JPS6044587A - 水素化分解反応装置 - Google Patents
水素化分解反応装置Info
- Publication number
- JPS6044587A JPS6044587A JP15165883A JP15165883A JPS6044587A JP S6044587 A JPS6044587 A JP S6044587A JP 15165883 A JP15165883 A JP 15165883A JP 15165883 A JP15165883 A JP 15165883A JP S6044587 A JPS6044587 A JP S6044587A
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- JP
- Japan
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- reactor
- gas
- catalyst
- hydrogen
- plural
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- Pending
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、触媒を利用する重質炭化水素油類の水素化分
解反応装置に関する。
解反応装置に関する。
現在使用されている水素化分解反応装置のひとつとして
、反応器下部よシ原料を供給し、その上昇流によシ触媒
を流動させながら水素化分解反応を行う沸騰床式のもの
がある。この沸騰床式は、触媒層の閉塞が起きにくい、
運転中に触媒の交換ができるという利点を持つ反面、適
切な流動条件(液流速、ガス流速)の範囲が狭く、又分
解率が悪いという欠点がある。
、反応器下部よシ原料を供給し、その上昇流によシ触媒
を流動させながら水素化分解反応を行う沸騰床式のもの
がある。この沸騰床式は、触媒層の閉塞が起きにくい、
運転中に触媒の交換ができるという利点を持つ反面、適
切な流動条件(液流速、ガス流速)の範囲が狭く、又分
解率が悪いという欠点がある。
本発明は、沸騰床式の利点を生かすことを目的とし、沸
騰床の水素ガス供給方法を改良した水素化分解反応装置
を提供するものである。
騰床の水素ガス供給方法を改良した水素化分解反応装置
を提供するものである。
先ず、現在使用されている沸臆床式を第1図のフローシ
ートに従って説明する。この装置は、触媒供給槽7から
の触媒15を充填した反応器5の下部よシ、原料ガス2
をガス供給ノズル12よシ、原料液体1を供給ポンプ9
より、それぞれ送シ込み、触媒16を流動化し、反応さ
せ、三相分離器6において生成ガス4、生成液体3、触
媒・コークス等14に分離する。ここで生成液体3が充
分な反応が行なわれてない場合は、循環ポンプ10によ
って反応器5に送り、再び反応させるものである。なお
、図中の8は触媒抜き出し檜を示す。
ートに従って説明する。この装置は、触媒供給槽7から
の触媒15を充填した反応器5の下部よシ、原料ガス2
をガス供給ノズル12よシ、原料液体1を供給ポンプ9
より、それぞれ送シ込み、触媒16を流動化し、反応さ
せ、三相分離器6において生成ガス4、生成液体3、触
媒・コークス等14に分離する。ここで生成液体3が充
分な反応が行なわれてない場合は、循環ポンプ10によ
って反応器5に送り、再び反応させるものである。なお
、図中の8は触媒抜き出し檜を示す。
原料ガス2は、第2図のようなガス供給ノズル12よシ
送シ込まれ、分散板11によって分散し、反応器5内に
流れていく。
送シ込まれ、分散板11によって分散し、反応器5内に
流れていく。
しかしながら、上記の沸騰床式では反応器5内で気泡が
合体し、効率の良い反応が行なわれず、原料ガス2が過
剰に供給されていた。
合体し、効率の良い反応が行なわれず、原料ガス2が過
剰に供給されていた。
そこで本発明では、ガス供給ノズルを改良した水素゛化
分解反応装置を開発するに到った。
分解反応装置を開発するに到った。
すなわち本発明は、縦長の沸騰床式反応器内にその全長
に亘って該反応器の軸心に平行な複数本の水素供給管を
配設し、肢管の外周土に朝方向に開口する複数個のガス
噴出口を前記管の長さ方向に沿って複数段に設けたこと
を特徴とする水素化分解反応装置に関するものである。
に亘って該反応器の軸心に平行な複数本の水素供給管を
配設し、肢管の外周土に朝方向に開口する複数個のガス
噴出口を前記管の長さ方向に沿って複数段に設けたこと
を特徴とする水素化分解反応装置に関するものである。
本発明装置の一実施態様例を第5図(a)と、その平面
図である第6図(b)に示す。本装置は、反応器5内に
複数個のガス供給管22を該反応器5の軸心に平行に配
設し、肢管22に夫々4個のガス噴出口2?iを輻方向
に開口せしめ、この様なガス噴出口26を管22の長さ
方向に多数段設け、反応器5内にガス2が均一に分散す
るようにしたものである。なお、反応器5の内部には融
媒が挿入されておシ、ライン7から原料油類が供給され
る。
図である第6図(b)に示す。本装置は、反応器5内に
複数個のガス供給管22を該反応器5の軸心に平行に配
設し、肢管22に夫々4個のガス噴出口2?iを輻方向
に開口せしめ、この様なガス噴出口26を管22の長さ
方向に多数段設け、反応器5内にガス2が均一に分散す
るようにしたものである。なお、反応器5の内部には融
媒が挿入されておシ、ライン7から原料油類が供給され
る。
