JPS6049692B2 - 連続式加熱炉 - Google Patents
連続式加熱炉Info
- Publication number
- JPS6049692B2 JPS6049692B2 JP554482A JP554482A JPS6049692B2 JP S6049692 B2 JPS6049692 B2 JP S6049692B2 JP 554482 A JP554482 A JP 554482A JP 554482 A JP554482 A JP 554482A JP S6049692 B2 JPS6049692 B2 JP S6049692B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- partition wall
- heating furnace
- furnace
- zone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/0081—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for slabs; for billets
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋼片が２列並列に装入される連続式加熱炉に関
する。
する。
鋼片が２列並列に装入される従来の連続式加熱炉におい
ては、２列の鋼片間に隙間が存在しているため予熱帯下
部では、加熱帯および均熱帯より流入する排ガスが上記
した隙間から上部に吹き上り、予熱帯下部においては伝
熱効率が低下し、鋼片の温度上昇も少なくなる欠点があ
つた。
ては、２列の鋼片間に隙間が存在しているため予熱帯下
部では、加熱帯および均熱帯より流入する排ガスが上記
した隙間から上部に吹き上り、予熱帯下部においては伝
熱効率が低下し、鋼片の温度上昇も少なくなる欠点があ
つた。
この欠点はたとえば第１図に示す如く煙道が吹上げ煙道
の場合において特に著るしい。
の場合において特に著るしい。
本発明は上記にかんがみなされたもので、加熱帯および
均熱帯から流入する排ガスを、予熱帯に装入された鋼片
直下を煙道にまで流通せしめるための排ガス通路を形成
する仕切壁を設けることによつて、２列に挿入された鋼
片間の隙間から排ガスの吹上りを防止することにより、
前記した欠点を解消した連続式加熱炉を提供することを
目的とする。
均熱帯から流入する排ガスを、予熱帯に装入された鋼片
直下を煙道にまで流通せしめるための排ガス通路を形成
する仕切壁を設けることによつて、２列に挿入された鋼
片間の隙間から排ガスの吹上りを防止することにより、
前記した欠点を解消した連続式加熱炉を提供することを
目的とする。
以下、本発明を実施例により説明する。
第２図は本発明の一実施例の要部縦断面図、第３図は本
発明の一実施例の要部横断面図、第４図は本発明の一実
施例の要部側面図てある。
発明の一実施例の要部横断面図、第４図は本発明の一実
施例の要部側面図てある。
第２図において１は炉壁を、２は炉床を示し、３ａ、３
ｂ、３ｃおよび３ｄはスキッドを示している。
ｂ、３ｃおよび３ｄはスキッドを示している。
４ａ、４ｂ、４ｃおよび４ｄはスキッド３ａ〜３ｄをそ
れぞれ支持するスキッドポストであり、５ａおよび５ｂ
は連続式加熱炉に装入された鋼片を示している。
れぞれ支持するスキッドポストであり、５ａおよび５ｂ
は連続式加熱炉に装入された鋼片を示している。
いま、予熱帯下部のスキッドポスト４ａおよび４ｂの外
側面に沿つて炉床２から上端面が装入された鋼片５ａの
下面に当接しない高さにまで壁状にレンガ積みにて仕切
壁６ａおよび６ｂが設けてある。また同様に予熱帯下部
のスキッドポスト４ｃおよび４ｄの外側面に沿つて炉床
２から上端面が装入された鋼片５ｂの下面に当接しない
高さにまで壁状にレンガ積みにて仕切壁６ｃおよび６ｄ
が設けてある。仕切壁６ａの加熱帯側は炉壁１側に湾曲
させて・あり、仕切壁６ｂと６ｃの加熱帯側は互に当接
するように湾曲させており、仕切壁６ａの加熱帯側は炉
壁１側に湾曲させており、スキッド３ａおよび３ｂ上に
鋼片５ａが、スキッド３ｃおよび３ｄ上に鋼片５ｂが位
置しているとき、鋼片５ａと仕・切壁６ａと６ｃとによ
り加熱帯側から煙道へ抜ける排ガスの流通路を形成し、
鋼片５ｂと仕切壁６ｃと６ｄにより加熱帯側から煙道へ
抜ける排ガスの流通路を形成するように構成してある。
側面に沿つて炉床２から上端面が装入された鋼片５ａの
下面に当接しない高さにまで壁状にレンガ積みにて仕切
壁６ａおよび６ｂが設けてある。また同様に予熱帯下部
のスキッドポスト４ｃおよび４ｄの外側面に沿つて炉床
２から上端面が装入された鋼片５ｂの下面に当接しない
高さにまで壁状にレンガ積みにて仕切壁６ｃおよび６ｄ
が設けてある。仕切壁６ａの加熱帯側は炉壁１側に湾曲
させて・あり、仕切壁６ｂと６ｃの加熱帯側は互に当接
