JPS6043956B2 - アルコ−ル製造法 - Google Patents

アルコ−ル製造法

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JPS6043956B2
JPS6043956B2 JP57033440A JP3344082A JPS6043956B2 JP S6043956 B2 JPS6043956 B2 JP S6043956B2 JP 57033440 A JP57033440 A JP 57033440A JP 3344082 A JP3344082 A JP 3344082A JP S6043956 B2 JPS6043956 B2 JP S6043956B2
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JP
Japan
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alcohol
immobilized
fermentation
bacteria
fermenting
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達 福島
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ESU WAI ASOSHEITSU JUGEN
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ESU WAI ASOSHEITSU JUGEN
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はかんしよ、キヤツサバ、ばれいしよ等のいも
類や米、麦、そは、とうもろこし等の穀類を起源とする
液化椴松を原料とし、pH3.41)、下において糖化
酵素とアルコール発酵菌体とを一緒にまたは別別に固定
化したものを生体触媒として糖化と発酵を行わせること
によりアルコールを製造する方法に関する。
従来から地下殿粉であるいも類や地上殿粉である穀類
を酵素α−アミラーゼで処理することによりえられた液
化椴松は酵素グルコアミラーゼで糖化し、次に生酵母菌
体によりアルコール発酵する回分式アルコール製造は焼
ちゆう業界で試みられている。
さらに、この工程の連続化に目を向けると、液化酵素を
そのまま用いる椴粉質原料の液化についてはすでに技術
が完成している。糖化に関しては、糖化酵素をそのまま
用いるよりも、これを固定化した固定化糖化酵素による
連続化が有望といわれているが、pHが4附近のために
常温では雑菌の混入がおこりやすいので耐熱固定化糖化
酵素を用い反応温度を50゜C以上にして雑菌の混入な
しに糖化することができる。しかし、なまの発酵菌体
または固定化発酵菌体により、糖化液のアルコール連続
発酵は温度20〜…℃、PH35〜45という雑菌の混
入し易い条件で行うために殺菌工程が必要となる。殺菌
工程を連続プロセスに組入れる必要があるが、それは技
術的にむつカルく、またできたとしてもプロセスが複雑
になる欠点がある。この欠点のために液化から発酵まで
一連のプロセスとしてアルコールの連続生産を工業的に
行つている例が見当らない。アルコール濃度3〜4(V
/V)%と低いビール発酵てはすでに一部連続式が採用
されているとはいえ雑菌の混入が避けられない。糖化工
程のない糖みつなどの糖質原料でさえ連続式といつても
設備は二系列を作り、一系列は殺菌を行い、一系列のみ
アルコール生産をしている。(ローゼン、プロセスバイ
オケミストリー、5月号、第25〜26ページ197時
参照)すなわち一系列のみがアルコールの連続生産に寄
与しているだけであるから建設費が高くつく。ブラシ”
ル、フイリツピンにおいては日産アルコール(純度99
.5(V/V)%)110〜150にιという大工場に
おいても発酵は半回分式であるのは雑菌混入の恐れが大
きいためである。 最近固定化菌体によるアルコール連
