JPS6043002B2 - 電磁石 - Google Patents
電磁石Info
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- JPS6043002B2 JPS6043002B2 JP56058720A JP5872081A JPS6043002B2 JP S6043002 B2 JPS6043002 B2 JP S6043002B2 JP 56058720 A JP56058720 A JP 56058720A JP 5872081 A JP5872081 A JP 5872081A JP S6043002 B2 JPS6043002 B2 JP S6043002B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnet
- coil
- housing
- yoke
- cylinder wall
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D27/10—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D27/14—Details
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D2027/005—Details relating to the internal construction of coils or to clutches having more than one coil in the same housing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電磁クラッチなどの電磁石に関するもので
ある。
ある。
乾式単板ダブルフラックス型電磁クラッチの従来例を
第１図に示す。
第１図に示す。
同図において、１は軸受２を介して負荷回転体（図示せ
ず）のハウジング３に対して回転自在に支持された電磁
石可動部で、その外周に設けられたＶ溝４に掛けられる
Ｖベルト（図示せず）を介して外部動力を受け回転駆動
する。負荷回転体に連結されるシャフト５は前記軸受２
と同軸となるように設けられ、このシャフト５の一端部
に形成されたクラッチハブ６には弾性体７を介して可動
吸引板８が設けられ、この可動吸引板８は前記電磁石可
動部１の一端面に所定の空隙９ａを保つて対向している
。 前記電磁石可動部１は、その可動部本体１０が磁性
体で形成され、その外筒壁１０ａと内筒壁１Ｏｂとを前
記可動吸引板８と対向する端部１０ｃで一体に連結した
断面形状がコ字形の環状体をなし、この電磁石可動部１
の環状溝内には、その開放端側より前記シャフト５と同
軸をなす環状の電磁石固定部１１が内装されている。
ず）のハウジング３に対して回転自在に支持された電磁
石可動部で、その外周に設けられたＶ溝４に掛けられる
Ｖベルト（図示せず）を介して外部動力を受け回転駆動
する。負荷回転体に連結されるシャフト５は前記軸受２
と同軸となるように設けられ、このシャフト５の一端部
に形成されたクラッチハブ６には弾性体７を介して可動
吸引板８が設けられ、この可動吸引板８は前記電磁石可
動部１の一端面に所定の空隙９ａを保つて対向している
。 前記電磁石可動部１は、その可動部本体１０が磁性
体で形成され、その外筒壁１０ａと内筒壁１Ｏｂとを前
記可動吸引板８と対向する端部１０ｃで一体に連結した
断面形状がコ字形の環状体をなし、この電磁石可動部１
の環状溝内には、その開放端側より前記シャフト５と同
軸をなす環状の電磁石固定部１１が内装されている。
この電磁石固定部１１は、電磁石可動部１の開放端側
に位置する継鉄部材１２と、コイル巻装用筐体部材１３
と、この筺体部材１３内に巻回装置されるコイル１４と
