JPS6046856A - 加圧鋳造法 - Google Patents
加圧鋳造法Info
- Publication number
- JPS6046856A JPS6046856A JP15445883A JP15445883A JPS6046856A JP S6046856 A JPS6046856 A JP S6046856A JP 15445883 A JP15445883 A JP 15445883A JP 15445883 A JP15445883 A JP 15445883A JP S6046856 A JPS6046856 A JP S6046856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- cavity
- plunger
- casting
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D18/00—Pressure casting; Vacuum casting
- B22D18/02—Pressure casting making use of mechanical pressure devices, e.g. cast-forging
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はダイカスト法或いは低圧鋳造法等の加圧鋳造法
に関する。
に関する。
加圧鋳造法は第１図に示す如きサイドケースを製造する
鋳造法として汎ぐ利用されている。ところで第１図に示
すサイドケース１０１にはボルト挿通孔１０２或いは凹
凸部１０３が必要であるため、従来にあっては金型のキ
ャビティ内に溶湯を充填する前に、予じめ鋳抜ビンを突
出させ、また中子全セットしておき、この状態でキャビ
ティ内に溶湯を充填するようにしている。しかしながら
、予じめキャビティ内に鋳抜ビン或いは中子等の成形部
材を突出せしめているため、キャビティ内に溶湯を充填
する際に、該成形部材が溶湯の流れを阻害して乱れが生
じ、空気及び異物を巻き込み、充填速度に変化が生じ、
薄肉部の湯廻り性が悪くなる。
鋳造法として汎ぐ利用されている。ところで第１図に示
すサイドケース１０１にはボルト挿通孔１０２或いは凹
凸部１０３が必要であるため、従来にあっては金型のキ
ャビティ内に溶湯を充填する前に、予じめ鋳抜ビンを突
出させ、また中子全セットしておき、この状態でキャビ
ティ内に溶湯を充填するようにしている。しかしながら
、予じめキャビティ内に鋳抜ビン或いは中子等の成形部
材を突出せしめているため、キャビティ内に溶湯を充填
する際に、該成形部材が溶湯の流れを阻害して乱れが生
じ、空気及び異物を巻き込み、充填速度に変化が生じ、
薄肉部の湯廻り性が悪くなる。
このため、収縮巣及びプローホール等の鋳巣、或いはひ
け等の鋳造欠陥が発生し、且つ製品の肉厚も必要以上に
厚くしなければならない等の不具合がある。
け等の鋳造欠陥が発生し、且つ製品の肉厚も必要以上に
厚くしなければならない等の不具合がある。
本発明は上記不具合を改善すべく成したものであり、そ
の目的とする処は、溶湯充填時に中子或いは鋳抜ビン等
の成形部材が溶湯の流れを乱すことなく、もって細部へ
の湯廻り性を向上し、鋳巣等の鋳造欠陥のない健全な鋳
造品を得ることができる加圧鋳造法を提供するにある。
の目的とする処は、溶湯充填時に中子或いは鋳抜ビン等
の成形部材が溶湯の流れを乱すことなく、もって細部へ
の湯廻り性を向上し、鋳巣等の鋳造欠陥のない健全な鋳
造品を得ることができる加圧鋳造法を提供するにある。
斯る目的を達成すべく本発明に係る加圧鋳造法は、金型
のキャビティ内に中子、鋳抜ビン等の成形部付全出没自
在とし、溶湯をキャビティ内に充填する際には、該成形
部材をキャビティ内に突出せしめず、溶湯充填後で溶湯
が凝固する前に該成形部材全キャビティ内に突出せしめ
るとともに、プランジャにてキャビティ内の溶湯を加圧
するようにしたこと全要旨とする。
のキャビティ内に中子、鋳抜ビン等の成形部付全出没自
在とし、溶湯をキャビティ内に充填する際には、該成形
部材をキャビティ内に突出せしめず、溶湯充填後で溶湯
が凝固する前に該成形部材全キャビティ内に突出せしめ
るとともに、プランジャにてキャビティ内の溶湯を加圧
するようにしたこと全要旨とする。
以下に本発明の実施例を第２図乃至第５図に基づいて説
明する。第２図及び第３図は本発明方法を実施するため
の鋳造機の縦断面図である。
明する。第２図及び第３図は本発明方法を実施するため
の鋳造機の縦断面図である。
図中１は上型、２は下型であジ、上型１と下型２を型合
せすることで型間にキャビティ３及びこのキャビティ３
に通じるランナ４が形成される。
せすることで型間にキャビティ３及びこのキャビティ３
に通じるランナ４が形成される。