続発酵が注目されているが、発酵条件が完全培地でpH
3.5〜4.5と生菌体による発酵条件と大差がないた
め、雑菌混入の恐れを免れることができない。
石油ショック以来バイオマスから迅速に濃度の高いアル
コールが簡単に生産できるプロセスの完成が切望されて
いる。この実現のためには殺菌や減菌工程ができるだけ
少ないことが必要条件である。本発明者は先にアルギン
酸アルミニウム●カルシウムまたはアルギン酸アルミニ
ウム包括固定化酵母菌体による糖質原料のアルコール発
酵がPH3.O以下という従来のアルコール発酵や固定
化菌体によるアルコール発酵では想像もつかない低PH
でも迅速に発酵し、高濃度のアルコールがえられること
を見出した。(特願昭56−04363明および特願昭
56−174948号参照)。
これは生酵母菌体と異なり包括固定化菌体は低PHでも
活発にアルコール発酵する活性を有することによるもの
てある。この方法は野性バクテリアの混入がなく、糖み
つやケーンジユースの蒸煮の必要もないためにプロセス
が非常に簡単となり、工業的に非常に有利な方法である
。ところで、東南アジアやブラジルでは、ケーンジユー
スや糖みつなどのさとうきびからえられる糖質原料だけ
でなく殿粉原料が多い。そこで殿粉原料からアルコール
の大量生産をする目的で、液化殿粉の糖化と発酵を逐次
または並行して行わせ迅速に高濃度のアルコールを製造
する新しいプロセスの開発に鋭意研究を重ねた結果、酵
素グルコアミラーゼとアルコール発酵菌体とを同時また
は別別に固定化した生体触媒によりPH2.4〜6さら
にはPH2.4〜3.2という低PH下でも回分式、半
回分式ではもち論のこと、連続式においても容易に迅速
に高濃度のアルコールの生産ができると言う画期的な新
しい製造法を完成した。本法は野性菌体の含有の多いこ
うじを使用しないため雑菌の混入が少.く、特にPH2
.4〜3.2て操作するために野性バクテリアの混入の
恐れがないという利点がある。既に完成されているいも
類や穀類の連続式液化法と、本発明にかか低PHにおけ
る液化殿粉の連続式液化、発酵法とを組合せることによ
り、工業界が待.望していたいも類や穀類の液化、糖化
、発酵を一貫して連続して行い、長期間にわたりアルコ
ールを簡単に連続生産することができるプロセスの完成
をみるに至つた。本発明の方法は酵素グルコアミラーゼ
とアルコ・ール発酵菌体を同時または別別に固定化した
生体触媒を用いるのであるが、酵素グルコアミラーゼに
は衆知のように液化殿粉を100%近く分解するリゾプ
ス●デレマ(RhizOpusdelemer)型と8
0%近く分解するアスパルギラス・ニガー(Asper
gillsni?r)型に大別されるが、いづれの型も
使用できる。
またアルコール発酵菌体の種類はアルコール発酵するも
のであれば菌株はなんでもよく、たとえば酵母ではサツ
カロミセス属(SaccharOmyces)のセルビ
シエ型(Cerevisiae)、カールスバーゲンシ
ス型(Carlsbergensis)、糖みつ発酵用
であるフオルモセンシス型(FOrrTlOsensi
s)、ワイン用であるエノリプソイデオス型(Elll
psOideus)の0C−2、W−3やモンラツセ型
(MOntrachet)、シゾサツカロマイセス属(
ShizOsaccharOmyces)のボンベ型(
POmbe)、キヤンデイダ属(Candjda)のユ
テイリス型(Utills)など、またバクテリアでは
ーザイモモナス属(ZymOmOnas)のモービイリ
イス型(MObills)なども使用できる。さらには
これらの菌株の混合物であつてもよいことは本発明者の
知見からも明らかである(特願昭56−174948号
参照)。PH3A以下においては一般にバクテリアより
も酵母菌体の方が好ましい。固定化するアルコール発酵
菌体の培養には特別な方法は必要でなく、たとえばYM
培地など一般に広く用いられている合成培地ケーンジユ
ース、さとうきびからの廃糖みつ、温州みかん糖みつり
んご、みかん、パイナツプル果汁などの天然培地で培養
