JPS6041667B2 - α−チオ−γ,δ−不飽和カルボニル化合物の製造方法 - Google Patents
α−チオ−γ,δ−不飽和カルボニル化合物の製造方法Info
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- JPS6041667B2 JPS6041667B2 JP1856578A JP1856578A JPS6041667B2 JP S6041667 B2 JPS6041667 B2 JP S6041667B2 JP 1856578 A JP1856578 A JP 1856578A JP 1856578 A JP1856578 A JP 1856578A JP S6041667 B2 JPS6041667 B2 JP S6041667B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式
R1 −C■℃H−(I)
COR2R4R5
(式中、R゛はアルキル基又はアリール基、R”は水、
素、アルキル基、芳香族基、アルコキシ基又はアミノ基
、R゜、R”、R゜及びR゜は水素、アルキル基又はア
リール基であり、これらの四者の任意の二個が一体とな
つてアルキレン基を形成し得るものである。
素、アルキル基、芳香族基、アルコキシ基又はアミノ基
、R゜、R”、R゜及びR゜は水素、アルキル基又はア
リール基であり、これらの四者の任意の二個が一体とな
つてアルキレン基を形成し得るものである。
)で表わされるα−チオーγ、δ一不飽J和カルボニル
化合物の製造方法に関するものである。更に詳しくは本
発明はアルカリ性水溶液存在下、一般式R1SCH2C
0R2−(■) (式中、R1及びR2は前記と同じ。
化合物の製造方法に関するものである。更に詳しくは本
発明はアルカリ性水溶液存在下、一般式R1SCH2C
0R2−(■) (式中、R1及びR2は前記と同じ。
)で表わされるα−チオカルボニル化合物と、一般式(
式中、R3、R4、R5及びR6は前記と同じで、Xは
ハロゲン又はスルホナト基である。
式中、R3、R4、R5及びR6は前記と同じで、Xは
ハロゲン又はスルホナト基である。
)で表わされるアリル化合物とを反応させることにより
、前記一般式(1)で表わされるα−チオーγ,δ一不
飽和カルボニル化合物を製造する方法に関するものであ
る。前記一般式におけるR3、R4、R5及びR6にお
いてアルキル基又はアリール基と定義した基には反応に
関与しない置換基を含むものであることは勿論、不飽和
結合を含むものであつても良い。
、前記一般式(1)で表わされるα−チオーγ,δ一不
飽和カルボニル化合物を製造する方法に関するものであ
る。前記一般式におけるR3、R4、R5及びR6にお
いてアルキル基又はアリール基と定義した基には反応に
関与しない置換基を含むものであることは勿論、不飽和
結合を含むものであつても良い。
本発明の方法により製造できる前記一般式(1)で表わ
されるα−チオーγ,δ一不飽和カルボニル化合物は、
これを還元的脱硫反応に付することによりγ,δ一不飽
和カルボニル化合物に交換できる。また、前記一般式(
1)なる化合物中のα−チオ基を酸化によソー旦α−ス
ルフィニル基とした後脱スルフエン酸反応に付せば、共
役工ノン誘導体が製造できる。これらのγ,δ一不飽和
カルボニル化合物や共役工ノン誘導体は香料等の有用な
化合物を広く包含するテルペン類合成上の重要中間体と
して知られている。本発明者らはこのように有用な前記
一般式(1)で表わされる化合物を工業的に有利に製造
する方法.について鋭意検討を重ねた結果、以下に述べ
るように操作が簡便でかつ安全に所望化合物を製造でき
る方法を見い出し、本発明を完成するに至つたものであ
る。
されるα−チオーγ,δ一不飽和カルボニル化合物は、
これを還元的脱硫反応に付することによりγ,δ一不飽
和カルボニル化合物に交換できる。また、前記一般式(
1)なる化合物中のα−チオ基を酸化によソー旦α−ス
ルフィニル基とした後脱スルフエン酸反応に付せば、共
役工ノン誘導体が製造できる。これらのγ,δ一不飽和
カルボニル化合物や共役工ノン誘導体は香料等の有用な
化合物を広く包含するテルペン類合成上の重要中間体と
して知られている。本発明者らはこのように有用な前記
一般式(1)で表わされる化合物を工業的に有利に製造
する方法.について鋭意検討を重ねた結果、以下に述べ
るように操作が簡便でかつ安全に所望化合物を製造でき
る方法を見い出し、本発明を完成するに至つたものであ
る。
本発明の方法は前記一般式(■)の化合物と一!般式(
■)の化合物とをアルカリ性水溶液存在下で反応させる
ことを必須要件とするものである。
■)の化合物とをアルカリ性水溶液存在下で反応させる
ことを必須要件とするものである。
アルカリ性水溶液としては水酸化カリウム、水酸化リチ
ウムの如きアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウムの
如きアルカリ土類金属水酸化物、炭く酸カリウム、炭酸
ナトリウムの如きアルカリ金属炭酸塩、炭酸カルシウム
の如きアルカリ土類金属炭酸塩、若しくはこれらの混合
物の水溶液を挙げることができる。本発明の実施に当つ
てはアルカリ性水溶液存在下で前記一般式(■)の化合
物と一般式(■)の化合物とを必ずしも溶解状態に維持
することなく常に混合攪拌することにより反応を実施で
きる。
ウムの如きアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウムの
如きアルカリ土類金属水酸化物、炭く酸カリウム、炭酸
ナトリウムの如きアルカリ金属炭酸塩、炭酸カルシウム
の如きアルカリ土類金属炭酸塩、若しくはこれらの混合
物の水溶液を挙げることができる。本発明の実施に当つ
てはアルカリ性水溶液存在下で前記一般式(■)の化合
物と一般式(■)の化合物とを必ずしも溶解状態に維持
することなく常に混合攪拌することにより反応を実施で
きる。
反応温度はO℃〜50℃で反応が円滑に進行するが操作
が容易な観点から室温が好ましい。反応の実施に当つて