原料ガス2に水素、原料液体7に石炭油(A)、触媒に
Co−Mo系を使用し、第5図に示す本発明装置を運転
した時の結果を第4図に示す。なお、第4図中の比較例
は第1腎に例示した従来の沸騰床式によシ、上記と同じ
原料ガス、原料液体、触媒を使用した時の結果である。
Co−Mo系を使用し、第5図に示す本発明装置を運転
した時の結果を第4図に示す。なお、第4図中の比較例
は第1腎に例示した従来の沸騰床式によシ、上記と同じ
原料ガス、原料液体、触媒を使用した時の結果である。
上記と同一の装置で、水素、石炭油(A)、Ni−Mo
系触媒を使用した時の結果を第5図に示す。第5図中の
比較例は第1図の沸騰床式によるものである。
系触媒を使用した時の結果を第5図に示す。第5図中の
比較例は第1図の沸騰床式によるものである。
上記と同一の装置で、水素、石炭油(B)、Ni−Mo
系触媒を使用した時の結果を第6図に示す。第6図中の
比較例は第1図の沸騰床式によるものである。
系触媒を使用した時の結果を第6図に示す。第6図中の
比較例は第1図の沸騰床式によるものである。
なお、上記第4図、第5図及び第6図の比較例及び本発
明実施例における水素供給量、水素流速条件を下記の第
1表に示す。
明実施例における水素供給量、水素流速条件を下記の第
1表に示す。
第1表
なお、上記の石炭油(A)、 (B)とは、粉砕した石
炭を石炭系重質油で高温、高圧において溶剤抽出し、灰
分を取シ除いた石炭精製油のことで、石炭油<AJ、
(B)それぞれの物性値をWJ2表に示す。
炭を石炭系重質油で高温、高圧において溶剤抽出し、灰
分を取シ除いた石炭精製油のことで、石炭油<AJ、
(B)それぞれの物性値をWJ2表に示す。
第2表 石炭油の物性値
以下に、本発明装置による効果を示す。
(1) 重質炭化水素油類の水素化分解率が向上する。
(2)気液が効率良く接触するようになり、水素の消費
量が減少する。
量が減少する。
(3) 水素の使用可能な流速範囲が広くなる。
(4)従来もののガス供給ノズルを改造するだけでよい
ので、製作が容易である。
ので、製作が容易である。
以上は、縦長円筒状反応器について本発明を説明したが
、直方体状等の反応器についても本発明を適用すること
ができることはいう“までもない。
、直方体状等の反応器についても本発明を適用すること
ができることはいう“までもない。
第1図は従来の沸騰床式の水素化分解反応装置を示す図
、第2図は第1図に示した装置の水素供給部分の拡大図
、第3図は本発明装置の一実施態様例を示す図、第4〜
6図は本発明装置の効果を示す図表である。 1・・原料液体、 2・・原料ガス。 3・・生成液体、 4・・生成ガス。 5・・反応器、 6・・三相分離器。 7・・触媒供給槽、 8・・触媒抜き出し槽。 ?・・供給ポンプt’ 10・・循環ポンプ。 11・・分散板、12・・ガス供給ノズル。 1′5・・触 媒。 14・・触媒、コークス等の固形物。 22・・水素供給管、23・・ガス噴出口復代理人 内
1) 明 復代理人 萩 原 亮 −
、第2図は第1図に示した装置の水素供給部分の拡大図
、第3図は本発明装置の一実施態様例を示す図、第4〜
6図は本発明装置の効果を示す図表である。 1・・原料液体、 2・・原料ガス。 3・・生成液体、 4・・生成ガス。 5・・反応器、 6・・三相分離器。 7・・触媒供給槽、 8・・触媒抜き出し槽。 ?・・供給ポンプt’ 10・・循環ポンプ。 11・・分散板、12・・ガス供給ノズル。 1′5・・触 媒。 14・・触媒、コークス等の固形物。 22・・水素供給管、23・・ガス噴出口復代理人 内
1) 明 復代理人 萩 原 亮 −
Claims (1)
- 縦長の沸騰床式反応器内にその全長に亘って該反応器の
軸心に平行な複数本の水素供給管を配設し、該管の外周
上に輻方向に開口する複数個のガス噴出口を前記管の長
さ方向に沿って複数段に設けたことを特徴とする水素化
分解反応装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15165883A JPS6044587A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 水素化分解反応装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15165883A JPS6044587A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 水素化分解反応装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6044587A true JPS6044587A (ja) | 1985-03-09 |
Family
ID=15523381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15165883A Pending JPS6044587A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 水素化分解反応装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6044587A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7449103B2 (en) | 2004-04-28 | 2008-11-11 | Headwaters Heavy Oil, Llc | Ebullated bed hydroprocessing methods and systems and methods of upgrading an existing ebullated bed system |
