JPS6048798A - ズボン用アイロン機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はアイロンをかけたズボンを自動的に且つ連続
的に取り出す装置を組み込んだズボン用アイロン機に関
する。

〔従来の技術〕

周知のように織物生産業界では、最近ズボンにボタン、
留め具等を付ける前に衣服の仕上げのために特別に考案
されたアイロンをかける機械を使用している。

また上記のアイロンをかける機械は、普通。

長手方向に隣接して並んだ二つの部材で構成された一つ
の細長い板で構成されていることも知られていも。

ズボンの両足は上記の細長い板に伸ばされ、ズボンの股
上は、上記の細長い板を二つに分離している中間箇所の
上方から機械内に挿入される。

次に移動可能なプラテンが上方から下ろされ、ズボンの
両足を押圧し、蒸気、熱、駁引等を適宜詐してアイロン
作業を行っている。

しかし、上記のような従来のアイロン機では、上述のよ
うにしてアイロンを妙゛・けられたズボンは、最後に作
業者が手でアイロン機から外さなければならない。

しかし、上述の手作業では、ズボンの多くの部分を無理
に不均等な力で引っ張りがちで、アイロンのかかっ九ス
゛ポンの外観を損うことになる。

さらに、上記のような従来のズボン用アイロン機は、そ
の使用のために数人の作業者が必要で、出来上がった製
品の費用が高くつく欠点があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この発明の目的は、上記の従来技術の欠点を単り除くこ
とにある。

この発明の他、の目的け、アイロンのかかったズボンを
順序よく集める利点を持った装置の備わったズボン用の
アイロン機を供給するととである。

この発明のもう一つの目的は、作業者の作業を簡単かつ
容易にすることである。

上記のこの発明の目的と他の目的は下記の説明から明ら
かとなろう。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明によるアイロン機の特徴は次の点にある。　す
なわち該アイロン機は、一対の並んだ平担な部材から成
っており、前記平担部材のそれぞれは二個の細長い・形
の縦方向に＃設された部材より成り、上記二個の細長い
部材は互いに近すいたり離れたりするように調節可能で
、上記二個の細長い部材に対して直角に伸びている中間
軸のまわりに上記二個の細長い部材は一体的に／ざＯ側
転可能であり、上記二個の平担部材のどちらかの上でズ
ボンに適当な圧力をかけることのできるアイロンをかけ
るプラテンが設けられ、」二記二個の平担部材のどちら
かの下方に、アイロンのかかったズボンの腰部をつかむ
機能と１．上記平担部材のどちらか一方からズボンを引
き出し、ズボンを収集する適当な装置にズボンを置く機
能とを有する摺動可能なグリッパ−が配設されている。

〔作用、効果〕

したがって、この発明によるアイロン機をでよって、ア
イロンのかけ終ったズボンは、ズボンに対する提手方向
軸に沿って自動的にアイロン機から取り外されるのであ
るが、このズボンを取り外す方向はズボンの縫い目の方
向と同じで、ズボンにむやみに不均等な引張り力が加わ
ることが避けられる。

との発明をでよるズボン用アイロン機械の特徴と利点は
、添付図面を参照して下記の好適実施例の詳述から明ら
かとなろう。

〔実施例〕

図面に描かれている特徴や数字を参照すると、このズボ
ン用アイロン機は、実質的に、二つの水平方向に並んだ
平担な部材（１１、（２１より成る。

これら平担な部材ｉｌ＋　、　（２１は、各々細長い部
材（Ｐ）　、（１〃）と（２′）、（２つを有し、これ
ら細長い部材（１つと（１つ、（２′）と（ど）は各々
長手方向に並設され、ズボンの両足（８′）、（８Ｉ）
を伸ばした状態で充分収容できる大きさを有し、ズボン
の股上（３）は上記の細長い形の部材（１′）、（１１
）と（２１）、（２’／）の対向する側の間の溝（４）
につり下げられる。

上記二つの細長の部材（］っは（１′）に対し、（２つ
は（２”）に対し、また、（１つは（１つに対し、（２
つは（２′）に対し長手方向の軸に溢って移動可能で、
アイロンのかけ終ったズボンがつかみ上げられる聞、上
記溝（４）幅は適当な大きさに拡がるように構成されて
いる。

さらに前記二つの水平方向に配置された平担部材ｆｌｌ
　、＋２１は、中間垂直軸（５）のまわりに一体的に７
１０°回転できるようになっている。

上記回転軸（６）は１図外の複動式シリンダーによって
回転させることができる。　上記複動式シリンダのピス
トン棒は１片持ちばり（６）に連結されている。　この
片持ちばり　（６１とその底部（６つは、上記水平方向
に設けられた平坦部材（１）。

（２）の一方の上に位置し、アイロンをかけるプラテン
（ないしプレス）の役割を果す。　作業者は前記平坦部
材ｆｌ）　、　＋２１上でアイロンをかけるためズボン
の両足を伸ばし、ｅｔＪ記二つの細長い部材（１つ、（
１すを離し、前記溝（４）にズボンの股上部分を挿入す
る（第８図）。