は原料である一般式(■)及び一般式(■)の化合物及
びアルカリ性水溶液中の塩基をそれぞれほぼ当量用いれ
ば充分であ)る。
が容易な観点から室温が好ましい。反応の実施に当つて
は原料である一般式(■)及び一般式(■)の化合物及
びアルカリ性水溶液中の塩基をそれぞれほぼ当量用いれ
ば充分であ)る。
一般式(■)の化合物は非常に加水分解され易いと考え
られるものであるが、前述の条件下でアルカリ性水溶液
を用いながらその加水分解を最小限に抑えて、所望生成
物1を収率よく得るところに本発明の一つの特長がある
。なお、一般式.(■)の化合物は若干加水分解される
傾向にあるので一般式(■)の化合物を基準に収率向上
を望む場合には一般式(■)の化合物及び塩基を過剰量
用いればよい。一般式(■)で表わされるα−チオカル
ボニル゛化合物を前記一般式(■)で表わされるアリル
化合物でアリル化する従来法としては、無水条件下、一
旦水酸化ナトリウムやリチウムジイソプロピルアミドな
どの塩基を一般式(■)の化合物に作用させたのちに一
般式(■)の化合物と反応させる方法が知られている。
られるものであるが、前述の条件下でアルカリ性水溶液
を用いながらその加水分解を最小限に抑えて、所望生成
物1を収率よく得るところに本発明の一つの特長がある
。なお、一般式.(■)の化合物は若干加水分解される
傾向にあるので一般式(■)の化合物を基準に収率向上
を望む場合には一般式(■)の化合物及び塩基を過剰量
用いればよい。一般式(■)で表わされるα−チオカル
ボニル゛化合物を前記一般式(■)で表わされるアリル
化合物でアリル化する従来法としては、無水条件下、一
旦水酸化ナトリウムやリチウムジイソプロピルアミドな
どの塩基を一般式(■)の化合物に作用させたのちに一
般式(■)の化合物と反応させる方法が知られている。
しかしこの反応では一般式(1)で表わされる化合物は
得られないか、または一般式(但し、R1、R2、R3
、R4、R5及びR6は前記と同じ)で表わされる化合
物との混合物として得られる。
得られないか、または一般式(但し、R1、R2、R3
、R4、R5及びR6は前記と同じ)で表わされる化合
物との混合物として得られる。
しかるに、本発明の方法を用いれば無水条件という煩雑
な条件及び水酸化ナトリウムやリチウムジイソプロピル
アミドのような塩基を用いることなく、かつ一般式(■
)でなく一般式(1)で表わされる化合物が収率よく生
成する。
な条件及び水酸化ナトリウムやリチウムジイソプロピル
アミドのような塩基を用いることなく、かつ一般式(■
)でなく一般式(1)で表わされる化合物が収率よく生
成する。
本発明を次に述べる反応機構論によつて限定せんとする
ものではないが、次の如く反応は進行するものと解釈さ
れる。
ものではないが、次の如く反応は進行するものと解釈さ
れる。
上記の反応式から明らかなように本発明における反応は
Xが置換しているα一炭素に直接α−チオカルボニル化
合物が反応するのではなく、形式的にはγ一位への求核
攻撃が選択的におこり前記一般式(1)の化合物を与え
る点で特異的であると言える。
Xが置換しているα一炭素に直接α−チオカルボニル化
合物が反応するのではなく、形式的にはγ一位への求核
攻撃が選択的におこり前記一般式(1)の化合物を与え
る点で特異的であると言える。
以下、実施例により本発明を更に触細に説明する。
実施例1
(メチルチオ)アセトン11.110gに心炭酸カリウ
ム水溶液50m1と臭化アリル19.350gを加え室
温で4日間かきまぜた。
ム水溶液50m1と臭化アリル19.350gを加え室
温で4日間かきまぜた。
エーテル抽出後有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した
。減圧蒸留で沸点118〜120℃/86T0rrを有
する4−メチルチオー5−オキソー1−ヘキセン9.6
00gを無色液体として得た。収率62.5%。IR(
Neat):νCOl7lh−1.NMR(CDCl3
):δ1.92(3H,S)92.24(3H,s),
2.24〜2.70(2H,m),3.21(1H,I
t,J=7.8HZ),4.94〜5.16(21(,
m),5.75(1H,ddt,J=16.8,1
0.4,7.1Hz)C7Hl。
。減圧蒸留で沸点118〜120℃/86T0rrを有
する4−メチルチオー5−オキソー1−ヘキセン9.6
00gを無色液体として得た。収率62.5%。IR(
Neat):νCOl7lh−1.NMR(CDCl3
):δ1.92(3H,S)92.24(3H,s),
2.24〜2.70(2H,m),3.21(1H,I
t,J=7.8HZ),4.94〜5.16(21(,
m),5.75(1H,ddt,J=16.8,1
0.4,7.1Hz)C7Hl。
Gとして計算値:C,58.29:H,8.39;S,
22.23%.測定値:C,58.l8:H,8.33
;S,22.45%.j実施例2 (メチルチオ)アセ
トン1.092gに心炭酸カリウム水溶液5m1と3−
ブロモー1−シクロヘキセン2.594gを加え室温で
2日間かきませた。
22.23%.測定値:C,58.l8:H,8.33
;S,22.45%.j実施例2 (メチルチオ)アセ
トン1.092gに心炭酸カリウム水溶液5m1と3−
ブロモー1−シクロヘキセン2.594gを加え室温で
2日間かきませた。
塩化メチレンで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。減圧濃縮ののちカラムクロマトグラフィー(
シリカゲル、n−ヘキサン、ベンゼン及びアセトン)で
分離して3−(1−メチルチオー2ーオキソー1−プロ
ピル)−1−シクロヘキセン1.312gを無色液体と
して得た。収率68.0%。異性゛体比は約3:4であ
つた。IR(Neat) 3010,2910,286
0,1705,1430,1360.1260,115
0,950,720,670,600Cm−1.NMR
(CDCl3):δ1.1〜1.9(4H,m),1.
93+ 1.95(3H,s,SCH3,1.9〜2.
