JPS6049313B2 - デジタル方式超音波ホログラフィ装置 - Google Patents

デジタル方式超音波ホログラフィ装置

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JPS6049313B2
JPS6049313B2 JP52073206A JP7320677A JPS6049313B2 JP S6049313 B2 JPS6049313 B2 JP S6049313B2 JP 52073206 A JP52073206 A JP 52073206A JP 7320677 A JP7320677 A JP 7320677A JP S6049313 B2 JPS6049313 B2 JP S6049313B2
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signal
ultrasonic
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time
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文信 高橋
隆裕 金森
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば原子炉配管等の物体中に存在する傷の
形状及び位置をデジタル超音波ホログラムを用いて認識
するホログラフイ装置に関するものである。
従来の超音波ホログラフイ装置では、探触子よりサイン
モードの超音波パルス(発信波)を物体に照射し、物体
からの反射波あるいは透過波(以下単に物体波という)
を受信し、この受信波を、発信波と一定位相差の参照波
と干渉させて得た干渉波の振幅を輝度変調することによ
り物体の超音波ホログラムを作成し、物体中の傷情報を
得ている。
上記装置では、受信波および参照波として電気信号を用
い、発信波と参照波の位相差を電気回路で制御すること
、及び干渉波振幅を上記電気信号の掛算で得ることが特
徴である。従来の装置においては、受信波と参照波とを
干渉させるため、受信波のパルス幅を数μ秒から数10
μ秒必要とし、近接した複数の物体が存在する場合には
、各物体からの反射波を時間的に弁別しにくくなること
、探触子からサイン波モードの超一音波パルスを発信さ
せるため、発信器および電力増幅器が大形化するので、
装置の機動性が低下すること、さらに使用する超音波周
波数により得られるホログラムの干渉縞の間隔が限定さ
れる等の欠点があつた。
本発明の目的は、使用される超音波周波数に制約されず
に干渉縞間隔を変化させることのできるホログラフイ装
置を提供することにある。
本発明の他の目的は、近接する複数傷からの各反射波を
時間的に弁別しやすいホログラフイ装置丁を提供するこ
とにある。
本発明のさらに他の目的は、参照波と物体波の相互位相
が簡単に制御できるホログラフイ装置を提供することに
ある。
本発明のさらに他の目的は、電力消費が少なくかつ小型
軽量のホログラフイ装置を提供することにある。
本発明の装置の原理について、従来の超音波ホログラフ
イの原理と比較して説明する。
周波数NM圧の探触子を用い、第1図に示すような物体
5からの反射波を観測する場合を想定する。
図中1は探触子を示し、走査線2に沿つて速度■で走査
する。探触子1が走査線2上の原点X=0およびX=X
1に存在する時、探触子1より発信した超音波ビーム3
は物体5上の点A。およびA1に入射し、反射されて再
び探触子1に入射する。この時の探触子1と点A。およ
びA1間の距離をそれぞれ、RO,rlとし、媒質中の
音速をVaとlする。参照波4は探触子1に角度θrで
入射するものとする。従来の超音波ホログラフイにおい
ては、超音波パルスの発信時刻を時間原点とすると、発
信波φはつぎのように表わせる。
φ=IOeiωt (1
)ここでLは強度、ωは超音波の角周波数すなわちω=
2πN(1/秒)である。
また物体からの反射波あるいは透過波φdは発信から受
信までの時間遅れがあるので、つぎのように書ける。
φd:Idei(j)(t−Td)
(2)ここでIdは強度、Tdは時間遅れである。
時間遅れωは、発信から受信までの超音波の伝播距離r
と伝播した媒質中の音速Vaで決まり、つぎの関係が成
りたつ。 伝=r/Va(3) したがつて、第2式はつぎのように示すことができる。
φd=Idel(ωt−Kr)
(2Yここでk=2πN/Vaである。探触子に入射
する参照波φrは第1図の場合つぎのように表わされる
φrェ1rei(ωt+KXsinOr)
(4)探触子1には、物体からの反射波と参照波
が同時に入射することになり、結果的に探触子では反射
波φdと参照波φrとが干渉してできる干渉波を受信す
ることになる。
干渉波φcはつぎのようになる。φc=φd・φr*+
φd*・φr =Id●IrcOs(k(r+Xsiner)) (
5)ただし*印は複素共役を表わす。
第5式に示されるように、干渉波は、時間的に振動せず
定在波になることがわかる。
そして、その振幅は、超音波の伝播距離と探触子位置お
よび参照波の入射角できまる。探触子を走査し、走査線
上て干渉波振幅が正の、ゝ値になる条件はつぎのように
なる。
(n:整数) すなわち正の干渉波振幅を輝度信号にすれば、各走査位
置毎に、第6式の条件を満たす場所がくり返し存在する
ことになり、干渉縞として表示される。