を備え、筐体部材１３は前記電磁石可動部の外筒壁１０
ａに対向する筐体部外筒１３ａと電磁石可動部１の内筒
壁１０ｂに対向する筐体部内筒１３ｂとを有する断面形
状が前記電磁石可動部１と逆向きのコ字状で、継鉄部材
１２の外周端と筺体部外筒１３ａからなる電磁石固定部
１１の外周側および継鉄部材１２の内周端と筺体部内筒
１３ｂからなる電磁石固定部１１の内周側がそれぞれ電
磁石可動部１の外筒壁１０ａと内筒壁１０ｂに対し所定
の空隙９ａ、９ｃを保つように配置され、継鉄部材１２
のコイル背向面より内径方向に延設したフランジ部材１
５をハウジング３にボルト締めなどにより固定して支持
している。
に位置する継鉄部材１２と、コイル巻装用筐体部材１３
と、この筺体部材１３内に巻回装置されるコイル１４と
を備え、筐体部材１３は前記電磁石可動部の外筒壁１０
ａに対向する筐体部外筒１３ａと電磁石可動部１の内筒
壁１０ｂに対向する筐体部内筒１３ｂとを有する断面形
状が前記電磁石可動部１と逆向きのコ字状で、継鉄部材
１２の外周端と筺体部外筒１３ａからなる電磁石固定部
１１の外周側および継鉄部材１２の内周端と筺体部内筒
１３ｂからなる電磁石固定部１１の内周側がそれぞれ電
磁石可動部１の外筒壁１０ａと内筒壁１０ｂに対し所定
の空隙９ａ、９ｃを保つように配置され、継鉄部材１２
のコイル背向面より内径方向に延設したフランジ部材１
５をハウジング３にボルト締めなどにより固定して支持
している。
そして、前記電磁石固定部１１のコイル１４へ通電する
ことにより、継鉄部材１２、可動部本体１０、可動吸引
板８および継鉄部材１２と可動部本体１０との間、可動
部本体１０と可動吸引板８との間の空隙９ａ，９ｂ，９
ｃを磁路とする磁束Φを生起させ、可動部本体１０の一
端部の摩擦面に可動吸引板８を吸着させ、■ベルトを介
して伝達される回転力をシャフト５を経て負荷回転体に
伝達するものである。
ことにより、継鉄部材１２、可動部本体１０、可動吸引
板８および継鉄部材１２と可動部本体１０との間、可動
部本体１０と可動吸引板８との間の空隙９ａ，９ｂ，９
ｃを磁路とする磁束Φを生起させ、可動部本体１０の一
端部の摩擦面に可動吸引板８を吸着させ、■ベルトを介
して伝達される回転力をシャフト５を経て負荷回転体に
伝達するものである。
このような構成の電磁クラッチを、例えば前記負荷回転
体が車輛空調用コンプレッサとなる使用例に採用する場
合、消費エネルギ低減の要請上、この電磁クラッチを小
形、軽量化することが要求される。
体が車輛空調用コンプレッサとなる使用例に採用する場
合、消費エネルギ低減の要請上、この電磁クラッチを小
形、軽量化することが要求される。
また、エンジンルーム内の他の機器との位置配分などに
より、車種ごとに適用されるコンプレッサの種類が異な
り、車種に応じて電磁クラッチのＶ溝４位置から先端ま
での寸法を変えなければならないといつた制約を受ける
ことが予測される。
より、車種ごとに適用されるコンプレッサの種類が異な
り、車種に応じて電磁クラッチのＶ溝４位置から先端ま
での寸法を変えなければならないといつた制約を受ける
ことが予測される。
ところが、前記の構造の電磁クラッチにおいて、このよ
うな要請に応えるために、例えば電磁石固定部１１をハ
ウジング３に固定するフランジ部材１５の、ハウジング
３への取付位置を電磁石可動部１側に接近させて寸法の
短縮をはかると、フランジ部材１５をハウジング３に締
付固定するボルトの頭部が電磁石可動部１の内筒壁１０
ｂ端部に極端に接近し、電磁石可動部１の回転機能に支
障が生じるおそれがある。また、この種の電磁クラッチ
では、第３図に示す従来例のように電磁石固定部１「の
コイル巻装用筐体部１３″内は、コイル１４のほかコイ
ル１４の口出線接続部１６が収容され、コイル巻装用筐
体部１３″とコイル１４および口出線接続部１６との間