1(21(, m),2.27+2,29*(3H,s
,C0CH3),2.3〜2.7(1H,m),2.9
7*+ 3.01(1H,d,J=11.2HZ),5
.3〜6.1(2H,m).*主成分MS(1000C
,70e■) :137(15.4%,M+一 SCH
3),104(100%),93(62.3%),81
(52.0%),77(20.7%)61(23.8%
),43(42.7%).実施例3 (メチルチオ)アセトン5.950gに4N炭酸カリウ
ム水溶液28.6m1と臭化プレニル10m1を加え、
室温で3日間かきまぜた。
乾燥した。減圧濃縮ののちカラムクロマトグラフィー(
シリカゲル、n−ヘキサン、ベンゼン及びアセトン)で
分離して3−(1−メチルチオー2ーオキソー1−プロ
ピル)−1−シクロヘキセン1.312gを無色液体と
して得た。収率68.0%。異性゛体比は約3:4であ
つた。IR(Neat) 3010,2910,286
0,1705,1430,1360.1260,115
0,950,720,670,600Cm−1.NMR
(CDCl3):δ1.1〜1.9(4H,m),1.
93+ 1.95(3H,s,SCH3,1.9〜2.
1(21(, m),2.27+2,29*(3H,s
,C0CH3),2.3〜2.7(1H,m),2.9
7*+ 3.01(1H,d,J=11.2HZ),5
.3〜6.1(2H,m).*主成分MS(1000C
,70e■) :137(15.4%,M+一 SCH
3),104(100%),93(62.3%),81
(52.0%),77(20.7%)61(23.8%
),43(42.7%).実施例3 (メチルチオ)アセトン5.950gに4N炭酸カリウ
ム水溶液28.6m1と臭化プレニル10m1を加え、
室温で3日間かきまぜた。
塩化メチレンで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥後減圧濃縮した。減圧蒸留することにより、沸点9
4〜95℃/16T0rrを有する3,3−ジメチルー
4−メチルチオー5−オキソー1−ヘキセン8.887
gを無色油状物質として得た。収率90.3%。IR(
Neat):2960,2910,1710,1695
1415,1355,1220,1150,1000,
920cm−1.NMR(CDCl3):δ1.16(
3H,s),1.20(3H,s)2.0(31(,s
),2.20(3H,s),3.04(1H,s),4
.98(1H,dd.J= 18及び1.2Hz).5
.00(1H,dd.J=10及び 1.2Hz).5
.96(1H,dd,J=18及び 10田).C9H
l6OSとして計算値:C,62.75;H,9.36
;S,l8.6l%測定値:C,62.36;H,9.
l9:S,l&61%.実施例4 (メチルチオ)アセトン1.056gに心炭酸カリウム
水溶液5mLと1−ブロモー2−ヘプテン2.626g
を加え室温で6日間攪拌した。
乾燥後減圧濃縮した。減圧蒸留することにより、沸点9
4〜95℃/16T0rrを有する3,3−ジメチルー
4−メチルチオー5−オキソー1−ヘキセン8.887
gを無色油状物質として得た。収率90.3%。IR(
Neat):2960,2910,1710,1695
1415,1355,1220,1150,1000,
920cm−1.NMR(CDCl3):δ1.16(
3H,s),1.20(3H,s)2.0(31(,s
),2.20(3H,s),3.04(1H,s),4
.98(1H,dd.J= 18及び1.2Hz).5
.00(1H,dd.J=10及び 1.2Hz).5
.96(1H,dd,J=18及び 10田).C9H
l6OSとして計算値:C,62.75;H,9.36
;S,l8.6l%測定値:C,62.36;H,9.
l9:S,l&61%.実施例4 (メチルチオ)アセトン1.056gに心炭酸カリウム
水溶液5mLと1−ブロモー2−ヘプテン2.626g
を加え室温で6日間攪拌した。
エーテルで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
後減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(
シリカゲル、n−ヘキサン、ベンゼン)で分離し、2−
オキソー3−メチルチオー4−ビニルオクタン1.14
0gを無色油状物質として得た。収率56.2%。異性
体比は約1:3であつた。IR(Neat) 2920
,2860,1705,1640,1470,1420
,1360,990,915cm−1.NMR(CDC
l3):δ0.7〜1.0(31(,m),1.1〜
1.4(6H,m),1.84(3H,s)*,2.2
3(3FI,s)*,2.2〜2.6(1H,m)3.
00(1H,d,J=10Hz),4.90〜5.14
(1?, m),5.34〜5.70(1H,m).*
1.91と2.15に立体異性体のピーク有り。Cll
H2OOSとして 計算値:C,65.95;H,lO.O6;S,l6.
OO%測定値:C,65.76;H,lO.OO;S,
l5.83%.実施例5 (メチルチオ)アセトン10.484gに心炭酸カリウ
ム水溶液50mtと臭化メタリル20.400gを加え
室一温で9.5日間かきまぜた。
後減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(
シリカゲル、n−ヘキサン、ベンゼン)で分離し、2−
オキソー3−メチルチオー4−ビニルオクタン1.14
0gを無色油状物質として得た。収率56.2%。異性
体比は約1:3であつた。IR(Neat) 2920
,2860,1705,1640,1470,1420
,1360,990,915cm−1.NMR(CDC
l3):δ0.7〜1.0(31(,m),1.1〜
1.4(6H,m),1.84(3H,s)*,2.2
3(3FI,s)*,2.2〜2.6(1H,m)3.
00(1H,d,J=10Hz),4.90〜5.14
(1?, m),5.34〜5.70(1H,m).*
1.91と2.15に立体異性体のピーク有り。Cll
H2OOSとして 計算値:C,65.95;H,lO.O6;S,l6.
OO%測定値:C,65.76;H,lO.OO;S,
l5.83%.実施例5 (メチルチオ)アセトン10.484gに心炭酸カリウ
ム水溶液50mtと臭化メタリル20.400gを加え
室一温で9.5日間かきまぜた。
エーテルで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
したのち減圧濃縮した。減圧蒸留により沸点94℃/1
gI′0rrを有する2−メチルー4−メチルチオー5
−オキソー1−ヘキセン11.173gを淡黄色油状物
質として得−た。収率70.5%。得られた生成物は殆
んど1成分であつた。IR(Neat) 2980,2
920,1710,1650,1440,1240,1
160,900α−1.NMR(CDCI3):δ1.
