JPS6045035B2 - フラツシユ溶接法におけるフラツシユ時間制御法 - Google Patents

フラツシユ溶接法におけるフラツシユ時間制御法

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Publication number
JPS6045035B2
JPS6045035B2 JP11800978A JP11800978A JPS6045035B2 JP S6045035 B2 JPS6045035 B2 JP S6045035B2 JP 11800978 A JP11800978 A JP 11800978A JP 11800978 A JP11800978 A JP 11800978A JP S6045035 B2 JPS6045035 B2 JP S6045035B2
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JP
Japan
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flash
welding
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materials
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Expired
Application number
JP11800978A
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English (en)
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JPS5545541A (en
Inventor
博一 野村
之彦 佐藤
英治 森重
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5545541A publication Critical patent/JPS5545541A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は溶接面を軽く接触させながら大電流を流し
、接触面にフラッシュ(電気火花)を発生せしめて、そ
の熱で材料を加熱し、溶接面が金属蒸気と溶融金属でお
おわれた状態でアプセツトするフラッシュ溶接法に係わ
るものである。
この発明は更に詳しくは該フラッシュ溶接法におけるフ
ラッシュ時間制御法に係るものである。 フラッシュ溶
接は、従来一般に、溶接すべき2個の材料を軽く接触せ
しめて対峠せしめ、一方を固定し、通電すると共に、他
方の材料を板カム等によりフラッシュにより飛散した分
丈前進せしめ、一定時間経過するとアプセツトし電流を
遮断することによつて行われている。この方法におい
ては、フラッシュ時間は専ら経験、実積により定められ
ているものであり、材料の前進状況従つて溶接部の状態
には無関係に実施されているものである。またソ連のレ
ールフラッシュ方式では溶接電流を検出し、適正溶接電
流が得られるように、一方の材料を前進後退せしめ、前
進時間のみを積算し、所定時間に達したらアプセツトす
ることが提案されている。しカルこの方法においては2
つの材料が隔離していて前進している時間すなわち電流
が流れず発熱に寄与しない時間を積算してお り、一方
2つの材料が密着して大電流が流れている(短絡してい
る)時間すなわち発熱に寄与している時間は積算してい
ない。フラッシュ溶接において、2つの材料が隔離して
いる場合は、電流は流れなく無負荷となり、材料は全く
加熱されない。両材料が軽く接触すると、接触部に大電
流が集中しフラッシュを発生し、材料面を加熱し溶融す
る。両材料の接触面が多くなるとフラッシュは発生しな
くなる。しかし大電流が流れるので、材ノ料の加熱には
役立つている。従つてフラッシュ溶接においては一方の
材料を固定し、他方の材料を フラッシュによる材料の
飛散量に相当する距離を調節しながら前進せしめ、前進
せしめ過ぎる場合 は後退せしめて常に正常なフラッシ
ュが発生する5ようにして一定時間経過後アプセツトさ
れてい る。フラッシュ溶接におけるアプセツト時の溶
接面の適正状態の検出は困難であるので、前述の如く、
アプセツト時間は経験、実積よソー定時間に定めるとか
、材料の一定前進距離などで定められている。
この発明の目的は、アプセツトを適切な溶接面状態で実
施することができるフラッシュ溶接法におけるフラッシ
ュ時間の制御法を提供するにある。
この発明によるフラッシュ溶接法におけるフラッシュ時
間制御法は、溶接面に電流が流れた時点から通電時間を
積算すると共に、1次又は2次の電流又は電力を検出し
、殆んど無負荷の間、該積算を停止し、所定のプログラ
ムの積算時間に達したら所定のプログラムの制御を行な
わしめることを特徴とする方法である。
次にこの発明の方法を一実施例の制御系の構成ブロック
図の第1図に基いて説明する。
第1図において1,1″は溶接すべき材料、2は変圧器
、3は電流検出器である。図示の実施例では一次電流を
検出しているが、二次電流、即ち溶接面を流れる電流を
検出してもよい。検出電流は全波整流,器4に通し、整
流した後、平滑回路5によりリップルを少くしなめらか
にされた後、比較器6に入力される。比較器6には設定
器7からの殆んど無負荷即ち零又は零に近い電流信号が
入力され、比較器6にて負荷電流、即ちフラッシュ発生
又は材2料の加熱に寄与している電流のみが差信号とし
て出力される。一方パルス発生器8よりフラッシュ通電
と同時に一定周期(えば0.1秒)のパルス信号が発信
されデジタルカウンタ10〜15にてパルス数が積3算
される。
パルス発生器8とデジタルカウンタ10の間にはゲート
回路9が挿入されてあり、ゲート回路9には前記比較器
6からの差信号が制御信号として入力され、該差信号が
入力される場合のみ、パルス発生器8からのパルス信号
が通過せし3,められる。このようにしてデジタルカウ
ンタ10〜15にはフラッシュ発生又は材料の加熱に寄
与している電流が流れている時間に相当するパルス信号
