JPS604239B2 - コ−クスサンプル取出し装置 - Google Patents
コ−クスサンプル取出し装置Info
- Publication number
- JPS604239B2 JPS604239B2 JP17333582A JP17333582A JPS604239B2 JP S604239 B2 JPS604239 B2 JP S604239B2 JP 17333582 A JP17333582 A JP 17333582A JP 17333582 A JP17333582 A JP 17333582A JP S604239 B2 JPS604239 B2 JP S604239B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coke
- sample
- outside
- window holes
- storage container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Coke Industry (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はコークスサンプルの取出し装道に関するもの
で、その目的とするところは、炉室内において窯成した
コークスを炉室内の高さ方向及び長手方向の所定位置別
に小量づつ取出して、コークスの性状、熱測定等各種の
検査に供するようにすることにある。
で、その目的とするところは、炉室内において窯成した
コークスを炉室内の高さ方向及び長手方向の所定位置別
に小量づつ取出して、コークスの性状、熱測定等各種の
検査に供するようにすることにある。
従来この種のサンプルは、袋炭口より炉室内に原料炭を
装入する中間において袋状をした金網を落下させて、こ
の金網内にて窯成固塊化したサンプルを取出す方法と、
原料炭を入れた金属缶を押出側又は消火側口より炉室内
に投入し、これを回収する方法とがあるが、近年省エネ
ルギー要請により乾式消火装置を設備するコークス炉が
増加しつ）あり、か）る炉では前記いずれの方法も金網
或は金属缶に囲まれた原料炭は他の装入原料炭と異なる
窯成を受けやすく、また湿式消火によるワーク上での回
収等により性状が異なる欠点があり、また、導入或は投
入によるため炉室内の採取位置を特定できないという欠
点があった。
装入する中間において袋状をした金網を落下させて、こ
の金網内にて窯成固塊化したサンプルを取出す方法と、
原料炭を入れた金属缶を押出側又は消火側口より炉室内
に投入し、これを回収する方法とがあるが、近年省エネ
ルギー要請により乾式消火装置を設備するコークス炉が
増加しつ）あり、か）る炉では前記いずれの方法も金網
或は金属缶に囲まれた原料炭は他の装入原料炭と異なる
窯成を受けやすく、また湿式消火によるワーク上での回
収等により性状が異なる欠点があり、また、導入或は投
入によるため炉室内の採取位置を特定できないという欠
点があった。
本発明はこうした諸々の欠点を解消すると共に、コーク
ス炉の燃焼管理の自動制御化の促進と、乾式消火方法の
採用等によって、コークス炉の操業上増大しつ）ある窯
成コークスの温度情報を適切に捕捉し、提供することが
できるようにしたもので、以下添附する実施例図面にて
詳細説明すると、コークガイド車（図示してない）上に
積載するコークケージ１の側壁２，２′の上中下位層に
対称して窓孔５，５′，６，６′，７，７′を設ける。
ス炉の燃焼管理の自動制御化の促進と、乾式消火方法の
採用等によって、コークス炉の操業上増大しつ）ある窯
成コークスの温度情報を適切に捕捉し、提供することが
できるようにしたもので、以下添附する実施例図面にて
詳細説明すると、コークガイド車（図示してない）上に
積載するコークケージ１の側壁２，２′の上中下位層に
対称して窓孔５，５′，６，６′，７，７′を設ける。
各窓孔は開閉可能な構造とすることもできる。側壁２′
の外面に窓孔５′，６′，７′に蓮通して−本の譲導筒
８を垂設し、その下端に取出口９付の裾付ボックス１０
を設ける。該ボックス１０は窓孔５′，６′，７′ごと
に各別に設けることによって、サンプルコークスの落下
衝撃を少なくすることもできる。また誘導筒８を上下教
本の俵付筒体にて形成して、伸縮することによりボック
スＩ０を上下任意の位置にかえられるようにしてもよい
。該ボックス１０内に可機形のサンプル収容容器１１を
出入自在に収容する。
の外面に窓孔５′，６′，７′に蓮通して−本の譲導筒
８を垂設し、その下端に取出口９付の裾付ボックス１０
を設ける。該ボックス１０は窓孔５′，６′，７′ごと
に各別に設けることによって、サンプルコークスの落下
衝撃を少なくすることもできる。また誘導筒８を上下教
本の俵付筒体にて形成して、伸縮することによりボック
スＩ０を上下任意の位置にかえられるようにしてもよい
。該ボックス１０内に可機形のサンプル収容容器１１を
出入自在に収容する。
サンプル収容容器１１は、サンプル採取後密封できる構
造とするほか、外部と熱遮断する壁村をもって構成し、
内部に熱電対或はガス採取管等を装備して、容器内にお
いてサンプルコークスの各種測定を可能とすることもで
きる。
造とするほか、外部と熱遮断する壁村をもって構成し、
内部に熱電対或はガス採取管等を装備して、容器内にお
いてサンプルコークスの各種測定を可能とすることもで
きる。
側壁２の窓孔５，６，７の外側は支持部材１２，１２′
を平行縦設して、シリンダー機構３を水平戦着した合板
１３を上下動自在において鉄合する。
を平行縦設して、シリンダー機構３を水平戦着した合板
１３を上下動自在において鉄合する。
支持部材１２，１２′の各窓孔下には止孔１４，１４′
が設けられていて、合板１３を各止孔部分にて挿隊する
ボルト１５により固定し、敦上するシリンダー機構３を
各窓孔に正対させるようにしている。支持部村１２，１
２′をレールとし、合板１３の両側に該レールに鼓合す
るロールを取付け、コークケージ１上の電動ドラム１６
に巻付けたワイヤ１７により吊下げることによって、合
板１３を遠隔操作により自動上下動させるようにするこ
ともできる。
が設けられていて、合板１３を各止孔部分にて挿隊する
ボルト１５により固定し、敦上するシリンダー機構３を
各窓孔に正対させるようにしている。支持部村１２，１
２′をレールとし、合板１３の両側に該レールに鼓合す