75(3H,d,J=1Hz),1.98(3H,s)
2.28(3H,s),2.3〜2.7(211,m)
3.38(1H,dd,J=9.14Hz),4.73
(1H,diffL]Seds),4.83(1H,d
iffuseds).C8Hl4OSとして計算値:C
,6O.72;H,8.92;S,2O.l6%.測定
値:C,6O.44;H,8.72;S,2O.l6%
.実施例6 (メチルチオ)アセトン1.086gに心炭酸カリウム
水溶液5m1と1−ブロモメチルー1−シクロヘキセン
2.825gを加え室温で2日間攪拌した。
したのち減圧濃縮した。減圧蒸留により沸点94℃/1
gI′0rrを有する2−メチルー4−メチルチオー5
−オキソー1−ヘキセン11.173gを淡黄色油状物
質として得−た。収率70.5%。得られた生成物は殆
んど1成分であつた。IR(Neat) 2980,2
920,1710,1650,1440,1240,1
160,900α−1.NMR(CDCI3):δ1.
75(3H,d,J=1Hz),1.98(3H,s)
2.28(3H,s),2.3〜2.7(211,m)
3.38(1H,dd,J=9.14Hz),4.73
(1H,diffL]Seds),4.83(1H,d
iffuseds).C8Hl4OSとして計算値:C
,6O.72;H,8.92;S,2O.l6%.測定
値:C,6O.44;H,8.72;S,2O.l6%
.実施例6 (メチルチオ)アセトン1.086gに心炭酸カリウム
水溶液5m1と1−ブロモメチルー1−シクロヘキセン
2.825gを加え室温で2日間攪拌した。
塩化メチレン抽出ののち有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル、n−ヘキサンとベンゼン)で分離し
、1−(1−メチルチオー2ーオキソー1−プロピル)
−2−メチレンシクロヘキサン1.356gを淡黄色油
状物質として得た。収率65.6%。異性体比は約1:
2であつた。IR(Rleat) 3060,2910
,2840,1700,1650,1450,1360
,1250,1200,1160,900,600cm
−1.主成分のNMR(CDCI3):δ1.4〜1.
8(8H,m),1.98(31(,s),2.62(
3H,s),2.0〜2.3(1H,m)3.42(1
H,d,J=12Hz),4.55(1H,s)4.7
4(1H,s).CllHl8OSとして計算値:C,
66.62:H,9.l5:S,l6.l7%.測定値
:C,66.49;H,9.22;S,l6.29%.
実施例7 (フェニルチオ)アセトン1.229gに4N炭酸カリ
ウム水溶液4.1m1と臭化アリル1.2m1を加え室
温で7日間かきまぜたのち、塩化メチレン抽出し、有機
層を無水硫酸ナトリウムて乾燥した。
乾燥し、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル、n−ヘキサンとベンゼン)で分離し
、1−(1−メチルチオー2ーオキソー1−プロピル)
−2−メチレンシクロヘキサン1.356gを淡黄色油
状物質として得た。収率65.6%。異性体比は約1:
2であつた。IR(Rleat) 3060,2910
,2840,1700,1650,1450,1360
,1250,1200,1160,900,600cm
−1.主成分のNMR(CDCI3):δ1.4〜1.
8(8H,m),1.98(31(,s),2.62(
3H,s),2.0〜2.3(1H,m)3.42(1
H,d,J=12Hz),4.55(1H,s)4.7
4(1H,s).CllHl8OSとして計算値:C,
66.62:H,9.l5:S,l6.l7%.測定値
:C,66.49;H,9.22;S,l6.29%.
実施例7 (フェニルチオ)アセトン1.229gに4N炭酸カリ
ウム水溶液4.1m1と臭化アリル1.2m1を加え室
温で7日間かきまぜたのち、塩化メチレン抽出し、有機
層を無水硫酸ナトリウムて乾燥した。
減圧濃縮後残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル、n−ヘキサン、ベンゼン、塩化メチレン)で分離
し、847mgの黄色オイルを得た。NMRて定量して
、このものに4−フェニルチオー5−オキソー1−ヘキ
セン530m9が含まれていることが明らかとなつた。
収率21%。再カラムクロマトグラフィー(シリカゲル
、n−ヘキサンとベンゼン)で4−フェニルチオー5−
オキソー1−ヘキセンを単離し、更に単蒸留精製した。
IR(Neat):3060,2900.1710,1
480,1440,1360,920,750,690
c!n−1.NMR(CDCl3):δ2.19(3H
,s),2.46(2H,diffusedt.J=7
.6Hz),3.62(1H,t.J=7.6Hz).
4.94〜5.25(2H,m)5.76(1H,dd
t.J=17.4,9.8,6.7Hz),7.14〜
7.39(5H,m).Cl。
ゲル、n−ヘキサン、ベンゼン、塩化メチレン)で分離
し、847mgの黄色オイルを得た。NMRて定量して
、このものに4−フェニルチオー5−オキソー1−ヘキ
セン530m9が含まれていることが明らかとなつた。
収率21%。再カラムクロマトグラフィー(シリカゲル
、n−ヘキサンとベンゼン)で4−フェニルチオー5−
オキソー1−ヘキセンを単離し、更に単蒸留精製した。
IR(Neat):3060,2900.1710,1
480,1440,1360,920,750,690
c!n−1.NMR(CDCl3):δ2.19(3H
,s),2.46(2H,diffusedt.J=7
.6Hz),3.62(1H,t.J=7.6Hz).
4.94〜5.25(2H,m)5.76(1H,dd
t.J=17.4,9.8,6.7Hz),7.14〜
7.39(5H,m).Cl。
Hl4OSとして計算値:C,69.86;H,6.8
4;S,l5.54%.測定値:C,69.83;H,
6.74;S,l5.79%.実施例8 (フェニルチオ)アセトン1.678gに4N炭酸カリ
ウム水溶液5.0m1と臭化クロチル1.7m1を加え
室温で2日間かきまぜたのち、塩化メチレン抽出した。
4;S,l5.54%.測定値:C,69.83;H,
6.74;S,l5.79%.実施例8 (フェニルチオ)アセトン1.678gに4N炭酸カリ
ウム水溶液5.0m1と臭化クロチル1.7m1を加え
室温で2日間かきまぜたのち、塩化メチレン抽出した。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮したの
ち、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、n−ヘキ
サン及びベンゼン)で分離し、3−メチルー4−フェニ
ルチオー5−オキソー1−ヘキセン1.264gを淡黄
色液体として得た。収率57%。異性体比は約3:4で
あつた。B.p.:101〜106゜C/0.4T0r
rIR(Neat) 3060,2980,2910,
2860,1710,1580,1480,1440,
1355,920,740,690cm−1.NMR(
CDCl3):δ1.10+1.28(計3FI,各D
,J=7.0Hz),2.19+2.14(計3H,各
s), 3.54+3.50(計1H,各D,J=9.