これが物体の超音波ホログラムとなる。従来の超音波ホ
ログラフイ探傷装置ては、探触子て物体波のみを受信し
、この物体波を電気信号に変換して得た波と電気的参照
波とを電気的に干渉させる。この時の電気的参照波は、
探触子を発振させるサイン波モードの電気信号をフェー
ズシフタ回路を用い、位相をすらすことによつて作り出
される。位相の制御は、第4式に示す如く、探触子位置
Xに比例してシフトする。一方、本発明における第1の
ホログラフイ装置の原理は、第1図て参照波入射角0r
を00とした場合の超音波ホログラフイ(ガボア形ホロ
グラフイと呼ばれる。
)に対応する。すなわち、周波数NM千、デューティレ
シオ50%、出力が0−1パターンのクロックパルスを
参照波として用い、クロックパルスの立ち上りに同期さ
せ探触子から超音波パルスを発信させる。あるいは、超
音波パルス発信時に同期させ、前記クロックパルスを発
生させる。超音波の伝播距離がrであれば、物体波は、
発信後r /Va秒後に受信される。
そこで、受信時刻においてクロックパルスの出力レベル
がOか1かを検出する。例えば出力レベルが1であれば
、次式を満足していることになる。2n/2N<−r
/Vaく(211+1)/2N(7)たたしnは整数で
ある。
ここで、k=qlであるから第7式は と書き直せる。
第(7)゛式は、第6式において0r=0きとした場合
と同様な条件式になる。つまり受信パルス(電気的物体
波)とクロックパルス(電気的参照波)の時間コインシ
デンスを測定し、そのコインシデンス信号を輝度信号と
すれば、従来のガボア形超音波ホログラフイと同様に干
渉縞として表示でき、物体の超音波ホログラムを得るこ
とができる。つぎに、本発明の第2のホログラフイ装置
の原理について述べる。
本原理は、参照波を傾けた場合の従来の超音波ホログラ
フイに対応するものである。
たとえば、周波数NM千、デューティレシオ50%出力
レベルが0−1パターンのクロックパルスを用いて、探
触子の位置がxのときは、クロックパルスの立ち上り時
刻より、XsinOr/Va秒後に超音波パルスを発信
する。
超音波の伝播距離がrであれば物体波は、発信後r /
Va秒後に受信される。そこで受信時刻においてクロッ
クパルスの出力レベルが0か1かを検出する。たとえば
、出力レベルが1であれば、つぎの条件が成りたつ。た
だしnは整数である。
したがつて第8式はつぎのように書き直せる。
2r17rくk(r+XsinOr)く(2n+1)?
r(8Y第(8)゛式は、第6式と同じような条件式と
なる。
つまり、クロックパルスに対して超音波パルスの発信タ
イミングを制御し、受信パルスとクロックパルスとのコ
インシデンス信号を用いることにより、参照波を傾けた
従来の超音波ホログラフイと同様の干渉縞を表示でき、
物体の超音波ホログラムが得られる。以上が第2のホロ
グラフイ装置の原理である。上記第2の原理において、
クロックパルスの立ち上りから超音波パルスの発信タイ
ミングを遅延させるかわりに、超音波パルス発信時より
クロックパルスの発生を制御しても同様の結果を得る。
すなわち、探触子位置Xのときは、超音波パルス発信後
、(CN−XsjnOr)/Va秒よりクロックパルス
を発生させる。ここでCは任意の整数とする。このよう
にして、受信パルスとクロックパルスの時間コインシデ
ンス測定を行えば、第7および第(7)゛式が成りたつ
ことになり、物体の超音波ホログラムを得ることができ
る。以上が第3のホログラフイ装置の原理である。つぎ
に、本発明の第4のホログラフイ装置の原理について述
べる。
まず超音波パルス発信時刻から受信パルスの受信時刻ま
での時間tを測定する。
測定時間tに、探触子位置Xに依存した値XsinOr
/Vaを加え、周波数Nを乗する。この値の端数が1/
2以下のとき輝度信号を発生させる。このときの条件式
はつぎのようになる。ここでnは整数である。
第(9)式において、t=r/Va..k=2(RN/
Vaであるから、第(9)式はつぎのようになる。
上記の如く第(9Y式は、第(8Y式と一致する。すな
わち、上述の輝度信号を用いても、参照波を傾けた従来
の超音波ホログラフイと同様の干渉縞を表示でき物体の
超音波ホログラムを得ることができる。実施例 以下、物体中の傷認識を例として本発明を説明する。
第2図は、実施例1の全体構成を示すブロック図である
本実施例は、本発明を超音波の送受信をひとつの探触子
で行うパルスエコー方式に適用した例である。
第2図に示す通り、探触子1は、走査装置11により、
X−Y平面上の走査径路2に沿つて走査される。
走査制御装置10は、走査装置11の駆動制御信号とし
てのXドライブパルス、Yドライブパルスを出力し、か
つ、探触子の位置を示すX.座標信号およびY座標信号
をそれぞれ出力する。また、走査制御装置10は、リセ
ット信号をツインクロツクパルス発生器13に与えてい
る。ツインクロツクパルス発生器13では、NNMHz
のクロックパルスと、そのクロツクパル・スを1/n分
周したNM比ク咄ンクパルスを出力する。
制御装置10およびツインクロツクパルス発生器13に
接続されている発信制御器14では、周期K秒経過毎に
NM圧クロックパルス立上り時刻からNNMHzのクロ
ックパルスの整数倍の周期だけの時間を遅延させたトリ
ガパルスを出力する。スパイクパルス発生器15では、
発振制御器14からのトリガパルスに同期して、スパイ
クパルスを発生する。
アイソレータ16は、発生器15からの高電圧スパイク