US7615142B2 (en) | 2006-08-31 | 2009-11-10 | Headwaters Technology Innovation, Llc | Expanded bed reactor system and method for hydroprocessing wax produced by Fischer-Tropsch reaction and contaminated with solids |
US9644157B2 (en) | 2012-07-30 | 2017-05-09 | Headwaters Heavy Oil, Llc | Methods and systems for upgrading heavy oil using catalytic hydrocracking and thermal coking |
US9790440B2 (en) | 2011-09-23 | 2017-10-17 | Headwaters Technology Innovation Group, Inc. | Methods for increasing catalyst concentration in heavy oil and/or coal resid hydrocracker |
US10822553B2 (en) | 2004-04-28 | 2020-11-03 | Hydrocarbon Technology & Innovation, Llc | Mixing systems for introducing a catalyst precursor into a heavy oil feedstock |
US11091707B2 (en) | 2018-10-17 | 2021-08-17 | Hydrocarbon Technology & Innovation, Llc | Upgraded ebullated bed reactor with no recycle buildup of asphaltenes in vacuum bottoms |
US11118119B2 (en) | 2017-03-02 | 2021-09-14 | Hydrocarbon Technology & Innovation, Llc | Upgraded ebullated bed reactor with less fouling sediment |
US11414607B2 (en) | 2015-09-22 | 2022-08-16 | Hydrocarbon Technology & Innovation, Llc | Upgraded ebullated bed reactor with increased production rate of converted products |
US11414608B2 (en) | 2015-09-22 | 2022-08-16 | Hydrocarbon Technology & Innovation, Llc | Upgraded ebullated bed reactor used with opportunity feedstocks |
US11421164B2 (en) | 2016-06-08 | 2022-08-23 | Hydrocarbon Technology & Innovation, Llc | Dual catalyst system for ebullated bed upgrading to produce improved quality vacuum residue product |
US11732203B2 (en) | 2017-03-02 | 2023-08-22 | Hydrocarbon Technology & Innovation, Llc | Ebullated bed reactor upgraded to produce sediment that causes less equipment fouling |
-
1983
- 1983-08-22 JP JP15165883A patent/JPS6044587A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10941353B2 (en) | 2004-04-28 | 2021-03-09 | Hydrocarbon Technology & Innovation, Llc | Methods and mixing systems for introducing catalyst precursor into heavy oil feedstock |
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US9920261B2 (en) | 2004-04-28 | 2018-03-20 | Headwaters Heavy Oil, Llc | Method for upgrading ebullated bed reactor and upgraded ebullated bed reactor |
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