6Hz), 2.37〜2.85(1H,m),4.9
4〜5.24(211,m),5.56〜6.07(1
H,m),7.17〜7.46(5H,m).Cl3H
l6OSとして計算値:C,7O.87;H,7.32
;S,l4.55%.測定値:70.73:H,7.3
2;S,l4.59%.実施例9(フェニルチオ)アセ
トン1.092gIC4N炭酸カリウム水溶液3.3m
1と1−ブロモメチルー1−シクロヘキセン1.847
gを加え室温で7日間攪拌したのち塩化メチレン抽出し
、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
ち、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、n−ヘキ
サン及びベンゼン)で分離し、3−メチルー4−フェニ
ルチオー5−オキソー1−ヘキセン1.264gを淡黄
色液体として得た。収率57%。異性体比は約3:4で
あつた。B.p.:101〜106゜C/0.4T0r
rIR(Neat) 3060,2980,2910,
2860,1710,1580,1480,1440,
1355,920,740,690cm−1.NMR(
CDCl3):δ1.10+1.28(計3FI,各D
,J=7.0Hz),2.19+2.14(計3H,各
s), 3.54+3.50(計1H,各D,J=9.
6Hz), 2.37〜2.85(1H,m),4.9
4〜5.24(211,m),5.56〜6.07(1
H,m),7.17〜7.46(5H,m).Cl3H
l6OSとして計算値:C,7O.87;H,7.32
;S,l4.55%.測定値:70.73:H,7.3
2;S,l4.59%.実施例9(フェニルチオ)アセ
トン1.092gIC4N炭酸カリウム水溶液3.3m
1と1−ブロモメチルー1−シクロヘキセン1.847
gを加え室温で7日間攪拌したのち塩化メチレン抽出し
、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
減圧濃縮後残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル、n−ヘキサン及びベンゼン)で分離し、1−(1
−フェニルチオー2−オキソー1−プロピル)−2−メ
チレンシクロヘキサン991m9を淡黄色液体として単
離した。収率関%。異性体比は約2:1であつた。B.
p.:128〜1300C/0.5T0rrIR(Ne
at) 2925,1705,1645,1585,1
485,1440,1355,890,740,69泗
−1.NMR(CDCl3):δ1.3〜1.7(6H
,m),1.7〜 2.1(211,m),2.12+
2.14(計311,各 s),2.3〜2.8(1
H,m)3.87+3.95(計 1H,各D,J=
12.0Hz),4.54+4.66(計 1H,各
Diffuseds),4.78〜4.85(1H,m
),7.1〜7.4(5H,m).Cl6H2OOSと
して 計算値:C,73.8O;H,7.74;S,l2.
3l%. 測定値:C,73.44;H,7.5O;S
,l2.65%.実施例10 (メチルチオ)アセトフェノン1.665gに4N炭酸
カリウム水溶液5mtと臭化アリル1.6mtを加え室
温で3日間攪拌したのち、塩化メチレン抽出した。
ゲル、n−ヘキサン及びベンゼン)で分離し、1−(1
−フェニルチオー2−オキソー1−プロピル)−2−メ
チレンシクロヘキサン991m9を淡黄色液体として単
離した。収率関%。異性体比は約2:1であつた。B.
p.:128〜1300C/0.5T0rrIR(Ne
at) 2925,1705,1645,1585,1
485,1440,1355,890,740,69泗
−1.NMR(CDCl3):δ1.3〜1.7(6H
,m),1.7〜 2.1(211,m),2.12+
2.14(計311,各 s),2.3〜2.8(1
H,m)3.87+3.95(計 1H,各D,J=
12.0Hz),4.54+4.66(計 1H,各
Diffuseds),4.78〜4.85(1H,m
),7.1〜7.4(5H,m).Cl6H2OOSと
して 計算値:C,73.8O;H,7.74;S,l2.
3l%. 測定値:C,73.44;H,7.5O;S
,l2.65%.実施例10 (メチルチオ)アセトフェノン1.665gに4N炭酸
カリウム水溶液5mtと臭化アリル1.6mtを加え室
温で3日間攪拌したのち、塩化メチレン抽出した。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち、減圧濃縮
し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、
n−ヘキサン、ベンゼン及び塩化メチレン)で分離し1
−ベゾイルー1−メチルチオー3−ブテン1.425g
を無色液体として単離した。収率69%。B.P.:9
0〜98.C/0.18T?汀IR(r)Eat) 3
060,2975,2920,2840,1675,1
595,1580,1450,1350,1280,1
240,990,920,700,6(社)o−1.N
MR(CDCl3):δ1.89(3H,s),2.3
6〜2.93(2H,m)4.13(1H,t,J=7
.6Hz), 4.92〜5.17(211,m),
5.60〜6.01(1H,m),7.27〜7.56
(3H,m)7.84〜8.02(2FI,m).ノC
l2Hl4OSとして 計算値:C,69.86;H,6.84;S,l5.
54%. 測定値:C,69.94:H,6.82;S
,l5.33%.実施例11 (メチルチオ)アセトフェノン1.667gに心炭酸カ
リウム水溶液5.0m1と臭化クロチル1.7m1を加
え室温で2日間攪拌した。
し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、
n−ヘキサン、ベンゼン及び塩化メチレン)で分離し1
−ベゾイルー1−メチルチオー3−ブテン1.425g
を無色液体として単離した。収率69%。B.P.:9
0〜98.C/0.18T?汀IR(r)Eat) 3
060,2975,2920,2840,1675,1
595,1580,1450,1350,1280,1
240,990,920,700,6(社)o−1.N
MR(CDCl3):δ1.89(3H,s),2.3
6〜2.93(2H,m)4.13(1H,t,J=7
.6Hz), 4.92〜5.17(211,m),
5.60〜6.01(1H,m),7.27〜7.56
(3H,m)7.84〜8.02(2FI,m).ノC
l2Hl4OSとして 計算値:C,69.86;H,6.84;S,l5.
