JPS6041962B2 - プレ−ト式蒸発器 - Google Patents

プレ−ト式蒸発器

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Publication number
JPS6041962B2
JPS6041962B2 JP10600177A JP10600177A JPS6041962B2 JP S6041962 B2 JPS6041962 B2 JP S6041962B2 JP 10600177 A JP10600177 A JP 10600177A JP 10600177 A JP10600177 A JP 10600177A JP S6041962 B2 JPS6041962 B2 JP S6041962B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
plate
injection
jet
plate type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10600177A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5439376A (en
Inventor
博之 住友
一之 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hisaka Works Ltd
Original Assignee
Hisaka Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hisaka Works Ltd filed Critical Hisaka Works Ltd
Priority to JP10600177A priority Critical patent/JPS6041962B2/ja
Publication of JPS5439376A publication Critical patent/JPS5439376A/ja
Publication of JPS6041962B2 publication Critical patent/JPS6041962B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はプレート式蒸発器、更に詳しくは、衝突噴
流型プレート式蒸発器に関する。
この発明の出願人は、特願昭52−5270号に於て
、衝突噴流型のプレート式熱交換器を既に提案している
その構成は、概略第1図に示される様一に、多数の噴出
穴5を有する噴射プレート1及び2と伝熱プレート3及
び4とを含み、第1の流体をそれの供給空間Aから噴射
プレート1又は2の噴出穴5を通して噴出空間Bへ噴出
させて隣接対向する伝熱プレート4又は3の伝熱面に衝
突させ、以て前記伝熱プレート4又は3を介して隣位の
供給空間C内の第2の流体と熱交換させる様になしてあ
る。本発明に係るプレート式蒸発器は、被蒸発液体例え
ば上記第1の流体と加熱媒体例えば上記第2の流体との
間を熱交換による被蒸発液体の蒸発を扱う。 この種の
プレート式蒸発器に於ては、噴射プレートの噴出穴から
噴射された噴流の流れ方向の急激な変更(直角方向)に
伴う伝熱面上での流速の上昇及び境膜厚さの縮小という
点が、熱伝達を促進する要因の1つとして認められる。
しかしながら、実際には、平板上に噴流を垂直に衝突さ
せるがために、その流れ方向の急激な変更に伴い噴流衝
突点付近には淀み点が発生する。それ故にまた、伝熱プ
レートが平板状の場合、衝突後の噴流後流は衝突噴流域
、淀み点、更に層流域という状態を経て順次外周部へ広
がつて行くが、それに従つて液流速が低下するため強制
された流速の平均値は低下する。この様に、伝熱プレー
トが平板状であると噴流衝突点付近に淀み点が発生し、
それがために高い熱伝達率が得られないという欠点があ
る。 この発明は、熱伝達率の低下の原因てある叙上の
淀み点が発生せず、優れた伝熱性能を発揮し得る衝突噴
流型プレート式蒸発器を提供せんとするものである。
このために本発明は、噴流が衝突する伝熱面上に、噴流
後流の流れ方向が鈍角に変更する様にして突起を設けた
ものであつて、これにより淀み点.が除去され、該部に
於いては液流速が上昇して性能が向上し、全体としての
液流速の平均値が大きくなつて高い熱伝達率が得られる
以下、本発明の構成を図面に示す実施例に就て詳細に説
明する。第3図及ひ第4図は本発明の一実施例を示すも
のて、11は噴射プレートであつて被蒸発液体を噴出さ
せるために穿設された円形の噴出穴15を有する。
14は伝熱プレートてあつて、噴射プレートの噴出穴と
対応する位置即ち噴流衝突点に相当する伝熱面上に、円
維形の突起16が設けられている。
突起16は円錐形の独立部材を伝熱プレート14の伝熱
面上に固着してもよいが、伝熱素子として考慮するなら
ば、例えばブレスにて伝熱プレート14に一体的に形成
するのが好ましい。第5図及ひ第6図は本発明のもう一
つの実施例を示す。噴出穴25は噴射プレート21に細
長いスリット状に形成されており、これと対応して、伝
熱プレート24には噴出穴25の長手方向に沿つて延び
る畝状の突起26が形成されている。突起26の横断面
は、前述の実施例に於ける突起16の断面と同様の略三
角形である。スリット状の噴出穴25の場合、被蒸発液
体の噴出量が増し、大容量処理が可能となる。また、多
数の小穴を穿設する場合と比較すると、1つの切溝のそ
れに匹敵する開口面積を得るためには小穴は数個乃至数
十個必要ととなつて加エエ数、加工費も比例的に高価と
なり、大容量処理の場合にはスリットの噴出穴が優位て
ある。上述の如き本発明の構成によれは、噴射プレート
11,21の噴出穴15,25から噴出した被蒸発液体
