JPS6044401A - 破砕機付ごみ真空輸送装置の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は破砕機付ごみ真空輸送装置の制御方法に関する
ものである。

従来の破砕機付ごみ真空輸送装置を第１図により説明す
ると、（１１がごみ投入口で、同ごみ投入口（１１から
投入されたごみは、貯留槽（２）に貯留され、破砕機（
３）により破砕され、ホッパ（５）を落下して輸送管（
カへ入り、ブロワ０２１の吸引力により分離機（［１）
まで輸送される。なお（４）は破砕機駆動用モータ、（
９）は輸送用空気取入口、（６）は他の設備を輸送中に
気密に遮断するための排出弁、００）は空気取入弁で、
輸送用空気取入口（９）の代りに設ける場合もある。

前記ごみ真空輸送装置では、互いに逆方向に回転する一
対゛の平行な軸と同各軸に設けた回転刃とよりなり、同
各回転刃の噛合いにより、被輸送物を破砕する二軸回転
剪断式破砕機（３）が使われていることが多い。この破
砕機（３）の破砕困難な被輸送物に対する制御は、過負
荷になったことを検知して、一旦停止し、次いで一定時
間、逆回転させた後、再び正転させ、またこの正転・逆
転の一連の動作を所定回数繰返しても破砕できない（遭
１負荷になる）ときには、破砕困難な被輸送物が噛み込
んだとして停止するというものである。が、この制御方
法は、破砕困難な被輸送物が硬い金属塊のような場合に
も、所定回数の正転・逆転を繰返して、破砕機の回転刃
を損傷させる。また被輸送物が電話帳のような厚い紙類
や多量のごみが破砕機上に貯留された場合には、破砕可
能であっても正転・逆転の回数が多いため、破砕困難な
被輸送物と誤検知して、停止してしまうという問題があ
った。

本発明は前記の問題点に対処するもので、ごみの投入口
下部に輸送管を接続し、輸送管の端部なブロックに接続
し、投入口と輸送管との間に被輸送物を小さく破砕する
ための破砕機を設けた破砕機付ごみ真空輸送装置におい
て、前記破砕機の回転刃に加わる負荷を検出して、金属
塊等の破砕困難ケ被輸送物を噛み込むことにより同検出
した負荷が増大したときに、同被輸送物を破砕機外へ取
り出すようにしたことを特徴とする制御方法に係り、そ
の目的とする処は、破砕機の回転刃の損傷、及び誤検知
に基づ（破砕機の停止を防止できる破砕機付ごみ真空輸
送装置の制御方法を供する点にある。

次に本発明の破砕機付ごみ真空輸送装置の制御方法を第
２．３．４図に示す一実施例により説明すると、第３図
は、破砕機駆動用モータ（第２図の（４）参照）の電流
値の検出装置２つとタイマー１つとを構成要素とした場
合の動作の基本フローを示している。実際の装置に適用
する場合には、電流値Ａ、Ｂの検知装置の外に、電流値
Ｃの検知装置を追加した第４図のようになる。なお以上
は、電流検知装置とタイマーとを組合せたものであるが
、電流の急激な増加を検出したときに破砕困難な被輸送
物を噛み込んだと見做すものであればいかなる機器、装
置を使用してもさしつかえない。また電流を使わずに、
ひずみやトルクを検知して負荷の急激な増加を検出して
もさしつかえない。また破砕機は、二軸回転剪断式以外
の形式のものでもさしつかえない。また第２図の（２）
がごみ貯留槽、（３）が破砕機、（４）が破砕機駆動用
モータ、（１３＋が上記ごみ貯留槽（２）に設けた点検
口、（１４）が同点検口（１，３１を開閉する蓋、（１
ωが蝶ナツト、（１６）が蓋（１旬の把手である。

次に前記破砕機付ごみ真空輸送装置の作用を説明する。

第５図は、第６図の動作原理フロー図をモデル化したグ
ラフで、これに基づき説明すると、第４図の横軸が時間
、縦軸が電流値である。ＡおよびＢは、検知する電流値
である。また曲線（１１は電話帳のような破砕可能な塵
芥等の被輸送物を噛み込、んだときの電流増加曲線、曲
線（ｎｌは金属塊のような破砕不可能な金属塊等の被輸
送物を噛み込んだときの電流増加曲線である。またＴ１
およびＴ２は電流値がＡからＢまで増大するのに要した
時間である。電流値の単位時間当りの増加量を△Ｔと基
準を△■ｏと丁れば、△Ｔ１〉△工。、△■２〈△■。

という関係になり、両者の違いにより破砕困カ１ｆな被
輸送物を検出することになる。実際の装置では、第４図
の動作フローのように最初にある電流値Ｃを検出して、
回転刃が一定量逆転した後の正転したときに、電流値の
単位時間当りの増加量をチェックするよ５になっている
。これをモデル化した電流一時間線図が第６図である。

Ａ、ＢおよびＣは検知する電流値である。最初に電流値
Ｃ（（１１１１参照）を検知すると、回転刃が逆転し、
電流値が下がって再び正転を始めると、増加して（る。

一点鎖線場合（（■）参照）は、破砕可能と見做して、
回転を続ける。再び電流値（Ｊ検知丁れば、逆転し、再
び正転して単位時間当りの電流増加匪がチェックされる
。これは電流値Ｃが検知されるとと（Ｃ行なわれる。ま
た電流値ＢとＣｙ同一値にしても、丁なわち、単位時間
当りの電流値増加上チェック用値と回転刃逆転指示用値
とを同一値にしてもさしつかえない。また電流値Ｃをモ
ーり保設用の過電流検知と兼用にしてもさしつかえない
。

本発明の破砕機付ごみ真空輸送装置の制御方法は前記の
ように破砕機（３）の回転刃に加わる負荷を検出して、
金属塊等の破砕困難な被輸送物乞噛み込むことにより同
検出した負荷が増大したときに、同被輸送物を破砕機（
３）外へ取り出てので、破砕機（３）の回転刃の損傷、
及び電話帳のような厚い紙類な噛み込み、正転・逆転ビ
繰返して、破砕困難な被輸送物と誤検出することにより
生じていた破砕機の停止を防止できる効果がある。

以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の破砕機付ごみ真空輸送装置乞示す側面図
、第２図は本発明に係る破砕機付ごみ真空輸送装置の制
御方法の一実施例を示す側面図、第３，４図はその動作
基本フロー図、第５，６図は第６．４図の動作基本フロ
ー図をモデル化した説明図である。 （１）・・・ごみ投入口　（３）・・・破砕機（７）・
・・輸送管　０２）・・・ブロワ復代理人　弁理士　岡
　本　重　窯 外６名 第２図 ￥３図 Ｉ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ごみの投入口下部に輸送管を接続し、輸送管の端部をブ
   ロックに接続し、投入口と輸送管との間に被輸送物を小
   さく破砕するだめの破砕機を設けた破砕機付ごみ真空輸
   送装置において、前記破砕機の回転刃に加わる負荷夕検
   出して、金属塊環σ〕破砕困難な被輸送物を噛み込むこ
   とにより同検出した負荷が増大したときに、同被輸送物
   を破砕機外へ取り出すようにしたことケ特徴とする制御
   方法。