54%. 測定値:C,69.94:H,6.82;S
,l5.33%.実施例11 (メチルチオ)アセトフェノン1.667gに心炭酸カ
リウム水溶液5.0m1と臭化クロチル1.7m1を加
え室温で2日間攪拌した。
塩化メチレンで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥したのち、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル
、n−ヘキサン及びベンゼン)で分離し、1−ベンゾイ
ルー1−メチルチオー2−メチルー3−ブテン2.06
7gを黄色オイルとして単離した。収率?%。異性体比
は約1:2であつた。B.P.:106〜120℃/0
.75T0rr′IR(Neat):3060,297
0,2920,2850,1670,1595,158
0.1450,1350,1270,1220,118
0,1000,990,915,745,690cwL
−1.NMR(CDCl3):δ1.00+1.25(
計3H,各D,J= 7.0Hz),1.86+1.8
8(計3FI,各s),2.723.10(1H,m)
3.86+3.88(計1H,各D,J=11.2Hz
),4.78〜5.20(2H,m),5.506.1
2(1H,m)7.26〜7.46(狙,m), 7.
84〜 8.00(2H,m). Cl3Tl6OSとして 計算値:C,7O.87;H,7.32;S,l4.
55%. 測定値:C,7O.98:H,7.47:S
,l4.38%.実施例12 (メチルチオ)アセトフェノン1.670gに心炭酸カ
リウム水溶液5.0m1と臭化メタリル1.7mtを加
え室温で11日間攪拌した。
乾燥したのち、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル
、n−ヘキサン及びベンゼン)で分離し、1−ベンゾイ
ルー1−メチルチオー2−メチルー3−ブテン2.06
7gを黄色オイルとして単離した。収率?%。異性体比
は約1:2であつた。B.P.:106〜120℃/0
.75T0rr′IR(Neat):3060,297
0,2920,2850,1670,1595,158
0.1450,1350,1270,1220,118
0,1000,990,915,745,690cwL
−1.NMR(CDCl3):δ1.00+1.25(
計3H,各D,J= 7.0Hz),1.86+1.8
8(計3FI,各s),2.723.10(1H,m)
3.86+3.88(計1H,各D,J=11.2Hz
),4.78〜5.20(2H,m),5.506.1
2(1H,m)7.26〜7.46(狙,m), 7.
84〜 8.00(2H,m). Cl3Tl6OSとして 計算値:C,7O.87;H,7.32;S,l4.
55%. 測定値:C,7O.98:H,7.47:S
,l4.38%.実施例12 (メチルチオ)アセトフェノン1.670gに心炭酸カ
リウム水溶液5.0m1と臭化メタリル1.7mtを加
え室温で11日間攪拌した。
塩化メチレン抽出をし有機層を無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧濃縮!後カラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル、n−ヘキサンとベンゼン)で分離して1−ベンゾ
イル1−1−メチルチオー3−ブテン1.729gを黄
色オイルとして得た。収率78%。B.p.:98〜1
088C/0.4T0rr′IR(Neat) 306
0,2960,2920,2850,1675,160
0,1580,1450,1250,1230,118
0,890,6(社)a−1.NMR(CDCI3):
δ1.73G旧,DlffuseddJ=〜1Hz),
1.97(3H,s)2.51(1H,diffuse
ddd,J=14.6,6.6Hz),2.88(1H
,diffuseddd,J=14.6,8.8Hz)
, 4.36(IH,dd,J=8.8,6.6Hz)
,4.74(1H,diffuseds),4.80(
1H,d1ffuseds),7.34〜7.64(3
H,m)7.98〜8.12(2H,m).Cl3Hl
6OSとして 計算値:C,7O.87;H,7.32:S,l4.
55a%. 測定値:C,7l.l9;H,7.22;
S,l4.3O%.実施例13 (メチルチオ)アセトフェノン557Tngに4N炭酸
カリウム水溶液1.7mLと1−ブロモー2−ヘプテン
931mgを加え室温で10日間かきまぜたのち塩化メ
チレン抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した
。
燥し、減圧濃縮!後カラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル、n−ヘキサンとベンゼン)で分離して1−ベンゾ
イル1−1−メチルチオー3−ブテン1.729gを黄
色オイルとして得た。収率78%。B.p.:98〜1
088C/0.4T0rr′IR(Neat) 306
0,2960,2920,2850,1675,160
0,1580,1450,1250,1230,118
0,890,6(社)a−1.NMR(CDCI3):
δ1.73G旧,DlffuseddJ=〜1Hz),
1.97(3H,s)2.51(1H,diffuse
ddd,J=14.6,6.6Hz),2.88(1H
,diffuseddd,J=14.6,8.8Hz)
, 4.36(IH,dd,J=8.8,6.6Hz)
,4.74(1H,diffuseds),4.80(
1H,d1ffuseds),7.34〜7.64(3
H,m)7.98〜8.12(2H,m).Cl3Hl
6OSとして 計算値:C,7O.87;H,7.32:S,l4.
55a%. 測定値:C,7l.l9;H,7.22;
S,l4.3O%.実施例13 (メチルチオ)アセトフェノン557Tngに4N炭酸
カリウム水溶液1.7mLと1−ブロモー2−ヘプテン
931mgを加え室温で10日間かきまぜたのち塩化メ
チレン抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した
。
減圧濃縮後残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル、n−ヘキサンとベンゼン)で分離し、1−ベンゾ
イルー1−メチルチオー2−ビニルヘキサン783m9
を無色オイルとして単離した。収率89%。異性体比は
約2:1であつた。IR(Neat):3050,29
40,2910.2840,1670,1595,15
75,1445,1345,1270,980,910
,6あa−1.NMR(CDCl3):δ0.6〜1.
