわりの運動のために前 記支持構造に回転可能に装着されたシリンダ、および前記支持構造に回転可能に 装着された追従ローラを含み、前記シリンダと追従ローラはそれらの間の圧力ニ ツブを形成するように装着されていて、前記ニップを通過する前記シートとして 圧力下にある前記受容体シートへ前記シリンダから調子づけされたイメージを転 写するタイプの結合物において、 前記シリンダはアルミニウムとアルミニウム合金の材料から選択された少なくと も1つの外側部分を含み、前記外側部分はカナウバワックス、モンタンワックス 、混合されたカナラバワックス、および混合されたモンタンワックスのグループ から選択されたワックスで注入されたハードコート陽極酸化の表面層を有し、前 記表面層は1012oh1012ohを超える抵抗を有することを特徴とする結 合物。 8、 前記シリンダと前記ローラの軸は前記シリンダの軸中心点に関して0.5 度〜1.5度の範囲内の角度で斜行させられており、または 前記シリンダの表面は0.5ミクロンrms以上の仕上げまで研磨されており、 または 前記シリンダとローラはニップのセンチメータ長さあたり20か6125キログ ラムで互いに押圧されていることのいずれかを特徴とする請求の範囲第7項記載 の結合物。 9、 誘電イメージング部材、前記誘電イメージング部材上に静電潜像を形成す るための手段、前記静電潜像を可視トナーイメージに形成するために調子づけす るための手段。 および前記可視トナーイメージを前記シートへ転写するたqン めのイメージ受容体シートと前記誘電イメージング部材の間に高い圧力を作用さ せるための手段を含むタイプの静電イメージング装置であって、 前記誘電イメージング部材はアルミニウムとアルミニウム合金の材料から選択さ れた少なくとも1つの外側部分を有し、前記外側部分はカナウバワックス、モン タンワツクズ、混合されたカナラバワックス、および混合されたモンタンワック スのグループから選択されたワックスで注入されたハードコート陽極酸化の表面 層を備えていることを特徴とする静電イメージング装置。 10、 前記誘電イメージング部材の前記表面は0.5ミクロンrms 以上の 仕上げまで研磨されており、または誘電イメージング部材は回転可能に装着され たシリンダからなっていて、もう1つの部材は前記シリンダと高圧力で接触して 回転可能に装着されているローラからなっており、または 前記誘電イメージング部材は回転可能に装着されたシリンダからなっていて、も う1つの部材は前記シリンダと高圧力で接触して回転可能に装着されているロー ラからなっていて、前記シリンダとローラのそれぞれの軸は軸中心点に関して斜 行させられており、または 前記誘電イメージング部材は硬くて平滑な耐摩耗性表面を有していて、前記もう 1つの部材は追従表面を有しており、または 前記イメージング装置は、トナー転写の後であって、静電潜像を形成するための 手段によって再イメージングの前に残留静電潜像を中性化するための装置をさら に含んで(bす、または ハードコート陽極酸化の前記表面層は6−100ミクロンの範囲の厚さを有して いることのいずれかを特徴とする請求の範囲第9項記載の静電イメージング装置 。
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