JPS604419B2 - 標準ガス発生装置 - Google Patents

標準ガス発生装置

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JPS604419B2
JPS604419B2 JP6282776A JP6282776A JPS604419B2 JP S604419 B2 JPS604419 B2 JP S604419B2 JP 6282776 A JP6282776 A JP 6282776A JP 6282776 A JP6282776 A JP 6282776A JP S604419 B2 JPS604419 B2 JP S604419B2
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circuit
gas
mercury lamp
reactor
zero gas
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JP6282776A
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岳志 紀本
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は大気汚染監視用窒素酸化物濃度測定装置を動的
校正するために好適した標準ガス発生装置に関する。
従来から大気汚染監視用として一般に用いられている窒
素酸化物の濃度測定装置はザルッマン法に依っている。
この測定装置は「多くの場合、亜硝酸ナトリウムによっ
て得られる一定濃度のNQ−イオンを用いて静的校正さ
れた。このような静的校正法では、N02濃度に依存し
たザルッマン試薬の吸収効率の変化およびザルッマン係
数の変化を補正して正確な値を出すことは不可能である
。したがって静的校正法に代って、N02標準ガスを用
いて動的校正を行なうことが必要となる。
しかして、窒素酸化物濃度測定装置を法定環境基準の2
的pd付近において動的校正をすることが特に切望され
ている。それにも拘わらず先行技術は、相当高性能なも
のであっても、約5ゆpb以下の標準ガスを発生させる
ことは不可能であった。本発明は、このような要請に応
えるものであって、既知低濃度の標準ガスを安定に供給
することができる標準ガス発生装置を提供することを主
な目的とする。第1図を参照すると、本発明の一実施例
の系統図が示される。本件装置は、いわゆるガスフェィ
ズタィトレーション法を採用し、基本的には【a’高濃
度NOガス源1からのNOと{b)ゼロガス発生装置2
からのゼロガスへ紫外線照射して得られた03とを反応
器RCへ導びき、下記の反応を生じさせて、既知濃度の
N02を発生する。NO+03→N02十02 高濃度NOガス源1は、たとえば約10&血のNOを充
填したボンベであり、そのような高濃度の充填は濃度の
経時安定性を向上させる。
高濃度NOガス源1からのNOガスはマスフローコント
ローラ3を経て反応器RCへ至る。ゼロガス発生装置2
からのゼロガスはオリフイスCIを経てオゾン発生器4
へ導びかれ、発生されたオゾンは反応器RCへ至る。
反応器RCにおいて生じたN02はへ ゼロガス発生装
置2からオリフイスC2,C3,C4およびバルブV1
,V2,V3を経て導びかれてきたゼ。ガスによって、
混合器MCにおいて混合希釈される。バルブVI?V2
,V3の切換えによって、たとえば0.001脚(=l
ppb)から1側までの広範囲にわたるN02濃度が得
られる。第2図はオゾン発生器4の縦断正面図である。
このオゾン発生器は石英ガラスから成る2重管の一体構
造とされる。内部管41は水銀灯であり、長手筒状に形
成される。水銀灯41の本体両端には相対的に大きな円
筒形放電電極42,43が配設され、これらの放電電極
42,43間の放電領域は相対的に小径に形成される。
放電電極42,43を大きくすることによって放熱効果
が向上されるとともに、単位面積当りの電子放出量が小
さくてすむので長寿命となる。外部管44は放電領域全
体を囲綾し、その外部管44の両端にゼロガスの出入口
45,46を有する。ゼロガスが出入口45,46間す
なわち水銀灯41の最長距離を通過することになるので
、ゼロガスが紫外線を受ける量は比較的大きい。しかも
、紫外線照射量の大きい割合には、全体の形状を小形に
することが可能となる。このような構造のオゾン発生器
によって、ゼロガスに含まれる02は効率よく03に励
起されることになる。第3図はオゾン発生器4に含まれ
る水銀灯41の点灯回路を示す。
商用交流電力は変圧器5を経て整流回路6に至り、直流
に変換される。その直流出力は回路7によって定電圧化
され、発振回路8が駆動される。発振周波数はたとえば
約10KHZであってもよい。発振出力は高電圧直流発
生回路9に与えられて約1000ボルトに昇圧される。
昇圧電力は定電流回路10を経て水銀灯41に与えられ
る。水銀灯41と直列に接続された抵抗1 1,12,
13を切換えることによって、水銀灯の紫外線放射量を
調節することができ、したがって本件装置によって得ら
れるN02標準ガスの濃度を調節することができる。第
3図示の水銀灯点灯回路によれば、N02標準ガスの濃
度をたとえば5ppbとするために水銀灯41の放電電
流を50払Aに設定しても、そのような微少放電電流が
室温の変動などに拘らず安定に出力され、水銀灯41に
は点灯状態の不安定ないわゆるりンギング現象が生ぜず
、安定な点灯が維持された。
なお、第4図の水銀灯点灯回路は従来から用いられてい
るものである。
商用交流電力は変圧器14を介して高電圧発生回路15
に与えられて昇圧され、定電流回路16によって安定化
されて水銀灯41が駆動される。このような点灯回路方
式では、放電電流をマイクロアンペアのオーダで安定に
