JPS6143107Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6143107Y2 JPS6143107Y2 JP8477482U JP8477482U JPS6143107Y2 JP S6143107 Y2 JPS6143107 Y2 JP S6143107Y2 JP 8477482 U JP8477482 U JP 8477482U JP 8477482 U JP8477482 U JP 8477482U JP S6143107 Y2 JPS6143107 Y2 JP S6143107Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- temperature
- temperature side
- low
- side space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はガスタービン燃焼器壁、尾筒壁、翼表
面等のような高い熱負荷伝熱面を持つ部分の衝突
噴流冷却面構造に関すものである。
面等のような高い熱負荷伝熱面を持つ部分の衝突
噴流冷却面構造に関すものである。
第1図は従来の衝突噴流冷却面の構造を示す斜
視図、および第2図はその断面図である。
視図、および第2図はその断面図である。
低温側空間105には低温気体があり、高温側
空間106には高温気体がある。多数の穴101
を持ち低温側空間105に接して設けられた多孔
板102と、これと隙間104をへだてて設けら
れて高温側空間106に接する無孔板103とに
よつて衝突噴流冷却面が形成されている。すなわ
ち、無孔板103は高温側空間106と直接に接
触しているので高温となるが、多孔板102の多
数の穴から噴出する低温気体の衝突により強力に
冷却される。このような衝突噴流による熱伝達効
果は文献等に数多く報告されており、第3図の特
性曲線図に示すように、熱伝達係数h(KcaI/
m2・hr℃)は噴流の衝突する個所を中心に高い分
布を示している。
空間106には高温気体がある。多数の穴101
を持ち低温側空間105に接して設けられた多孔
板102と、これと隙間104をへだてて設けら
れて高温側空間106に接する無孔板103とに
よつて衝突噴流冷却面が形成されている。すなわ
ち、無孔板103は高温側空間106と直接に接
触しているので高温となるが、多孔板102の多
数の穴から噴出する低温気体の衝突により強力に
冷却される。このような衝突噴流による熱伝達効
果は文献等に数多く報告されており、第3図の特
性曲線図に示すように、熱伝達係数h(KcaI/
m2・hr℃)は噴流の衝突する個所を中心に高い分
布を示している。
しかしながら多孔板における穴の数が増すと噴
出した流れが隙間104において横方向の流れる
ために噴流の効果が弱められて、第4図の特性曲
線に示すように噴出穴の順序番号nが大きくなる
程多孔板103の局部的な熱伝達係数h
(Kcal/m2hr℃)が減少し、nが4以上の個所に
おいては熱伝達係数は可成り小さくなる。
出した流れが隙間104において横方向の流れる
ために噴流の効果が弱められて、第4図の特性曲
線に示すように噴出穴の順序番号nが大きくなる
程多孔板103の局部的な熱伝達係数h
(Kcal/m2hr℃)が減少し、nが4以上の個所に
おいては熱伝達係数は可成り小さくなる。
本考案は衝突噴流の特長を生かし、実用性の高
い冷却性能を有する冷却面を提供することを目的
としている。
い冷却性能を有する冷却面を提供することを目的
としている。
以下第5図の斜視図および第6図の断面図によ
り本考案の実施例について説明する。
り本考案の実施例について説明する。
低温気体のある低温側空間201に接する第1
の板203は適当な間隔205毎に凹部206を
設けられている。高温気体のある高温空間202
に接する第2の板204は前記第1の板203と
前記凹所206に接合され、これによつて第1の
板203と第2の板204との間に冷却室207
を形成している。これら2つの板の接合部208
はスポツト溶接、ろう付け、シーム溶接などによ
り接続されている。
の板203は適当な間隔205毎に凹部206を
設けられている。高温気体のある高温空間202
に接する第2の板204は前記第1の板203と
前記凹所206に接合され、これによつて第1の
板203と第2の板204との間に冷却室207
を形成している。これら2つの板の接合部208
はスポツト溶接、ろう付け、シーム溶接などによ
り接続されている。
低温側空間に接する第1の板203には高温側
気体の流れの下流に相当する冷却室207の後半
部に低温側空間201から低温気体が板の面に直
角に突入するように複数列の正方配列あるいは千
鳥配列の小穴列209をあけられている。これに
対して高温側空間に接する第2の板204には冷
却室207の前半部に冷却室207から高温側空
間202へ高温気体の流れる方向(図面において
は左から右の方へ)へ低温気体が噴出するよう
に、板の面に対する角度211が90゜より小さい
方向をもつて正方配列または千鳥配列の小穴列2
10をあけられている。
気体の流れの下流に相当する冷却室207の後半
部に低温側空間201から低温気体が板の面に直
角に突入するように複数列の正方配列あるいは千
鳥配列の小穴列209をあけられている。これに
対して高温側空間に接する第2の板204には冷
却室207の前半部に冷却室207から高温側空
間202へ高温気体の流れる方向(図面において
は左から右の方へ)へ低温気体が噴出するよう
に、板の面に対する角度211が90゜より小さい
方向をもつて正方配列または千鳥配列の小穴列2
10をあけられている。
低温側空間201における気体の圧力は高温側
空間202における気体の圧力より高くしてある