パルスを探触子1に供給すると共に、探触子1で受信し
た被探傷物体6の表面、裏面および傷7の反射波信号を
増幅器17にフ供給する。増幅器17では、探触子1か
らの反射波信号を増幅し、波形整形器18に供給する。
波形整形器18では、増幅器17からの増幅信号を検波
し、一定電圧以上の検波信号をデジタル7パルス化し、
受信パルスとして出力する。
コインシデンス検出器19では波形整形器18からの複
数個の受信パルスのうち、受信制御器14によるトリガ
パルス発生後、一定時間範囲内に出力される傷7の反射
波による受信パルスのみをノ抽出する。さらに、その受
信パルスの立ち上り時刻におけるNHzクロックパルス
の出力レベルを次期検出時刻まで保持させたコインシデ
ンス信号をディスプレイ装置12に出力する。ディスプ
レイ装置12では、走査制御装置10からのX及びY座
標信号を偏向信号として用いるとともに、コインシデン
ス信号を輝度信号に用いて、傷7のホログラムを表示す
る。
第2図中、太わくで示した機器について、とくに回路構
成、動作原理を説明する。
太わくで示した機器以外の機器については、前述した従
来の超音波ホログラフイ探傷装置の機器と共通である。
第3図にツインクロツクパルス発生器13の回路の1例
を示す。図中素子101は24MHZ水晶発振器、素子
102はコンパレータ、素子103はインバータ、素子
104はJ−Kフリップフロップ、素子180はシンク
ロナス4ビットカウンタ、素子118はNANDゲート
、素子170は0Rゲート、素子106はスイッチ、素
子107は12Vツェナダイオード、素子108から1
12までは抵抗を示す。第2図及び第3図中で、A,B
,C,D,E,F,Gで示した信号のタイムチャートを
第4図に示す。第4図のAは、水晶発振器101の出力
信号であり、24MHz..sinモードである。
点線で示す電圧レベルΔVは、コンパレータ102のス
レツシユホールドレベルである。Cはコンパレータ10
2の出力信号であり、信号AがレベルΔ■を超えた時だ
け、+5Vになる。Dは、走査制御装置10から出力さ
れるリセット信号である。リセット信号Dが5■からO
■に立下つた時に、J−Kフリップフロップ104のカ
ウント数がクリアされる。信号Eは、信号Cを1/2分
周するJ−Kフリップフロップ104の出力信号であり
、デユテイ比50%周波数12M圧のクロックパルスと
なる。信号Fは、シンクロナス4ビットカウンタ180
のCARRY信号と24M丁クロックパルスCとのNA
ND信号である。
第3図に示したスイッチ106のスイッチ状態では、信
号Cのパルス数が4個毎に信号Fで示す負論理パルスが
でる。信号Fを、J−Kフリップフロップ104で1/
2分周することにより、信号Gで示すデユテイ比50%
、周波数12/NM圧(第3図の場合N=4)のクロッ
クパルスが出力される。
第5図は、第2゜図に示された発振制御器14の回路の
1例を示す。
図中、素子115はモノスティブルマルチパイプレータ
、素子116はインバータ、素子117はNORゲート
、素子118はN.ANDゲート、素子119は8ビッ
トパラレルアウトシリアルシフトレジスタ、素子120
はデータセレクタ、素子132はANDゲートを示す。
また素子121は、可変抵抗、素子122は抵抗、素子
123,124はコンデンサ、素子112は0N−OF
Fスイッチを示す。第5図中で、G,E,D,H,I,
J,Kで示した信号のタイムチャートを第6図に示す。
第6図において信号G,Eはそれぞれ、NMI(zクロ
ックパルスおよびNNMHzクロックパルス(第5,6
図の例ではn=4、N=3)であり、ともに、第2図に
示されたツインクロツクパルス発生器13からの出力信
号である。信号D,H9Iは走査制御装置10(第2図
)からの出力信号であり、それぞれリセットパルス、Y
ドライブパルスおよびXドライブパルスを示す。信号J
は、くり返し周期パルスを示し、パルスの立上りは、N
M圧ク罎ンクパルス(信号G)の立上りに同期する。
くり返し周期Tは、第5図に示す可変抵抗121の抵抗
値により制御される。パルス幅Wは、抵抗122、コン
デンサ124により定められた値となる。信号Kは、0
N−OFFスイッチ112、スイッチ106が第5図に
示すスイッチ状態にあるときのトリガパルスを示す。
すなわち、リセットパルス(信号D)またはYドライブ
パルス(信号H)出力後のXドライブパルス(信号1)
の数が2個ふえるごとに、くり返し周期パルス(信号J
)を12M1Izクロックパルス1個分だけずらしたト
リガパルス(信号K)ができる。ただし、トリガパルス
のくり返し周期パルスからの時間遅れは、最大12MH
Zクロックパルス7個分の時間であり、7個分シフトし
た後では、再びトリガパルスとくり返し周期パルスが一
致し、順次上記のシフトをくり返す。ただし、スイッチ
112が0FF状態であれば、くり返し周期パルスと同
期してトリガパルスが出力される。第7図は、第2図に
示された波形整形器18の回路の1例を示す。
図中、素子130はオペアンプ、素子131はバッファ
アンプ、素子132はANDゲート、素子133はリト
リガプルマルチバイブレータ、素子135から141ま
でおよび144は抵抗、但し素子139は可変抵抗、素
子142はコンデンサ、素子143はダイオード、素子
145はツェナーダイオードを示す。第7図中で、L,
M,N,O,P,Qで示した信号のタイムチャートを第
8図に示す。第8図の信号Lは、増幅器17(第2図)
