JPS6044251A

JPS6044251A - インデックス装置

Info

Publication number: JPS6044251A
Application number: JP15073883A
Authority: JP
Inventors: Yoshizo Kitano; 北野　芳蔵
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-08-18
Filing date: 1983-08-18
Publication date: 1985-03-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】被加工物に一連の割出し回動を与えつつ各回動位置にお
いてターニング、フェーシング等の加工を行うのは、イ
ンデックス装置を使用する工作機械の最も普通の動作態
様であるが、被加工物の種類によっては１割出し回動＋
側出し回動軸のシフト」を必要とする場合がある。その
場合には、１対のチャック爪を含むチャッキング装置の
全体を適宜シフトさせる系を付設すればよく、工作機械
はそれによシ使用範囲を拡大されたものと々る０しかし
ながら、このような汎用工作機械は、必然的に大形であ
ると共に高価なものとなり、特定の形状の物品に対する
加工用のものとしては、設備費および設置空間の関係よ
りして不適当なものとなる。

本発明は上記の問題点についての解決を行い、シフトを
伴う割出し回動が、特定の位置において起るようにした
インデックス装置を、構造が比較的簡単であると共に外
形寸法の顕著な増大を伴わないものとして提供すること
を目的とするもので、本発明を図について説明すれば次
の如くである。

第１図において、（１）はチャッキングヘッドの基体、
＋２＋　、　＋３１はチャック爪、（４）は被加工物、
ｏ−。

は被加工物（４）に対して与えられる割出し回動の軸線
である。被加工物（４）は基体（１）上の開口（５）に
進入後退させられる工具ヘッドに数句けられた工具によ
り加工される。図示のものの場合、加工されるべき個所
は、両端の部位＋６１　ｔ７）と側方の部位（８）であ
る。これらの部位に対する加工は、一端の部位（６）、
側方の部位（８）、他端の部位（７）の順、または部位
（６）、部位（７）、部位（８）の順に行われる。（図
中には側方の部位（８）が加工されるべき位置にある状
態が示される。）ｅで示す量は両端の部位＋６）　（７
１に対する側方の部位（８）の偏心量で、部位（６）の
加工が行われたのちにおける被加工物（４）に対する９
０°の割出し回動は、第２図および第３図に示す機構＋
９）　（ＩＯ＋により、量ｅのシフトを伴って起される
。機構（９）はクランプ力をチャック爪（２）に及ぼす
油圧シリンダａｌｌの側のものであり、一方、機構００
）はチャック爪（２）に共働して被加工物（４）のチャ
ッキングを行うチャック爪（３）とそれに関連をもつ割
出し回動系の側のものである。

両端部（６１＋７＋に対して偏心する位置にある部位（
８）の加工を行うため、ばねａ２が及ぼす力をクランプ
力とする補助クランプ装置０Ｊが機構（９）の側に設け
られると共に、１対の端面カムＱ４）’　＋１５１より
成るカム装置０６）が機構００）の側に設けられる。端
面カムｆｌｌｌ　ｆ＋５１のうち、端面カム圓は基体（
１）に固定された固定カム、端面カム０５）は割出し７
回動に際し被加工物（４）およびチャック爪ｆ２＋　［
３＋と共に回動させられる可動カムである。端面カムＱ
４１　（１５１ｕ二つの山と二つの谷とを斜面で連ねて
成る作用面をもつ。第４図は固定カム圓上の一つの山Ａ
Ｂと可動カム（１５１上の一つの山ａｂとが、可動カム
０５）の回動（割出し回動）に伴って相対位置を変える
有様を示す展開図である。この図における最上段の１は
可動カム（１５）の山ａｂの位相と固定カムａａの山Ａ
Ｂの位相とが一致さぜられてカム０４）α５）が凸対凸
の係合関係にある状態を示し、最下段の１■は可動カム
（１５）の山ａｂの位相が固定カム（１４）の位相に対
して９０°だけずらされてカム（１５）の山ａ、ｂがカ
ム（Ｉ４１の谷に落込捷された状態を示す。　Ｉｔ、１
１１の状態は■の状態よ、Ｄ　ＩＶの状態に至る過程に
おいて現われる中間状態である。両端の部位ｆ６）　Ｉ
７１の加工は■の状態において行われ、側方の部位（８
）の加工はＩＶの状態において行われる。端面カム（１
４１と端面カムＱ５ｉとよ構成るカム装置ＱｅｔはＩの
状態よ、ＣＩＶの状態に移行することによシ被加工物（
４）をさきに指摘した＠ｅだけシフトさせる。

