JPS6043273A

JPS6043273A - 記録・読出用マルチヘツド

Info

Publication number: JPS6043273A
Application number: JP15095983A
Authority: JP
Inventors: Koichi Ejiri; 公一江尻
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1983-08-20
Filing date: 1983-08-20
Publication date: 1985-03-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、記録・読出用マルチヘッドに関するものであ
り、より詳細には、光ディスクや磁気ディスク等に適用
可能で同時に複数のトラックの記録・読出しが可能な肴
数個の小ヘッドを有するマルチヘッドに関するものであ
る。

従来技術従来、光ディスク、磁気ディスク等の情報の記録・読出
しをシングルヘッドで行なっていたが、記録・読出しの
高速化を目的として、マルチヘッドにより同時に複数の
トラックの記録・読出しを行なう事が提案されている。

この様なマルチヘッドは、従来、第１図に示す如く構成
されていた。

即ら、４ヘツドの場合、マルチヘッド１は記録・読出し
を行なう小ヘッドａ＋、ａ２．ａ３．ａ４を有しており
、夫々の小ヘッドは等間隔に配置されている。このよう
なマルチヘッドによりディスク上に記録を行なうと、対
応して４本の１−ラックＡ１乃至Ａ４が等間隔にディス
ク上に記録される。

この様にして形成されたトラック群Ａに並んで、次のト
ラック群Ｂが所定距離隔てて形成される。

このトラック群Ａ及びＢの間の間隔ｑをトラック間の間
隔ｐより十分大きく設定すれば、ヘッドのトラッキング
が容易である。

しかし、記録密度を向上させる見地からみると、トラッ
ク群間の間隔ｑが小さい方が好ましく、トラック群間の
間隔ｑをトラック間の間隔ｐと略同じ大きさに設定する
場合がある。トラック群間の間隔ｑがトラック間の間隔
ｐと略同じ大きさに設定されている場合、マルチヘッド
１が記録・読出しをすべきトラック群に対して距離ｐ又
はｐの整数倍だけズしてトラッキングエラーを起こして
いるとき、マルチヘッド１の端部の小ヘッドが隣りのト
ラック群のトラック上に位置したまま記録・読出しを行
なうと金小ヘッドの出力信号が全て同一のレベルとなり
、トラッキングエラーが検知されないという問題がある
。

目　的本発明は、以上の点に鑑みなされたものであり、記録密
度を向上させる事が可能であると共に確実にトラッキン
グエラーを検知可能な記録・読出用マルチヘッドを提供
する事を目的とする。

倣−１エ以下、本発明の実施の態様を添付の図面を参照して詳細
に説明する。本発明のマルチヘッドは複数個の小ヘッド
間の間隔を不揃とさせたことに特徴がある。例えば、第
２図に示す如く、本実施例のマルチヘッド２は小ヘッド
ｂ１．ｂ２．ｂ３゜ｂ４から構成され小ヘッド間の間隔
は夫々異なる大きさに形成されている。即ち、小ヘッド
ｂ３゜ｂ４間の間隔をｐ３とし、小ヘッドｂ２．ｂ３間
の間隔は間隔ｐ３よりも小さな間隔ｐ２に設定され、小
ヘッドｂｌ、ｂ２間の間隔は間隔ｐ３よりも大きな間隔
ｐＩに設定されている。このマルチヘッド２によりディ
スク上に記録を行なえば、各小ヘッドに対応するトラッ
クＤ＋　、Ｄ２　、Ｄ３　。

Ｄ４から成るトラック群りが形成される。このトラック
群りと右隣りのトラック群Ｅとの間は本実施例では、例
えば間隔ｐ３に設定する。同様に１〜ラック群りと左隣
りのトラック群Ｃとの間隔をｐ３に設定する。マルチヘ
ッド２に於いて小ヘッド間の間隔が互いに異なっている
が必ずしも夫々異ならせる必要はなく、同一寸法の間隔
が幾つか存在してもよい。又、２壜密度を向上させる為
、小ヘッド間の最大間隔と最小間隔の差は小さい方が望
ましい。

第２図は、トラック群りに対してマルチヘッド２が正常
なトラッキングを行なっている場合を示すものである。

即ち、小ヘッドｂ、、ｂ２．ｂ３、ｂ４が対応してトラ
ックＤ１．．Ｄ２　、Ｄ３．、Ｄａ上に夫々位置して記
録・読出しが行なわれる場合を示している。正常なトラ
ッキングが行なわれている場合、夫々の小ヘッドから得
られる出力信号は、第５ａ図に示す如く、一様に高レベ
ルのＳ／Ｎ出力が得られる。

マルチヘッド２がトラッキングすべきトラック群りから
右隣りのトラック群Ｅの方へ距離ｐ３だけずれてトラッ
キングエラーを発生させている場合を第３図に示しであ
る。即ち、マルチヘッド２の小ヘッドｂ４が隣りのトラ
ック群ＥのトラックＥ１上に位置し、小ヘッドｂ３がト
ラックＣ４上に位置し、他の小ヘッドｂ、、ｂ２はどの
トラッ第５ｂ図に示す如く、小ヘッドｂ３及びｂ４から
得られる出力信号は共に高レベルのＳ／Ｎ出力であるが
、小ヘッドｂｌ、ｂ２から得られるＳ／Ｎ出力は共に低
１ノベルである。