そして上型１及び下型２には該ランナ４に開口する貫通
孔５，６が形成され、貫通孔５には冷却パイプ７を内蔵
したスリーブ８を設け、このスリーブ８内に上プランジ
ャ９全摺動自在に配設し、またスリーブ８に形成した注
湯口には注湯部材１０の先端が臨んでいろ。更に、貫通
孔６には外周を加熱コイル１１によって巻回されたスリ
ーブ１２が設けられ、このスリーブ１２内に下プランジ
ャ３− １３を摺動自在に配設している。
孔５，６が形成され、貫通孔５には冷却パイプ７を内蔵
したスリーブ８を設け、このスリーブ８内に上プランジ
ャ９全摺動自在に配設し、またスリーブ８に形成した注
湯口には注湯部材１０の先端が臨んでいろ。更に、貫通
孔６には外周を加熱コイル１１によって巻回されたスリ
ーブ１２が設けられ、このスリーブ１２内に下プランジ
ャ３− １３を摺動自在に配設している。
一方、上型１にはキャビティ３に開口する段付貫通孔１
４．１５’を穿設し、段付貫通孔１４には鋳抜ビン１６
を摺動自在に配設し、段付貫通孔１５には受圧ロッド１
７を配設している。そして受圧ロッド１７はそのフラン
ジ部１７ａと支持体１８との間に縮装されたスプリング
１９により、キャビティ３側に付勢されろ。
４．１５’を穿設し、段付貫通孔１４には鋳抜ビン１６
を摺動自在に配設し、段付貫通孔１５には受圧ロッド１
７を配設している。そして受圧ロッド１７はそのフラン
ジ部１７ａと支持体１８との間に縮装されたスプリング
１９により、キャビティ３側に付勢されろ。
また、下型２にもキャビティ３に開口する段付貫通孔２
０が穿設され、この段付貫通孔２０に中子２１を摺動自
在に配設している。この中子２１は第３図に示すように
内部に冷却用パイプ２２を設けた中空状とされている。
０が穿設され、この段付貫通孔２０に中子２１を摺動自
在に配設している。この中子２１は第３図に示すように
内部に冷却用パイプ２２を設けた中空状とされている。
次に以上の構成からなる鋳造機を用いた加圧鋳造法につ
いて述べろ。
いて述べろ。
先ず、鋳抜ビン１６及び中子２１をキャビティ３から上
型１或いは下型２側に後退させ、且つ上プランジャ９を
スリーブ８の上方に、下プランジャ１３全スリーブ１２
の下方に位置せしめた状態で、例えばＪＩＳ ＡＤＣ１
２相当のＡＡ合金溶湯Ｍを４− 注湯してスリーブ１２内に貯溜する。次いで上プランジ
ャ９を下降せしめて注湯口を塞ぎ、下プランジャ１３を
上昇せしめて、例えばゲート速度０．１ｎ１／ｓ 、射
出圧力、２００ ％の条件にて溶湯Ｍをキャビティ３内
に充填する。この状態を第２図に示した。
型１或いは下型２側に後退させ、且つ上プランジャ９を
スリーブ８の上方に、下プランジャ１３全スリーブ１２
の下方に位置せしめた状態で、例えばＪＩＳ ＡＤＣ１
２相当のＡＡ合金溶湯Ｍを４− 注湯してスリーブ１２内に貯溜する。次いで上プランジ
ャ９を下降せしめて注湯口を塞ぎ、下プランジャ１３を
上昇せしめて、例えばゲート速度０．１ｎ１／ｓ 、射
出圧力、２００ ％の条件にて溶湯Ｍをキャビティ３内
に充填する。この状態を第２図に示した。
次いで、溶湯Ｍが凝固する前に図示しないシリンダユニ
ットヲ駆動して、鋳抜ビン１６及び中子２１をキャビテ
ィ３内に突出せしめ、下プランジャ１３を更に上昇せし
めてキャビティ３内の溶湯Ｍを加圧して成形する。
ットヲ駆動して、鋳抜ビン１６及び中子２１をキャビテ
ィ３内に突出せしめ、下プランジャ１３を更に上昇せし
めてキャビティ３内の溶湯Ｍを加圧して成形する。
そして、溶湯Ｍが凝固したならば、鋳抜ビン１６及び中
子２１を後退せしめ、上型１を上昇させて型開きし、そ
の後図示しない押出しピンを作動せしめて鋳造品を払い
出す。
子２１を後退せしめ、上型１を上昇させて型開きし、そ
の後図示しない押出しピンを作動せしめて鋳造品を払い
出す。
第４図及び第５図は実際の製品の一部を切断して１００
倍に拡大した顕微鏡写真であり、このうち第４図は本発
明方法によって得られた製品、第５図は従来方法によっ
て得られた製品を示す。第４図及び第５図の顕微鏡写真
からも明らかなように、本発明方法により製造された製
品には鋳巣（写真の黒色部分）が殆んど無く、しかも組
織が緻密なことが分かる。
倍に拡大した顕微鏡写真であり、このうち第４図は本発
明方法によって得られた製品、第５図は従来方法によっ
て得られた製品を示す。第４図及び第５図の顕微鏡写真
からも明らかなように、本発明方法により製造された製
品には鋳巣（写真の黒色部分）が殆んど無く、しかも組
織が緻密なことが分かる。
以上に説明したように本発明方法によれば、加圧鋳造を
行うにあたり、予じめキャビティ内から金型側へ中子或
いは鋳抜ビンを引っ込めた状態で溶湯をキャビティ内に
充填するようにしたため、従来の如く中子或いは鋳抜ビ
ン等が溶湯の流れを阻害せず、したがって溶湯中への空
気・異物の巻き込みが防止され、製品薄肉部への湯廻９
