JPS604273B2 - 金属の腐食抑制方法 - Google Patents
金属の腐食抑制方法Info
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- metal corrosion
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- C23F—NON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
- C23F11/00—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent
- C23F11/08—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids
-
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- C23F11/00—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent
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-
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- C23F11/16—Sulfur-containing compounds
- C23F11/161—Mercaptans
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- Metallurgy (AREA)
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水中、塩類水溶液中、無機または有機酸水溶液
中における金属の腐食を抑制する方法に関するものであ
る。
中における金属の腐食を抑制する方法に関するものであ
る。
各種装置の冷却水の循環系統における冷却水中の溶存酸
素や炭酸ガス、更に溶存塩類による装置金属の腐食は大
きな問題であり、これに対する多くの腐食抑制法が提案
されてきた。
素や炭酸ガス、更に溶存塩類による装置金属の腐食は大
きな問題であり、これに対する多くの腐食抑制法が提案
されてきた。
また蒸発缶やボィラなどの内部に付着した缶石の除去や
メッキなどの前処理として行われる金属表面の希酸によ
る洗浄の際の使用酸液による装置金属本体の腐食を抑制
するための各種の抑制剤が提案されてきた。
メッキなどの前処理として行われる金属表面の希酸によ
る洗浄の際の使用酸液による装置金属本体の腐食を抑制
するための各種の抑制剤が提案されてきた。
更にまた金属、袴に鋼材の酸ピックリングにおいて、鉄
鋼の損失を抑え、酸消費量を少なくし、表面の仕上りを
美しくするために、各種の抑制剤が提案されている。
鋼の損失を抑え、酸消費量を少なくし、表面の仕上りを
美しくするために、各種の抑制剤が提案されている。
本発明は次の一般式（１）で表わされる２−メルカプト
ピリミジンの誘導体を主成分として用いることを特徴と
する金属の腐食抑制方法に関するものである。
ピリミジンの誘導体を主成分として用いることを特徴と
する金属の腐食抑制方法に関するものである。
（式中、Ｒ．，Ｒ２，Ｒ３は同一、または相互に異なる
基であって、水素、炭素数１〜６の直鎖または分枝アル
キル基、ヒドロキシル基、メルカプト基またはメトキシ
基である。
基であって、水素、炭素数１〜６の直鎖または分枝アル
キル基、ヒドロキシル基、メルカプト基またはメトキシ
基である。
）一般式（１）で表わされる化合物の中で主な物を列挙
すれば次のとおりである。
すれば次のとおりである。
２一メルカブトピリミジン、４，６ージメチル−２一メ
ルカプトピリミジン、４，６ージヒド。
ルカプトピリミジン、４，６ージヒド。
キシ−２一メルカプトピリミジン、４，６−ジヒドロキ
シルー５ーメチルー２一メルカプトピリミジン、４，６
ージヒドロキシー５ーエチルー２一メルカプトピリミジ
ン、４，６ージヒドロキシル−５−イソプロピルー２ー
メルカプトピリミジン、４，６ージヒドロキシー５一ｎ
ーブチル−２一メルカプトビリミジン、４，６ージヒド
