JPS6349643A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は脱臭機能を付加した空気調和機に関するもので
ある。

従来の技術 近年健康に対する関心が高まり、タバコの煙なども除去
し室内空気を清浄にする空気調和機が要望されている。

従来、この種の空気調和機は第５図に示すような構成で
あっ几。第５図において、空気調和機の本体１の室内に
面した側に空気吸込口２を設け、空気吸込口２には大き
なゴミ、はこり等を捕集するエアフィルタ３が固定され
ている。このエアフィルタ３を通して室内空気を本体１
内に送風機４によって取り入れ、上部の熱交換器５を通
して下部の空気吹出口６から室内に送り込むものである
。

以上のように構成された空気調和機知おいて、熱交換器
５には図示していないが別系統で冷水か冷媒あるいは温
水が循環しておシ、送風機４によって本体１内に取シ入
れられ友室内空気は熱交換器６を通る際、熱交換されて
冷風あるいは温風となり室内に吹出すものであった・ 発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、エアフィルタ３に脱臭効果
をもたせること、あるいは脱臭効果をもつフィルタを別
途設けることは大変困難であつ几。

なぜならば脱臭効果を十分得るためには大量の脱臭剤の
層を空気流路に設けねばならず必然的て圧力損失が大と
なシ、このような脱臭剤の層を従来の空気調和機知組込
むと風量が減少し、暖房能力、冷房能力が十分に得られ
ないという問題を有していた。また送風機４の能力を強
力にすると暖房能力、冷房能力が十分に得ることができ
るが、騒音が大きくなり、実用的でないという問題も有
していた。

本発明はこのような問題点に鑑み、低圧力損失で、脱臭
効率の高い空気調和機を提供することを目的とするもの
である。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、室内空気を吸込
む空気吸込口と、前記空気吸込口より吸込んだ空気の塵
埃をろ過するエアフィルタと、前記エアフィルタでろ過
した空気を冷却ま几は加熱する熱又換器と、前記熱交換
器で熱交換された冷風ま′ｆＣは温風を室内へ送風する
空気吹出口と、前記空気吸込口より空気を吸込み前記エ
アフィルタ、前記熱変換器を通過して前記空気吹出口よ
り空気を送風させる作用をおこなう送風機とを備え、前
記エアフィルタと前記熱又換器の間に設けた化学吸着す
る薬液を添着した添着成型活性炭とからなるものである
。

作　　用 上記構成によって、タバコの臭い等で汚染された室内空
気は、送風機によって空気吸込口から取り込れられ、エ
アフィルタでほこり等を除去し。

次に添着成型活性炭でタバコの臭いを脱臭し、さらに熱
交換器で熱交換され、クリーンで臭いがない冷風あるい
は温風として室内に吹出される。

実施例 以下本発明の一実施例について、第１図〜第４図てもと
づき説明する。第１図ておいて、第５図と同じ部材２機
器については同一番号を付し、説明を省略する。

タバコの臭いの主な成分であるアセトアルデヒド、硫化
水素、アンモニア等と化学吸着する薬液を添着し念、添
着成型活性炭８をエアフィルタ３面に近接して熱交換器
との間に設けた。

以上のように構成された空気調和機において、タバコの
臭め等で汚染された室内空気は、送風機４によって、空
気吸込口から吸い込まれ、エアフィルタ３でほこり等を
除去する。さらに添着成型活性炭によってタバコの臭い
等を脱臭し、熱交換器５で冷風あるいは温風となり空気
吹出口６より臭いのない空気として吹出される。第２図
において添着成型活性炭８は、通常の活性炭では脱臭し
にくいアセトアルデヒド、硫化水素、アンモニア等の高
沸点、低分子量化合物知対して化学化皮をするような薬
液を、ハニカム構造等に成型した成型活性炭シて添着し
たもので、タバコの臭いだけでなく、し尿臭、腐敗臭等
にも脱臭効果がある。添着成型活性炭のタバコの臭いに
対する脱臭効果を第３図に示す。第３図は容量　１ｍ’
の空間にタバコ２本を燃やしたときの脱臭性能で、ｃｄ
自然減衰曲線、ｄは無添着成型活性炭、ｅは本発明に用
いた添着成型活性炭の脱臭性能を示す。

また通常の空気調和機において、吸込風速は０．５〜１
．ｏｍ／ｓ　　８にであり、その風速に対してできるだ
け圧力損失の小さい脱臭フィルタが必要である。第４図
に本発明に用いた添着成型活性炭と、粒状活性炭を不織
布で成型し之成形フィルタとの圧力損失の比較結果を示
す。ａは本発明に用いた添着成型活性炭、ｂＨ粒状活性
炭の成形フィルタである。本発明に用い之添着成型活性
炭では風速０　、８　ｍ／　ｓ　で、圧力損失は１．５
賜Ａｑと小さく、容易に空気調和機に組込むことができ
る。

発明の効果 以上の実施例より明らかなように本発明によれば、タバ
コの臭い等を除去する脱臭性能に優れ、しかも低圧力損
失構造の添着成型活性炭を空気調和機に組込むことによ
り、送風機の容量、空気調和機の体積を増加することな
く、一般の空気清浄機に匹敵する性能を得ることがでし
、したがって冷暖房しない中間期においても送風機のみ
を運転すれば空気清浄機として使用可能で実用上大きな
効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による空気調和機を示す縦断
面図、第２図は同添着成型活性炭のみを示す斜視図、第
３図は同添着成型活性炭とのタバコ臭に対する脱臭性能
を示す比較図、第４図は同添着成型活性炭と他の活性炭
との圧力損失を示す比較図、第５図は従来の空気調和機
を示す縦断面図である。 １・・・・・・空気調和機の本体、２・・・・・・空気
吸込口、３・・・・・・エアフィルタ、４・・・・・・
送風機、５・・・・・・熱交換器、６・・・・・・空気
吹出口、８・・・・・・添着成型活性炭。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｄ・
−括娼看或τ殆＋線 ｅ−−；ＦｉｅＢｑｎ＞、’＞＠、に’Ｚ；ｆ＋’Ｄ’
１許　ｒ日′ｌ　は） 第　４　図 ”　−−Ｘ　光ＢｆＪ　ｌｈ　’）１％’、ｆ４１ｂ−
ｇ杖か五＊Ｌへｙフ４ルダ 凰　ｔ（ｒｎ／ｓ） 第　５　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　室内空気を吸込む空気吸込口と、前記空気吸込口より
   吸込んだ空気の塵埃をろ過するエアフイルタと、前記エ
   アフイルタでろ過した空気を冷却または加熱する熱交換
   器と、前記熱交換器で熱交換された冷風または温風を室
   内へ送風する空気吹出口と、前記空気吸込口より空気を
   吸込み前記エアフィルタ、前記熱交換器を通過して前記
   空気吹出口より空気を送風させる作用をおこなう送風機
   とを備え、前記エアフイルタと前記熱交換器の間に設け
   た化学吸着する薬液を添着した添着成型活性炭とからな
   る空気調和機。