次に、ズボンの両足が載っている二つの細長い部材（１
つ、（ＩＩ）は、一体的に／、１）００回転し、片持ち
ばり（６）の下方へと移動し、さらにプラテン（６つに
よってズボンの両足にアイロンをかけるために、片持ち
ばり（６）は下方へ移動する。

ズボンが載っている平坦部分の一方の下に７’ボンの股
上を保持するように構成された作動可能な二つの広いあ
ごから成るグリッパ−（７）が設けられている＼。　こ
のグリッパ−（７）のあごは互いに同芯上にある管状部
分（８）上に取り付けられている。

上記管状部材は、二つの複動式の駆動ダリングーによっ
て互いに反対方向に部分回転を受ける。　これにより上
記あごは開いたり閉じたりする（このあごの開いている
状態での角度は／♂００である）。

適当なキャリッジに取り付けられた駆動シリンダーない
しグリッパ−のあごを保持する管状部材（８）は、適当
な駆動装置（たとえば駆動チェーン）によって、ズボン
を載せる前記平坦部材ｆｌ）　ｌ　ｆ２＋の外部に配設
された傾斜したレー／Ｌ’＋９）に沿って摺動するよう
に構成されている。

要するに、ズボンにアイロンがかかった後、片持ちぼり
（６）は持ち上げられ、前記細長の部材（１つ、（１”
）は離れ、グリッパ−（７）は下方からズボンの腰部を
つかむ。（第２図） その後、グリッパニー（７）−がレーｔｖ　（９）に沿
って摺動している時、ズボンの両足を溝（４）を通って
前記レーｚ＋ｚ（９１の終端部へと運ぶ。

グリッパ−（７）がレー／ｌ／［９１に沿って摺動して
いる間、グリッパ−（７）は回転自在で、上記二つのあ
ごを上記レー／Ｌ／１９）に平行になるように調節する
。

このグリッパ−（７）の開閉作動はそれぞれの管状部材
（８）上の駆動シリンダーの一つによってかけられた圧
力を適当に変えることによって行なうことができる。

前記レー／Ｉ／（９）上の適当な位置に適当なズボンの
支持部材が配置され、この支持部材へグリッパ−（７）
によって運ばれたアイロンのかかったズボンがＩＩｎＪ
記支持部材の中間地点に置かれる。

前記支持部材は、たとえば第１図に示されているように
コンベヤーベルト（ｌＯ）から成り、グリフｚ＜−（７
＋力ラＭれたズボンはコンベヤーベルト（ｌＯ）上に積
み重ねられる。　予定数のズボンがコンベヤーベルト（
１０１から離れた後、コンベヤーベ／＆　）　（１０）
は前進し、新たにズボンを積み本ね始める。　ズボンの
タイプによっては、第２図以下に示すような回転コンベ
ヤータイプのズボン収集装置（１りが設置され、キャリ
ッジ（１２）上に取りｆ」けられる。　上記回転コンベ
ヤータイプのズボン収集装置（川は、ある長さを持った
閉ル−プ道に沿ってステップモーター（１（によって駆
動されるアームα３）より成る。　詳しく言えば、上記
アーム（１萄は先ず直線路に沿って駆動され、その後、
曲率半径の小さい曲線の終端部分において、２回続けて
りθ０回転をし、ズボンをつかみ上げ、２番目の直線路
に沿って移動する。　車輪の付いたキャリッジ（１２１
上に取り付けられた上記ズボン支持部４７Ｑｌは、アイ
ロンのかかったズボンを次の作業のため他の装置へ送る
。