にはこれらの間の電気的絶縁をはかる樹脂充填部１７が
設けられ、さらに継鉄部１２″には口出線挿通孔１２″
ａを形成した構造としているため、電磁石固定部１「の
径方向に切つた断面積がいきおい大きくなり、この電磁
石固定部１「を内装する電磁石可動部１の環状溝断面積
を小さく（例えば内筒壁１０ｂを短かくするなど）して
重量の軽減をはかるというやり方にもおのずから制限が
ある。
うな要請に応えるために、例えば電磁石固定部１１をハ
ウジング３に固定するフランジ部材１５の、ハウジング
３への取付位置を電磁石可動部１側に接近させて寸法の
短縮をはかると、フランジ部材１５をハウジング３に締
付固定するボルトの頭部が電磁石可動部１の内筒壁１０
ｂ端部に極端に接近し、電磁石可動部１の回転機能に支
障が生じるおそれがある。また、この種の電磁クラッチ
では、第３図に示す従来例のように電磁石固定部１「の
コイル巻装用筐体部１３″内は、コイル１４のほかコイ
ル１４の口出線接続部１６が収容され、コイル巻装用筐
体部１３″とコイル１４および口出線接続部１６との間
にはこれらの間の電気的絶縁をはかる樹脂充填部１７が
設けられ、さらに継鉄部１２″には口出線挿通孔１２″
ａを形成した構造としているため、電磁石固定部１「の
径方向に切つた断面積がいきおい大きくなり、この電磁
石固定部１「を内装する電磁石可動部１の環状溝断面積
を小さく（例えば内筒壁１０ｂを短かくするなど）して
重量の軽減をはかるというやり方にもおのずから制限が
ある。
第１図に示す従来例では、第２図に示すように筐体部材
１３内に巻装するコイル１４を段付巻線加工して継鉄部
材１２と筐体部内筒１３ｂに挟まれる隅部に口出線接続
部１６を収容する空隙１８を確保し、コイル巻装用筐体
部材１３内の断面積の縮小をはかり、それによつて電磁
石可動部１の小径量化をはかるようにしているが、この
場合にはコイル１４の巻線加工が著しく複雑になり、生
産効率が大幅に低下し不経済であるばかりでなく、段付
巻線加工は品質の安定確保を困難にするという問題点も
有する。
１３内に巻装するコイル１４を段付巻線加工して継鉄部
材１２と筐体部内筒１３ｂに挟まれる隅部に口出線接続
部１６を収容する空隙１８を確保し、コイル巻装用筐体
部材１３内の断面積の縮小をはかり、それによつて電磁
石可動部１の小径量化をはかるようにしているが、この
場合にはコイル１４の巻線加工が著しく複雑になり、生
産効率が大幅に低下し不経済であるばかりでなく、段付
巻線加工は品質の安定確保を困難にするという問題点も
有する。
また、第１図において、可動部本体１０とで磁路を構成
する電磁石固定部１１の継鉄部材１２は、電磁石可動部
１の外筒壁１０ａ１内筒壁１０ｂと所定距離δの空隙部
９ｂ，９ｃを介して対向させおり、空隙部９ｂ，９ｃに
磁気抵抗ＲｇはただしＫ・・・空隙部の透磁率（４７ｒ
×１０−７ｗｂ／ＡＴｍ）δ・・・空隙距離（ｍ）Ｓ・
・・継鉄部材の電磁石可動部内外筒壁への対向 面積（
イ）で表わされ、磁気抵抗Ｒｇは空隙部９ｂ，９ｃの距
離δに比例し対向面積Ｓに反比例することが知られるが
、この磁気抵抗Ｒｇをできるだけ小さくする方法として
、前記従来例では継鉄部材１２の厚み（Ｓに相当）を大
きくするか、空隙部９ｂ，９ｃの距離δを小さくするこ
とが考えられる。
する電磁石固定部１１の継鉄部材１２は、電磁石可動部
１の外筒壁１０ａ１内筒壁１０ｂと所定距離δの空隙部
９ｂ，９ｃを介して対向させおり、空隙部９ｂ，９ｃに
磁気抵抗ＲｇはただしＫ・・・空隙部の透磁率（４７ｒ
×１０−７ｗｂ／ＡＴｍ）δ・・・空隙距離（ｍ）Ｓ・
・・継鉄部材の電磁石可動部内外筒壁への対向 面積（
イ）で表わされ、磁気抵抗Ｒｇは空隙部９ｂ，９ｃの距
離δに比例し対向面積Ｓに反比例することが知られるが
、この磁気抵抗Ｒｇをできるだけ小さくする方法として
