JPS6046944A - ガラスの製造方法 - Google Patents

ガラスの製造方法

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Publication number
JPS6046944A
JPS6046944A JP15555883A JP15555883A JPS6046944A JP S6046944 A JPS6046944 A JP S6046944A JP 15555883 A JP15555883 A JP 15555883A JP 15555883 A JP15555883 A JP 15555883A JP S6046944 A JPS6046944 A JP S6046944A
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JP
Japan
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glass
raw material
granular
cullet
bubbles
Prior art date
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Pending
Application number
JP15555883A
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English (en)
Inventor
Yasuhito Nagashima
長嶋 康仁
Makoto Kume
真 久米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、均質な溶融ガラス体を得るためのガラスの製
造Jl法、特に高い均質化効果および大きな清澄効jK
をもったガラスの製造か法に関する。
従来から溶融カラス体(特に光学カラス製作用端の高均
質な・溶融カラス体)を得るために、ち゛l状ガラス原
料を使用する事が知らJlている。こt■らの粒状カラ
ス原料(カラスカレ、ノド)は、ガラスの溶融促イf(
およびガJ質化をその目的として通常ガラス原料の7部
分もしくは全部として使用さねている。細かなカラスカ
レノ)・をカラスJ」λ科と1−で使用する事は、溶融
ガラス体の均質化を考えた時に、熱的な拡散によるカラ
スの均質化を、機械的な混合による均質化におき変えて
行えるためにノ1′常に有益な方法である。そこで光学
硝子等の溶融にあたっては、通常細かいガラス粒子より
なる水砕カレントが使用される事が多い。水砕カレット
せ、溶解したガラスを前記穴を通して炉体下部に設けた
水をはった容器内に糸状に流下させ、急冷して粉砕し、
通常/mm程度の大きさの粒子に形成されている。しか
しながら、水砕カレットを、再度溶融してt1!融ガラ
ス体を得る場合、水砕カレットの粒子の間隙に原因する
まきこみ泡が多く発生しやすくなり、これらの発生泡を
浮上消去させるためには、通常の一段溶融に比して溶融
温度の上昇又は、溶融時間の延長等の溶融条件を必要と
する欠点かあ、った。そして、このような溶融条件は、
溶融ガラス中の成分の揮発、ガラス溶融炉の炉材浸食、
エネルギーコストの高揚、特別な高温加熱装置の必要性
等の欠点をまねいていた。
本発明は均質な泡の少ない溶融ガラス体を得るためのガ
ラスの製造方法であり、粒状ガラス原料のすくなくとも
10重31%が粒径0.3mm以下の微細粒径ガラスと
なる様に粒状ガラス原料を製作し、該粒状ガラス原料を
再度溶融することを特徴とするガラスの製造方法である
。本発明は従来のガラスの清澄方法が、より大きな効果
を発するガラスの製造方法である。ここで従来のガラス
の清澄方法は、溶融ガラス体に内在する泡を組成中の発
泡成分(AS203 、5b203)により成長させ、
溶融素地面に浮上させる事をその主眼としている。そし
て本発明の清澄促進作用は、出発ガラスカレント中に非
常に多数の間隙をもうける事により、溶融ガラス体を得
る際に巻き込む泡の数を増し、互いに非常に接近して存
在させることによって、清澄剤の作用による泡の成長時
において、泡の会合−浮上を起こりやすくさせた事に基
いている。
このような泡の会合による清澄促進効果が得られる粒状
ガラス原料は、清澄促進を目的とした微細粒径ガラスカ
レントの粒径を0.3mm以下とした場合であり、特に
粒僅をO,/mm以下とした場合、泡の数が多くなるた
めに大きな効果が得られる。微細粒径ガラスカレットの
粒径を0 、Jmm以上とした場合には、泡の会合は起
りに<<、清澄促進効果は得られない。したがって、微
細粒径ガラスカレントの粒径は0.3mm以下、望まし
くLtO,/mm以下に限られる。ただし、ガラスカレ
ット全体MO,3mm以下の粒径のものである必要はな
く、o、3mm以下の粒径の微細粒径ガラスカレントが
重量でIO%以上含まれていれば、容易に会合が起り得
るまで巻き込み泡の数を増すことができるため、清澄促
進効果が得られる粒状ガラス原料となる。ここで、0.