この発明によるズボン用アイロン機は、操作を機能面と
便宜面において改良したものであることが前述の説明か
ら明らかであろう。

この発明による機械は、前述の実施例だけに限られたも
のでなく、この発明の実用性と特徴を実行するため当業
界の熟練者が上述のこの発明の概念から逸脱しない範囲
において変更もしくは修正可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はアイロンのかかったズボン収集装置を備えたズ
ボン用のアイロン機の部分斜視図、第２図は回転コンベ
ヤ一式ズボン収集装置の備わったズボン用アイロン機の
平面図、＠８図はアイロンがかけられた後、グリッパ−
がズボンをつかんで下ろす図、第４図と第５図はアイロ
ンのかかったズボンを回転コンベヤ一式のズボン収集装
置へ置くためにグリッパ−がズボンを引つ眼っている図
、第６図はズボンが前記回転コンベヤ一式のズボン収集
装置のアームに置かれる前のグリッパ−の最終位置の詳
細図。 ＋１）　、　＋２１・・・・・・ズボンの足を載せる平
ｉ１コな部材、（１’）、（ＩＱ、（２′）、’（２’
ル・・・山）　、　ｆ２＋を形成する細長い部材、（３
）・・・・・・ズボンの股上、（８′）、（８’）・・
・・・・ズボンの足、（４）・・・・・・溝、（５）・
・・・・・回転軸、（６）・・・・・・片持ちばり、（
６′）・・・・・・片持ちばりの下端部、（７）・・・
・・・グリッパ−１（８）・・・・・・管状部材、（９
）・・・・・・レール、（１０）・・・・・・コンベヤ
ーベルト、（ＩＩ）・・・・・・回転コンベヤ一式ズボ
ン収集装置、（１２１・・・・・・車輪付きキャリッジ
、　（１３！・・・・・・アーム、　Ｑ＋’、・・・・
・・ステップモーター。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　ズボン用アイロン機であって、一対の隣接する平担
   な部材より成り、前記平担な部材は細長い形で、各々長
   手方向に並設された一対の部材より成り、上記一対の細
   長い部材は互いに近づいたり離れたりするよう調節でき
   、上記一対の細長い部材に対して直角に伸びている中間
   軸のまわりに上記一対の細長い部材はそれぞれ一体的に
   ７Ｆ００回転可能であり、上記二個の平担部材のどちら
   かの上でズボンに適当な圧力をかけることのできるアイ
   ロンをかけるプラテンが設けられ、上記二個の平担部材
   のどちらかの下方に、アイロンのがかったズボンの腰部
   をつかむ機能と、上記平担部材のどちらか一方からズボ
   ンを引き出し。 ズボンを収集する適当な装置にズボンを置く機能とを有
   する摺動可能なグリッパ−が配設されていることを特徴
   とするズボン用アイロン機。 （す１　前記一対の細長い部材はそれぞれズボンの両足
   を伸ばしだ状態で充分収容できる大きさを有Ｌ７．ズボ
   ンの股上はト記一対の細長い部材の対向する側の湯につ
   り下げられ、それぞれ互いに長手方向の軸に沿って移動
   可能で、アイロンのかけ終ったズボンがつかみ上げられ
   る間、上記溝幅を適当な大きさに拡げるように構成され
   ていることを特徴とする特許請求の範囲■に記載のズボ
   ン用アイロン機。 （ジ　前記中間軸は複動式シリンダーによって回転させ
   ることができ、上記複動式シリンダーのピストン棒は１
   片持ちぼりに連結され、この片持ちばりは、その下面と
   共に前記二個の平担部材のどもらかの上に位置するアイ
   ロン用プヲテンないしプレスを形成することを特徴とす
   る特許請求の範囲■または（りに記載のズボン用アイロ
   ン機。 ■　ズボンの両足を載せる上記二個の平担部拐のどちら
   かの下に二つの広いあごで構成された開閉ｎＪ能なグリ
   ッパ−が設けられ、前記二つのあごは互いに同芯上にお
   る管状部材の上に設けられ、前記管状部材は前記二つの
   初動式シリンダーの作動に伴って互込に反対方向に部分
   的に回転を受け、前記あごを開けたり閉じたりすること
   を特徴とする特許請求の範囲（りから■の向れかに記載
   のズボン用アイロン機。 （リ　上記あごの開閉を駆動する上記駆動シリンダーな
   いし管状部材は７ｉ！ｔｉｔのキャリッジ上に取り付け
   られ、駆動チェーンのような適宜の駆動装置によって、
   ズボンの両足を載せるべく、前記平担部材の一方の外部
   に位置する傾斜レールに沿って摺動するように構成され
   た特許請求の範囲■から■の何れかに記載のズボン用ア
   イロン機。 ■　上記グリッパ−はその摺動中、回転自注で、上記二
   つのあごは上記レールに平行になるように調節され、こ
   のグリッパ−の開閉調節は前記駆動シリンダーの一つに
   よって前記管状部材の一つにかけられた圧力を適°ケ変
   えることによって達成されることを特徴とする特許請求
   の範囲（りに記載のズボン用アイロン機。 ■　適当なズボン支持部材が適当な位置に設けられ、上
   記グリッパ−によって運ばれたアイロンのかかったズボ
   ンが０１１記支持部材の中間地点に置かれ、前記支持部
   材はコンベヤーベルトか墳たは車輪のついたギヤリッジ
   上に取り付けられた回転コンベヤータイプのズボン収集
   装置であり、前記コンベヤーベルトまたは回転コンベヤ
   ータイプのズボン収集装置上にグリッパ−から外された
   ズボンが正確に積み重ねられ、上記回転コンベヤータイ
   プのズボン収集装置は、適当な長さを持つ誘導閉ループ
   に沿ってステップモータによって駆動されるアームをそ
   の構成部材とすることを特徴とする特許請求の範囲■か
   ら■の阿れかに記載のズボン用アイロン機。 ■　アイロンのかけ終ったズボンがズボンの長手方向の
   軸に沿ってズボンに不均等な引っ張り力が加わらずに自
   動的に取り出されることを特徴とする特許請求の範囲■
   から■の而れかに記載のズボン用アイロンＭ。