JPS604247Y2 - 可動磁石型ピツクアツプカ−トリツジの振動系の支持構造 - Google Patents

可動磁石型ピツクアツプカ−トリツジの振動系の支持構造

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Publication number
JPS604247Y2
JPS604247Y2 JP17167079U JP17167079U JPS604247Y2 JP S604247 Y2 JPS604247 Y2 JP S604247Y2 JP 17167079 U JP17167079 U JP 17167079U JP 17167079 U JP17167079 U JP 17167079U JP S604247 Y2 JPS604247 Y2 JP S604247Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable magnet
damper
cartridge
vibration system
support structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP17167079U
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English (en)
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JPS5690711U (ja
Inventor
健一 大蔵
和男 西川
Original Assignee
パイオニア株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、可動磁石型ピックアップカートリッジの振
動系の支持部分の構造に関するものであり、その特徴と
するところは、可動磁石の凹陥部にダンパーの凸起部を
嵌合させることにより、振動支点を可動磁石の厚みの中
央に近づけ、しかも支点付近のサスペンションワイヤの
不正共振を抑制した点にある。
従来良く知られている可動磁石型ピックアップカートリ
ッジとして、第1図に示されるようなものがある。
即ち、針1、カンチレバー2及び円板状可動磁石3から
成る振動系を、円筒状ダンパー4とサスペンションワイ
ヤ5とにより非磁性体のホルダー6に支持するものであ
り、このホルダー6を(図示されていないが)ピックア
ップカートリッジ本体のポールピース間に挿入するよう
になっている。
サスペンションワイヤ5は、振動系の振動支点を可動磁
石に近づけるためにホルダーから突設したスペーサ7に
支持されており、その中心孔を通してスペーサ後端から
引張り、張力を調節することにより針先から見た機械イ
ンピーダンスを変化させることができるようになってい
る。
ところで、このような従来装置に於ては、振動支点が可
動磁石の後側に位置しており、慣性モーメントが最小で
ある理想支点から大きくずれていた。
また、振動支点付近に於て、サスペンションワイヤがフ
リーであるので全く制動されず、周波数の高い部分に不
正共振があられれることがあった。
さらに、可動磁石はサスペンションワイヤの張力だけで
円筒状ダンパーに圧接されているので、ずれないように
するためには、サスペンションワイヤにかなり大きな張
力を加えなければならス、シたがってダンパーのコンプ
ライアンスをあまり大きくできないという欠点があった
この考案の目的は、上記のような従来装置の欠点を改良
する点にある。
この考案の実施例について、第2図及び第3図を参照し
ながら説明する。
(第1図と同一の符号を付した部材は同一のものを表わ
す。
)円板状の可動磁石3の後面(ダンパーに接する側の面
)にはS゛円錐形状をした凹陥部8を設け、これと対向
するダンパーの面にはS゛同一形状の凸起部9を設ける
凹陥部の形状と凸起部のそれとが多少異なっていても、
組み立てた後サスペンションワイヤに張力を加えること
により、密着させることができるから問題はない。
ダンパーには中心孔10を設け、その後端から、ホルダ
に突設したスペーサ7を圧入する。
そして、一端を可動磁石に固定したサスペンションワイ
ヤ5を、ダンパー及びスペーサの中心孔を通してホルダ
ー後端から引張ることにより、その張力を調節する。
張力を増していくと、ダンパーの凸起部付近に於て、中
心孔の内壁がサスペンションワイヤに圧接され、その不
正共振を抑制するように作用する。
このようにしたことにより、この考案のピックアップカ
ートリッジは、上記従来装置に比べ、(イ)振動支点を
可動磁石の厚みの中央に近づけることができる。
(ロ)振動支点付近に於て、サスペンションワイヤを制
動することができ、不正共振を防止することができる。
(ハ)組み立ての際、可動磁石とダンパーとの位置決め
が容易かつ正確にでき、経時的にも、横方向にずれるこ
とがない。
に)可動磁石とダンパーとの接触面積が大きいから、制
動効果が大きい。
(ホ)サスペンションワイヤの張力を小さくすることが
でき、コンプライアンスの大きいダンパーを使用するこ
とができる。
という独特の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の可動磁石型ピックアップカートリッジ
の針交換部分の断面図、第2図は、この考案の実施例の
針交換部分の断面図、第3図は、ダンパーの斜視図であ
る。 3・・・・・・可動磁石、4・・・・・・ダンパー、5
・・・・・・サスペンションワイヤ、6・・・・・・ホ
ルダー、7・・・・・・スペーサ、8・・・・・・円錐
形状の凹陥部、9・・・・・・円錐形状の凸起部、10
・・・・・・中心孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面にカンチレバーを突設し後面にはS゛円錐形状の凹
    陥部を設けた可動磁石と、上記可動磁石とホルダーとの
    間に介在し上記凹陥部に嵌合する凸起部を有するダンパ
    ーと、ホルダーから上記ダンパーの中心孔内に向かって
    突出するスペーサと、上記ダンパーの中心孔の内壁に密
    着して挿通され上記可動磁石と上記スペーサとを結合す
    るサスペンションワイヤとから成る可動磁石型ヒツク7
    ’/プカートリッジの振動系の支持構造。
JP17167079U 1979-12-13 1979-12-13 可動磁石型ピツクアツプカ−トリツジの振動系の支持構造 Expired JPS604247Y2 (ja)

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JPS5690711U JPS5690711U (ja) 1981-07-20
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