JPS6042880B2 - 高低照準具付きパノラマ眼鏡托座 - Google Patents

高低照準具付きパノラマ眼鏡托座

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Publication number
JPS6042880B2
JPS6042880B2 JP7302779A JP7302779A JPS6042880B2 JP S6042880 B2 JPS6042880 B2 JP S6042880B2 JP 7302779 A JP7302779 A JP 7302779A JP 7302779 A JP7302779 A JP 7302779A JP S6042880 B2 JPS6042880 B2 JP S6042880B2
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JP
Japan
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height
low
shaft
worm gear
worm
Prior art date
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Expired
Application number
JP7302779A
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English (en)
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JPS55165499A (en
Inventor
孝明 清上
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
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Expired legal-status Critical Current

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  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Telescopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、1名の照準手により、方向角及び高低角の
設定及び照準が可能である陸上火砲の高低照準具付きパ
ノラマ眼鏡托座に関するものである。
従来の陸上火砲のパノラマ眼鏡托座は、パノラマ眼鏡
を水平に支持し、火砲の射撃に必要な一諸元である方向
角の設定及び照準だけを行なうものであり、もう一つの
射撃諸兄である高低角の設定照準は、別個に設けられた
高低照準具によって行なわれていた。
従つて、従来は、照準手として方向角及び高低角設定照
準のために、2名が必要とされた。しかしながら近年に
おいては、火砲の自走化が進展し、この自走化に伴つて
その車輛塔乗人員の制限、及び、塔載機器のコンパクト
化が時に要求され、従つて、照準も照準手1名でもつて
行なう単式照準方式が要求されるようになり、その結果
、従来の眼鏡托座は、これらの要請に十分こたえ得ない
という欠点を生じていた。 本発明は、上記のように単
式照準方式にこたえ得ないという従来の欠点を除去し、
照準手1名でもつて、方向角及び高低角の設定、照準を
高照準精度及び高操作性の下に、可能としたコンパクト
な眼鏡托座を得ることを、その目的とするものてあつて
、これにより従来の陸上火砲の単式照準化を可能にしよ
うとするものである。
本発明は上記の目的を達成するために、平行四辺形に
構成されたリンク機構を介して砲の砲耳軸と同一回転角
度をもつて連動する眼托主軸と、眼托主軸に直交して設
けられた軸により眼托主軸と一体で回転するパノラマ眼
鏡托座の筒状のボデーと、該ボデーの内径面の一端に回
転可能に嵌装されたウォーム歯車と、ボデーの外径面の
一端に支承されてウォーム歯車とかみ合いかつ高低照準
のための角度設定のため手動回転させるノブを設けたウ
ォーム軸とを有し、ウォーム歯車には高低照準用水準器
、ウォーム軸には高低用精目盛を設け、更にボデーの一
端に高低用指標、ウォーム歯車にはこれに対向して高低
用粗目盛を設けたことを特徴とするものである。
以下、本発明をその一実施例を示す添付図面に基づい
て説明する。
第1図〜第3図において、符号1は、砲2の俯仰角を
パノラマ眼鏡托座(以下、単に眼托と略称する)に伝達
するために平行四辺形に構成したリンク機構3を介して
、砲2の砲耳軸4の一端に連結される眼托主軸であつて
、ブラケット5によつて支持され、その中間には軸6が
直交して設けられている。
7は眼托主軸1に回動可能に支持して設けられたロッカ
−アームであつて、これには、パノラマ眼鏡の砲軸に対
して直角方向の傾きA−A″を修正するための、ウォー
ム8と、扇形ウォーム歯車9、及びウォームを回動する
ハンドル10からなる横水準装置11、及び砲軸方向の
傾きB−B″を修正するための同様のウォーム12、扇
形ウォーム歯車13及びハンドル14からなる縦水準装
置15が設けられている。
一16は、その内径面に設けられた軸受17により軸6
に支承されたボデーであつて、その外周面には回動可能
に嵌合されたボデーベアリング18を有し、また、内径
面の一端にはその内径面に嵌合して回動自在なウォーム
歯車19が設けられていると共に、ウォーム歯車19に
係合するウォーム軸20がボデー16に設けられた軸受
21,21″を介して取り付けられ、また、ウォーム歯
車19には高低照準用水準器22が固定されている。
ボデーベアリング18には横水準装置11の一端が取り
付けられると共にパノラマ眼鏡23の取付金具24が設
けられており、ウォーム歯車19の外端部にはウォーム
歯車が形成されると共に、その一部を切り欠いで粗目盛
25が、また、ボデー16の同端部の一部を切り欠いで
粗目盛25用.の指標26が設けられている。
また、ウォーム軸20の軸端には、ウォーム軸20を手
動で回動させるためのノブ27がベベルギヤ28を介し
て設けられていると共に、拡大比10へすなわち、粗目
盛25の1目盛を100目盛に.拡大した精目盛29が
設けられている。
なお、ウォーム軸20の軸受21は球面軸受を形成して
ウオニム軸20を支承し、また、軸受21″は、ウォー
ム歯車19−との間のバックラッシュを除去するために
、ウォーム軸20をウォーム・歯車19に向かつて押圧
するスプリング30を有している。
本発明は上記のような構成を有するが、次にその作用に
ついて説明する。
先づ砲は射撃に先立つて、その砲列に進入し展関するか
、その砲列位置の地形その他によつて、砲はそれぞれに
傾斜し、従つて、照準眼鏡も傾いているので、照準のた