の噴流は、先ず突起16,26の頂部に衝突した後、突
起の斜面に沿つて緩やかにその流れ方向を変更し、更に
突起16,26の基部から伝熱プレート14,24の伝
熱面に向つて鈍角にカーブし、而後、衝突中心即ち突起
を中心にして略円契約は略長円形に外周へ広がつて行く
その際、噴流の衝突点は突起16,26の尖端部だけで
あり、その流れ方向は突起16,26の斜面に沿つて鈍
角に変更するから、流れの淀み点が発生する原因は皆無
となる。従つて、噴流後流の平均流速が高く、熱伝達率
が向上する。更に、突起16,26の斜面部でも液流速
は高いから該部も伝熱素子として有効に機能し、実質的
に有効伝熱面の拡大となる。また、この種のプレート式
蒸発器に於ては、噴射プレートと伝熱プレートとの間の
プレート間隙は、噴流が層流域の範囲内にて伝熱プレー
トに衝突する様に一定距離内に収まつている必要がある
反面、蒸発蒸気を排出するための空間としては広い方が
望ましい。
この相矛盾する要求は本発明によつて同時に満足され得
る。即ち、伝熱プレートと噴射プレートとの間のプレー
ト間隙に於て、伝熱プレートの伝熱面上の突起の存在に
より、噴射プレートの噴出穴からの噴流は伝熱面の手前
で突起の斜面に沿う流れとなるから、噴流がその層流域
を逸して乱れる必配がなく、従つてまた両プレート間の
間隙を広くすることができる。斯くして、本発明によれ
ば、伝熱プレートの伝熱面上に噴流の衝突中心と同心状
に突起を形成したから、伝熱面上の噴流後流の淀み点が
除去されて熱伝達率が向上し、伝熱性能の優れた衝突噴
流型のプレート式蒸発器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は衝突噴流型プレート式熱交換器の概略構成を示
す略図、第2図は第1図に於ける噴出穴部の拡大図、第
3図は本発明の一つの実施例を示すプレートの正面図、
第4図は第3図の■−■線に於ける断面図、第5図は本
発明のもう一つの実夕施例を示プレートの正面図、第6
図は第5図の■一■線に於ける断面図。 11,21・・・・・噴射プレート、15,25・・噴
出穴、14,24・・・・・・伝熱プレート、16,2
6・・・・・・突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 伝熱プレートと多数の噴出穴を穿設された噴射プレ
    ートとが掌合して構成され、被蒸発液体をそれの供給空
    間から噴射プレートの噴出穴を通して噴出空間へ噴出さ
    せて相対する伝熱プレートの伝熱面に衝突させ、以て前
    記伝熱プレートを介して隣位の供給空間内の加熱媒体と
    熱交換させて蒸発せしめる様になした衝突噴流型プレー
    ト式蒸発器に於て、噴流の衝突する伝熱プレートの伝熱
    面上に噴流の衝突中心と同心状の突起が形成されている
    ことを特徴とするプレート式蒸発器。 2 噴射プレートの噴出穴が円形であると共に伝熱プレ
    ートの突起が円錐形であることを特徴とする特許請求の
    範囲の記載1のプレート式蒸発器。 3 噴射プレートの噴出穴が細長いスリット状であると
    共に伝熱プレートの突起が三角形横断面で前記噴出穴と
    対応して延びる畝状であることを特徴とする特許請求の
    範囲の記載1のプレート式蒸発器。
JP10600177A 1977-09-03 1977-09-03 プレ−ト式蒸発器 Expired JPS6041962B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10600177A JPS6041962B2 (ja) 1977-09-03 1977-09-03 プレ−ト式蒸発器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10600177A JPS6041962B2 (ja) 1977-09-03 1977-09-03 プレ−ト式蒸発器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5439376A JPS5439376A (en) 1979-03-26
JPS6041962B2 true JPS6041962B2 (ja) 1985-09-19

Family

ID=14422448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10600177A Expired JPS6041962B2 (ja) 1977-09-03 1977-09-03 プレ−ト式蒸発器

Country Status (1)

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JP (1) JPS6041962B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112020005704T5 (de) 2019-12-23 2022-09-08 Tech. Taiyo Kogyo Co., Ltd. Laminat und Rostschutzverfahren

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112020005704T5 (de) 2019-12-23 2022-09-08 Tech. Taiyo Kogyo Co., Ltd. Laminat und Rostschutzverfahren

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5439376A (en) 1979-03-26

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