からの増幅信号である。
信号Mは、信号Lの正の部分のみをオペアンプ130に
より増幅し極性を逆転した信号である。信号Nは、同様
に信号Lの負の部分のみをオペアンプ130により増幅
し極性を逆転した信号である。信号0は、信号Mと信号
Nの差動増幅信号てある。
点線で示した電圧ΔV2レベルはコンパレータ102の
スレツシユホルドレベルRである。信号Pは、コンパレ
ータ102の出力で信号0のうち、スレツシユホルドレ
ベルを越えた時だけ+5■になる。信号Qは、波形整形
器18の出力信号で、信号Pをリトリガプルマルチバイ
ブレータ133に入力することにより得られる。この結
果信号Lの如き反射波パルスを信号Qの如き受信パルス
に波形整形できる。第9図は、第2図に示されたコイン
シデンス検出器19の回路の1例である。
図中、素子105は、4ビットアップダウンカウンタ、
素子150はエッジトリガフリップフロップ、素子15
1,152は可変抵抗、素子153は抵抗、154,1
55,156はそれぞれコンデンサを示す。第9図で、
K,Q,S,T,U,G,V,D,W,X,Y,Z,H
,H″で示した各信号のタイムチャートは、第10図お
よび第11図に示す。信号Kは、発振制御器14(第2
図)から出力されるトリガパルスである。信号Qは、波
形整形器18(第2図)からの受信パルスである。信号
Gはツインクロツクパルス発生器13(第2図)からの
NMHzクロックパルス(ここでは3MHzとする。)
である。信号D、信号Hは、走査制御装置10(第2図
)から出力されるリセットパルスおよびYドライブパル
スである。信号Sはゲートパルスで、2個のモノステイ
ブルマルチパイプレータ115によりつくり出される。
ゲートパルス(信号S)はトリガパルス(信号K)立土
りからτd秒後に立ち上り、その幅はτw秒である。π
dは可変抵抗151とコンデンサ154との時定数によ
り定められ、τwは、可変抵抗152とコンデンサ15
5との時定数で定められる。信号Tは、信号Qと信号S
(7)NAND信号である。
すなわち、ゲートパルス(信号S)は、超音波パルス発
振後、一定時間範囲内に受信される受信パルスを抽出す
るための信号である。信号Tは、4ビットアップダウン
カウンタ105に入力され、ゲートパルス発生時間内の
受信パ.ルスのうちJ番目のパルスのみをBORROW
(信号U)として出力する。
(第9図で示すスイッチ106のスイッチング状態であ
ればJ=2)エッジトリガフリップフロップ150では
、信号Uの立下り時刻のNM比クロックパルス(信号.
G)の出力レベルを読み取り、次のトリガパルス立上り
時刻まで読み取りレベルの反転レベルを保持した信号V
(コインシデンスパルス)をつくる。信号Wは、ゲート
パルス(信号S)の立下りに同期したパルスで、モノス
テイブルマルチパイプレータ115でつくり、そのパル
ス幅は抵抗153、コンデンサ156で定められる。信
号xは、信号D(リセットパルス)と、信号W及び信号
VのNAND信号とのAND信号である。信号XをJ−
Kフリップフロップ104のクリア信号にすることによ
り、信号Vから信号Yをつくりだす。信号H″は、リセ
ットパルス出力後のYドライブパルス(信号H)をカウ
ントするJ−Kフリップフロップ104の負論理出力信
号である。
信号H″と信号YとのANDをとることにより信号Zを
得て、この信号をコインシデンス信号として出力する。
すわち、信号H″がレベル゜゜1゛のときは、探触子が
x軸上で順方向に走査されていることに対応するので、
順方向走査時のコインシデンス信号のみを出力すること
になる。
このようにすれば走査装置11の機械的遊びによつて生
じるディスプレイ装置12上の画像のずれを少なくでき
る。次に、第2図に示した実施例1の動作内容について
説明する。走査制御装置10では、走査装置11のX方
向およびY方向駆動用モータを動かすためのXおよびY
ドライブパルスを出力し、走査装置11に取りつけた探
触子1を走査径路2に沿つて走査させる。
また走査制御装置11からは、走査開始前に各回路のカ
ウンタを予めクリアするためのリセットパルス、探触子
1のXおよびY軸上の位置を電圧で示すxおよびY座標
信号を出力する。ッインクロツクパルス発生器13では
、NNHzのクロックパルスと、そのクロックパルスを
1/n分周したNHzクロックパルス(デューティ比5
0%)を出力する。
発信制御器14では、リセットパルスあるいはYドライ
ブパルス出力後のXドライブパルスのカウント数1に従
つて1定周期毎にNHzクロックパルスの立上り時から
m番目(本実施例ではm=0〜7)のNN圧クロックパ
ルスの立上りに同期したトリガパルスを出力する。スパ
イクパルス発生器15では、トリガパルスに同期して高
電圧のスパイクパルスを出力する。スパイクパルスはア
イソレータ16を介して探触子1に印加され、探触子か
ら超音波を発信する。発信した超音波は試料6に入射し
、試料表面、底面あるいは欠陥7等で反射され、再び探
触子1に入射する。探触子1で受信した反射波は、電気
信号に変換され、アイソレータ16を介して増幅器17
に反射波信号として入力する。増幅器17では、入力し
た反射波信号を増幅し増幅信号として波形整形器18に
出力する。波形整形器18では、増幅信号を検波して検
波信号をつくりさらに、設定したスレツシユホルドレベ
ル以上の検波信号につきデジタルパルス化した受信パル
スを出力する。コインシデンス検出器19では、トリガ