し、集菌したものを使用すればよい。生体触媒の製法と
しては担体を用いないで、糖化酵素とアルコール発酵菌
体とを同時に固定化する場合には、固定化素材はアルギ
ン酸塩、K−カラギーナン、寒天、コラーゲンなどの天
然高分子またはポリアクリルアミドなどの合成高分子等
いづれも使用できる。これらにより包括固定化した生体
触媒は生体触媒内の発酵菌体か増触菌体となる操作条件
すなわち基質液には増殖に必要な栄養物を添加した方が
アルコール生産の活性を長期間維持できる。アルギン酸
カルシウム包括固定化する場合を例にとると、集菌した
湿濶アルコール発酵菌体と糖化酵素または糖化酵素液と
を一緒にアルギン酸ソーダ液とまぜ、Cacl2水溶液
を用いてゲル化させ、アルギン酸カルシウム包括固定化
糖化酵素・発酵菌体を作る。他の天然高分子の場合はこ
れと類似の方法で包括固定化できる。またポリアクリル
アミドなどの合成高分子による包括の場合は、モノマー
中に湿潤菌体を懸濁させ、これに重合開始剤、促進剤を
加え重合させることにより固定化できる。これらの生体
触媒をグルタルアルデヒドやポリエチレンイミン水溶液
で処理することにより酵素、菌体の漏えいを少くするこ
ともできる。しかし糖化酵素の漏えいを少くし、生体触
媒活性を長期間維持するには予め担体に糖化酵素を吸着
させた後、これと湿潤発酵菌体と上記と同じ方法で包括
固定化し担体付包括固定化糖化酵素・発酵菌体とする方
がよい。ここに使用する担体としてはアルミナ、シリカ
、角せん石、セライト、活性炭などの無機物質やイオン
交換樹脂またはイオン交換セルローズなどが用いられる
。糖化酵素とアルコール発酵菌体とを別別に固定化する
場合には固定化発酵菌体は湿潤菌体を上記の天然または
合成高分子で包括したものがよい結果を与える。
もち論、菌体を担体に付着させてもよく、さらにはその
後高分子で包括してもよい。また固定化糖化酵素は酵素
を担体に吸着させるだけでもよいが、吸着させた後グル
タルアルデヒド処理などをすることにより寿命を長くす
ることもてきる。さらにより寿命を長くするには吸着さ
せた後上記の天然または合成高分子で包括したものでも
よい。さらには包括後グルタルアルデヒド、ポリエチレ
ンイミン等の処理をしてもよい。また担体を用いない固
定化糖化酵素は糖化酵素をこれら高分子て包括固定化し
たもの、さらには包括後グルタルアルデヒド、ポリエチ
レンイミン等の処理をしたものてある。これらの固定化
糖化酵素・発酵菌体または固定化発酵菌体の形状は粒状
、円柱状、円盤状など任意の形をつくることができるが
、粒状のものが取扱いに便利である。アルコール発酵菌
体として酵母菌を用いたこれらの固定化糖化酵素・発酵
菌体の粒状のものを使用した例をとると、これらをバイ
オリアクターに充てんし、けん気または好気的に、常圧
または減圧下、いも類や穀類もしくはこれらの混合物の
液化液またはこれに菌体増殖用の窒素源として果汁、ま
たは(NH4)2S04さらには酵母工キズ、りん酸を
加え、12〜葵゜C..PH2.4〜6で回分式、半回
分式あるいは連続式操作を行い、糖化と発酵とを並行し
て行うものである。特にPH3l以下では野性バクテリ
アの繁殖がなく、困難なしに連続運転することができる
。連続操作では30℃、PH2.8において滞留時間1
5〜0時間で30日以上活性が維持され、6〜9(W/
■)%のアルコールをうることができた。固定化糖化酵
素と固定化発酵菌体とを充てん層型バイオリアクターの
連続操作をするとき、固定化糖化酵素と固定化発酵菌体
をませて充てんするときは糖化と発酵が並行して行われ
ることになる。他方供給液側に前者を、送出液側に後者
を充てんしたときは糖化と発酵とが逐次行われることに
なる。以下実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 YM培地で振とう培養し遠心器で集菌した湿潤パン酵母
サツカロミセスサツカロミセス●セルビシエ29yと同
じ方法で集菌した糖みつ発酵酵母、サツカロミセス・フ