も良好となる。その結果、鋳巣及びひけ等のない健全な
鋳造品を得ることができ、且つ得られた鋳造品の寸法精
度も優れる等多くの効果を発揮する。
行うにあたり、予じめキャビティ内から金型側へ中子或
いは鋳抜ビンを引っ込めた状態で溶湯をキャビティ内に
充填するようにしたため、従来の如く中子或いは鋳抜ビ
ン等が溶湯の流れを阻害せず、したがって溶湯中への空
気・異物の巻き込みが防止され、製品薄肉部への湯廻９
も良好となる。その結果、鋳巣及びひけ等のない健全な
鋳造品を得ることができ、且つ得られた鋳造品の寸法精
度も優れる等多くの効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第１図は加圧鋳造法によって得られる製品の平面図、第
２図及び第３図は本発明方法の実施に使用する鋳造機の
縦断面図、第４図及び第５図は本発明方法及び従来方法
によって得られた製品の一部を拡大して示した顕微鏡写
真である。 尚、図面中１は上型、２は下型、３はキャビテイ、８，
１２はスリーブ、９，１３はプランジャー、１６は鋳抜
ビン、２１は中子である。 特許出願人 本田技研工業株式会社 代理人 弁理士 下 １） 容一部 面 弁理士 大 橋 邦 意 向 弁理士 小 山 有 第１図 ＵＺ 第４図 手続補正書（方式） 特許庁長官 若 杉 和 夫殿 １、事件の表示 特願昭５８−１５４４．５８号２、発
明の名称 加圧鋳造法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 （５３２） 本田技研工業株式会社 ４、代理人 東京都港区赤坂１丁目１１番３号 ５° 補正命令の日付 昭和５８年１１月８日明細書第
６頁の図面の簡単な説明の欄のうち第４図及び第５図の
説明を以下の通り訂正する。 「第４図及び第５図は本発明方法及び従来方法によって
得られた製品の一部を拡大して金属組織を示した顕微鏡
写真である。」
２図及び第３図は本発明方法の実施に使用する鋳造機の
縦断面図、第４図及び第５図は本発明方法及び従来方法
によって得られた製品の一部を拡大して示した顕微鏡写
真である。 尚、図面中１は上型、２は下型、３はキャビテイ、８，
１２はスリーブ、９，１３はプランジャー、１６は鋳抜
ビン、２１は中子である。 特許出願人 本田技研工業株式会社 代理人 弁理士 下 １） 容一部 面 弁理士 大 橋 邦 意 向 弁理士 小 山 有 第１図 ＵＺ 第４図 手続補正書（方式） 特許庁長官 若 杉 和 夫殿 １、事件の表示 特願昭５８−１５４４．５８号２、発
明の名称 加圧鋳造法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 （５３２） 本田技研工業株式会社 ４、代理人 東京都港区赤坂１丁目１１番３号 ５° 補正命令の日付 昭和５８年１１月８日明細書第
６頁の図面の簡単な説明の欄のうち第４図及び第５図の
説明を以下の通り訂正する。 「第４図及び第５図は本発明方法及び従来方法によって
得られた製品の一部を拡大して金属組織を示した顕微鏡
写真である。」
Claims (1)
- 金型のキャビティ内から金型側へ中子或いは鋳抜ビン等
の成形部材を後退させておき、この状態でキャビティ内
に溶湯を充填し、次いでキャビティ内の溶湯が凝固する
前に前記成形部材全キャビティ内に突出せしめるととも
にスリーブ内に配設したプランジャによりキャビティ内
の溶湯を加圧して成形するようにしたことを特徴とする
加圧鋳造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15445883A JPS6046856A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 加圧鋳造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15445883A JPS6046856A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 加圧鋳造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6046856A true JPS6046856A (ja) | 1985-03-13 |
Family
ID=15584668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15445883A Pending JPS6046856A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 加圧鋳造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6046856A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5143141A (en) * | 1989-08-24 | 1992-09-01 | Tva Holding S.P.A. | Process and apparatus for the controlled-pressure casting of molten metals |