のみが積算される。
デジタルカウンタ10〜15に実41験等により適切な
通電時間に相当するパルス積算数を第2図に示すプログ
ラムに従い設定しておくと、積算値が該設定値に到達し
たとき、所定のプログラム制御を精度よく行なうことが
できる。第2図のプログラムでは、1次電圧の切換、油
圧の切換、電流の入切、移動速度の切換をデジタルカウ
ンタ10〜15で制御し、初期フラッシュ工程、フラッ
シュ工程、アプセツト工程、後熱処理工程の全溶接工程
が自動的になされる。 第2図において、溶接準備にて
油圧回路のみが作動し、次いで溶接開始指令とともに、
1次電圧は高電圧に、電流入切スイッチは1入ョに、移
動速度は低速にセットされ、一方の材料は接近すフる。
ち時間において初めて電流が流れるとデジタルカウンタ
10〜15はすべてパルス数の積算を開始する。デジタ
ルカウンタ10はt1時間に相当するパルス数に達する
と、リレー16を作動させ、1次電圧を低電圧に、移動
速度を中速に切り換える。 デジタルカウンタ11はち
時間に相当するパルス数に達すると油圧を低圧から高圧
に切換える。
デジタルカウンタ12はT3時間に相当するパルス数に
達すると1次電圧を再び高電圧に切換えるとともに移動
速度を高速に切換える。 デジタルカウンタ13はアプ
セツトを開始するためのカウンタであり、T4に相当す
るパルス数に達すると2つの材料を急速に押しつけ大電
流が流れる。
そして、T3に相当するパルス数に達すると、デジタル
カウンタ14が作動して電流入切スイッチを1切ョにし
通電を遮断する。同時に1次電圧の切換スイッチが遮断
される。 ζにてデジタルカウンタ15により油圧が再
び低圧に切換えられ、同時に溶接された材料が溶接から
はずされて溶接が終了する。
第1表は、次の溶接条件でレールをフラッシュ溶接し
た場合の実施例における各デジタルカウンタの設定パル
ス数であり、約3分308で溶接終了rる。
溶接条件 1次電圧 高440■、低350V(50Hz) 油
圧高100k9/Cltl低40kg/d 移動速度
高0.7T0n/秒、中0.2m!n/秒、低0.1T
f!m/秒7 フラッシュ代30TnIn アプセツト代11TWL アプセツト通電時間0.鍛 アプセツト加圧力45トン 以上は1次又は2次の電流を検出してフラッシュ溶接工
程を制御することについて述べたが電力を検出する場合
は、電流検出器3のかわりに電力変換器を挿入し、設定
器7に殆んど無負荷の電力信号を設定すればよい。
この発明の方法は以上の如く構成されているので、フラ
ッシュ゛は時間を材料の加熱に寄与した時間とすること
ができるのでアプセツト時の溶接面の状態を適正状態と
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法の一実施例の制御系の構成ブロ
ック図、第2図はこの発明の方法の一実施例のプログラ
ム図である。 図面において、1,1″は溶接すべき材料、2″は変圧
器、3は電流検出器、4は全波整流器、5は平滑回路、
6は比較器、7は設定器、8はパルス発生器、9はゲー
ト回路、10〜15はデジタルカウンタ、16はリレー
てある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 溶接すべき2個の材料間に通電し、材料間の距離を
    調節し、溶接面を軽く接触せしめてフラッシュを発生せ
    しめ、その熱で材料を加熱し、溶接面が溶融金属でおお
    われた状態でアプセツトして電流を切断するフラッシュ
    溶接法において、パルス発生器から一定周期のパルス信
    号を発生せしめ溶接面に電流が流れた時点から該パルス
    数を積算すると共に、1次又は2次の電流又は電力を検
    出し、殆んど無負荷の間該積算を停止し、所定のプログ
    ラムの積算パルス数に達したら所定のプログラム制御を
    行なわしめることを特徴とするフラッシュ溶接法におけ
    るフラッシュ時間制御法。
JP11800978A 1978-09-27 1978-09-27 フラツシユ溶接法におけるフラツシユ時間制御法 Expired JPS6045035B2 (ja)

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JP11800978A JPS6045035B2 (ja) 1978-09-27 1978-09-27 フラツシユ溶接法におけるフラツシユ時間制御法

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JPS5545541A JPS5545541A (en) 1980-03-31
JPS6045035B2 true JPS6045035B2 (ja) 1985-10-07

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ID=14725787

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JP11800978A Expired JPS6045035B2 (ja) 1978-09-27 1978-09-27 フラツシユ溶接法におけるフラツシユ時間制御法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63115560A (ja) * 1986-05-15 1988-05-20 シオノギ ユーロープ ベスローテン フェンノートシャップ 改良型カプセル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63115560A (ja) * 1986-05-15 1988-05-20 シオノギ ユーロープ ベスローテン フェンノートシャップ 改良型カプセル

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JPS5545541A (en) 1980-03-31

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