オルモンシス29y1およびリゾプス●デレマー型の市
販グルコアミラーゼ酵素85Vとをまぜ、これをかくは
ん下85yの1.5(W/V)%アルギン酸ソーダ水溶
液に入れ、このスラリーをノズルを通し16(W/W)
%のCacl2水溶液に滴下し、ゲル化させ、1.5〜
2.5?径のアルギン酸カルシウム包括固定化糖化酵素
発酵菌体粒子をつくる。
コーンスターチ100yに水を加えて0.5′とし、こ
のスラリーに2g/eのCacl2を添加、1NNa0
H′(−PH6.5とした後加熱する。80℃に達した
ところで1yの市販α−アミラーゼ酵素を加え、85〜
90℃に3紛〜1時間保つ。
次に120〜150℃で1紛間蒸煮する。これを85℃
まで下げ、1gのα−アミラーゼを添加、85℃で1時
間保持し、二次液化する。これを30℃まて冷却し、硫
酸などの酸を添加して、PH2.8の液化殿粉液とする
。この液化殿粉液0.1fに上記固定化糖化酵素・発酵
菌体粒子30fを入れ、30℃、PH2.8で振とうす
る。3(転)間後、液は7.2(W/■)%のエタノー
ル溶液となつた。
固定化糖化酵素・発酵菌体粒子を取出し、生理食塩水て
洗浄後、新しい液化殿粉液0.1eに入れ、同様の回分
式操作を行う。この回分操作を1〔繰返した後、液を集
め蒸留し、91(W/V)%のエタノール61mLをえ
た。さらにPH2.4では30時間振とう後、液は4(
W/V)%のエタノールとなつた。同様の回分操作を繰
返し、蒸留することにより90(W/V)%のエタノー
ル34m1をえた。実施例2 20〜50メッシュのアルミナ44yを70%エチルア
ルコールに繰返し洗浄し、吸着している有機物質を除去
し、さらにエーテルに浸して洗浄後80顛Hg減圧下で
エーテルを十分放散させる。
次に23m1のアスパルギラス●ニガー型のグルコアミ
ラーゼ溶液(2000U/ml)に浸し、一夜放置する
。単糖として10(W/■)%を含む温州みかん発酵み
つのみで振とう培養、集菌したワイン酵9)C−2の2
5yと同様に培養したワイン酵母モンラツセ25yと上
記の固定化糖化酵素であるグルコアミラーゼ吸着アルミ
ナとを、かくはん下1.5(W/■)%のアルギン酸ア
ンモニウム水溶液50yの中に入れ、ノズルを通し、1
5(W/W)%のCacl2水溶液中に適下しアルギン
酸カルシウム包括アルミナ担体糖化酵素・発酵菌体粒子
をつくる。これを取出し5g/fのAl2(SO4)3
・16〜18H20と単糖として20g/eを含む温州
みかん果汁中に入れ5℃で二昼夜放置すると、径1.5
〜2醜のアルギン酸アルミニウム・カルシウム包括アル
ミナ担体糖化酵素アルコール発酵菌体粒子がえられた。
内容積350m1の三段上下円すい形バイオリアクター
にこの粒子70m1を充てんした。実施例1に示す液化
殿粉1eに濃縮りんご果汁(単糖として450(g/′
)67m1と2yの酵母工キズを添加したものを供給液
とし、PH2.7、30℃滞留時間3ctf間で60日
以上7〜8(W/V)%のアルコール溶液がバイオリア
クター上部より連続的に流出した。実施例3五島列島産
切干しさつまいも200yを85eの磁性容器に37f
$l径の磁性球509,と共に充てんし、このボールミ
ルで2(転)間粉砕した100メッシュ以下の粉末12
5yを実施例1におけるコーンスターチの代りに用い、
このスラリー1eに2yの(Nll4)2S04を添加
し、実施例1と同じ操作て液化し、さらにろ過し、硫酸
でPH2.8としたものを供給液化殿粉液とした。
また実施例2と同じ前処理をした円柱状アルミナ444
yを230m1のアスパラギラス・ニガー型グルコアミ
ラーゼ溶液(2000U/ml)に浸し、一昼夜放置吸
着させ、さらにこれに5(W/V)%グルタルアルデヒ
ド水溶液に浸し、架橋する。YM培地て培養し、遠心器
て集菌した湿潤パン酵母100yを1.5(W/V)%
のアルギン酸ソーダ水溶液中に入れ、かくはん下、ノズ
ルを通し、15(W/V)%のCacl2水溶液中に適
下し、ゲル化させ1m径のアルギン酸カルシウム包括固
