JPS6042377B2 - 加湿装置 - Google Patents
加湿装置Info
- Publication number
- JPS6042377B2 JPS6042377B2 JP59118570A JP11857084A JPS6042377B2 JP S6042377 B2 JPS6042377 B2 JP S6042377B2 JP 59118570 A JP59118570 A JP 59118570A JP 11857084 A JP11857084 A JP 11857084A JP S6042377 B2 JPS6042377 B2 JP S6042377B2
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- JP
- Japan
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- water
- humidifying
- odor
- water tank
- humidifier
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は石油燃焼装置等に用いられる加湿装置の改良に
関するもので、排気路て結露される結露水を水タンクに
溜めて、この結露水に含まれる臭気物、刺激物を臭気除
去装置で除去し、更に水タンクから加湿器に給水する途
中で臭気除去装置に設けられた吸着剤で除去することに
より不純物のない結露水を加湿水として利用するもので
ある。
関するもので、排気路て結露される結露水を水タンクに
溜めて、この結露水に含まれる臭気物、刺激物を臭気除
去装置で除去し、更に水タンクから加湿器に給水する途
中で臭気除去装置に設けられた吸着剤で除去することに
より不純物のない結露水を加湿水として利用するもので
ある。
一般に石油燃焼装置等の排気路で排気ガスから得られる
結露水には微量のホルムアルデヒド・アセトアルデヒド
・ケトン類・未燃焼の炭化水素・窒素酸化物・硫黄酸化
物・シリカ・塩化物等が含まれている。この結露水を加
湿水に用いると特にアセトアルデヒド・ホルムアルデヒ
ド、ケトン類・未燃の炭化水素・窒素酸化物・硫黄酸化
物等が水蒸気とともに拡散されて嫌な臭いや刺激臭で不
快感を与えるため、結露水をそのまま加湿水として利用
することができず、すべて屋外に廃棄しなければならな
かつた。従つて加湿のために別に水道水や井戸水を貯え
る水タンクが必要とされた。またこの加湿水に用いられ
る水道水や井戸水には、カルジニウム、マグネシュウム
、シリカ、塩類等の成分が含まれており、これらの成分
によつて藻が発生し水タンクから加湿器への配管がつま
つたり、加湿装置の外観が汚なくなるという欠点があつ
た。本発明はこのような従来の加湿装置の欠点を解消す
るもので、以下本発明の一実施例を第１図から第６図に
もとづいて説明する。
結露水には微量のホルムアルデヒド・アセトアルデヒド
・ケトン類・未燃焼の炭化水素・窒素酸化物・硫黄酸化
物・シリカ・塩化物等が含まれている。この結露水を加
湿水に用いると特にアセトアルデヒド・ホルムアルデヒ
ド、ケトン類・未燃の炭化水素・窒素酸化物・硫黄酸化
物等が水蒸気とともに拡散されて嫌な臭いや刺激臭で不
快感を与えるため、結露水をそのまま加湿水として利用
することができず、すべて屋外に廃棄しなければならな
かつた。従つて加湿のために別に水道水や井戸水を貯え
る水タンクが必要とされた。またこの加湿水に用いられ
る水道水や井戸水には、カルジニウム、マグネシュウム
、シリカ、塩類等の成分が含まれており、これらの成分
によつて藻が発生し水タンクから加湿器への配管がつま
つたり、加湿装置の外観が汚なくなるという欠点があつ
た。本発明はこのような従来の加湿装置の欠点を解消す
るもので、以下本発明の一実施例を第１図から第６図に
もとづいて説明する。
図に示すように１は強制吸排気方式の石油燃焼装置で、
下部にはオイルタンク２が設けられている。
下部にはオイルタンク２が設けられている。
３はオイルタンク２から送油された石油を気化して燃焼
するバーナーで、燃焼させた排気ガスは熱交換器４と熱
交換ヘッダ５と熱交換パイプ６と結露装置７を経て屋外
に排出される。
するバーナーで、燃焼させた排気ガスは熱交換器４と熱
交換ヘッダ５と熱交換パイプ６と結露装置７を経て屋外
に排出される。
この結露装置７は第４図に示すように燃焼室に燃焼空気
を供給する給気路８と排気ガスを排出する排気路９を有
し、この排気路８と排気路９に排気ガスの熱交換率を高
めるためにそれぞれフィン１０が設けられている。
を供給する給気路８と排気ガスを排出する排気路９を有
し、この排気路８と排気路９に排気ガスの熱交換率を高
めるためにそれぞれフィン１０が設けられている。
そして排気路９の一端は“熱交換パイプ６に接続され排
気ガスが屋外に排出される。この排気路９には排気ガス