パルス出力後一定時間範囲内に入力した受信パルスのみ
を抽出し、抽出した受信パルスの立上り時のNHzクロ
ックパルスの出力レベルを保持したコインシデンス信号
を出力する。ただし、トリガパルス出力後一定時間範囲
内に受信パルスがない場合はコインシデンス信号の出力
レベルはOになり、また、探触子1がX軸上を逆方向に
走査されている楊合にも、コインシデンス信号の出力レ
ベルがOになる。(順方向走査時にレベル0になるよう
にも設定できる。)X軸上を逆方向に走査しているのは
、リセットパルス出力後のYドライブパルスのカウント
数が奇数であることから判定する。上記コインシデンス
信号を輝度信号とし、XおよびY座標信号を偏向信号と
して用いることにより、ディスプレイ装置12のディス
プレイ上−にホログラムを表示する。第12図は、本発
明の実施例2の全体構成を示すブロック図である。
第12図において、実施例1(第2図)と異なる構成は
太わくて示されている。実施例1ではNMルクロツクパ
ルスの立上り時刻から超音波パルスの発振タイミングを
遅延させるが、実施例2では、逆に超音波パルスの発信
時刻からNM土クロックパルスを遅延させて発生させて
いる。
また、実施例2では、超音波パルスの発信が、クロック
パルス発生器20からのクロックパルスと非同期である
ことが特徴である。超音波パルス発信から、反射波信号
の整形、コインシデンス信号によるホログラム表示にい
たる信号処理は、実施例1と全く同じであるのて説明を
省略する。以下機器20,21,22の回路構成および
動作内容を説明する。クロックパルス発生器20は、2
nNMHzのクロックパルスを発生する。
例えば、n=4、N=3とする。この場合の回路構成は
、第3図の点線で囲まれた部分と同じで、24Mルクロ
ツクパルスを出力する。トリガパルス発生器21は、ク
ロックパルス発生器20の出力に無関係にトリガパルス
を発生する。
トリガパルス発生器21の回路構成の1例を第13図に
示す。
第13図において素子160,161は抵抗、素子16
2,163はコンデンサである。D,Nで示した信号の
タイムチャートを第14図に示す。信号Dは、走査制御
装置10(第12図)から出力されるリセットパルスで
ある。
信号K″は、トリガパルス発生器21の出力信号である
トリガパルスを示す。トリガパルスは、パルス幅TA秒
で、リセットパルス(信号D)立上り後τa秒後に出力
され、順次τα秒間隔で発生される。TAは抵抗161
、コンデンサ163の時定数で定められる。またγαは
抵抗160、コンデンサ162の時定数で決まる。第1
5図は、第12図に示された分周制御器22の回路構成
の1例を示したものである。
第15図において、素子106,106″はスイッチで
ある。
図中の信号A″はクロックパルス発生器20からの24
M圧クロックパルスである。信号K″はトリガパルス発
生器21からのトリガパルスである。信号D,H,Iは
それぞれリセットパルス、Yドライブパルス、Xドライ
ブパルスであり、いづれも走査制御装置10(第12図
)からの信号である。信号G″は3MHzクロックパル
ス分周制御器22の出力信号である。各信号のタイムチ
ャートを第16図に示す。
信号G″の出力レベルについて説明する。信号K″(ト
リガパルス)立ち上り時刻では、信号゛G″の出力レベ
ルは“゜1゛の状態にある。その立ち上り時刻から、2
4MHzクロックパルスであるA゛パルスが(4+j)
個発生された後に信号G″の出力レベルは″0″になる
。以後A″パルス4個毎に信号G゛の出力レベルが変わ
るので周波.数は3M圧になる。ここでjはリセットパ
ルス(信号D″)またはYドライブパルス(信号H)発
生後のXドライブパルス(信号1)の発生数1できまる
。スイッチ1062が、第15図に示されたスイッチン
グ状態のとき、jは、iを2で除しノた数を越えない最
大の整数値をとる。ただし、1は8進数としてカウント
するので、iの値はOから7まで順次かわり、それにつ
れてjの値は0から3までくり返すことになる。このよ
うに、探触子1の走査径路2上の移動にともなつて、ト
リガパルス(信号KOに対し3MHzクロックパルス(
信号G″)の発生タイミングを制御する。また、第15
図の0N−OFFスイッチ112を0FF状態にするこ
とにより、トリガパルス(信号K″)と同期した3MH
zクロックパルス(信号G″)を発生させることもでき
る。第17図は、本発明の実施例の全体構成を示すブロ
ック図である。
本実施例では、受信パルスとクロックパルスとの時間コ
インシデンス測定を行なつた実施例1および2と異なり
、トリガパルス発生時刻から受信パルスまでの経過時間
を測定し、その時間からホログラム信号(第17図では
輝度信号として表示)を演算算出することを特徴とする
第17図で示した構成においては、太わくで表示した機
器以外の機器は、実施例1および実施例2の構成を示し
た第2図および第12図中の同じ番号の機器と同一であ
る。
したがつて、以下太わくで示した機器の動作内容につい
て説明する。発信制御器14″は、クロックパルス発生
器20から出力される24MHZクロックパルスの立上
りに同期して、一定のくり返し周期でかつ一定のパルス
幅のトリガパルスを発生する。トリガパルスに同期して
スパイクパルスがスパイクパルス発生器15より出力さ
れ、探触子1より超音波パルスが発信される。発信制御
器14″の回路構成の1例を示すと第5図の点線で囲ん