、前記従来例では継鉄部材１２の厚み（Ｓに相当）を大
きくするか、空隙部９ｂ，９ｃの距離δを小さくするこ
とが考えられる。
しかしながら、前記空隙部９ｂ，９ｃの距離δｌは、電
磁クラッチに使用される軸受２のクリアランス、電磁石
可動部１の剛性などの制限により最小値が定められるた
め、この空隙部９ｂ，９ｃの距離δを無制限に小さくし
て磁気抵抗Ｒｇを抑えるという方法を採ることはできず
、結局この従来・例では継鉄部材１２の厚みを大きくす
ることにより磁気抵抗Ｒ，を小さく抑えており、小形化
を不可能にしている。なお、前記従来例においては電磁
石可動部１および継鉄部材１２は、その使用磁気材料の
Ｂ−Ｈノ特性から断面積が設定され、電磁石可動部１に
ついては内筒壁１０ｂと外筒壁１０ａとをその直径寸法
に反比例した厚みに設定して磁束密度が平均化されるよ
うになつている。
磁クラッチに使用される軸受２のクリアランス、電磁石
可動部１の剛性などの制限により最小値が定められるた
め、この空隙部９ｂ，９ｃの距離δを無制限に小さくし
て磁気抵抗Ｒｇを抑えるという方法を採ることはできず
、結局この従来・例では継鉄部材１２の厚みを大きくす
ることにより磁気抵抗Ｒ，を小さく抑えており、小形化
を不可能にしている。なお、前記従来例においては電磁
石可動部１および継鉄部材１２は、その使用磁気材料の
Ｂ−Ｈノ特性から断面積が設定され、電磁石可動部１に
ついては内筒壁１０ｂと外筒壁１０ａとをその直径寸法
に反比例した厚みに設定して磁束密度が平均化されるよ
うになつている。
継鉄部材１２については、その厚みを直径に反比例させ
ると磁気抵抗Ｒｇの増大を招くので厚みを均一にしてい
る。したがつて、この発明の目的は、小形・軽量化が可
能で製造の容易な電磁石を提供することである。この発
明の概要を第４図および第５図に示す。
ると磁気抵抗Ｒｇの増大を招くので厚みを均一にしてい
る。したがつて、この発明の目的は、小形・軽量化が可
能で製造の容易な電磁石を提供することである。この発
明の概要を第４図および第５図に示す。
すなわち、この電磁石は、前記従来例における電磁石固
定部１９として、コイルを巻装する断面コ字形の環状溝
を有する筐体部２０と、この筐体部２０の底部をなす継
鉄部２１を有し、継鉄部２１の一部領域（この例ではコ
イル１４に対向する側面側）に口出線接続部１６を収納
する収納空間２２を凹陥して周設するともに、この収納
空間２２より継鉄部２１のコイル背向面に向けて口出線
挿通孔２１ａを貫設したものであり、電磁石可動部１の
構成は前記従来例と同様である。コイル巻装用筐体部２
０を形成する筐体部外筒壁２０ａと筐体部内筒２０ｂと
は、コイル１４を樹脂注型して固着するさいに型枠を兼
ねる部材としてこれを磁性体で形成し、この部材が磁路
の一部を構成するようにしてもよく、あるいは非磁性体
て形成してもよい。
定部１９として、コイルを巻装する断面コ字形の環状溝
を有する筐体部２０と、この筐体部２０の底部をなす継
鉄部２１を有し、継鉄部２１の一部領域（この例ではコ
イル１４に対向する側面側）に口出線接続部１６を収納
する収納空間２２を凹陥して周設するともに、この収納
空間２２より継鉄部２１のコイル背向面に向けて口出線
挿通孔２１ａを貫設したものであり、電磁石可動部１の
構成は前記従来例と同様である。コイル巻装用筐体部２
０を形成する筐体部外筒壁２０ａと筐体部内筒２０ｂと
は、コイル１４を樹脂注型して固着するさいに型枠を兼
ねる部材としてこれを磁性体で形成し、この部材が磁路
の一部を構成するようにしてもよく、あるいは非磁性体
て形成してもよい。
また、コイル１４を絶縁被覆する充填樹脂そのものを前
記筐体部外筒２０ａ、筐体部内筒２０ｂに兼用してもよ
い。前記収納空間２２は、継鉄部２１の全周にわたつて
周設するものでも、あるいは周面に部分的に設けるもの
であつてもよい。
