JPS6045312A - タイル状両面カ−ペットの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 安価に製晧する方法に関するものである。

本発明者は先に、タイル状のカーベット本体の表裏両面
にパイル部を有するいわゆるタイル状両面カーペノト（
以下単にカーペラ）・と称する。）を提案した。かかる
カーペνｌ・は、表出ｊ側の汚れに応じて裏面側を利用
することができるので、カーペットの長期間にわたる使
用がｕＪ能となるばかりか、両面とも汚れた段階でクリ
ーニングを実施すればよいので、クリーニングのψ度を
少なくして経費，労力を節約でき、また、パイル部が二
層となるので、カーペット部材のクソンヨン性が向上し
、クッション材を別個に設ける必要がなくなる上に、面
フアスナ−のＡス側部材のようなものをカーペット敷設
床面に敢付けることによって、このオス側部材を介して
カーペットの表面側でも裏面側でも床面に簡単にしかも
着脱自在に固定することがてきる等の種５の利点を有す
る。

しかしながら、従来は前述した如きカーペットを大量に
かつ安価に製造する方法がなかったので、−個づつの手
作りに頼らざるを得す、非常に高価であった。また、こ
のような手作業では形状、大きさ等の均一なカーペット
を製造ずろことができず、従って床面への敷き込みを適
確に行うことができない等の問題点があった。

本発明は」二記の如き問題点に鑑み、前述の如きカーペ
ットを大が、にかつ安価に製造でき、しかも形状、大き
さ等を均一に製造できる方法を提供し、Ｌうとずろもの
で、第１の発明の要旨は基布の一面側にパイル部を設け
るとともに他面側に接着剤等のプレコーティングを施乙
してなる帯状のカーペント部材を用意し、前記二枚のカ
ーペント部材の他面側を向い合わせにしかつ所定間隙を
保ちながら移動させ、その間に熱溶融合成樹脂を注入し
て固着させ、しかる後読カーペット部材を所定の大ぎさ
のタイル状に切断することを特徴とするタイル状両面カ
ーペットの製造方法にあり、第２の発明の要旨は基布の
一面（ｌｊｌｌにパイル部を設けるとともに他面側に接
着剤等のプレコーティングを施こしてなる帯状のカーペ
ット部材を用怠し、前記二枚のカーペット部材を移動さ
せながら各他面側に所定厚で熱溶融合成樹脂を施こした
後、該他面側を所定間隔て向い合わゼにして側熱溶融合
成樹脂を一体的に固着さゼ、しかる後読カーペット部材
を所定の大きさのタイル状に切断することを特徴とする
タイル状両面カーペットの製造方法にある。以下に本発
明を図面について詳細に説明する。

第１図は本発明方法により製造されたカーベラ１−の２
１視図、第２図は該カーペットの一部の拡大縦断面図で
あり、図中（１０）はタイル状のカーペット本体で、基
布（１２）の−！１ｊｉ（１２ａ　）にパイル部（１３
）を有し他面（１２ｂ）に接着剤等のプレコーティング
層（１４）を設けてなる一ｈｌ 対のカーペット部１４（１１１を備え、各カーペン１一
部材（１１）の基布（１２）の他面（］２ｂ）側を一定
の間隔をおいて対向させ、その間に前記プレコーティン
グ層（１４１と同系統の所定厚の合成樹脂層（１５）を
介在させてなる。