0(311,m),1.0〜 1.5(6H,m)1
.91+1.95(計3H,各s), 2.58〜3
.00(1H,m),4.00+4.04(計 1H
,各D,J=11.0Hz),4.92〜5.25(2
11,m),5.43〜5.94(1H,m),7.3
0〜 7.63(311,m),7.88〜8.08
(211,m).Cl6H22OSとして 計算値:C
,73.23;H,8.45:S,l2.22%. 測
定値:C,73.32;H,8.47;S,ll.93
%.実施例14 (メチルチオ)アセトフェノン716mgに4N炭酸カ
リウム水溶液2.2m1と1−ブロモメチルー1−シク
ロヘキセン1.242gを加え室温で5日間かきませた
。
ゲル、n−ヘキサンとベンゼン)で分離し、1−ベンゾ
イルー1−メチルチオー2−ビニルヘキサン783m9
を無色オイルとして単離した。収率89%。異性体比は
約2:1であつた。IR(Neat):3050,29
40,2910.2840,1670,1595,15
75,1445,1345,1270,980,910
,6あa−1.NMR(CDCl3):δ0.6〜1.
0(311,m),1.0〜 1.5(6H,m)1
.91+1.95(計3H,各s), 2.58〜3
.00(1H,m),4.00+4.04(計 1H
,各D,J=11.0Hz),4.92〜5.25(2
11,m),5.43〜5.94(1H,m),7.3
0〜 7.63(311,m),7.88〜8.08
(211,m).Cl6H22OSとして 計算値:C
,73.23;H,8.45:S,l2.22%. 測
定値:C,73.32;H,8.47;S,ll.93
%.実施例14 (メチルチオ)アセトフェノン716mgに4N炭酸カ
リウム水溶液2.2m1と1−ブロモメチルー1−シク
ロヘキセン1.242gを加え室温で5日間かきませた
。
塩化メチレン抽出後有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧濃縮後カラムクロマトグラフィー(シリカゲル
、n−ヘキサン、ベンゼン)で分離し、1−〔ベンゾイ
ル(メチルチオ)メチル〕−2−メチレンシクロヘキサ
ン1.002gを無色結晶として単離した。収率89%
。異性体比は約3:1であつた。無色針状晶(メタノ−
ルー水(2:1)より再結晶)M.p.:81〜82ル
C IR(KBr):1660,1450,1280,89
0,690礪 −1NMR(CDCl3):δ1.2〜
1.8(6H,m),1.96(3H,s),2.1〜
2.4(2H,m),3.10(1H,diffuse
dd,J=11.6Hz),4.48(1H,d,J=
11.6Hz),4.92(2H,s),7.39〜7
.60(3H,m),7.97〜8.12(2H,m)
。
し、減圧濃縮後カラムクロマトグラフィー(シリカゲル
、n−ヘキサン、ベンゼン)で分離し、1−〔ベンゾイ
ル(メチルチオ)メチル〕−2−メチレンシクロヘキサ
ン1.002gを無色結晶として単離した。収率89%
。異性体比は約3:1であつた。無色針状晶(メタノ−
ルー水(2:1)より再結晶)M.p.:81〜82ル
C IR(KBr):1660,1450,1280,89
0,690礪 −1NMR(CDCl3):δ1.2〜
1.8(6H,m),1.96(3H,s),2.1〜
2.4(2H,m),3.10(1H,diffuse
dd,J=11.6Hz),4.48(1H,d,J=
11.6Hz),4.92(2H,s),7.39〜7
.60(3H,m),7.97〜8.12(2H,m)
。
Cl6H2OOSとして
計算値:C,73.8O:H,7.74;S,l2.3
l%.測定値:C,73.67;H,7.7O;S,l
2.2O%.実施例15 (メチルチオ)アセトフェノン1.668gにへ炭酸カ
リ5ウム水溶液5.0m1と3−ブロモー1−シクロヘ
キセン2.160gを加え室温で2日間かきまぜた。
l%.測定値:C,73.67;H,7.7O;S,l
2.2O%.実施例15 (メチルチオ)アセトフェノン1.668gにへ炭酸カ
リ5ウム水溶液5.0m1と3−ブロモー1−シクロヘ
キセン2.160gを加え室温で2日間かきまぜた。
塩化メチレン抽出後有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧濃縮ののち、残留物をカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル、n−ヘキサンとベンゼン)で分離し、
3−〔ベンゾイル(メチルチオ)メチル〕−1−シクロ
ヘキセン575m9を無色オイルとして得た。更に90
4m9の無色オイル!を得、NMR定量の結果3−〔ベ
ンゾイル(メチルチオ)メチル〕−1−シクロヘキセン
622m9を含有していることが明らかとなつた。収率
48%。異性体比は約1:lであつた。IR(Neat
):2910,1670,1450,1280,690
cm3NMR(CDCl3):δ1.4〜1.9(4H
,m),1.8〜2.1(2H,m),1.87+1.
90(計3H,各 s),2.60〜3.00(1H,
m),3.85+3.88(計1H,各D,J=11.
2Hz),5.26〜6.22ク (2H,m),7.
25〜7.55(311,m),7.84〜7.99(
2H,m).Cl5Hl8OSとして 計算値:C,73.l3;H,7.36:S,l3.O
2%.測定値:C,73.l7;H,7.37;S,l
2.89%.実施例16 (メチルチオ)アセトフェノン1.660gにへ炭酸カ
リウム水溶液5.0m1と臭化ブレニル2.373gを
加え室温で2日間かきまぜた。
し、減圧濃縮ののち、残留物をカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル、n−ヘキサンとベンゼン)で分離し、
3−〔ベンゾイル(メチルチオ)メチル〕−1−シクロ
ヘキセン575m9を無色オイルとして得た。更に90
4m9の無色オイル!を得、NMR定量の結果3−〔ベ
ンゾイル(メチルチオ)メチル〕−1−シクロヘキセン
622m9を含有していることが明らかとなつた。収率
48%。異性体比は約1:lであつた。IR(Neat
):2910,1670,1450,1280,690
cm3NMR(CDCl3):δ1.4〜1.9(4H
,m),1.8〜2.1(2H,m),1.87+1.
90(計3H,各 s),2.60〜3.00(1H,
m),3.85+3.88(計1H,各D,J=11.
2Hz),5.26〜6.22ク (2H,m),7.