一方、マルチヘッド２がトラック群りの左隣りのトラッ
ク群Ｃの方へ距ｔｌｉＤ３だ【ノずれた場合を第４図に
示しである。この場合、小ヘッドｂ１がトラックＣ４上
に、位置し、小ヘッドｂ４は１〜ラツクＤ３上に位置す
るが、小ヘッドｂ２及びｂ３はトラック上に正しく位置
されない。このようなｉ・ラッキングエ？−が発生して
いる場合、小ヘッドｂ＋及びｂ４からの出力信号は高レ
ベルのＳ／Ｎ出力となり、小ヘッドｂ２及びｂ３からの
出力信号は低レベルのＳ／Ｎ出力となる。従って、マル
チヘッド２のズレ方向やズレ量に応じて、小ヘッドから
出力される信号のレベルが変化し、様々な信号パターン
が得られる。そして、夫々の小ヘッドの出力レベルを比
較すれば、マルチヘッドのスレ方向やズレ量が検出可能
である。

６図に示す如く、本例のマルチヘッド３は複数の小ヘッ
ド間の間隔の内１つの間隔のみが他の間隔の大きさと異
なる椙成である。即ち、小ヘッドＣ＋　、０２間及び小
ヘッドＣ２，０３間の間隔を間隔ρ１と設定し、小ヘッ
ドＣｓ　、Ｃａ間の間隔ｐ１と異なる大きさの間隔ｐ３
と設定する。本実施例では、このマルチヘッド３により
形成される隣接するトラック群Ｆとトラック群Ｇとの間
の間隔を、例えば、Ｄ＋　と設定する。ヘッド３により
正常なトラッキングが行なわれているときは、第７ａ図
に示す如く一様に高レベルのＳ／Ｎ出力が得られる。一
方、第６図は、マルチヘッド３がトラック群Ｇから左隣
りのトラック群Ｆの方に距離Ｄ＋だけずれた場合であっ
て、この場合には、小ヘッドＣ＋　、Ｃ２、Ｃ３は夫々
トラックＦ４゜Ｇ１．Ｇ２上に位置し、小ヘッドＣ４の
みがトラックと整合されない。従って、第７ｂ図に示す
如く、小ヘッドＣ＋　、Ｃ２，、Ｃ３からのＳ／Ｎ出力
は高レベルとなり、小ヘッドＣ４からのＳ／Ｎ出力は低
レベルとなる。よって、本例に於いてもトラッキングエ
ラーを検出可能である。

次に、本発明の更に別の実施例について説明覆る。本実
施例では、第８図に示す如く、複数個の小ヘッド間の１
番目の間隔の大きさｐｌ　を曲線４に基づき設定する。

即ち、マルチヘッドの中央部に於いて間隔を太き（設定
し、両端部に於いて間隔を小さく設定する。第９図に示
す如く、上述の様に小ヘッドの間隔が設定されたマルチ
ヘッド５を使用してディスク６上に記録を行なうとトラ
ック群Ｊが形成される。このトラック群Ｊと隣りのトラ
ック群にとの間隔をｐ′とする。このとき、マルチヘッ
ド５が対応すべきトラック群Ｊからトラック群に方向に
距Ｉｐ−だけずれたとすれば、トラック群Ｊとトラック
群にとの間にマルチヘッド５端部の小ヘッド群Ｈが位置
される。この為、小ヘッド群Ｈから出力される信号は低
出力レベルとなる。小ヘッド群Ｈ以外の小ヘッドからの
信号の出力レベルと小ヘッド群Ｈからの出力レベルを比
較すればズレ方向及びズレ量を検出可能であるマルチヘ
ッド５のズレにより各小ヘッドから出力される信号の出
力レベルは小ヘッドの間隔変化とズレ伍に応じて変化す
る。従って、何れかの小ヘッドに於ける出力レベルが極
度に低いレベルにある場合は、全部の小ヘッドからの出
力が同レベルどなる様にマルチヘッド５を移動させれば
トラッキングのずれの補正を行なう事が可能である。

次に、マルチヘッドに於ける。小ヘッドの間隔を全て一
定に維持すると共に確実にトラッキングエラーを検知可
能なマルチヘッドについて説明する。

第１０図に示すマルチヘッド７は磁気記録に使用される
ものである。各小ヘッドには夫々情報の記録・胱出しの
方向を決めるヘッドギャップｄ１゜ｄ２．ｄ３．（１４
が形成されており、各小ヘッド間は同一の間隔ｐとなっ
ている。そして、ヘッドギャップｄ１及びｄ４のアジマ
ス角を同一角度に設定し、ヘッドギャップｄ２のアジマ
ス角はヘッドギャップｄ！のアジマス角と異ならゼ、ヘ
ッドギャップｄ３のアジマス角はへラドギャップｄ２と
異ならせである。上述した如き溝成を有するマルチヘッ
ド１１により形成されたトラック【、。