記筐体部外筒２０ａ、筐体部内筒２０ｂに兼用してもよ
い。前記収納空間２２は、継鉄部２１の全周にわたつて
周設するものでも、あるいは周面に部分的に設けるもの
であつてもよい。
また、前記口出線接続部１６の収納空間２２は、電磁石
可動部１の外筒壁１０ａ１内筒壁１０ｂに対向する継鉄
部２１の外周面、内周面に及ばないように制限して形成
し、継鉄部２１と電磁石可動部１との間の空隙での磁気
抵抗Ｒｇの増大が生じないようにするとともに、継鉄部
２１の収納空間２２形成領域の磁路断面積は、磁束密度
を基準に算出して所定の磁束が透過てきるように設定し
ている。
可動部１の外筒壁１０ａ１内筒壁１０ｂに対向する継鉄
部２１の外周面、内周面に及ばないように制限して形成
し、継鉄部２１と電磁石可動部１との間の空隙での磁気
抵抗Ｒｇの増大が生じないようにするとともに、継鉄部
２１の収納空間２２形成領域の磁路断面積は、磁束密度
を基準に算出して所定の磁束が透過てきるように設定し
ている。
この電磁石により形成される磁路は第７図に示すように
なり、電磁石可動部１から可動吸引板８に到る磁束Φ。
なり、電磁石可動部１から可動吸引板８に到る磁束Φ。
は、電磁石固定部１９の筐体部外筒２０ａと筐体部内筒
２０ｂが磁性体からなる場合では、継鉄部２１の周端か
ら電磁石可動部１に到る主磁路を透過する磁束Φ１とコ
イル巻装用筐体部２０の内、外筒２０ｂ，２０ａ周面か
ら電磁石可動部１に到る補助磁路を透過する磁束Φ２と
の合成磁束となり、電磁石固定部１９の筐体部外筒２０
ａと筐体部内筒２０ｂとが非磁性体からなる楊合には補
助磁路は形成されない。このように、コイル巻装用筐体
部２０のコ字形環状部の底部をなす継鉄部２１の、コイ
ル１４に対向する側面側の所定領域に口出線接続部１６
を収納する収納空間２２を形成したため、口出線接続部
１６の収納空間２２を継鉄部２１の肉厚の一部領域でま
かなうことができ、電磁石固定部１９の軸方向の長さを
短縮でき、それに伴ない電磁石可動部１の寸法も短縮さ
れ電磁クラッチ全体の重量を大幅に軽減てきる。
２０ｂが磁性体からなる場合では、継鉄部２１の周端か
ら電磁石可動部１に到る主磁路を透過する磁束Φ１とコ
イル巻装用筐体部２０の内、外筒２０ｂ，２０ａ周面か
ら電磁石可動部１に到る補助磁路を透過する磁束Φ２と
の合成磁束となり、電磁石固定部１９の筐体部外筒２０
ａと筐体部内筒２０ｂとが非磁性体からなる楊合には補
助磁路は形成されない。このように、コイル巻装用筐体
部２０のコ字形環状部の底部をなす継鉄部２１の、コイ
ル１４に対向する側面側の所定領域に口出線接続部１６
を収納する収納空間２２を形成したため、口出線接続部
１６の収納空間２２を継鉄部２１の肉厚の一部領域でま
かなうことができ、電磁石固定部１９の軸方向の長さを
短縮でき、それに伴ない電磁石可動部１の寸法も短縮さ
れ電磁クラッチ全体の重量を大幅に軽減てきる。
この発明の一実施例を第６図に示す。
すなわち、この電磁石は、電磁石固定部１９″として、
所定の厚みを有する磁性体板を断面コ字形の環形に加工
して筐体部外筒２０″ａ１筐体部内筒２０″ｂおよびコ
イル対向側端部２『ｃを一体成形したコイル巻装用筐体
部材２『と、磁性体からなり外周部にコイル背向側端部
１５″ａを一体成形したフランジ部材１５″と、このフ
ランジ部材１５″のコイル背向側端部１５″ａと前記コ
イル巻装用筐体部材２『のコイル対向側端部２『ｃとで
挟着される継鉄主部材２１″とを一体に固着して、コイ
ル背向側端部１５″ａ、継鉄主部材２１″およびコイル
対向側端部２『ｃて継鉄部を構成するとともに、継鉄主
部材２ビのコイル対向側端部２『ｃに接する周面に周設
した複数の弧状溝２１″ｄ・・・とこの弧状溝２１″ｄ
に対向するコイル対向側端部２『ｃの所定領域に形成し
た穴２５とで口出線接続部１６の収納空間２２″を構成