ロキシ−５一ｎーアミルー２−メルカプトピリミジン、
４ーヒドロキシー５ーメトキシ−２−メルカプトピリミ
ジン、４−ヒドロキシ−５，６ージメチルー２一メルカ
プトピリミジン、４−ヒドロキシー６−ｎープロピル−
２−メルカプトピリミジン、４−ｎーアミルー６−ヒド
ロキシ−２−メルカプトピリミジン、４一ｎーヘキシル
ー６−ヒドロキシ−２一メルカプトピリミジン、４ーメ
チル−２，６ージメルカプトピリミジン、本発明で用い
られる一般式（１）で表わされる化合物は単独で金属の
腐食性媒体中に添加してもよいが、既知の各種防食剤、
例えば、ヘキサメタりん酸ナトリウムなどの童合りん酸
塩類、亜硝酸ナトリウム、ブチンジオール及びその誘導
体などのアセチレン系不飽和アルコール類、各種アミン
類などと併用すると効果が更に増大することが多い。
シルー５ーメチルー２一メルカプトピリミジン、４，６
ージヒドロキシー５ーエチルー２一メルカプトピリミジ
ン、４，６ージヒドロキシル−５−イソプロピルー２ー
メルカプトピリミジン、４，６ージヒドロキシー５一ｎ
ーブチル−２一メルカプトビリミジン、４，６ージヒド
ロキシ−５一ｎーアミルー２−メルカプトピリミジン、
４ーヒドロキシー５ーメトキシ−２−メルカプトピリミ
ジン、４−ヒドロキシ−５，６ージメチルー２一メルカ
プトピリミジン、４−ヒドロキシー６−ｎープロピル−
２−メルカプトピリミジン、４−ｎーアミルー６−ヒド
ロキシ−２−メルカプトピリミジン、４一ｎーヘキシル
ー６−ヒドロキシ−２一メルカプトピリミジン、４ーメ
チル−２，６ージメルカプトピリミジン、本発明で用い
られる一般式（１）で表わされる化合物は単独で金属の
腐食性媒体中に添加してもよいが、既知の各種防食剤、
例えば、ヘキサメタりん酸ナトリウムなどの童合りん酸
塩類、亜硝酸ナトリウム、ブチンジオール及びその誘導
体などのアセチレン系不飽和アルコール類、各種アミン
類などと併用すると効果が更に増大することが多い。
本発明の一般式（１）で表される化合物の腐食浴中への
添加量はその種類や腐食環境によって異なるが、一般に
極めて少量でよく、腐食浴に対し１胸添加してもかなり
の防食効果が得られるが、通常５蝉帆〆上の濃度で用い
られる。
添加量はその種類や腐食環境によって異なるが、一般に
極めて少量でよく、腐食浴に対し１胸添加してもかなり
の防食効果が得られるが、通常５蝉帆〆上の濃度で用い
られる。
また場合によって併用される重合りん酸塩類、亜硝酸ナ
トリウム、アセチレン系不飽和アルコール類、各種ァミ
ソ類などは一般に化合物（１）の２〜５Ｍ音の濃度で用
いられる。
トリウム、アセチレン系不飽和アルコール類、各種ァミ
ソ類などは一般に化合物（１）の２〜５Ｍ音の濃度で用
いられる。
以下実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。
明は以下の実施例に限定されるものではない。
まず実施例１〜４において水道水中における軟鋼片の腐
食に対する本発明の防食剤の性能について説明する。
食に対する本発明の防食剤の性能について説明する。
実施例 １
試験片として磨き軟鋼板（ＪＩＳ．Ｇ３１４１一ＳＰＣ
ＣＢ８０×２０×１側）を用い、水道水中、２０℃、１
０凪時間静瞳試験を行い、防食効果を調べた。
ＣＢ８０×２０×１側）を用い、水道水中、２０℃、１
０凪時間静瞳試験を行い、防食効果を調べた。
結果を第１表にまとめて示す。
表中腐食抑制率は次の算式によるものである。腐鱗雌脇
健 腐食抑制剤 減幌像「綱の腐額 腐食抑制率脇＝ ＶＩＯＯ腐驚蝋燭
肋の腐鎚第１表 試験片：磨き軟鋼板（ＪＩＳ．Ｇ３１４１−ＳＰＣＣＢ
．８０×２０ＸＩ凧〉腐食液：水道水、液量：鋼板１地
当たり５ｃｃ、２０午０、１０ｑ寿間静直。
健 腐食抑制剤 減幌像「綱の腐額 腐食抑制率脇＝ ＶＩＯＯ腐驚蝋燭
肋の腐鎚第１表 試験片：磨き軟鋼板（ＪＩＳ．Ｇ３１４１−ＳＰＣＣＢ
．８０×２０ＸＩ凧〉腐食液：水道水、液量：鋼板１地
当たり５ｃｃ、２０午０、１０ｑ寿間静直。
腐食抑制剤 Ａ；２−メルカプトピリミジンＢ：４，６
−ジメチル−２一メルカプトピリミジン Ｃ：４，６−ジヒドロキシ−２−メ ルカプトピリミジン Ｄ：４ーヒドロキシー６−ｎープロ ピル−２ーメルカプトピリミジ ン Ｅ：４一ｎ−へキシル−６ーヒドロ キシ−２ーメルカプトピリミジ ン Ｆ：４ーメチル−２，６−ジメルカ プトピリミジン 実施例 ２ 実施例１と同様の試験片を用い、水道水中振とう下、５