ので低温気体は第1の板203の小穴群209か
ら冷却室207に突入した後に空間を横に流れ
て、傾斜した小穴群210を通つて高温側空間2
02に流出する。このとき小穴群209から突入
した流れは衝突噴流群として第2の板204を冷
却し、さらに冷却室207内を横に流れてから小
穴群201を通つて流出した気体は第2の板20
4に沿つて膜状の流れを形成し、高温側空間20
2から冷却室207への熱の侵入をさえぎる。こ
のような作用によつて冷却効果を著しく強くする
ことができる。
空間202における気体の圧力より高くしてある
ので低温気体は第1の板203の小穴群209か
ら冷却室207に突入した後に空間を横に流れ
て、傾斜した小穴群210を通つて高温側空間2
02に流出する。このとき小穴群209から突入
した流れは衝突噴流群として第2の板204を冷
却し、さらに冷却室207内を横に流れてから小
穴群201を通つて流出した気体は第2の板20
4に沿つて膜状の流れを形成し、高温側空間20
2から冷却室207への熱の侵入をさえぎる。こ
のような作用によつて冷却効果を著しく強くする
ことができる。
また第1の板203に作られた凹部206はこ
の凹部に対して直交する軸に関する断面係数を大
きくするように作用している。
の凹部に対して直交する軸に関する断面係数を大
きくするように作用している。
第1図および第2図は従来の衝突噴流冷却面の
斜視図および断面図、第3a図および第3b図は
1つの小穴に対する衝突噴流状態およびその熱伝
達係数の分布特性曲線図、第4図は多数の小穴群
に対する熱伝達係数分布特性曲線図、第5図およ
び第6図は本考案による衝突噴流冷却面の斜視図
および断面図である。 101……穴、102……多孔板、103……
無孔板、104……隙間、105……低温側空
間、106……低温側空間、201……低温側空
間、202……高温側空間、203……第1の
板、204……第2の板、205……間隔、20
6……凹部、207……冷却室、208……接合
部、209……第1の板の小穴列、210……第
2の板の小穴列、211……角度。
斜視図および断面図、第3a図および第3b図は
1つの小穴に対する衝突噴流状態およびその熱伝
達係数の分布特性曲線図、第4図は多数の小穴群
に対する熱伝達係数分布特性曲線図、第5図およ
び第6図は本考案による衝突噴流冷却面の斜視図
および断面図である。 101……穴、102……多孔板、103……
無孔板、104……隙間、105……低温側空
間、106……低温側空間、201……低温側空
間、202……高温側空間、203……第1の
板、204……第2の板、205……間隔、20
6……凹部、207……冷却室、208……接合
部、209……第1の板の小穴列、210……第
2の板の小穴列、211……角度。
Claims (1)
- 低温側空間に接する第1の板と、高温側空間に
接する第2の板とからなる衝突噴流冷却面におい
て、前記低温側に接する第1の板は一定間隔毎に
凹部を持ち、前記凹部により高温側空間に接する
第2の板に接合されて、これら2つの板の間に複
数の冷却室を形成するようにされ、前記第1の板
は高温気流の下流に相当する後半部分に板面に直
角に低温気体が前記冷却室に突入する複数の穴列
を穿たれ、前記第2の板は高温気流の上記に相当
する前半部分に前記冷却室から低温気体が噴出す
る複数の穴列を板内面から外面へ高温気流の方向
に傾けて穿たれていることを特徴とする衝突噴流
冷却面。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8477482U JPS58189471U (ja) | 1982-06-09 | 1982-06-09 | 衝突噴流冷却面 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8477482U JPS58189471U (ja) | 1982-06-09 | 1982-06-09 | 衝突噴流冷却面 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58189471U JPS58189471U (ja) | 1983-12-16 |
JPS6143107Y2 true JPS6143107Y2 (ja) | 1986-12-05 |
Family
ID=30093699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8477482U Granted JPS58189471U (ja) | 1982-06-09 | 1982-06-09 | 衝突噴流冷却面 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58189471U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0660740B2 (ja) * | 1985-04-05 | 1994-08-10 | 工業技術院長 | ガスタービンの燃焼器 |
JP4986634B2 (ja) * | 2007-01-10 | 2012-07-25 | 東京応化工業株式会社 | 気体噴出機構およびこれを組込んだ基板処理装置 |
JP5537895B2 (ja) * | 2009-10-21 | 2014-07-02 | 川崎重工業株式会社 | ガスタービン燃焼器 |
-
1982
- 1982-06-09 JP JP8477482U patent/JPS58189471U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58189471U (ja) | 1983-12-16 |
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