JPS6043925B2 - 法面緑化のための施肥方法 - Google Patents
法面緑化のための施肥方法Info
- Publication number
- JPS6043925B2 JPS6043925B2 JP52084226A JP8422677A JPS6043925B2 JP S6043925 B2 JPS6043925 B2 JP S6043925B2 JP 52084226 A JP52084226 A JP 52084226A JP 8422677 A JP8422677 A JP 8422677A JP S6043925 B2 JPS6043925 B2 JP S6043925B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- slope
- fertilizer
- capsules
- fertilization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Fertilizers (AREA)
- Fertilizing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は法面緑化のための施肥方法に関するもので、
特に緑化のために客土吹付けを行うような法面緑化のた
めの施肥方法に関するものである。
特に緑化のために客土吹付けを行うような法面緑化のた
めの施肥方法に関するものである。
近年における緑化工法の発展には、目覚しいものがある
が、施工後の維持管理面での事後対策では何ら、有効な
方法が見出されていないのが現状てある。
が、施工後の維持管理面での事後対策では何ら、有効な
方法が見出されていないのが現状てある。
特に、土壌に乏しい岩盤法面などを緑化する方法は法面
に客土を施す場合、客土を空気圧送し、吹付する方法が
一般的である為、表層土のような肥汰土を容易に客土す
ることは、空気圧送の面から、現在の吹付方法上困難て
ありよつて、砂質土系のような腐植力の乏しい客土を施
すことにより、当然ながら、客土の肥汰化は化学肥料等
にたよることとなる。
に客土を施す場合、客土を空気圧送し、吹付する方法が
一般的である為、表層土のような肥汰土を容易に客土す
ることは、空気圧送の面から、現在の吹付方法上困難て
ありよつて、砂質土系のような腐植力の乏しい客土を施
すことにより、当然ながら、客土の肥汰化は化学肥料等
にたよることとなる。
また、一般の化学肥料は速効性のものが多く、このため
に植物の養分吸収のメカニズムと一致することが少なく
、一時的な吸収過剰による固化不能や、法面等における
肥料養分の流血による肥切れなど、好ましくない状態が
起り易い。
に植物の養分吸収のメカニズムと一致することが少なく
、一時的な吸収過剰による固化不能や、法面等における
肥料養分の流血による肥切れなど、好ましくない状態が
起り易い。
従つてこの発明は肥沃性土壌に乏しい法面のための施肥
方法を提供するもので、肥料分の溶出過程を定常にしし
かも長期間供給しうること、施工後の維持管理に人手を
要することなく、追肥問題をも解消し、経済的て省力化
を行いうる法面緑化のための施肥方法を提供することを
目的としている。
方法を提供するもので、肥料分の溶出過程を定常にしし
かも長期間供給しうること、施工後の維持管理に人手を
要することなく、追肥問題をも解消し、経済的て省力化
を行いうる法面緑化のための施肥方法を提供することを
目的としている。
以下に、図示する実施例に関してこの発明を説明する。
緑化を行なう法面１には第２図に示すように、客土を施
こすための金網、ネット等のラス２を設けるのが一般的
であるから、この発明では、この客土用ラス２を利用し
、肥料を入れたカプセル３を固定金具４を介して、他山
に接するように取付ける。肥料を入れるカプセル３は浸
透性被膜質６で出来ており、これに例えば第３図に示フ
すように、約半年で主成分の溶出する肥料７、約１年て
溶出する肥料８、１年以上経過後も肥効のある肥料９を
適宜の割合で詰め、肥料の溶出を自由に制御できるよう
にする。カプセル３の配置は千鳥状縦横並列、線状等適
宜に行ない、肥料の溶５出範囲に応じて適宜な間隔で設
置し、その後、客土５を吹付けで施工し、カプセル３を
埋める。このようにカプセル３を設置することにより、
施工後半年経過すると、肥料養分は徐々に被膜質６を透
して溶出範囲１０に亘つて溶出し、カプセル３を適宜に
分配して置けば法面全般に、長期に亘つて肥効が行きわ
たる。カプセル３に詰める肥料を適当に選定すれば追肥
を行わず数年間に亘つて肥効を維持しうる。従来の緑化
工法では、施工後の維持管理が労力的、経済的な観点か
らおろそかにされる傾向があり、また折角追肥を行つて
も降雨等によつて肥料養分が法面に沿つて流失し、たち
まち肥料切れの状態になるおそれがあつた。
こすための金網、ネット等のラス２を設けるのが一般的
であるから、この発明では、この客土用ラス２を利用し
、肥料を入れたカプセル３を固定金具４を介して、他山
に接するように取付ける。肥料を入れるカプセル３は浸
透性被膜質６で出来ており、これに例えば第３図に示フ
すように、約半年で主成分の溶出する肥料７、約１年て
溶出する肥料８、１年以上経過後も肥効のある肥料９を
適宜の割合で詰め、肥料の溶出を自由に制御できるよう
にする。カプセル３の配置は千鳥状縦横並列、線状等適
宜に行ない、肥料の溶５出範囲に応じて適宜な間隔で設
置し、その後、客土５を吹付けで施工し、カプセル３を
埋める。このようにカプセル３を設置することにより、