維持することはきわめて困難であり〜 したがって50
ppb以下のN02標準ガスを得ることは袷んど不可能
である。再び第1図を参照して、本発明に従えばマスフ
ローコントローラ3、オゾン発生器4、オリフイスCI
〜C4およびバルブVI〜V3は陣温槽50内に収納さ
れる。
第5図は陣温槽50の縦断面を示す。鉄製容器51の内
壁には断熱の目的で発泡ポリスチロール板または発泡ポ
リウレタン板52,53が全面にわたって貼着され、外
気との空気の流通が断たれる。この恒温槽50内の上部
空間54には上述の部材3,4,CI〜C4,VI〜V
3が配置される。容器51に固着された支持板55には
、電動ファン56とヒータブ。ック57とがこの順序で
下方へ取付けられる。ヒ−タブロック57は、電熱ヒー
タからの熱がアルミニウム製放熱板へ伝導されるように
構成され、厚さ方向(すなわち第5図の上下方向)に延
びて多数の放熱用透孔が穿設される。恒温槽50内にお
いて、ヒータブロック57によって加熱された空気はフ
ァン56の上方から支持板55の中央部の透孔55aを
経て上部空間54へ至り、再び支持板55の外周部の透
孔55bを経てヒータブロック57の下方へ至るように
循環して対流する。本件発明者の実験によれば、サーミ
スタ58はヒータブロック57とファン56との間で対
流空気の上方への通過位置に配置されることが最も好ま
しいことが究明された。サーミスタ58の温度に依存し
た抵抗変化は温度制御装置59へ与えられてヒータブロ
ック57の通電角が制御される。上述のサーミスタ58
の配置は、ヒータブロック57の通電角を最適に制御し
て垣温槽50内の空間54の温度を厳密に一定に(たと
えば±0.05q0の誤差範囲で)維持することを可能
にする。本件装置ではマスフローコントローラ3が用い
られ、しかも恒温槽50内に収納されていることに注目
されたい。在来の毛細管を用いて高濃度NOガスを徴量
だけガス源1から反応器RCへ導出する場合において、
毛細管の両端の差圧が変化したり、毛細管の温度がわず
かに変化したときには、その毛細管の流量に大きな変動
が生じてしまう。本件装置では、このような毛細管を採
用せず、マスフローコントロ−ラ3を採用し、それによ
ってその出入口両端の差圧変化に拘らず流量が一定に維
持される。しかもマスフローコントローラ3を恒温槽5
0内に設置することによって、流量を一層高い精度で制
御することができるようになる。以上のように本発明に
よれば、オゾン発生器に含まれる水銀灯の形状と値温槽
との採用によって、N02標準ガスをたとえば被pb程
度の低濃度で安定に発生することができるようになり、
2ゆpbの環境基準付近におけるN02濃度測定装置の
動的校正が容易に実現できるようになるなど画期的な効
果が奏される。
本件発明者の実験によれば、発振回路8は約10KHZ
であり、高電圧直流発生回路9は1021ボルトを放電
電極に与え、このとき放電電流は52.4仏Aであり、
垣温槽50内の温度は摂氏43度とし、オゾン発生器4
には、毎分0.7そのゼロガスを絞りCIによって絞っ
て流し、反応器RC内での反応時間を約30秒〜1分間
程度とし、この反応器RCの容量は約1ク程度の容積を
有し、マスフローコントローラによって、純NOガスを
毎分3.8の‘で供給し「バルブV2,V3を閉じ、バ
ルブVIを開き、絞りC2からのゼロガスの流量調整を
することによって、沙pbのN02標準ガスを発生する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の系統図、第2図はオゾン発
生器4の縦断正面図、第3図は水銀灯41の点灯回路、
第4図は従釆からの点灯回路、第5図は陣温槽50の縦
断正面図である。 1・…・・高濃度NOガス源、2・・・・・・ゼロガス
発生装置、3・…・・マスフローコントローラ、4・・
・・・・オゾン発生器、RC・・・・・・反応器tMC
・・・・・・混合器、CI〜C4……オリフイス、VI
〜V3……バルブ、41…・・・水銀灯、50・・・…
恒温槽。 第2図第1図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高濃度NOガス源1からのNOガスを、マスフロー
    コントローラ3を介して反応器RCに導くとともに、ゼ
    ロガス発生装置2からのゼロガスを絞りCIを介してオ
    ゾン発生器4に導いてオゾンに励起して前記反応器RC
    に導き、ゼロガス発生器4から絞りC2〜C4およびバ
    ルブV1〜V3を介するゼロガスと、前記反応器RCか
    らのガスとを混合器MCに導き、 前記オゾン発生器4
    は2重管の一体構造とされ、その内部管は相対的に大き
    な放電電極が両端に配設されて放電領域が相対的に小径
    とされたほぼ長手筒状の水銀灯であり、その外部管は少
    なくとも前記水銀灯の放電領域全体を囲繞し、その外部
    管の両端に前記ゼロガスの出入口がそれぞれ設けられ、
    商用交流電力を整流回路6によって直流に変換し、そ
    の直流出力は定電圧回路7によって定電圧化され、この
    定電圧回路7の出力によって高周波発振回路8を駆動し
    、発振出力を高電圧直流発生回路9に与えて昇圧して直
    流とし、この昇圧電力は定電流回路10によって定電流
    化され、定電流回路10の出力を前記放電電極に与え、
    定電流回路10と一方の放電電極との間には複数の抵抗
    11,12,13を切換えて介在させることができるよ
    うにし、 マスフローコントローラ3と、オゾン発生器
    4と、絞りC1〜C4と、バルブV1〜V3とを恒温槽
    50内に収納したことを特徴とする標準ガス発生装置。
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