だ部分になる。たた七第5図では信号Gとして3M■ク
ロックパルスを入力するが、本実施例では24M1[z
クロックパルスを入力することにより、トリガパルス、
(第5図では、くり返し周期パルスJと表示してある。
)を得る。パルス抽出器23は、波形整形器18からの
受信パルスのうち、欠陥7からの反射波でつくられる受
信パルスのみを抽出する。
パルス抽出器23の回路構成の1例をあけると、第9図
の点線で囲んだ構成となる。パルス抽出器23の出力信
号は第9図で信号Uとして表示した、4ビットアップダ
ウンカウンタ105のBORROWパルスをインバータ
103で反転したパルス信号となる。時間分析器24は
、トリガパルス発生時から、受信パルス受信時刻までの
24MHzクロックパルスをカウントし、そのカウント
数を出力する。カウント数は、探触子1から欠陥7まで
の超音波伝播時間に対応する。時間分析器24の回路構
成の1例を第18図に示す。
第18図において素子180はシンクロナス4ビットカ
ウンタで、トリガパルス(信号K″)入力後の24MH
Zクロックパルス(信号A″)をカウントする。素子1
81はヘキサ・D形フリップフロップで、受信パルス(
信号Q)入力時刻のシンクロナス4ビット・カウンタ1
80のカウント数を読みノ取りその値を時間信号として
次の受信パルス入力時刻まで保持かつ出力する。
ただし、受信パルスが入力しなかつた場合(欠陥7から
の反射波が得られなかつた場合)には、カウント数が4
096になつた時点で出力信号ち〜Tllのレベルを全
て゜“0゛にする。時間信号ち〜Tllは、時間分析器
24の出力信号であり、カウント数を2進数であられし
たものである。
各信号のタイムチャートは第19図に示すとおりである
たとえば、トリガパルス(信号K″)入力から受信パル
ス(信号Q)の立ち上りまで24MHZクロックパルス
(信号A″)が5個あれば、信号T。,tl,t2の出
力レベルは、それぞれ“1゛、゜゜0゛、“゜1゛とな
り、次の受信パルス入力時まで各々のレベルが保持され
る。第17図のカウンタ25は、走査制御装置10から
のリセットパルス、または、Yドライブパルスのいずれ
かが入力後、Xドライブパルスの数をカウントしてその
値を2進数であられしたカウント信号と、走査径路2に
おいてX軸上を順方向に走査している時にはレベル゛゜
1゛、逆方向に走査している時にはレベル6゜0゛とな
る走査方向信号をそれぞれ出力する。
カウンタ25の回路構成の1例を第20図に示す。
図において、素子180はシンクロナス4ビットカウン
タ、素子104はJ−Kフリップフロップ、素子103
はインバータ、素子117はNANDゲート、素子11
1は抵抗、素子106はスイッチを示す。カウンタ25
の入力信号1,D,Hは、ともに走査制御装置10から
のXドライブパルス、リセットパルス、Yドライブパル
スである。
カウンタ25の出力は、信号K。,kl,k2,k3,
H″である。各信号のタイムチャートは第21図に示す
信号K。,kl,k3の出力レベルは、リセットパルス
(信号D)またはYドライブパルス(信号H)出力後の
Xドライブパルス(信号1)のパルス数を4ビットバイ
ナリであられしたものであるしたがつて、xドライブパ
ルスのパルス数が1哩すごとに信号K。,kl,k2,
k3の出力レベルは同じパターンになる。信号H″の出
力レベルは、リセットパルス出力後゜゜1゛になり、以
下Yドライブパルス出力毎にレベルが変換する。
第17図のインタフェース26は、演算器27への信号
入力および演算器27の演算結果を出力する役割を果た
す。
インタフェース26の動作機能を説明する。たとえば、
カウンタ25からのカウント信号KO,kl,k2,k
3の出力レベルに対応して托進数K8を作る。
また走査方向信号の出力レベルが゜“1゛またぱ“0゛
に対応してそれぞれ1または0になる数値N,を作る。
時間分析器24からの時間信号ち〜Tllの出力レベル
に対応した托進数N,を作る。また、実施例1および2
でのクロックパルスの分周値nに対応した托進数NOを
セットする。さらに演算器27の演算を実行させるため
の数値Npをセットする。演算を終了させるときにはN
pをOにする。インタフェース26から演算器27に数
値NO、NdNKX..N,を転送させるための数値N
Rをセットする。NRの値はトリガパルス発生時刻から
転送時間内だけ1とし、その他の時間てはOにする。演
算器27の演算結果は0または1として出力され、イン
タフェース26ては演算結果に対応してそれぞれ出力レ
ベルが“O゛または“゜1゛の輝度信号をディスプレイ
装置に出力する。ただし輝度信号の出力レベルは、次の
演算結果が演算器27から出力されるまで保持される。
以上がインタフェース26の動作機能の1例である。
つぎに演算器27の演算内容の1例をフロチャートにて
説明する。
第22図に演算内容のフロチャートを示す。演算器27
では、初めにNpを読み込み、Np:0であることを確
認して以下の演算を実行する。つぎにNRを読み込み、
NR=1のとき、Nc..nd..Nt..Kxを読み
込む。NR=0のときは、NR=1になるまでつまり、
トリガパルスがインタフェース26に入力されるまで待
機する。Nc..n6、N,、KO読み込み後、Ndが
0か1かを判定する。Nd=oのときは探触子1が走査
径路2のx軸上を逆方向に走査されていることに対応す
るのでJCをOとおき、その値をインタフェース26に
出力する。Nd=1のときは、演算式200,201,