カム装置（＋６１と共に設けられた補助クランプ装置０
３）（第２図参照）は、油圧シリンダαＤの側のチャッ
ク爪（２）に回り止めピンαりを介して連なるノ・クラ
ンプ０８）を油圧シリンダαＢのピストン（１ωに一体
化して設けると共に、さきに指摘したばね囲をこの）・
ウジングＯａｌ内に納めることにより構成される。（２
０）は油圧シリンダ（１１）の作動室である。作動室（
２０）の圧力は、割出し回動に際し、補助クランプ装置
（１３）のはね（１２）の及ぼす力が被加工物（４）に
対する主要なりランプ力となる如く調整される。

両端の部位＋６１　（７１の加工は被加工物（４）を第
１図の状態より９００だけ回動した状態において行われ
、そのとき、カム装置（１６）における端面カム圓α５
）は第６図のＩに示す如く山ＡＢと山ａｂとの位相が一
致して凸対凸の保合状態にある０いま、端面の開口部（
６）に対する加工が終了したとすれば、油圧シリンダ（
Ｉｌｌの作動室の圧力は先ず所定の圧力にまで低下させ
られる。この圧力低下によシ、油圧シリンダ（Ｉｌｌの
ピストン（Ｊωは所定量だけ後退し、補助クランプ装置
［＋３１のばね圓は「割出し回動に対して必要且つ充分
なりラング力」を被加工物に及はすようになる。ここに
１割出し回動に対して必要且つ十分なりランプ力」と言
うのは加工時に必要とするクランプ力Ｆと割出し回動時
に必要とするクランプ力ｆとを区別するための表現であ
る。割出し回動時には切削力が加わらないので、ｆ＜Ｆ
の関係にある。補助クランプ装置ｔ＋３１のはね１１２
１が及ぼす力を主要なりランプ力としつつ第４図のＩ→
■の過程に従って・割出し回動が行われると、被加工物
（４１が側方の部位（８１の加工を行われるべき姿勢を
とるので、油圧シリンダ１１）は上記の大きなりラング
力Ｆを被加工物（４）に加える状態に戻される。

割出し回動け、カム装置（Ｉ６）における可動カム（１
５１およびチャック爪（３）に一体化された部材＋２＋
１上のピニオン（支）に噛合う油圧作動の１対のラック
により行われる。割出し回動装置には、ピニオン（２２
１の回動系のほかに、割出回動位置を正確なものとする
だめのカム装置が設けられるが、それらは図中より省か
れている。

以上において説明した本発明による装置は７対のチャッ
ク爪を共に移動する系を設けることなく被加工物のシフ
トを行い得るようにしたものである。このものにおいて
は、被加工物のシフトが行われるようにするために設け
られた系は構造が簡単であると共に部品点数も少ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるインテックス装置の全体図、第２
図および第６図は第１図に示すものの要部の詳細をクラ
ンプ用油圧シリンダの側とその反対の側とに分けて示す
断面図、第４図は第６図に示すカム装置の動作説明用展
開図である。（１）・・・チャッキングヘッドの基体　＋２１　＋３
１・・・チャック爪　（４）・・・被加工物　（５）・
・・基体（１）上の開口　＋６１　＋７）（８）・・・
加工されるべき部位　＋９１　＋ＩＯ）・・・機構　（
Ｉｌｌ・・・油圧シリンダ　（１２）・・・ばね　（１
３）・・・補助フラング装置　＋１４１（１５）・・・
端面カム　（１６）・・・カム装置　０卜・・回シ止め
ピン０８）・・・ハウジング　（１！１・・・ピストン
　（４）・・・作動室Ｃト・・チャック爪（３）に一体
化された部材　（２２１−・・ビニオン

Claims

【特許請求の範囲】

被加工物のクランプ用油圧シリンダの側のチャック爪と
上記油圧シリンダのピストンとの間に、割出し回動時に
おいてばねの及ぼす力によりクランプ力を与える補助ク
ランプ装置を介在させると共に、山と谷とを斜面を介し
て連ねる作用面をもつ二つの端面カムを一方を固定カム
、他方を可動カムとして向い合せに組合せて成るカム装
置を、このカム装置における可動カムを上記油圧シリン
ダ側のチャック爪に組合う他のチャック爪に一体−化し
て設けたことを特徴とするインデックス装置。