から得られる結露水を溜める水タンク１１が設けられ、
この水タンク１１内に臭気除去装置１２が収められて形
成されている。１３は水タンク１１に設けられた・給水
口で、この給水口に連通される加湿パイプ１４で加湿器
１５に結露水が供給される。
気ガスが屋外に排出される。この排気路９には排気ガス
から得られる結露水を溜める水タンク１１が設けられ、
この水タンク１１内に臭気除去装置１２が収められて形
成されている。１３は水タンク１１に設けられた・給水
口で、この給水口に連通される加湿パイプ１４で加湿器
１５に結露水が供給される。
この加湿パイプ１４の途中には第６図に示すように臭気
除去装置１６が設けられている。この臭気除去装置１６
内には結露水の流入側と流出側にフィルター１７が設け
られ、このフィルター１７とフィルター１７の間に吸着
剤１８が充填されている。
除去装置１６が設けられている。この臭気除去装置１６
内には結露水の流入側と流出側にフィルター１７が設け
られ、このフィルター１７とフィルター１７の間に吸着
剤１８が充填されている。
１９は加湿器１５で生成された水蒸気を室内に供給する
加湿口、２０は熱交換器４や熱交換バイブ６の後方に設
けられたファンで、温風を室内に送つて暖房を行なうも
のである。
加湿口、２０は熱交換器４や熱交換バイブ６の後方に設
けられたファンで、温風を室内に送つて暖房を行なうも
のである。
２１は排気ガスから得られた結露水である。
このように形成された本実施例の加湿装置は燃焼室に設
けられたバーナー３で石油を燃焼し燃焼された排気ガス
は、熱交換器４と熱交換ヘッダ５と熱交換バイブ６と結
露装置７の排気路９を経て屋外に排出される。
けられたバーナー３で石油を燃焼し燃焼された排気ガス
は、熱交換器４と熱交換ヘッダ５と熱交換バイブ６と結
露装置７の排気路９を経て屋外に排出される。
しかし結露装置７を通過する排気ガスは結露装置７内に
設けられたフィン１０に接触して冷却され、排気ガス中
に含まれる水分が除去されて水タンク１１にたまる。
設けられたフィン１０に接触して冷却され、排気ガス中
に含まれる水分が除去されて水タンク１１にたまる。
この結露水２１に含まれる臭気成分であるホルムアルデ
ヒド●アセトアルデヒド・ケトン類・未燃焼の炭化水素
・窒素酸化物・硫黄酸化物等は水タンク１１に設けられ
た臭気除去装置１２によつて除去され浄化される。更に
水タンク１１と加湿器１５を連通する加湿バイブ１４内
に設けられた臭気除去装置１６で前記臭気除去装置１２
で除去されなかつた臭気成分が除去されて、加湿器１５
内に結露水２１が送られる。本実施例の臭気除去装置１
２，１６には活性炭等の臭気吸着物質を用いたがアルカ
リ性金属又はアルカリ土類金属の酸化物・水酸化物・炭
酸塩又は重炭酸塩等の塩基性物質を混入するか又は層状
に組み込めば硫黄酸化物や窒素酸化物は中和され。て、
臭気成分の除去は更に効果的である。例えば水酸化マグ
ネシュウムと結露水に溶解している硫黄酸化物・窒素酸
化物はＭｇ（０Ｈ）２＋Ｈ２ＳＯ３→Ｍ？０３＋２１（
２０Ｍｇ（０Ｈ）２＋Ｈ２ＳＯ４−ＭｇＳＯ４＋２Ｈ２
０Ｍｇ（０Ｈ）２＋２ＨＮ０３−Ｍｇ（ＮＯ３）２＋２
Ｈ２０のように塩類となり臭気性がなくなる。
ヒド●アセトアルデヒド・ケトン類・未燃焼の炭化水素
・窒素酸化物・硫黄酸化物等は水タンク１１に設けられ
た臭気除去装置１２によつて除去され浄化される。更に
水タンク１１と加湿器１５を連通する加湿バイブ１４内
に設けられた臭気除去装置１６で前記臭気除去装置１２
で除去されなかつた臭気成分が除去されて、加湿器１５
内に結露水２１が送られる。本実施例の臭気除去装置１
２，１６には活性炭等の臭気吸着物質を用いたがアルカ
リ性金属又はアルカリ土類金属の酸化物・水酸化物・炭
酸塩又は重炭酸塩等の塩基性物質を混入するか又は層状
に組み込めば硫黄酸化物や窒素酸化物は中和され。て、
臭気成分の除去は更に効果的である。例えば水酸化マグ
ネシュウムと結露水に溶解している硫黄酸化物・窒素酸
化物はＭｇ（０Ｈ）２＋Ｈ２ＳＯ３→Ｍ？０３＋２１（
２０Ｍｇ（０Ｈ）２＋Ｈ２ＳＯ４−ＭｇＳＯ４＋２Ｈ２
０Ｍｇ（０Ｈ）２＋２ＨＮ０３−Ｍｇ（ＮＯ３）２＋２
Ｈ２０のように塩類となり臭気性がなくなる。
この及着物質は加湿装置の使用頻度に応じ交換すればよ
い。
い。
このようにして得られた結露水を加湿器１５に送り、こ
の加湿器１５で水蒸気を生成して加湿口１９から室内を
加湿する。
の加湿器１５で水蒸気を生成して加湿口１９から室内を
加湿する。
このように形成された本実施例の加湿装置は排ｌ気ガス
から結露水を得、この結露水に含まれる臭気成分を臭気
除去装置て除去し加湿水に利用して臭気成分がないので
不快感を与える心配はない。
から結露水を得、この結露水に含まれる臭気成分を臭気
除去装置て除去し加湿水に利用して臭気成分がないので
不快感を与える心配はない。
またこの加湿水に用いられる結露水は、カルシユウム、