めには先ずパノラマ眼鏡を絶対水平面に対して垂直に設
置する必要がある。
このため眼托の横水準装置11及び縦水準装置15によ
つて、パノラマ眼鏡を垂直にする。すなわち、縦水準装
置15のハンドル14を回してウォーム12、扇形ウォ
ーム歯車13を介して、ロツ)カーアーム7を眼托主軸
1に対して回動させ、横水準装置11及びボデーベアリ
ング18を介して、ボデーベアリング18に取り付けら
れたパノラマ眼鏡23をB−B″方向に修正直立させる
。次に横水準装置11のハンドル10を回動して、ウ・
オーム8、扇形ウォーム歯車9を介して、眼托主軸1に
直交している軸6に対してボデー16及ひボデーベアリ
ング18を回動させ、パノラマ眼鏡23を横方向すなわ
ちA−N方向に修正し直立させる。このようにして、パ
ノラマ眼鏡23は垂直に修正され、且つ、高低照準具部
もボデーベアリング18と共に動くために水平になつて
おり、従つて、照準時の高低角及び方向角の設定に際し
ても、パノラマ眼鏡の施回、俯仰は正しく行なわれる。
このように修正された後、砲には射撃のための方向角及
び高低角が附与されるが、高低角附与について説明する
附与される高低角は、照準手によるノブ27の回動によ
り、粗目盛25及ひ精目盛29により計測されながら、
ウォーム軸20を介して、ウォーム歯車19を回動する
ことによつて、附与される。
この場合、水準器22は、ウォーム歯車19が水平位置
より実質的に回動した角度だけ、第2図によつて示す矢
印C方向へ回され、水平状態から離れている。次いで、
砲2の図示されていない高低装置の駆動によつて、砲2
を高低させると、その砲耳軸4に連結されたリンク機構
3によつて、砲2の高低角度と同一角度だけ、眼托主軸
1は回動し、これに結合された軸6及びボデー16を介
してウォーム歯車19を矢印D方向に回し、水準器22
が水平になるまで砲は高低し続ける。
このことによつて、砲2には、所定の高低角(射角)か
附与される。
本発明は上記のように構成され、作用するので、従来の
それぞれ単一機能しか有していない方向角設定用のパノ
ラマ眼鏡托座、及び、高低角設定用の高低照準具が設け
られていたが、−本皐明においては、方向及び高低の両
照準機構を1つの装置にまとあたことにより、砲システ
ムを考える場合において、単式照準方式を採用すること
ができ、且つ、照準手も1名を削減して1名だけで方向
及び高低の両照準の設定照準をすることが可能となる効
果を有している。
また、これに加えて、従来は、それぞれ、方向及び高低
の両照準具にそれぞれ設けられていた縦及び横水準装置
も、本発明装置においては各1個、すなわち、パノラマ
眼鏡托座に設けられた縦及横水準装置だけですみ、各1
個を削減することがてき、構造を単純化すると共に操作
も簡単化され照準精度も向上させることができる効果も
ある。更にまた、従来のパノラマ眼鏡托座の一部に高低
照準機構を組み込んだだめに、その大きさはほとんど変
らず、コンパクトな照準装置を得ることができ、従つて
、機動火器の間接照準具に要求されるコンパクト化にも
十分対応し得ると共に、純機械式且つ手動式構造である
ために、火器としての要請である堅牢化及び整備性も十
分に満足させ、常時高精度、高操作性の下に、使用可能
である効果も合わせて有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の眼托主軸を含む縦断面図、
第2図はその■−■線による断面図(但しノブ27を直
角方向に回して作図してある)、第3図はその説明用機
能図である。 1・・眼托主軸、2・・砲、3・・リンク機構、4・・
砲耳軸、5・・ブラケット、6・・軸、7・・ロッカ−
アーム、8,12・◆ウォーム、9,13・・扇形ウォ
ーム歯車、10,14・・ハンドル、11・・横水準装
置、15・縦水準装置、16・・ボデー、17,21,
21″・・軸受、18・・ボデーベアリング、19・・
ウォーム歯車、20・・ウォーム軸、22・・高低照準
用水準器、23・・パノラマ眼鏡、24・・取付金具、
25・・粗目盛、26・◆指標、27◆・ノブ、28◆
・ベベルギヤ、29・・精目盛、30・・スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 平行四辺形に構成されたリンク機構を介して砲の砲
    耳軸と同一回転角度をもつて連動する眼托主軸と、眼托
    主軸に直交して設けられた軸により眼托主軸と一体で回
    転するパノラマ眼鏡托座の筒状のボデーと、該ボデーの
    内径面の一端に回転可能に嵌装されたウォーム歯車と、
    ボデーの外径面の一端に支承されて、ウォーム歯車とか
    み合いかつ高低照準のための角度設定のため手動回転さ
    せるノブを設けたウォーム軸とを有し、ウォーム歯車に
    は高低照準用水準器、ウォーム軸には高低用精目盛を設
    け、更にボデーの一端に高低用指標、ウォーム歯車には
    これに対向して高低用粗目盛を設けたことを特徴とする
    高低照準具付パノラマ眼鏡托座。
JP7302779A 1979-06-12 1979-06-12 高低照準具付きパノラマ眼鏡托座 Expired JPS6042880B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7302779A JPS6042880B2 (ja) 1979-06-12 1979-06-12 高低照準具付きパノラマ眼鏡托座

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JP7302779A JPS6042880B2 (ja) 1979-06-12 1979-06-12 高低照準具付きパノラマ眼鏡托座

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55165499A JPS55165499A (en) 1980-12-23
JPS6042880B2 true JPS6042880B2 (ja) 1985-09-25

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ID=13506443

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JP7302779A Expired JPS6042880B2 (ja) 1979-06-12 1979-06-12 高低照準具付きパノラマ眼鏡托座

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JPS55165499A (en) 1980-12-23

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