０午０で１０瓜時間腐食処理を行い、防食効果を調べた
。
−ジメチル−２一メルカプトピリミジン Ｃ：４，６−ジヒドロキシ−２−メ ルカプトピリミジン Ｄ：４ーヒドロキシー６−ｎープロ ピル−２ーメルカプトピリミジ ン Ｅ：４一ｎ−へキシル−６ーヒドロ キシ−２ーメルカプトピリミジ ン Ｆ：４ーメチル−２，６−ジメルカ プトピリミジン 実施例 ２ 実施例１と同様の試験片を用い、水道水中振とう下、５
０午０で１０瓜時間腐食処理を行い、防食効果を調べた
。
結果を第２表にまとめて示す。第２表
試験片：磨き軟鋼板（ＪＩＳ．Ｇ３１４１一ＳＰＣＣＢ
．８０×２０ＸＩ側）腐食液：水道水、液量：鋼板１の
当たり５ｃｃ、５０±２００、１０ｑ時間振とう下、腐
食抑制剤Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅは実施例１第１表参照。
．８０×２０ＸＩ側）腐食液：水道水、液量：鋼板１の
当たり５ｃｃ、５０±２００、１０ｑ時間振とう下、腐
食抑制剤Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅは実施例１第１表参照。
Ｇ：４ーヒドロキシ、５ーメトキシ−２一メルカプトピ
リミジン実施例 ３ 実施例１と同様の試験片を用い１０％塩酸中２０ｑｏで
１０Ｇ時間腐食処理を行い、防食効果を調べた。
リミジン実施例 ３ 実施例１と同様の試験片を用い１０％塩酸中２０ｑｏで
１０Ｇ時間腐食処理を行い、防食効果を調べた。
結果を第３表にまとめて示す。第３表
試験片：磨き軟鋼板（ＪＩＳ．Ｇ３１４１−ＳＰＣＣＢ
．８０×２０ＸＩ肋）腐食液：１０％塩酸、液量：鋼板
１の当たり５ｃｃ、２０℃、１０解時間静暦、腐食抑制
剤は実施例１、第１表に同じ。
．８０×２０ＸＩ肋）腐食液：１０％塩酸、液量：鋼板
１の当たり５ｃｃ、２０℃、１０解時間静暦、腐食抑制
剤は実施例１、第１表に同じ。
実施例 ４
実施例１と同様の試験片を用い、１０％硫酸中で２００
０、ｌ０Ｇ時間腐食処理を行い、防食効果を調べた。
０、ｌ０Ｇ時間腐食処理を行い、防食効果を調べた。
結果を第４表にまとめて示す。第４表
試験片：第３表に同じ、
腐食液：１０％硫酸、液量：鋼板１の当たり５ｃｃ、２
０ｑｏ、１０畑時間静贋、腐食抑制剤は、実施例１、第
１表と同じ。
０ｑｏ、１０畑時間静贋、腐食抑制剤は、実施例１、第
１表と同じ。
次に実施例５〜６に本発明の化合物（１）と既知の各種
腐食抑制剤とを併用した場合の結果を示す。
腐食抑制剤とを併用した場合の結果を示す。
実施例 ５
実施例１と同様の試験片を用い、水道水中振とう下、５
０００で１０ｑ時間腐食処理を行った。
０００で１０ｑ時間腐食処理を行った。
結果を第５表にまとめて示す。第 ５ 表
試験片：磨き欧鋼板（ＪＩＳ．○３１４１−ＳＰＣＣＢ
．８０×２０ＸＩ帆）腐食液：水道水、液量：鋼板１の
当たり５ｃｃ、５０土２００、１０ｗ時間振とう下、腐
食抑制剤：Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｆは実施例１第１表に同じ。
．８０×２０ＸＩ帆）腐食液：水道水、液量：鋼板１の
当たり５ｃｃ、５０土２００、１０ｗ時間振とう下、腐
食抑制剤：Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｆは実施例１第１表に同じ。
実施例 ６試験片として黒皮付軟鋼片（ＪＩＳ．Ｇ３１
０１５０×５０×２．３側）を用い、硫酸を用いて、い
わゆるピツクリング処理を行った。
０１５０×５０×２．３側）を用い、硫酸を用いて、い
わゆるピツクリング処理を行った。
条件は次のとおりである。硫酸濃度２５％、第１鉄イオ
ン（硫酸第１鉄として）濃度５％、酸液量：上記試験片
２枚に対し３５０夕、聡±１℃、２分静直。
ン（硫酸第１鉄として）濃度５％、酸液量：上記試験片
２枚に対し３５０夕、聡±１℃、２分静直。
結果を第６表にまとめて示す。
第６表
試験片：黒皮付軟鋼片（ＪＩＳ．Ｇ３１０１５０×５０
×２．３側）腐食抑制剤Ａ，Ｂ，Ｃ，〇Ｅ，Ｆ，Ｇは第