ｉ　２　’、　ｔ　３　、　ｔ　ａを第１１図に示しで
ある。第１１図に於いて、トラックｔ１乃至ｔ４に示さ
れている夫々のハツチングの方向（情報の記録された方
向）はマルチヘッド７のヘッドギャップｄ１乃至ｄ４の
アジマス角と対応する。尚、本例に於いて、上述の如く
ヘッドギャップのアジマス角を設定したが、最小限少く
とも１つのヘッドギャップのアジマス角が他のヘッドギ
ャップのアジマス角と異なる事が確保されていれば良い
。

この様なマルチさラド７により記録・読出しを行なった
詩、マルチヘッド７がトラック間隔ｐと同じ距離だけず
れたとする。この率合、トラックの情報が記録されてい
る方向と小ヘッドの記録・読出し方向くアジマス角）が
一致しない為、夫々の小ヘッドから出力される信号のレ
ベルは正常なトラッキングのときよりも低いレベルとな
りトラッキングエラーが検知される。本例の様に、隣接
する１対の小ヘッドの間隔を同一にできる場合は、その
間隔を一層小さく設定する事ができる為、記録密度を一
層向上させる事ができる。本例の技術は適宜の制御技術
を併用すると光ディスクへも適用可能となる。

効　果以上、詳述した如く、本発明マルチヘッドを使用して記
録・読出しを行なえば、トラッキングが容易であると共
に、トラッキングエラーが発生した際には確実にトラッ
キングエラーを検知可隆である。更に、本発明マルチヘ
ッドで記録を行なう事によりトラック群間の間隔を小さ
くする事ができ、よって、記録密度を向上させる事が可
能である。又、小ヘッド間の間隔を小さくする事が可能
である為、一層記録密度を向上させる事が可能である。

そして、本発明マルチヘッドは、トラック群間の間隔の
大きさやマルチヘッドのズレ量に拘わらずトラッキング
エラーを検知可能である。本発明マルチヘッドは光ディ
スクや磁気ディスクの他マルチトラックテープに適用可
能である。

尚、本発明は上記の特定の実施例に限定されるべきもの
ではなく、本発明の技術的範囲内に於いて種々の変形が
可能である事は勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のマルチヘッド及びそのマルチヘッドによ
り形成されたトラックを示す模式図、第２図は小ヘッド
間の間隔を不揃にした本発明１実施例のマルチヘッドが
正常なトラッキングを行なっている状態を示した説明図
、第３図は第２図のマルチヘッドが右へずれた状態を示
した説明図、第４図は第２図のマルチヘッドが左へずれ
た状態を示した説明図、第５ａ図乃至第５Ｃ図は第２図
乃至第４図の夫々の状態にあるマルチヘッドから出力さ
れる信号を示した説明図、第６図は本発明の別の実施例
のマルチヘッドがトラッキングエラーを起こしている状
態を示した説明図、第７ａ図及び第７ｂ図は第６図のマ
ルチヘッドにより］−ラッキングを実施した場合に出力
される信号の出力レベルの１例を示した説明図、第８図
は本発明の更に別の実施例に於ける小ヘッドの間隔の配
列状態を例示したグラ、フ図、第９図は第８図に示した
間隔の配列に基づいて構成したマルチヘッドがトラッキ
ングエラーを起こしている状態を示した説明口、第１０
図はへラドギャップのアジマス角を不揃にした本発明の
更に別の実施例としてのマルチヘッドを示す模式図、第
１１図は第１０図に示すマルチヘッドにより形成された
トラックを示す模式図である。（符号の説明）１．２，３．５．７：　マルチヘッドａｔ、ａ２．ａ３．ａ４＋ｂ　貫　、ｂ　２　、ｔ＋　３　、ｂ　４　。ＣＩ、Ｃ２，Ｃ３，Ｃ４：　小ヘッドｄ＋、ｄ２．．ｄ３．ｄａ　：　ヘッドギャップ特許出
願人　株式会社　リ　コ　− 第１図第２１２１第３図第４園第７α図　第７ｂ図第８図 ■ 第９図第１ｏ図ｔ＋　ｔ２’　ｂ　ｔ４

Claims

【特許請求の範囲】１、記録媒体への情報の記録　及び／又は記録媒体から
の情報の読出しを行なう小ヘッドを複数個有するマルチ
ヘッドに於いて、前記複数個の小ヘッド間の複数の間隔
のうち少くとも１つの間隔の大ぎさが他の間隔の“大き
さと異なる事を特徴とする記録・続出用マルチヘッド。２、記録媒体への情報の記録　及び／又は記録媒体から
の情報の読出しを行なう小ヘッドを複数個有するマルチ
ヘッドに於いて、少くとも１つの小ヘッドのアジマス角
が他の小ヘッドのアジマス角と異なる事を特徴とする記
録・読出用マルチヘッド。