するように湾曲させており、仕切壁６ａの加熱帯側は炉
壁１側に湾曲させており、スキッド３ａおよび３ｂ上に
鋼片５ａが、スキッド３ｃおよび３ｄ上に鋼片５ｂが位
置しているとき、鋼片５ａと仕・切壁６ａと６ｃとによ
り加熱帯側から煙道へ抜ける排ガスの流通路を形成し、
鋼片５ｂと仕切壁６ｃと６ｄにより加熱帯側から煙道へ
抜ける排ガスの流通路を形成するように構成してある。
そこでたとえば第１図に示す従来の連続式加熱炉に上記
した仕切壁６ａ〜６ｄを設けることにより上部加熱帯Ｈ
Ｔおよび下部加熱帯ＨＢからの排ガスの一部は上部予熱
帯ＰＴの下に設けた仕切壁６ａ〜６ｄにより形成される
流通路ＰＢに流れ、煙道Ｗに流入する。
した仕切壁６ａ〜６ｄを設けることにより上部加熱帯Ｈ
Ｔおよび下部加熱帯ＨＢからの排ガスの一部は上部予熱
帯ＰＴの下に設けた仕切壁６ａ〜６ｄにより形成される
流通路ＰＢに流れ、煙道Ｗに流入する。
この場合において仕切壁６Ａａと６ｂ１６ｃと６ｄとは
加熱帯側において末広がり形成しており排ガスの流入を
容易にしている。
加熱帯側において末広がり形成しており排ガスの流入を
容易にしている。
一般に加熱炉における銅片への伝熱Ｑ，はガス輻射、固
体輻射、輝炎輻射および対硫があげられ、次の如く表わ
すことがてきる。
体輻射、輝炎輻射および対硫があげられ、次の如く表わ
すことがてきる。
ＱＳ：ＱＡ＋ＫｌＱＢ＋ＱＣ＋Ｋ２ＱＤ
ＱＡ：ガス輻射による伝熱
ＱＢ；固体輻射による伝熱
Ｑｃ；対流による伝熱
ＱＯ；輝炎輻射による伝熱
Ｋｌ，Ｋ２；固体と輝炎の重りを考慮した係数また対流
による伝熱ＱｃはＱｃ：αｃ（Ｔｇ−Ｔｓ） α。
による伝熱ＱｃはＱｃ：αｃ（Ｔｇ−Ｔｓ） α。
；対流熱伝達係数Ｔｇ；ガス温度
Ｌ；鋼片温度
しかるに上記した如く仕切壁６ａ〜６ｄ設けることによ
り、鋼片５ａと５ｂとの間の隙間から排ガスの吹き上り
が防がれる。
り、鋼片５ａと５ｂとの間の隙間から排ガスの吹き上り
が防がれる。
そこで下部のガス流速が増大する。これにより熱伝達係
数α。が増加し、対流伝熱Ｑｃは増加する。さらに仕切
壁６ａ〜６ｄによる固体輻射が生じ、固体輻射が増加し
、鋼片５ａ，５ｂへの伝熱効率も増加することになり鋼
片への伝熱効率は２重に増加する。
数α。が増加し、対流伝熱Ｑｃは増加する。さらに仕切
壁６ａ〜６ｄによる固体輻射が生じ、固体輻射が増加し
、鋼片５ａ，５ｂへの伝熱効率も増加することになり鋼
片への伝熱効率は２重に増加する。
以上説明した如き仕切壁６ａ〜６ｄをたとえば７０Ｔ／
Ｈ（７）鋼板加熱炉に設けた場合、炉尻付近における厚
板上下の雰囲気の温度差は従来の場合よ！り減少した。
Ｈ（７）鋼板加熱炉に設けた場合、炉尻付近における厚
板上下の雰囲気の温度差は従来の場合よ！り減少した。
すなわち従来は上部において７３５℃、下部において６
８５℃、温度差５０℃であつたものが、本実施例の仕切
壁６ａ〜６ｄを設けることにより上部においては６９５
゜Ｃ１下部においては６８５℃、温度差１０゜Ｃに改善
された。また雰囲気温度の上下差の存在のため鋼片の上
下部の温度差も生じ、予熱帯での温度差のため、加熱帯
、均熱帯における原単位悪化の原因を生じているが、上
記した如く温度差が減少するため上記の原単位の悪化は
減少する。
８５℃、温度差５０℃であつたものが、本実施例の仕切
壁６ａ〜６ｄを設けることにより上部においては６９５
゜Ｃ１下部においては６８５℃、温度差１０゜Ｃに改善
された。また雰囲気温度の上下差の存在のため鋼片の上
下部の温度差も生じ、予熱帯での温度差のため、加熱帯
、均熱帯における原単位悪化の原因を生じているが、上
記した如く温度差が減少するため上記の原単位の悪化は
減少する。
また炉尻排ガス温度の低下、すなわち伝熱効率７の上昇
により、原単位は低減され、７ＣｆＶ／Ｈ加熱炉の場合
１０×１σＫｃａｌ／ＴＯｎの低減ができた。
により、原単位は低減され、７ＣｆＶ／Ｈ加熱炉の場合
１０×１σＫｃａｌ／ＴＯｎの低減ができた。
また、予熱帯出口での鋼片の上下面温度が例えば従来に
おいて上表面９２０℃、下表面８２０℃であつたものが
、本発明によつて上表面が９１０゜Ｃ下表面θで８８０
℃と温度差が縮まつた。また、一般に鋼片の長さ方向の
両端部の温度が上昇し易く、抽出時の鋼片内温度差が大
きく付くが、本発明の一実施例によれば、予熱帯で下部
予熱帯からの鋼片の長さ方向の両端への入熱が殆ん５ど
無くなくなり、抽出時の、鋼片の長さ方向の両端部の過
熱を小さく抑えることができる。
おいて上表面９２０℃、下表面８２０℃であつたものが
、本発明によつて上表面が９１０゜Ｃ下表面θで８８０
℃と温度差が縮まつた。また、一般に鋼片の長さ方向の
両端部の温度が上昇し易く、抽出時の鋼片内温度差が大
きく付くが、本発明の一実施例によれば、予熱帯で下部
予熱帯からの鋼片の長さ方向の両端への入熱が殆ん５ど
無くなくなり、抽出時の、鋼片の長さ方向の両端部の過
熱を小さく抑えることができる。