１表及び第２表参照。
×２．３側）腐食抑制剤Ａ，Ｂ，Ｃ，〇Ｅ，Ｆ，Ｇは第
１表及び第２表参照。
いずれの抑制剤を用いた場合も酸洗後の外観は美麗であ
る。
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 一般式（I） ▲数式、化学式、表等があります▼ （式中、Ｒ＿１，Ｒ＿２，Ｒ＿３は同一または相互に
異なる基であって、水素、炭素数１〜６の直鎖または分
枝アルキル基、ヒドロキシル基、メルカプト基またはメ
トキシ基である） で表わされる２−メルカプトピリミ
ジン誘導体を主成分として用いることを特徴とする金属
の腐食抑制方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6477779A JPS604273B2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 金属の腐食抑制方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6477779A JPS604273B2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 金属の腐食抑制方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55158278A JPS55158278A (en) | 1980-12-09 |
| JPS604273B2 true JPS604273B2 (ja) | 1985-02-02 |
Family
ID=13267969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6477779A Expired JPS604273B2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 金属の腐食抑制方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604273B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4495336A (en) * | 1982-06-07 | 1985-01-22 | Petrolite Corporation | Mercapto-polycarboxylic acids |
| US5279651A (en) * | 1992-12-18 | 1994-01-18 | Exxon Research & Engineering Company | Inorganic/organic inhibitor for corrosion of iron containing materials in sulfur environment |
| US6365067B1 (en) | 1999-08-12 | 2002-04-02 | Baker Hughes Incorporated | Mercaptoalcohol corrosion inhibitors |
| JP4951808B2 (ja) * | 2000-10-26 | 2012-06-13 | 日立化成工業株式会社 | 金属用研磨液及び研磨方法 |
| US20110031165A1 (en) * | 2009-08-04 | 2011-02-10 | Karas Larry John | Processes for removing hydrogen sulfide from refined hydrocarbon streams |
| CN105483719B (zh) * | 2015-12-05 | 2017-10-31 | 西南林业大学 | 一种复配缓蚀剂及其制备方法与应用 |
-
1979
- 1979-05-25 JP JP6477779A patent/JPS604273B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55158278A (en) | 1980-12-09 |
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