3mm以下の粒径の微細粒径のガラスカレントの割合が
多くなる程、清澄作用が大きく、その割合が重量で7j
%以上になると0.3mm 以下の粒径のガラスカレン
トのみの場合と同程度の清澄作用を持ったガラス原料と
なる。
合を起こりやすくさせるガラスの製造方法であり、清澄
剤はガラスカレットの組成中に含ませておく事が望まし
いが、清澄剤を含まない組成のカレットに後から粉末状
の清澄剤を数%均一に混合させて含ませた場合であって
も、はぼ同様な清澄促進効果が得られる。又、清澄剤を
含むガラスカレントにおいても、より良く清澄された溶
融ガラス体を得るために、粉末状の清澄剤を微細粒径の
ガラスカレットに数%均一に混合させて含ませる事も可
能であり、同様の効果を有する。又、ガラスカレントに
その性質を失わない範囲(例えば20%未満)でバッチ
を含ませる事も可能である。
以下に本発明の効果について述べる。本発明は非常に徽
細なガラスカレントを使用する溶融ガラス体の製造方法
であるが、非常に微細なガラスカレン)tl−使用して
いるために、ガラスカレントの混合効果により溶融ガラ
ス体の均質化を促進出来、又、泡切れ等に必要な時間を
短縮出来る利点を持っている。ガラスカレントの混合効
果によって、溶融ガラス体の均質化促進が出来ることは
、例えば従来と同程度の均質度のガラス溶融体を得る′
のであれば、従来の方法とくらべて溶融による均質化工
程(溶融温度、溶融時間等)を簡略化(低下、短縮等)
出来る。この事は、エネルギーの供給、耐火物の耐久性
、ガラス溶融中のガラス成分の揮発による組成変動等の
問題に対して多大な利益を与える。又、上記効果は、今
までに溶融温度が高いために均質な泡の少ないガラスを
得にくかった組成のガラス(例えば7300℃において
ガラス粘度が10100N57 (−1000ポアズ)
以上のガラス)を得るために多大な利益をあたえる。つ
まり本発明のガラスの製造方法ではそのガラスが70〜
/2ONS/m2 (700−/200ポアズ)の粘度
となル’tWr度での溶融により十分に均質なガラス体
を得る事が出来るので、70〜3ONS/m2(100
〜300ポアズ)の粘度となる溶融温度を必要とする、
従来のガラスの製造方法とくらべると700〜200 
’Cひくい溶融温度で均質な、泡の少ない溶融ガラス体
を得ることが出来る。
以上本発明は均質なガラス体を、特に従来の方法では均
質なガラスの得にくい高粘度のガラスの均質なガラス体
を得るのにすぐれたガラスの製造方法であるが、以下に
本発明を実施例に基き、さらに詳細に説明する。
実施例1へ−S、比較例/−5 最終的に第7表の組成となる様に珪砂、水酸化アルミニ
ウム、無水ホウ酸、環基性炭酸マグネシウム、炭酸カル
シウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、硝酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、二酸化チタン、酸化ジルコニウム、
メタリン酸アルミニウム、三酸化ヒ素、二酸化アンチモ
ンからなる原料を、ガラス重量が300gとなる様に秤
量し、混合した後、/、j!;0°Cに保持された電気
炉内で白金るつぼを用いて7時間溶融する。その後、炉
内よ1寥 り白金るつぼを取り出し、ステンレスバクンに失った水
中にガラス融液を注ぎ込んで急冷し、粒状カレット (
通称水砕カレット)を作成する。その後この粒状カレッ
トを水中より取り出し、乾燥させボールミルで粉砕し、
粒径0.1mm以下の微411粒径ガラスカレットをふ
るいにより分取した。こうして得られた微細粒径ガラス
カレ、)ト100gを/3!;O℃で白金るつぼを用い
て溶融し、肉眼で識別出来る泡がなくなるまでの時間を
調べた。又、比較例として同様の方法で大粒カレント(
水砕カレット粒径o、smm〜tt、omm)をそのま
まの状態で700g取り、泡のなくなるまでの時間を調
べた。
その結果を第1表に示す。
ここで比較例/、3では水砕カレントそのままの状態で
は脱泡にg時間要したものが、本発明の実施例/、3に
よれば半分の7時間で、又実施例j、4(,5では水砕
カレットそのままの状態で脱泡に、!り時間以上要した
もの(比較例、2.9J) が、各々S−g時間で脱泡
が完了した。
実施例6〜g @22表実施乙及び7に記載したガラス組成中にAS2
03ySb203等の清澄剤を含まない組成のガラスに
おいて、実施例/〜3と同様な方法で作成した82径0
.1mm以下の微細粒径カレンh10Ogに粉末状のA