次に前記カーペットの製造方法の第１の実施例を第３図
について説明する。図中（Ａｌは図に向かって左右の対
称位置に配設したロール状カーペット部材で、予しめ前
述した如き構造に形成した帯状のカーペット部材（１１
）を基布（１２）の裏ｉ［＋１（１２ｂｌ側が放射方向
外側になるようにロール状に巻回してなり、各ロール状
カーペット部材（Ａｌからカーペット部材（１１）を図
に向って上部側から互いに中間方向に向って繰り出すよ
うになっている。（２０）は前記ロール状カーペア１・
部材（Ａｌの中間の左右対称位置に配設された一対のガ
イドローラて、ロール状カーペット部ヰ４　（Ａｌ　か
ら水平方向に繰り出されるカーペット部イイ（１１）を
垂直下方向へ方向転換する如く案内する。（３０）は前
記カーペント部材（１１）の搬送装置であって、前記ガ
イドローラ（２０）によって垂直下方向に向きを変えた
一組のカーベラ１、部材（１１）の両側（１なゎち各々
のカーペット部材の基布の表側に向い合う側）でかつ各
々のカーペット部材（１１）の幅方向の両側縁に沿って
長手方向に配設された無端帯（３１）と、該無端帯（３
１）の外側面に長手方向に適当な間ト］３をおいて設け
た前記カーペット部材（１１）の幅方向側線部を保持す
るクリップ（３２）と、該クリップ付無端帯（３］）を
カーペット部材（１１）の基布の表側に対向する側がそ
れぞれ下方向に向って移動する如＜ＩｉＪ動さ氾る駆動
輪（３３１，従動輪（３４１，張カ調整輸（３５）とか
らなる。

この搬送装置（３ｏ）は、前述の如くガイドローラ（２
０）を介して垂直下方向に向きを変えた一組のカーペン
１一部材（１１）の幅方向両側縁部をクリップ（３２）
で保持しつつ無端帯（３１）が回動することによって、
該−組のカーペット部材（１１）をそれらの基布の他面
側が所定間隙をおいて対向しかつ幅方向及び長手方向に
緊張状態を保つようにして下方向に移動さゼる。

（４０）は熱溶融合成樹脂の供給装置であ−：、て、熱
溶融合成樹脂を収容したホッパー（４１）と、；１ツバ
−（４１）を加熱するヒータ　（４２）と、ポツパー（
４１）内の熱溶融合成樹脂をノズル（４４）へ一定圧の
下に給送ずろポンプ（４３）とからなり、前記ノズル（
４４）は前記カーペット部材（１１）の対向間隙内に前
記プレコーティング層（１４）と同系統の熱溶融合成樹
脂（５ｏ）をスクリーン状に押し出しながら供給する如
くなっている。

（６０）は下部のガイドローラで、対向間隙内に熱溶融
合成樹脂を介在しながら尿送装置（３ｏ）にＪっで送ら
れてくる一組のカーペット部材（１１）を水ゝト方向に
向きを変えて移動させる。

（７０１１よ該水平方向に移動する一組のカーペット部
材（］１）の切断装置であって、所定タイミング」二Ｆ
動する切刃（７１）と台（７２）とがらなり、前記−組
のカーペット部材（１１）を所定の大ささ、形状のタイ
ル状に切断する。

前述の如き構成よりなる装置において、各ロール状カー
ペット部材（Ａ）がらカーペット部材（１１）を繰り出
してガイドローラ　（２０）を介して垂直下方向に向き
を変え搬送装置（３０）に送ると、搬送装置（３０）は
−組のカーペット部材（１１）の幅方向両０１す縁部を
クリップ（３２）で保持しつつ無端帯（３１）が回動す
る乙とにコっで、該−組のカーペット部材（］１）をそ
れらの基布の他面側が所定間隙をおいて対向しかつ幅方
向及び長手方向に緊張状態を保つようにして下方向に移
動させろ。このとき、供給装置（４０）のノズル（４４
）から熱溶融合成樹脂（５０）をスクリーン状に押し出
して前記カーペット部材（１１）の対向間隙内に供給ず
ろと、該熱溶融合成樹脂（５０）は−組のカーペント部
材（１１）の基布（１２）の裏面（１２ｂ　）の間に介
在さｉ］該−組のカーペット部材（１］）とともに下方
向に移動する。この移動の間に、熱溶融合成樹脂（５０
）が固着し、−組のカーペソ）・部材（］１）は一体と
なる。このようにして一体となったカーペット部材（１
１）は、ガイドローラ　（６０）によって水平方向へと
向きが変えられて切断装置（７０）へ送られる。切断装
置（７０）では切刃（７１）が所定タイミングで上下動
し台（７２）との協働作用に」って、カーペット部材（
１１）をｔす［定の大きさ及び形状のタイル状に切断す
る。