マグネシュウム、シリカ等の塩類が含まれていないので
藻が発生することもなく、従つて配管をつまらせたり、
加湿装置の外観を汚すこともない。更に結露水を加湿水
として利用するため加湿用の水タンクも不要となり合理
的である。以上このように本発明の加湿装置は、排気ガ
スから結露水を得、この結露水を浄化して加湿水に利用
するため臭気による不快感もなく、更に加湿用の水タン
クも不要で、しかも故障のない合理的な加湿装置である
。
マグネシュウム、シリカ等の塩類が含まれていないので
藻が発生することもなく、従つて配管をつまらせたり、
加湿装置の外観を汚すこともない。更に結露水を加湿水
として利用するため加湿用の水タンクも不要となり合理
的である。以上このように本発明の加湿装置は、排気ガ
スから結露水を得、この結露水を浄化して加湿水に利用
するため臭気による不快感もなく、更に加湿用の水タン
クも不要で、しかも故障のない合理的な加湿装置である
。
第１図は本発明の一実施例を示す石油燃焼装置の斜視図
、第２図は第１図の縦断面図、第３図は第１図の横断面
図、第４図は第２図の結露除去装置を示す断面図、第５
図は第４図のＡ−Ａ″線における吸気路と排気路の断面
図、第６図は第２図の加湿バイブの吸着装置を示す拡大
断面図である。 ８・・・・・・給気路、９・・・・・・排気路、１０・
・・・・フィン、１１・・・・・・水タンク、１２・・
・・・臭気除去装置、１４・・・・・・加湿バイブ、１
６・・・・・・臭気除去装置。
、第２図は第１図の縦断面図、第３図は第１図の横断面
図、第４図は第２図の結露除去装置を示す断面図、第５
図は第４図のＡ−Ａ″線における吸気路と排気路の断面
図、第６図は第２図の加湿バイブの吸着装置を示す拡大
断面図である。 ８・・・・・・給気路、９・・・・・・排気路、１０・
・・・・フィン、１１・・・・・・水タンク、１２・・
・・・臭気除去装置、１４・・・・・・加湿バイブ、１
６・・・・・・臭気除去装置。
Claims (1)
- １ 燃焼ガスを排気する排気路に結露水貯蔵用の水タン
クを設け、この水タンクより加湿皿へ結露水を供給する
ように加湿パイプによつて両者を連結するとともに、前
記水タンクから加湿皿への結露水供給系路の途中に臭気
成分を除去する臭気除去装置を備えた加湿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59118570A JPS6042377B2 (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59118570A JPS6042377B2 (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 加湿装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6016253A JPS6016253A (ja) | 1985-01-28 |
| JPS6042377B2 true JPS6042377B2 (ja) | 1985-09-21 |
Family
ID=14739866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59118570A Expired JPS6042377B2 (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 加湿装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042377B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63147570A (ja) * | 1986-12-12 | 1988-06-20 | Tokyo Seitetsu Kk | ワイヤ−オイル塗布装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0763487B2 (ja) * | 1990-05-17 | 1995-07-12 | 武平 赤羽 | 義 歯 |
-
1984
- 1984-06-08 JP JP59118570A patent/JPS6042377B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63147570A (ja) * | 1986-12-12 | 1988-06-20 | Tokyo Seitetsu Kk | ワイヤ−オイル塗布装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6016253A (ja) | 1985-01-28 |
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