| WO2002089625A3 (en) * | 2001-05-09 | 2003-01-23 | Claudio Frulla | Apparatus and method for producing toe caps for safety shoes |
| CN104439158A (zh) * | 2013-09-16 | 2015-03-25 | 慕贝尔碳纤维技术有限公司 | 使用铸造和成形工具生产金属部件的方法和装置 |
| CN109746392A (zh) * | 2017-11-06 | 2019-05-14 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 模具组件和制造金属铸件的方法 |
-
1983
- 1983-08-24 JP JP15445883A patent/JPS6046856A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5143141A (en) * | 1989-08-24 | 1992-09-01 | Tva Holding S.P.A. | Process and apparatus for the controlled-pressure casting of molten metals |
| WO2002089625A3 (en) * | 2001-05-09 | 2003-01-23 | Claudio Frulla | Apparatus and method for producing toe caps for safety shoes |
| CN104439158A (zh) * | 2013-09-16 | 2015-03-25 | 慕贝尔碳纤维技术有限公司 | 使用铸造和成形工具生产金属部件的方法和装置 |
| CN109746392A (zh) * | 2017-11-06 | 2019-05-14 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 模具组件和制造金属铸件的方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5843177B2 (ja) | 縦型ダイカストマシンにおける溶湯の充填方法 | |
| JPS59100236A (ja) | 繊維強化複合部材の製造方法 | |
| JPS6046856A (ja) | 加圧鋳造法 | |
| JP3126704B2 (ja) | 複合用材料が鋳込まれた鋳造品の鋳造方法 | |
| JP2743789B2 (ja) | 無孔質ダイキャスト装置 | |
| JP3154054B2 (ja) | ダイカスト機の鋳込み装置 | |
| JP3493580B2 (ja) | 薄肉ダイカスト製品の鋳造方法及びその鋳造装置 | |
| JPS6129821B2 (ja) | ||
| CN217223498U (zh) | 一种具有水冷结构的活塞模具 | |
| CN215746279U (zh) | 一种纪念奖章高精度铸造的设备 | |
| CN211915435U (zh) | 一种用于生产弧形件镁合金铸件的模具 | |
| JPS60216965A (ja) | 鋳ぐるみ装置 | |
| CN217252600U (zh) | 一种可锻铸铁件浇铸覆膜砂壳型 | |
| CN218946265U (zh) | 一种浇口造型模具 | |
| JP3189267B2 (ja) | 成形用金型装置 | |
| JPH06265B2 (ja) | シリンダブロツクの鋳造法 | |
| JPH0421633Y2 (ja) | ||
| JPH03254346A (ja) | 無孔質ダイキャスト装置 | |
| JP2567625B2 (ja) | セルフインサート式鋳造方法 | |
| JP2000084982A (ja) | 射出成形用金型及びそれを用いる射出成形方法 | |
| JPH0428469A (ja) | 溶湯鍛造方法 | |
| JPH0527245Y2 (ja) | ||
| JPH1190605A (ja) | 竪型ダイカストマシンの射出装置 | |
| CN116786782A (zh) | 一种可回收铸造芯盒内冷铁结构及使用方法、铸造方法 | |
| JPS6360060A (ja) | 金型用ガス抜き装置 |