したものである。弧状溝２１″ｄにはコイル背向側端部
１５２ａに向けて貫通する穴２６を形成し、この穴２６
とコイル背向側端部１５″ａに形成した穴２７とで口出
線貫通孔２１″ａを構成している。このように構成した
ため、１つの継鉄主部材２１″に対し厚みの異なるフラ
ンジ部材１５″、コイル巻装用筺体部材２０″を組み合
わせたり、あるいは同一のフランジ部材１５″、コイル
巻装用筐体部材２０″に対し厚みの異なる継鉄主部材２
１″を組み合せるなど、電磁石固定部１９″の機構部品
の標準化、共用化をはかることがてき、多品種の電磁石
を低コストで製造することができる。
所定の厚みを有する磁性体板を断面コ字形の環形に加工
して筐体部外筒２０″ａ１筐体部内筒２０″ｂおよびコ
イル対向側端部２『ｃを一体成形したコイル巻装用筐体
部材２『と、磁性体からなり外周部にコイル背向側端部
１５″ａを一体成形したフランジ部材１５″と、このフ
ランジ部材１５″のコイル背向側端部１５″ａと前記コ
イル巻装用筐体部材２『のコイル対向側端部２『ｃとで
挟着される継鉄主部材２１″とを一体に固着して、コイ
ル背向側端部１５″ａ、継鉄主部材２１″およびコイル
対向側端部２『ｃて継鉄部を構成するとともに、継鉄主
部材２ビのコイル対向側端部２『ｃに接する周面に周設
した複数の弧状溝２１″ｄ・・・とこの弧状溝２１″ｄ
に対向するコイル対向側端部２『ｃの所定領域に形成し
た穴２５とで口出線接続部１６の収納空間２２″を構成
したものである。弧状溝２１″ｄにはコイル背向側端部
１５２ａに向けて貫通する穴２６を形成し、この穴２６
とコイル背向側端部１５″ａに形成した穴２７とで口出
線貫通孔２１″ａを構成している。このように構成した
ため、１つの継鉄主部材２１″に対し厚みの異なるフラ
ンジ部材１５″、コイル巻装用筺体部材２０″を組み合
わせたり、あるいは同一のフランジ部材１５″、コイル
巻装用筐体部材２０″に対し厚みの異なる継鉄主部材２
１″を組み合せるなど、電磁石固定部１９″の機構部品
の標準化、共用化をはかることがてき、多品種の電磁石
を低コストで製造することができる。
そのほかの効果は、前記概要で説明したものと同様であ
る。なお、この電磁石が構成する磁路は第７図に示すも
のと同様である。
る。なお、この電磁石が構成する磁路は第７図に示すも
のと同様である。
以上のように、この発明の電磁石は、外筒壁と内筒壁て
囲まれる断面コ字状の環状溝を有し負荷回転体のハウジ
ングに軸受を介して回転自在に支持した磁性体からなる
電磁石可動部と、前記電磁石可動部の環状溝内に配設し
た電磁石固定部と、前記外筒壁に対向する外筒と前記内
筒壁に対向する内筒て囲まれ前記電磁石可動部の断面と
逆のコ字形をなす電磁石固定部のコイル巻装用筐体部と
、この筐体部内に巻装したコイルと、前記筐体部のコイ
ル背向側端部側に形成され前記電磁石可動部とで前記コ
イルを囲む磁路を形成する電磁石固定部の継鉄部と、こ
の継鉄部の厚み領域に形成されコイルの口出線接続部を
収容した収納空間と、前記継鉄部のコイル背向側端より
延設されハウジングに前記電磁石固定部の支持固定した
フランジ部とを備えたものであるため、口出線接続部の
収納空間を継鉄部の厚み領域内に確保して全体の形成の
小形化・軽量化をはかることができるばかりでなく、継
鉄部に所定の磁束の透過を許容するに十分な有効磁路断
面積をも確保して十分な磁気特性を得ることができるな
どの効果を有する。
囲まれる断面コ字状の環状溝を有し負荷回転体のハウジ
ングに軸受を介して回転自在に支持した磁性体からなる
電磁石可動部と、前記電磁石可動部の環状溝内に配設し
た電磁石固定部と、前記外筒壁に対向する外筒と前記内
筒壁に対向する内筒て囲まれ前記電磁石可動部の断面と
逆のコ字形をなす電磁石固定部のコイル巻装用筐体部と
、この筐体部内に巻装したコイルと、前記筐体部のコイ