施工後半年経過すると、肥料養分は徐々に被膜質６を透
して溶出範囲１０に亘つて溶出し、カプセル３を適宜に
分配して置けば法面全般に、長期に亘つて肥効が行きわ
たる。カプセル３に詰める肥料を適当に選定すれば追肥
を行わず数年間に亘つて肥効を維持しうる。従来の緑化
工法では、施工後の維持管理が労力的、経済的な観点か
らおろそかにされる傾向があり、また折角追肥を行つて
も降雨等によつて肥料養分が法面に沿つて流失し、たち
まち肥料切れの状態になるおそれがあつた。
この発明によれば、施工時にカプセルを設置する工程を
増加するだけで、その後の維持管理面で追肥等の作業を
全く必要とせず、カプセルから肥料養分が徐々に溶出す
るので肥やけによる薬害等も全く無く、常に必要な養分
を定常的に法面全体に亘つて施すことができる。従つて
長期的展望に立つ法面施工には、この発明の方法は最適
である。
増加するだけで、その後の維持管理面で追肥等の作業を
全く必要とせず、カプセルから肥料養分が徐々に溶出す
るので肥やけによる薬害等も全く無く、常に必要な養分
を定常的に法面全体に亘つて施すことができる。従つて
長期的展望に立つ法面施工には、この発明の方法は最適
である。
第１図はこの発明の施肥方法で施工した法面の正面図、
第２図は第１図の線■−■に沿う垂直断面図、第３図は
この発明の方法に使用するカプセルの拡大断面図てある
。 １・・・・・・法面、２・・・・・・ラス、３・・・・
・・カプセル、４・・・・固定金具、５・・・・・・客
土、６・・・・・・浸透性被膜質、７・・・・・・約半
年で主成分の溶出する肥料、８・・・・・・約１年で溶
出する肥料、９・・・・・・１年以上経過後も肥効のあ
る肥料、１０・・・・・溶出範囲。
第２図は第１図の線■−■に沿う垂直断面図、第３図は
この発明の方法に使用するカプセルの拡大断面図てある
。 １・・・・・・法面、２・・・・・・ラス、３・・・・
・・カプセル、４・・・・固定金具、５・・・・・・客
土、６・・・・・・浸透性被膜質、７・・・・・・約半
年で主成分の溶出する肥料、８・・・・・・約１年で溶
出する肥料、９・・・・・・１年以上経過後も肥効のあ
る肥料、１０・・・・・溶出範囲。
Claims (1)
- １ 肥効期間の異なる数種類の長期持続肥料を浸透性被
膜質からなるカプセルに封入し、客土固定用のラスを利
用して法面全面に亘り所要割合に散在するように前記カ
プセルを法面に分散固定し、カプセルが分散固定された
法面を吹付け工法により客土して客土でカプセルを埋め
込むことを特徴とする法面緑化のための施肥方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52084226A JPS6043925B2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | 法面緑化のための施肥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52084226A JPS6043925B2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | 法面緑化のための施肥方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5419504A JPS5419504A (en) | 1979-02-14 |
| JPS6043925B2 true JPS6043925B2 (ja) | 1985-10-01 |
Family
ID=13824554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52084226A Expired JPS6043925B2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | 法面緑化のための施肥方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6043925B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0627382B2 (ja) * | 1984-10-15 | 1994-04-13 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 紡機における糸切断方法 |
| DE102004017008B4 (de) | 2004-04-02 | 2009-10-22 | Aloys Wobben | Verfahren zum Errichten eines Turmes |
| DE102004017006B4 (de) † | 2004-04-02 | 2012-03-29 | Aloys Wobben | Verfahren zum Errichten eines Turmes |
| DE102009019709A1 (de) * | 2009-05-05 | 2010-11-11 | Wobben, Aloys | Verfahren zum Errichten eines Turmes und Turm |
-
1977
- 1977-07-15 JP JP52084226A patent/JPS6043925B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5419504A (en) | 1979-02-14 |
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