るロールを取付け、コークケージ１上の電動ドラム１６
に巻付けたワイヤ１７により吊下げることによって、合
板１３を遠隔操作により自動上下動させるようにするこ
ともできる。
シリンダー機構３のロッド４は側壁２，２′の窓孔間を
横断するストロークを有して進退するようになっている
。
横断するストロークを有して進退するようになっている
。
以上の構成により、炉室１８内にて窯成したコークスを
コークケージー内を経て消火車（図示してない）に押出
し中一旦押出しを停止して、上部窓孔５，５′、中間窓
孔６，６′、下部窓孔７，７′の所望する窓孔にシリン
ダー機構３を正対させて後、ロッド４を前進作動するの
である。
コークケージー内を経て消火車（図示してない）に押出
し中一旦押出しを停止して、上部窓孔５，５′、中間窓
孔６，６′、下部窓孔７，７′の所望する窓孔にシリン
ダー機構３を正対させて後、ロッド４を前進作動するの
である。
ロッド４は側壁２，２′の窓孔間を横断する過程でコー
クケ−ジ１内の対称窓孔間のコ−クスを押出して、議導
筒８内を経てサンプル収容容器１１内に収容する。なお
ロッド４の前端に先端を尖鋭刃とする断面凹形部村４′
を取付け且つ回転させるようにすると、サンプル取出し
作業をさらに円滑に進めることができる。
クケ−ジ１内の対称窓孔間のコ−クスを押出して、議導
筒８内を経てサンプル収容容器１１内に収容する。なお
ロッド４の前端に先端を尖鋭刃とする断面凹形部村４′
を取付け且つ回転させるようにすると、サンプル取出し
作業をさらに円滑に進めることができる。
サンプル収容容器１１は取出口９より密閉して取出して
各種の検査に供される。
各種の検査に供される。
本発明はコークケージーの側壁２，２′の上、中、下部
等に対称して設ける窓孔を横断するロッドによりサンプ
ルコークスを取出すようにしたので、炉室内の高層部、
中層部、下層部別と、炉室内コークスの押出しの中断時
を選択することによって、炉室内の長手方向の特定位置
のコークスを取出すことができる。
等に対称して設ける窓孔を横断するロッドによりサンプ
ルコークスを取出すようにしたので、炉室内の高層部、
中層部、下層部別と、炉室内コークスの押出しの中断時
を選択することによって、炉室内の長手方向の特定位置
のコークスを取出すことができる。
また、従釆の取出し法と違って、他の部分と全く同じ条
件にて窯成されたコークスの取出しを可能とするので、
正確な検査資料を提供できる効果がある。
件にて窯成されたコークスの取出しを可能とするので、
正確な検査資料を提供できる効果がある。
第１図はコークケージのシリンダー機縫取付側から見た
側面図、第２図は同、サンプル取出し側から見た側面図
、第３図は正面図、第４図はロッド部分の拡大平面図、
１はコークケージ、２，２′は側壁、３はシリンダー機
構、４は。 ッド、５，５′，６，６′，７，７′は窓孔、８は誘導
筒、９は取出口、１川ま端末ボックス、１１はサンプル
収容容器である。第１図 第２図 第３図 菱４図
側面図、第２図は同、サンプル取出し側から見た側面図
、第３図は正面図、第４図はロッド部分の拡大平面図、
１はコークケージ、２，２′は側壁、３はシリンダー機
構、４は。 ッド、５，５′，６，６′，７，７′は窓孔、８は誘導
筒、９は取出口、１川ま端末ボックス、１１はサンプル
収容容器である。第１図 第２図 第３図 菱４図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ コークケージの両側壁の上下数個所の対称位置に窓
孔を設け、一方の側壁の外側に対称窓孔間を横断進退す
るロツドを有すシリンダー機構を上下移動可能に取付け
、他方の側壁の外側の各窓孔下に個別においてサンプル
コークス取出し部を設け、又は各窓孔に連通する誘導筒
を垂設し、誘導筒の下端にサンプルコークスの取出し部
を設けたことを特徴とするコークスサンプルの取出し装
置。 ２ サンプルコークスの取出し部は、取出口付の据付ボ
ツクスと、該ボツクス内に出入する可搬形で密封可能な
サンプル収容容器と、該収容容器は外部と熱遮断構造と
し、内部に測定用の熱電対等を装備して構成される特許
請求の範囲第１項記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17333582A JPS604239B2 (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | コ−クスサンプル取出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17333582A JPS604239B2 (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | コ−クスサンプル取出し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5962690A JPS5962690A (ja) | 1984-04-10 |
| JPS604239B2 true JPS604239B2 (ja) | 1985-02-02 |
Family
ID=15958518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17333582A Expired JPS604239B2 (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | コ−クスサンプル取出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604239B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102241992A (zh) * | 2010-05-14 | 2011-11-16 | 湖南省醴陵市马恋耐火泥有限公司 | 7.63米焦炉的改造方法 |
-
1982
- 1982-10-04 JP JP17333582A patent/JPS604239B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5962690A (ja) | 1984-04-10 |
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