本発明の一実施例の連続式加熱炉で加熱したときの鋼片
抽出時における鋼片の長さ方向の温度分布の一例は第６
図の破線に示す如くであり、温度）差は６０゜Ｃである
が、従来の場合は第６図において実線で示した如く９０
℃の温度差があり、３０℃改善されていることが判る。
抽出時における鋼片の長さ方向の温度分布の一例は第６
図の破線に示す如くであり、温度）差は６０゜Ｃである
が、従来の場合は第６図において実線で示した如く９０
℃の温度差があり、３０℃改善されていることが判る。
この結果、平均温度で１０℃低温抽出ができ、燃料原単
位の低減ができる。また、以上は鋼片が２列並列に装入
される場合を例に説明しが、鋼片が上部帯と下部帯とを
仕切つている加熱炉にも適用することができる。以上説
明した如く本発明によれば、装入された鋼片下に上部開
放の排ガス通路を形成する仕切壁を予熱帯下部に設ける
ことにより、２列に装入された鋼片間のすき間から排ガ
スが吹き上げることはきわめて少なく、鋼片の温度差を
低減でき、原単位を低下させることができる。
位の低減ができる。また、以上は鋼片が２列並列に装入
される場合を例に説明しが、鋼片が上部帯と下部帯とを
仕切つている加熱炉にも適用することができる。以上説
明した如く本発明によれば、装入された鋼片下に上部開
放の排ガス通路を形成する仕切壁を予熱帯下部に設ける
ことにより、２列に装入された鋼片間のすき間から排ガ
スが吹き上げることはきわめて少なく、鋼片の温度差を
低減でき、原単位を低下させることができる。
第１図ａおよびｂは加熱炉の縦断面図および横断面図。
第２図、第３図、第４図、および第５図は本発明の一実
施例の要部縦断面図、要部横断面図、要部側面図および
要部斜視図。第６図は本発明の一実施例の作用の説明に
供する図。１・・・・・・炉壁、２・・・・・・炉底、
３ａ〜３ｄ・・・・・・スキッド、４ａ〜４ｄ・・・・
スキッドポスト、５ａ，５ｂ・・・・・・銅片、６ａ〜
６ｄ・・・・・・仕切壁。
施例の要部縦断面図、要部横断面図、要部側面図および
要部斜視図。第６図は本発明の一実施例の作用の説明に
供する図。１・・・・・・炉壁、２・・・・・・炉底、
３ａ〜３ｄ・・・・・・スキッド、４ａ〜４ｄ・・・・
スキッドポスト、５ａ，５ｂ・・・・・・銅片、６ａ〜
６ｄ・・・・・・仕切壁。
Claims (1)
- １ 鋼片が２列並列に装入される連続式加熱炉において
、炉長方向にスキッドポストのライン又は外側にほぼ平
行し、かつ装入された鋼片下に上部開放の排ガス通路を
形成する仕切壁を予熱帯下部に設けるとともに前記仕切
壁中の最炉壁側仕切壁の加熱帯側部分を炉壁側に湾曲さ
せ、前記最炉壁側以外の仕切壁の加熱帯側部分が当接す
るように湾曲させてなることを特徴とする連続式加熱炉
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP554482A JPS6049692B2 (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 連続式加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP554482A JPS6049692B2 (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 連続式加熱炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58123828A JPS58123828A (ja) | 1983-07-23 |
| JPS6049692B2 true JPS6049692B2 (ja) | 1985-11-05 |
Family
ID=11614125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP554482A Expired JPS6049692B2 (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 連続式加熱炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6049692B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0733541B2 (ja) * | 1988-06-08 | 1995-04-12 | 新日本製鐵株式会社 | 加熱炉装入テーブルの搬送制御方法 |
-
1982
- 1982-01-18 JP JP554482A patent/JPS6049692B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58123828A (ja) | 1983-07-23 |
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