JPS6046950B2 - 喫煙用パイプのフイルタ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、喫煙用パイプに使用するフィルタに関する
ものてある。

たはこは健康に悪いことより、喫煙者にはフィルタ付パ
イプにたばこを嵌めて吸う人がいる。

従来のフィルタ付パイプはフィルタが交換不能に取付け
られていることにより、フィルタの機能が低下すると、
パイプごとフィルタを捨てている。この発明は、以上の
事情に鑑みなされたもので、パイプヘ容易に着脱てきる
喫煙用パイプのフィルタを提供することを目的とするも
のてある。即ち、この発明は、喫煙用パイプに着脱可能
に挿入されるフィルタにおいて、フィルタの端面に一方
端面から他方端面への流体の流れを遮断するシートを設
けることを特徴とするものてある。以下、この発明の一
例を添付図面に基づいて説明する。第１図に示すように
、たばこの径とほぼ同一に形成した円柱状のフィルタ１
の一端面には、シート２が設けられている。

このシート２の周縁はフ。イルタ１の一端面周縁に接着
等によつて固着され、シート２は中心を通る十字状の切
り目３が形成されている。この発明は、以上の構成てあ
り、フィルタ１のシート２が喫煙用パイプ４の吸口５側
となるよう、パイプ４にフィルタ１をたばこ挿入口６か
ら差し込んでおく。

そして、たばこ７を挿入口６に取り付け、吸口５を口に
くわえ吸うと、第２図に示すように、シート２の中心部
の舌片２ａが吸口５側へ吸引されるから、シート２の中
心部は開口状態となり、煙等の流体はたばこ挿入口６か
ら吸口５の方へ移動できる。逆に、吸口５を口にくわえ
て吹くと、シート２はフィルター１の一端面の１方へ移
動して密着し、流体はシート２によつてほとんど遮断さ
れるから、たばこ７を取り外して息を強く吹くとフィル
タ１は挿入口６から飛び出し、容易にフィルタ１の交換
を行なえる。以上の実施例において、フィルタ１は、円
柱状に限定されるものてはなく、シート２を設ける一端
面がたばこ７の径とほぼ同一である形状であればよく、
その構造は、活性炭を内部に設けたものであつてもよい
。

また、シート２は十字状の切り目３を設けているが、十
字状以外の放射状切り目を形成しておいてもよい。この
シート２は、第３図及び第４図に示すように、複数の扇
形シート８の弧部をフィルタ１の一端面周縁に固着する
と共に、各シート８が右隣りまたは左隣りのシート８の
一辺に重なるようにしておき、パイプ４に息を吐出した
際にフィルタ１の一端面がほぼ完全に流体を遮断するよ
うにしておいてもよい。さらに、第５図及び第６図に示
すように、シート２は、中心部を開口して折り曲げたシ
ート９とし、フィルタ１の一端面のほぼ中央にシート９
の開口部９ａを密着状とするシート１０を設けておいて
もよい。なお、シート２は、フィルタ１の一端面周縁だ
けでなく、フィルタ１の周側部に貼付け等によつて設け
てもよく、また、複数又は単数のシートをフィルタ１の
一端面に設けておき、一方端面から他方端面への流体の
移動を遮断状態とするようにするものであればよい。こ
の発明は、以上のとおり、フィルタの端面に一端面から
他方端面への流体の移動を遮断状態とするシートを設け
、このフィルタを喫煙用バイブに着脱可能に挿入される
ようにしているから、従来のようにフィルタをバイブご
と交換せず、フィルタのみ交換できるという利点がある
。

また、バイブは交換する必要がないから、安価なフィル
タを提供できるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一例を示す斜視図、第２図は第１図
の使用状態を示す側面図、第３図及ひ第５図はこの発明
の他例の吸引状態を示す斜視図、第４図及び第６図は第
３図及ひ第５図の吐出状態を示す斜視図である。 １・・・フィルタ、２，８，９，１０・・・シート、３
・・・切り目、４・・・バイブ、５・・・吸口、６・・
・挿入口、７・・・たばこ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 喫煙用パイプに着脱可能に挿入されるフィルタにお
   いて、フィルタの端面に一方端面から他方端面への流体
   の移動を遮断状態するシートを設けてなる喫煙用パイプ
   のフィルタ。