JPS60500725A - ２つの異形部材を取外す事が出来る様に結合する為の固定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称：２つの異形部材を取外す事が出来る様に結合する為の固定装置 この発明は、特許請求の範囲１の上位概念にもとづく２つの異形部材を取外す事 が出来る様に結合する為の固定装置に係わる。

この種の固定装置は、例えばスイス特許明細書Ｃ）Ｉ−ＰＳ６３２　０６４から 知られる。この固定装置は、垂直の支柱と水平の桁から成るフレームを組立てる 為に用いられる。水平の桁の各々の端部に固定装置が配置されており、アンカー ボルトの頭が垂直の桁の１つの縦ミゾの中へ挿入されている。桁を支柱に固定（ る為に、偏心ネジによってアンカーボルトかバネの力に逆って内側へ向って引張 られる。

この固定装置の組立てはやっかいである。何故なら、偏心ネジがはめ込まれる迄 、アンカーボルトを入れ子のコアの穴の中へ押し込んで保持しておかなければな らないからである。フレームの組立ての際に、偏心ネジが間違った方向へ廻わさ れて、ネジの先端がアンカーボルトのテーパ形の凹所を解放し、又このアンカー ポル１へかバネによって入れ子のコアから押し出されると、取扱いミスが起こる 事がある。

さてこの発明は、この欠点が回避された、冒頭に述べられた種類の固定装置を作 ると云う課題を設定している。この様な固定装置はこの発明によれば特許請求の 範囲１の特徴の説明の中に明記されている特徴を備えている。

入れ子のコアとパチンと結合されるアンカーボルトは、制約されながらもなお軸 方向に移動出来る。偏心ネジを外す際に、アンカーボルトは、スナップ式保持具 によって脱落を阻止される。このスナップ式保持具はその上、簡単且つ快適な組 立てを可能にする。何故ならアンカーポル１−は、その後端がはまる迄、入れ子 のコアの中へ挿入されさえすれば良いからである。アンカーボルトの後端がはま った後で、偏心ネジが取付けられる。

以下に、フレームの結合箇所を通る断面を示した図面にもとづいて、口の発明の １つの実施例が詳しく説明される。

第１図と第２図に示されたフレームは、垂直の支柱１と、この支柱に取外す事が 出来る様に結合された横桁２とを備えている。横桁２の端部には、貫通していな い縦穴４と横穴５とを持つプラスチックの入れ子のコア３が挿入され、この横穴 ５の中にはめられたネジミゾ付きのブツシュ６によって固定されている。丁字形 のアンカーペッド８を持ち、入れ子のコア３の縦穴４の中に縦方向に移動する事 か出来るようにはめ込まれているアンカーボルト７はバネ９に対して押し当てら れており、他方このバネは縦穴４の中に収められ、この穴の壁面の内側の円形の 突出縁部１７の上で支えられている。

ボルト７にはテーパ形の凹所１０が設けられており、この中へ、ネジミゾ付きの ブツシュ６の中を案内されるネジ１２のテーパ形の端部１１が、中心をずらして 突き出している。ネジミゾ付きのブシュ６の縁部１３は横桁２の対応する開口部 １４の中に差込まれ、これによって、入れ子のコア３を正しい位置に保持してい る。ブツシュ６は、更に１つの穴１５を備えており、この穴を通してポル１〜７ が貫通している。

支柱１は背部をくり抜いた４本の縦ミゾ１６を備えており、この中にアンカーヘ ッド８を挿入する事が出来るが、その際にはアンカーヘッド８はミゾ１６を後ろ から捕まえる形となる。

アンカーボルト７はロッド１８の形をした後方の延長部分を持ち、このロッドの 端部には拡大部分１９が付いている。この拡大部分１９の両側に、回転する面取 り部２０．２１を備えており、この際これらの面取り部はアンカーボルトの縦軸 と４５°の角度をなしている。入れ子のコア３の後方も、フレキシブルな壁部２ ３を持つスナップ式の保持具２２の形で延長されており、このフレキシブルな壁 部の端部には、内側へ突出したカム２４が備えられている。