202で示した演算を実行する。演算式201,202
中で〔 〕の表示はガウス記号であり、〔 〕内の数値
を越えない最大の整数を表わす。つぎに数値演算で得た
ΔNの値により、ΔN=Oの場合には、JC=01ΔN
=1のときはJC=1とし、JCの値をインタフェース
26に出力する。
出力終了後再びNp読み込みを開始し、前述の演算処理
をくり返す。演算器27からの出力値JCをもとにして
インタフェース26から出力される輝度信号は、第2図
に示した実施例1でのコインシデンス信号に対応する。
また第22図中の演算式200をNK=N−Kとして得
られる輝度信号は第12図に示した実施例2でのコイン
シデンス信号に対応する。第22図中の演算式200を
NK=N,とすれば、実施例1および実施例2でトリガ
パルスと分周クロックパルスとを同期させた場合に対応
する。インタフェース26から出力される輝度信号を用
いディスプレイ装置12で傷7のホログラムをa表示す
る。
以上、本発明の装置について3つの実施例をあげて説明
した。
つぎに、従来の超音波ホログラフイ装置て得られる物体
のホログラムと実施例1で示した装置で得た物体のホロ
グラムの実例をあげiて説明する。探傷物体は、第1図
に示すように、探触子走査面に対し、3.6図傾けて水
中に設置した平板てある。
また、参照波の入射角θrは、0し(ガボア形ホログラ
フイ)である。従来の超音波ホログラフイ探傷装置では
、共振周波数3MHzの探触子を用い、周波数3M十、
パルス幅15μSのサイン波モードの超音波パルスを使
用した。
得られたホログラムを第23図に示す。図中xおよびy
方向は各々探触子の走査方向に対応する。ホログラムと
して表示されている干渉縞間隔は4.0±0.2Tf$
Lである。一方、本発明の装置(実施例1)では、共振
周波数1MHzの探触子を用い、周波数1MI(z1パ
ルス幅2μSのスパイク状の超音波パルスを使用し、分
周クロックパルスの周波数を3M圧とした。得られたホ
ログラムを第24図に示す。
図中xおよびy軸は第23図と同様である。第24図で
の干渉縞間隔は3.9±0。2?であり、従来装置で得
られるホログラムの干渉縞間隔4.0±0.2Tf0n
と誤差範囲内で一致する。
以上の結果から、次のことが確認できる。
1 従来の超音波ホログラフイ装置ではサイン波モード
の超音波パルスを使用することによりホログラムを作成
しいたが、本発明の装置により、スパイク状の超音波パ
ルスによつてホログラム作成が可能となつた。
2本発明の装置ではクロックパルスの周波数が従来の装
置で使用する超音波周波数に対応する。
したがつて、本発明の装置では、使用する超音波の周波
数に関係なく、クロックパルスの周波数を3M丁にすれ
ば、従来の装置て、共振周波数3MHzの探触子を用い
る3MHzの超音波を使用して得られるホログラムと干
渉縞間隔が等しいホログラムが得られる。
たとえば、1MHzの超音波を用いても、クロックパル
スの周波数を6Mルにすれば、従来の装置で6MHzの
超音波を用いて得られるホログラムと同等のホログラム
を得ることが可能である。まとめ 以上説明した如く、本発明によればつぎに示す効果が生
ずる。
1使用する超音波周波数に無関係に、ホログラ.ム上の
干渉縞間隔を制御できる。
たとえば、実施例1および2の装置では、分周クロック
パルスの周波数を高くすること、実施例3の装置ではN
Oを小さな値にセットすることにより、干渉縞間隔が狭
い詳細なホログラ・ムを作成できる。
2発信パルスにスパイク状のパルスを用いることができ
る。
したがつて近接複数物体からの反射波を時間的に弁別し
やすくなり、サイン波モードのパルスを用いる従来の超
音波ホログラフイ装置にくらべ時間分解能が向上する。
図面の簡単な説明第1図は、超音波ホログラフイ法によ
る探傷時の探触子および物体の幾何学的配置図を示した
ものである。
第2図は、特許請求範囲第5項に記載した本発明装置に
おける実施例1の装置構成を示したものである。第3図
は、第2図で示したツイノンクロツクパルス発生器13
の回路の1例を示した図である。第4図は、第3図で示
した回路の信号のタイムチャートを示した図である。第
5図は、第2図で示した発信制御器14の回路の1例を
示した図である。第6図は、第5図に示した回−路での
信号のタイムチャートを示した図である。第7図は、第
2図で示した波形整形器18の回路の1例を示した図で
ある。第8図は、第7図で示した回路での信号のタイム
チャートを示した図である。第9図は、第2図で示した
コインシデンス検出器19の回路の1例を示した図であ
る。第10図および第11図は、第9図て示した回路て
の信号のタイムチャートを示した図である。第12図は
、特許請求の範囲第5項に記載した本発明装置における
実施例2の装置構成を示したものである。第13図は、
第12図で示したトリガパルス発生器21の回路の1例
を示した図てある。第14図は、第13図で示した回路
での信号のタイムチャートを示した図である。第15図
は、第12図で示した分周制御器22の回路の1例を示
した図である。第16図は、第15図で示した回路での
信号のタイムチャートを示した図である。第17図は、
特許請求範囲第6項記載の本発明装置における実施例3
の装置構成を示したものである。第18図は、第17図
て示した時間分析器24の回路の1例を示した図てある
。第19図は、第18図で示した回路での信号のタイム
チャートを示した図である。第20図は、第17図で示