これにより、前述したカーイノ１一本体（１０）が得ら
れるのである。

なお、前記＋Ｕ送装置（３０）は、熱溶融合成樹脂（５
０）の固着に要する時間に合わゼで適当な長さに設定さ
れる。

次に本発明方法の第２の実施例を第４図について説明ず
ろ。この第２の実施例では、前記第１の実施例における
熱溶融合成樹脂の供給装置（４０）に代えて、各カーペ
ット部材（１１）における基？１ｉ（１２１の裏＊ｒｒ
ｉ　Ｆ　１２　ｂ　）に所定厚さて熱溶融合成樹脂（５
（ｌ　ｌ　を塗布する装置（８０）を、各＋１一ル状カ
ーペント部祠（Ａ）　と各ガイドローラ（２０）との間
に設けたものである。前記塗布装置（８０）は、ロール
状カーペット部材（Ａ）から水平方向に繰り出されたカ
ーペット部材（１１）の」二側に配設さＪ’した一対の
熱溶融合成樹脂の供給ローラ　（８１１とカーペント部
伺（］１）の下側に配設された支持ローラ（８２）とか
らなる。

この実Ｍ例に才Ｊいては、カーペット部ｔ４　（１１）
の基布（１２１の裏ｉ＋ｕ　（１２ｂ　ｌ側に前記塗布
装置（８０）によって所定ノアさて熱溶融合成樹脂（５
０）を塗布し、しかる後に、該カーペット部材（１１）
をガイドローラ　（２０）を介して搬送装置（３０）に
送り、ここで各カーペット部伺（１１）の熱溶融合成樹
脂（５０）を一体面に固着するようにしたもので、その
他の構成、作用効果は第１の実施例と同様である。

前記第１及び第２の実施例において、カーペット部材（
１１）の基布として不織布を用いれば、前記切断装置（
７０）による切断により、タイル状カーペット本体（１
０）の切断面にほつれが生ずる恐れがないので、後処（
１１の工程を不用とし得る利点がある。

以上説明した如く本発明によれば、タイル状両面カーペ
ットな辻続的に火星生産ずろことが可能であり、従って
これを安価に市場に提供てきる。

しかも、大きさ、形状等を均一に製造することができる
から、床面等への敷き込みを適確に行うことができる等
の利点を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の説明に供するもので、第１図は本発明方
法により製造されたタイル状両面カーペソ１−の斜視図
、第２図は該タイル状両面カーペットの一部のｔ〃、大
縦断面図、第３図は本発明方法の第１の実施例を説明す
るだめの装置の概略構成図、第４図は本発明方法の第２
の実施例を説明するための装置の概略構成図である。 （Δ）　ロール状カーペット部材、（１１）・カーペッ
ト部伺、（１２）　基布、（２０）（６０）　ガイドロ
ーラ、（３０）　優送装置、（４０）　熱溶融合成樹脂
の供給装置、（８０）　熱溶融合成樹脂の塗布装置、（
７０）　切断装置、特許出願人　株式会社　サアミ 代　理　人　弁理士　吉Ｄ３ｖＩ孝

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）基布の一面側にパイル部を設けるとともに他面側
   に接着剤等のプレコーティングを施こしてなる帯状のカ
   ーペット部材を用意し、前記二枚のカーペント部材の他
   面側を向い合わせにしかつ所定間隙を保ちちながら移動
   させ、その間に熱溶融合成樹脂を注入して固着させ、し
   かる後該カーペット部材を所定の大きさのタイル状に切
   断することを特徴とするタイル状両面カーペットの製造
   方法。 （２１基布の−「ｊ側にパイル部を設けるとともに他面
   側に接着剤等のプレコーティングを施こしてなる帯状の
   カーペット部材を用意し、前記二枚のカーペット部材を
   移動させながら各他面側に所定厚に熱溶融合成樹脂を施
   こした後、該他面側を所定間隔で向い合わせにして側熱
   溶融合成樹脂を一体的に固着させ、しかる後該カーペッ
   ト部材を所定の大きさのタイル状に切断する乙とを特徴
   とするタイル状両面カーペットの製造方法。 （３）基布として不織布を用いることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項又は第２項記載のタイル状両面カーペ
   ットの製造方法。