固定装置を組立てる際には、先ず入れ子のコア３が水平の桁２の中へ挿入され、 ネジミゾ付ぎのブシコ６によって固定される。次いでバネ９とアンカーボルト７ が入れ子のコアの縦穴４の中へ挿入される。その錐、太くなっている拡大部分１ ９の斜面２１がフレキシブルな壁部２３を押し広げ、遂にはカム２４が拡大部分 １９の後方で弾力的にかみ合う。今やアンカーポル１へ７は入れ子のコア３の中 に保持され、偏心ネジ１２をネジミゾ付きのブシュ６の中へネジ込む事が出来る 。

アンカーボルトを入れ子のコアから取外す為には、先ず偏心ネジが取外され、次 いでアンカーポル１〜が、例えば、アンカーヘッドの上に当てられた工具によっ て、外へ引き出される。内側の斜面２０がカム２４を押し広げ、それによってア ンカーポル１〜が解放される。

別の実施態様では更に、アンカーポル［へ７と丁字形のヘッド部８が軸方向の移 動の際に９０°の回転を行なう様に設計する事が出来る。その為に、スナップ式 の保持具がスリーブ３０として作られており、この壁の中にらせん状に４分の１ 回転を行なう少なくとも１本の案内ミゾ３１が備えられている。この場合にはロ ッド１８の中にｔよ、ヘッド部１９に代わって、直径方向に配置されたビン３２ が挿入される。

案内ミゾ３１は１本とするか或いは直径方向に２本とする事が出来、その際ビン ３２はそれに対応して貫通されるか或いはロッド１８の中へ植込まれる。案内ミ ゾ３１の径路はそれ自体としては任意に選定する事が出来るが、ネジ１２及びテ ーパ形の凹部１０と共にうまく働く様にする為には、案内ミゾはその後ろの部分 を軸方向に直線的どなる様にし、最後の前方部分ではじめてらせん形の４分円が 描かれる様にすべきである。

ＦＩＧ、１ 国際訓育報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．異形部材の中に入れ子のコアが配置され、この入れ子のコアの中に、バネの 力を受けた軸方向に動くアンカーボルトがはめ込まれ、このボルトの丁字形のヘ ッドが別の異形部材の縦ミゾを後から捕まえており；又ネジミゾ付きのブシュの 中を案内されるテーパ形の先端を持つネジが、アンカーボルトを軸方向に移動さ せる為に、中心をずらして、アンカーポル１〜の側面のテーパ形の凹部の中にか み合っていることからなり、２つの異形部材を取外す事が出来る様に結合する為 の固定装置において、アンカーボルト（７）の後方の端部（１８，１９）がスナ ップ式に、入れ子のコア（３）の後方の部分（２２）とかみ合わされている事を 特徴とする固定装置。 ２、入れ子のコア（３）が、アンカーボルトの後方の端部〈１９）と共に働くス ナップ式の保持具（２２）を備えている事を特徴とする請求の範囲第１項に記載 の固定装置。 ３、アンカーボルト（７）の後方の端部が、拡大された端部’（２１＞を持つロ ッド（１８）を備えていて、並びにスナップ式保持具（２２）が拡張フィンガー （２３）を備えており、このフィンガーの、内側に向って突き出したカム（２４ ）が拡大された端部（１９）を後から捕まえることを特徴とする請求の範囲第２ 項に記載の固定装置。 ４、拡大された端部（１９）が、アンカーボルトの挿入又は取外しの際にカム（ ２４）を押し広げる為に、該カムと共に働く２つの回転する面取り部（２０，２ １）を備えている事を特徴とする請求の範囲第３項に記載の固定装置。 ５、後ろの部分（２２）が、対角線方向に配置された縦ミゾを持つロッド（１８ ）を軸方向に案内する為のスリーブとして作られていること、ロッド（１８）の 中に上記の縦ミゾとかみ合うビンが備えられて（Ａることを特徴とする請求の範 囲第３項又は第４項に記載の固定装置。 ６、縦ミゾが、１字形のヘッド（８）をその移動の際に９０’回転させる為に、 らせん状に４分円の円弧の上を延びていることを特徴とする請求の範囲第５項に 記載の固定装置。