したカウンタ25の回路の1例を示した図である。第2
1図は、第20図で示した回路での信号のタイムチャー
トを示した図である。第22図は、第17図で示した演
算器27の演算内容のフローチャートの1例を示した図
である。第23図は、従来の超音波ホログラフイ装置で
得たホログラムを示す。第24図は、実施例1で示した
本発明装置で得たホログラムを示す。1・・・・・・探
触子、6・・・・・・被探傷物体、7・・・・・・傷、
10・・・・・・走査制御装置、11・・・・・・走査
装置、12・・ディスプレイ装置、13・・・・ツイン
クロツクパルス発生器、14・・・・・発振制御器、1
5・・・・・・スパイクパルス発生器、16・・・・ア
イソレータ、17・・・・・・増幅器、18・・・・波
形整形器、19・・・・・・コインシデンス検出器、2
0・・・・・・クロックパルス発生器、21・・・・・
・トリガパルス発生器、22・・・・・・分周制御器、
23・・・・・・パルス抽出器、24・・・・・時間分
析器、25・・・・カウンタ、26・・・・・・インタ
フェース、27・・・・演算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定周期の第1クロックパルスを発生するクロック
    パルス発生手段、上記第1クロックパルスと同期して、
    第1クロックパルスの周期よりも長い周期で被検査物体
    に対して超音波パルスを発信する超音波送信手段、およ
    びあらかじめ定めたゲート期間に受信された上記超音波
    パルスの物体波を受信した時点における上記第1のクロ
    ックパルスの出力レベルを検出し、検出された該出力レ
    ベルがあらかじめ定めたレベルにあつたときに一致信号
    を出力する一致検出手段を有し、上記一致信号により被
    検査物体のホログラムを作成することを特徴とするデジ
    タル方式超音波ホログラフイ装置。 2 一定周期の第1クロックパルスを発生するクロック
    パルス発生手段、上記第1クロックパルスと同期して、
    第1クロックパルスの周期よりも長い周期で被検査物体
    に対して超音波パルスを発信する超音波送信手段、上記
    超音波送信手段に含まれた超音波パルス発信用探触子を
    所望の位置に駆動する探触子走査手段、超音波パルスの
    発信時刻からその超音波パルスの物体波を受信する時刻
    までの時間t_pを測定する手段、および上記時間t_
    pを上記第1クロックパルスの周期T_cで除算し、そ
    の剰余σが0≦σ<T_c/2の範囲にあるとき一致信
    号を出力する手段を有し、上記一致信号により被検査物
    体のホログラムを作成することを特徴とするデジタル方
    式超音波ホログラフイ装置。 3 一定周期の第1クロックパルスと、第1クロックパ
    ルスのn(正の整数)倍の周期を有する第2クロックパ
    ルスを発生するクロックパルス発生手段、上記第1クロ
    ックパルスと同期して、第1クロックパルスの周期より
    も長い周期で被検査物体に対して超音波パルスを発信す
    る超音波送信手段、上記超音波送信手段に含まれた超音
    波パルス発信用探触子を所望の位置に駆動する探触子走
    査手段、上記第1および第2クロックパルスを入力し、
    上記第1クロックパルスより第2クロックパルスの周期
    の整数倍に相当する時間経過後にトリガパルスを発生し
    、かつ上記経過時間を走査原点から探触子走査位置まで
    の距離に比例して変化させる手段、およびあらかじめ定
    めたゲート期間に受信された上記超音波パルスの物体波
    を受信した時点における上記第1クロックパルスの出力
    レベルを検出し、検出された該出力レベルがあらかじめ
    定めたレベルにあつたときに一致信号を出力する手段を
    有し、上記超音波送信手段における上記超音波パルスは
    上記トリガパルスと同期して発信し、上記一致信号によ
    り被検査物体のホログラムを作成するデジタル方式超音
    波ホログラフイ装置。
JP52073206A 1977-06-22 1977-06-22 デジタル方式超音波ホログラフィ装置 Expired JPS6049313B2 (ja)

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US05/917,600 US4222273A (en) 1977-06-22 1978-06-21 Digital type ultrasonic holography apparatus
GB7827559A GB2000291B (en) 1977-06-22 1978-06-21 Digital type ultrasonic holography apparatus
DE2827489A DE2827489C2 (de) 1977-06-22 1978-06-22 Digitales Ultraschall-Holografiegerät
FR7818662A FR2425099A1 (fr) 1977-06-22 1978-06-22 Appareil d'holographie ultrasonore de type numerique
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