ル背向側端部側に形成され前記電磁石可動部とで前記コ
イルを囲む磁路を形成する電磁石固定部の継鉄部と、こ
の継鉄部の厚み領域に形成されコイルの口出線接続部を
収容した収納空間と、前記継鉄部のコイル背向側端より
延設されハウジングに前記電磁石固定部の支持固定した
フランジ部とを備えたものであるため、口出線接続部の
収納空間を継鉄部の厚み領域内に確保して全体の形成の
小形化・軽量化をはかることができるばかりでなく、継
鉄部に所定の磁束の透過を許容するに十分な有効磁路断
面積をも確保して十分な磁気特性を得ることができるな
どの効果を有する。
また、口出線接続部あるいは接続器具を電磁石の外周の
一部に固着するための空間スペースが不要てある。また
、口出線収納スペースを加算して電磁石の寸法設計をす
る必要がなく、磁路の磁気抵抗を実質低下させることな
く、スペースを生み出すことができる。またマグネット
ワイヤーを一旦直出し後、口出線を接続する必要がなく
コイルー体で形成することができるため、マグネットワ
イヤーの疲労断線あるいＬま製作時の断線傷等の発生も
皆無である。
一部に固着するための空間スペースが不要てある。また
、口出線収納スペースを加算して電磁石の寸法設計をす
る必要がなく、磁路の磁気抵抗を実質低下させることな
く、スペースを生み出すことができる。またマグネット
ワイヤーを一旦直出し後、口出線を接続する必要がなく
コイルー体で形成することができるため、マグネットワ
イヤーの疲労断線あるいＬま製作時の断線傷等の発生も
皆無である。
【図面の簡単な説明】
第１図は一従来例の縦断面図、第２図はその電磁石固定
部の概略縦断面図、第３図は他の従来例の電磁石固定部
の概略縦断面図、第４図および第５図はそれぞれこの発
明の概要を示す要部縦断面図および要部側面図、第６図
はこの発明の一実施例を示す要部縦断面図、第７図は第
４図および第５図に示した電磁石の磁束分布説明図であ
る。 １・・・・・・電磁石可動部、２・・・・・・軸受、３
・・・・・・ハウジング、５・・・・・・シャフト、１
０・・・・・・可動部本体、１０ａ・・・・・・外筒壁
、１０ｂ・・・・・・内筒壁、１４・・コイル、１５・
・・・・・フランジ部材、１５″ａ・・・・・・コイル
背向側端部、１６・・・・口出線接続部、１９，１９″
・・・・・・電磁石固定部、２０・・・・・筐体部、２
０″・・・・・・筐体部材、２０ａ，２『・・・・・・
筐体部外筒、２０ｂ，２『ｂ・・・・・・筐体部内筒、
２『ｃ・・・・・コイル対向側端部、２１・・・・・継
鉄部、２１″・・・・・継鉄摺主部材、２１ａ，２１″
ａ・・・・・・口出線挿通孔、２５，２６，２７・・・
・・穴。
部の概略縦断面図、第３図は他の従来例の電磁石固定部
の概略縦断面図、第４図および第５図はそれぞれこの発
明の概要を示す要部縦断面図および要部側面図、第６図
はこの発明の一実施例を示す要部縦断面図、第７図は第
４図および第５図に示した電磁石の磁束分布説明図であ
る。 １・・・・・・電磁石可動部、２・・・・・・軸受、３
・・・・・・ハウジング、５・・・・・・シャフト、１
０・・・・・・可動部本体、１０ａ・・・・・・外筒壁
、１０ｂ・・・・・・内筒壁、１４・・コイル、１５・
・・・・・フランジ部材、１５″ａ・・・・・・コイル
背向側端部、１６・・・・口出線接続部、１９，１９″
・・・・・・電磁石固定部、２０・・・・・筐体部、２
０″・・・・・・筐体部材、２０ａ，２『・・・・・・
筐体部外筒、２０ｂ，２『ｂ・・・・・・筐体部内筒、
２『ｃ・・・・・コイル対向側端部、２１・・・・・継
鉄部、２１″・・・・・継鉄摺主部材、２１ａ，２１″
ａ・・・・・・口出線挿通孔、２５，２６，２７・・・
・・穴。
Claims (1)
- １ 外筒壁と内筒壁で囲まれる断面コ字状の環状溝を有
し負荷回転体のハウジングに軸受を介して回転自在に支