S203 /、Ogを添加し、均一になる様混合した後
、アルミするつぼを用いて/!;30″Cで溶融した所
、各々7時間及び6時間で泡はなくなった。
第2表実施例ざに記載した、ガラス組成中にAS203
を含む組成のガラスにおいて、実施例1〜7と同様な方
法で作成した粒径0./mm 以下の微細粒径ガラス力
レソ) 100gに粉末状のAS203o、sgを添加
し、均一になる様混合した後、白金るつぼを用いて1s
so°Cで溶融した所、7時間で泡はなくなった。
実施例9〜//j 重量比で8102乙q、ワ、Al2O3、!2.2.M
gOO,11゜Li2Otl、+、Na2O/、Q、T
iO22,/、ZrO22,3,P2O5/−9+AS
203 /、0となるガラス組成中1を、第3表に示し
た大粒カレット (05〜*、Omm)tsよび微細粒
径ガラスカレントの重量割合で総重量100gとなる様
に秤量して均一に混合したガラスカレットを7350°
Cで白金るつぼを用いて溶融した。肉眼で識別できる泡
がなくなるまでの時間を調べた所、各々l1−72時間
であった。通常の水砕カレントそのままの状態では、脱
泡に2/1時間以上要した事とくらべると、半分以下の
時間r讃のないガラス体が得られている。
ここで大粒カレットは、0.夕〜p 、 o m rn
の粒径であったが、この粒径に限られる物ではなく、、
0.3〜o、!;mmおよび’l 、Om m以上の物
であっても同髄の効果があると思われる。しかしながら
、本発明はカレントの混合効果によりガラス溶融体の均
質化を促進させる事をその目的の1つとしてj・、1げ
ているガラスの製造方法であり、大粒カレン1もなるべ
く小さな物である事(+、Omm以下)が望まれる。
以」二の様に、本発明によればガラスの粘度が高いため
、通常の簡単な加熱の方法で実現出来乙湿度において均
質なガラス体を得る事が出来ない様なガラス(例りば1
soo0cにおいて/ OONS/m2より大きな粘度
を持つガラス)も、比較的容易な方法で、均質なガラス
体を得る事が出来る。又、本発明によれば、通常のガラ
ス組成のガラスカレントを溶融する際、溶融温度及び溶
融時間などを低下、短縮出来る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (:h)(a)ガラス原料バッチを溶融する工程(b)
    溶融ガラスより粒状ガラス原料を製作する工程及び (0)粒状ガラス原料を再度溶融する工程からなるガラ
    スの製造方法において、粒状カラス原料のすくなくとも
    10重量%が、粒径0.3mm以下の微細粒径ガラスと
    なる様に、粒状カラス原料の製作をおこなうことを特徴
    とするカラスの製造方法。 (2)前記敞細拉径ガラスの粒径が0./mm以′トで
    ある特許請求の範囲第1項記載のガラスの製造方法。 (3) 前記微細粒径ガラスの含有割合か、粒状ガラス
    原料のすくなくとも75mff1%である特3’l請求
    の範囲第1項または第2項記載のガラスの製造方法。 (4) 前記ガラスの粘度がtsoo”cにおいて10
    ON、、7mz 、J、り大きな値である、特許請求の
    範囲第1項ないし第3項記載のガラスの製造方法。 (,5) 前記粒状ガラス原料の製作がボールミルによ
    る粉砕手段によるものである、特許請求の範囲第1項な
    いし第4項記載のガラスの製造方法。
JP15555883A 1983-08-25 1983-08-25 ガラスの製造方法 Pending JPS6046944A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009073674A (ja) * 2006-09-04 2009-04-09 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラスの製造方法
JP2015024946A (ja) * 2013-06-21 2015-02-05 日本電気硝子株式会社 ガラス繊維用組成物、ガラス繊維及びガラス繊維の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009073674A (ja) * 2006-09-04 2009-04-09 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラスの製造方法
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