定化発酵菌体粒子をつくつた。上記アルミナ担体固定糖
化酵素50yとアルギン酸カルシウム包括固定化発酵菌
体100yとを内容積0.5fの上下円すい型バイオリ
アクターに充てんし、バイオリアクターに上記供給液を
送り、滞留時間30時間、3(代)で30日以上9.5
(W/■)%のエタノール溶液がバイオリアクター上部
より連続的に流出した。実施例4 ブラジル産切干しキヤツサバを原料とし、これ”を実施
例3と同じようにボールミルにて粉砕した100メッシ
ュ以下の粉体に水を加えて、25(W/V)%のスラリ
ーとする。
これに市販のα−アミラーゼの0.6g/′を添加し、
90℃で3紛かくはんする。さらに、120℃で加圧下
2紛おき、次にこれに0.6g/′のα−アミラーゼ、
2g/e(7)Cacl。を添加し、3C@、90′C
でかくはんする。これを室温まで下げ、不溶物質を除去
した後、1g/eの(NH4)2S04を添加し、さら
に酸でPH2.8としたものを供給液とした。ワイン酵
母0C−2とパン酵母とをYM培地中で振とう混合培養
し、集菌した500f!をかくはん下850yの1.5
(W/V)%のアルギン酸ソーダ水溶液中に入れる。
この懸濁液をノズルを通し、5℃に保つた11.5(W
/V)%のCacl2水溶液5e中に適下し、ゲル化さ
せ、アルギン酸カルシウム包括固定化混合菌体粒子をつ
くる。これを取出し0.1M(7)KAL(SO4)2
水溶液2e中に入れ、さらにマグネチツクスターラーに
よるゆるいかくはん下、PH2.8〜3に保持しながら
、0.5M(7)KAL(SO4)2水溶液を約2e滴
下する。かくして1〜1.5w!t径のアルギン酸アル
ミニウム・カルシウム包括固定化混合発酵菌体粒子がえ
られる。この粒子0.66eと上記固定化糖化酵素0.
66eとをませた生体触媒を内容積3.2eの三段上下
円すい型バイオリアクターに充てんする。上記供給液は
30′Cでバイオリアクターの下部より流入し、上部よ
り液とCO2ガスとは別別に流出する。充てんした生体
触媒は流出せず、バイオリアクターに留まる。供給液容
積速度160〜270m1/Hrて流出液中のアルコー
ル濃度は77〜90g/fであつた。この流出液を一段
目高沸点分離塔、二段目ベンゼンを用いる共沸塔からな
る連続蒸留塔に通し99.5(V/V)%のアルコール
が17〜20m1/Hrが連続的に流出した。実施例5 1年4ケ月前に収穫した米、品種初霜(岐阜県産)を原
料とし、実施例3と同じようにボールミルにて粉砕した
100メッシュ以下の粉体を水に加えて25(W/■)
%のスラリーとする。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 かんしよ、キヤツサバ、ばれいしよ等のいも類や米
    、麦、そば、とうもろこし等の穀類を起源とする液化殿
    粉を原料とし、pH3.4以下において糖化酵素とアル
    コール発酵菌体とを一緒にまたは別別に固定化したもの
    を生体触媒として糖化と発酵を行わせることを特徴とす
    るアルコール製造法。
JP57033440A 1982-03-02 1982-03-02 アルコ−ル製造法 Expired JPS6043956B2 (ja)

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ES2002045A6 (es) * 1985-10-25 1988-07-01 Univ Queensland Un metodo para producir etanol por fermentacion
JPH0662295U (ja) * 1992-12-09 1994-09-02 エスディ工業有限会社 排水管継手
FR2707996B1 (fr) * 1993-07-19 1995-09-01 Lancelot Bernard Bière de blé noir.

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