持した磁性体からなる電磁石可動部と、前記電磁石可動
部の環状溝内に配設した電磁石固定部と、前記外筒壁に
対向する外筒と前記内筒壁に対向する内筒で囲まれ前記
電磁石可動部の断面と逆のコ字状をなす電磁石固定部の
コイル巻装用筐体部と、この筐体部内に巻装したコイル
と、前記筐体部のコイル背向側端部に形成され前記電磁
石可動部とで前記コイルを囲む磁路を形成する電磁石固
定部の継鉄部と、この継鉄部の厚み領域に形成されたコ
イルの口出線接続部を収容した収納空間と、前記継鉄部
のコイル背向側端より延設されハウジングに前記電磁石
固定部を支持固定したフランジ部とを備えた電磁石。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56058720A JPS6043002B2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 | 電磁石 |
| US06/456,073 US4547757A (en) | 1981-04-17 | 1982-04-16 | Electromagnet yoke structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56058720A JPS6043002B2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 | 電磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57173916A JPS57173916A (en) | 1982-10-26 |
| JPS6043002B2 true JPS6043002B2 (ja) | 1985-09-26 |
Family
ID=13092324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56058720A Expired JPS6043002B2 (ja) | 1981-04-17 | 1981-04-17 | 電磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6043002B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62139105U (ja) * | 1986-02-24 | 1987-09-02 | ||
| JPS62139104U (ja) * | 1986-02-24 | 1987-09-02 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS626539U (ja) * | 1985-06-26 | 1987-01-16 | ||
| JP2014126174A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Daikin Ind Ltd | スラスト磁気軸受および圧縮機 |
-
1981
- 1981-04-17 JP JP56058720A patent/JPS6043002B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62139105U (ja) * | 1986-02-24 | 1987-09-02 | ||
| JPS62139104U (ja) * | 1986-02-24 | 1987-09-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57173916A (en) | 1982-10-26 |
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