25〜7.55(311,m),7.84〜7.99(
2H,m).Cl5Hl8OSとして 計算値:C,73.l3;H,7.36:S,l3.O
2%.測定値:C,73.l7;H,7.37;S,l
2.89%.実施例16 (メチルチオ)アセトフェノン1.660gにへ炭酸カ
リウム水溶液5.0m1と臭化ブレニル2.373gを
加え室温で2日間かきまぜた。
塩化メチレン抽出後有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。減圧濃縮後残留物をカラムクロマトグラフィー(
シリカゲル、n−ヘキサンとベンゼン)で分離し、1ー
ベンゾイルー1−メチルチオー2,2−ジメチルー3−
ブテン2.254yを淡黄色オイルとして得た。収率9
6%。B.p.:121〜122′C/0.15T0r
r″IR(Neat) 1680,1600,1580
,1450,1265,6900−1.NMR(CDC
l3):δ1.24(3H,s)91・27(3H,s
),1.95(3H,s),4.09(1H,s),4
.90(1H,dd,J=10.6,1.8Hz),4
.99(1H,dd,J=18.0,1.8Hz),6
.09(1H,dd,J=18.0,10.6Hz),
7.24〜7.42(311,m),7.81〜7.9
8(2H,m).Cl4Hl8OSとして計算値:C,
7l.75;H,7.74;S,l3.68%.測定値
:C,7l.74=H,7.64:S,l3.59%.
実施例17 (メチルチオ)アゼトアルデヒド1.1106gに4N
炭酸カリウム水溶液5m1と1−ブロモー2−ヘプテン
2.8675gを加え室温で2日間かきまぜた。
した。減圧濃縮後残留物をカラムクロマトグラフィー(
シリカゲル、n−ヘキサンとベンゼン)で分離し、1ー
ベンゾイルー1−メチルチオー2,2−ジメチルー3−
ブテン2.254yを淡黄色オイルとして得た。収率9
6%。B.p.:121〜122′C/0.15T0r
r″IR(Neat) 1680,1600,1580
,1450,1265,6900−1.NMR(CDC
l3):δ1.24(3H,s)91・27(3H,s
),1.95(3H,s),4.09(1H,s),4
.90(1H,dd,J=10.6,1.8Hz),4
.99(1H,dd,J=18.0,1.8Hz),6
.09(1H,dd,J=18.0,10.6Hz),
7.24〜7.42(311,m),7.81〜7.9
8(2H,m).Cl4Hl8OSとして計算値:C,
7l.75;H,7.74;S,l3.68%.測定値
:C,7l.74=H,7.64:S,l3.59%.
実施例17 (メチルチオ)アゼトアルデヒド1.1106gに4N
炭酸カリウム水溶液5m1と1−ブロモー2−ヘプテン
2.8675gを加え室温で2日間かきまぜた。
塩化メチレン抽出後有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧濃縮ののち残留物をカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、n−ヘキサンとベンゼン)で分離し、2
−メチルチオー3−ビニルヘプタナール413m9を淡
黄色オイルとして単離した。収率18%。異性体比は約
1:1てあつた。IR(Neat) 2920,286
0,1715,1470,1420,1380,990
,920cm−1.NMR(CDCl3):δ0.7〜
1.0(31(,m),1.1〜 1.6(6H,m)
,1.86+1.9(計3FI,各s),2.1〜2.
5(1H,m),2.78〜2.95(1H,m),4
.91〜5.15(2H,m),5.34〜5.76(
1H,m),9.04+9.14(計1H,J=5Hz
).ClOHl8OSとして 計算値:C,64.47:H,9.74:S,l7.2
l%.測定値:C,64.57;H,9.48;S,l
7.ll%.実施例18 (メチルチオ)アセトアミド550m9にへ炭酸カリウ
ム水溶液2.6m1と1−ブロモメチルー1−シクロヘ
キセン1.466gを加え室温で2日間かきまぜた。
し、減圧濃縮ののち残留物をカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、n−ヘキサンとベンゼン)で分離し、2
−メチルチオー3−ビニルヘプタナール413m9を淡
黄色オイルとして単離した。収率18%。異性体比は約
1:1てあつた。IR(Neat) 2920,286
0,1715,1470,1420,1380,990
,920cm−1.NMR(CDCl3):δ0.7〜
1.0(31(,m),1.1〜 1.6(6H,m)
,1.86+1.9(計3FI,各s),2.1〜2.
5(1H,m),2.78〜2.95(1H,m),4
.91〜5.15(2H,m),5.34〜5.76(
1H,m),9.04+9.14(計1H,J=5Hz
).ClOHl8OSとして 計算値:C,64.47:H,9.74:S,l7.2
l%.測定値:C,64.57;H,9.48;S,l
7.ll%.実施例18 (メチルチオ)アセトアミド550m9にへ炭酸カリウ
ム水溶液2.6m1と1−ブロモメチルー1−シクロヘ
キセン1.466gを加え室温で2日間かきまぜた。
塩化メチレン抽出後有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧濃縮ののち残留物をカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、塩化メチレン、酢酸エチル)で分離し、
1−〔カルバモイル,(メチルチオ)メチル〕−2−メ
チレンシクロヘキサン958m9を無色結晶として単離
した。収率92%。異性体比は約1:2であつた。M.
p.:149.0〜149.5 IR(KBr):3350,3175,2930,29
20,2850,1660,1410.890cm−1
.NMR(CDCl3):δ1.2〜1.9(8H,m
),2.07+2.10(計31(,各s),2.3〜
2.7(1H,m),3.46(1H,d,J=11.
6Hz),4.55〜4.76(211,m),5.6
〜6.2+6.0〜6.5(計2H,各Brs,NH2
,d4−MeOHで消滅).ClOHl7NOSとして
計算値:C,6O.26;H,8.6O;N,7.O3
;S,l6.O9%.測定値:C,6O.34;H,8
.68;N,6.76:S,l6.28%・実施例19 (メチルチオ)アセトアミド527mgに心炭酸カリウ
ム水溶液2.5m1と臭化クロチル0.85Tntを加
え室温で2日間かきませた。
し、減圧濃縮ののち残留物をカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、塩化メチレン、酢酸エチル)で分離し、
1−〔カルバモイル,(メチルチオ)メチル〕−2−メ
チレンシクロヘキサン958m9を無色結晶として単離
した。収率92%。異性体比は約1:2であつた。M.
p.:149.0〜149.5 IR(KBr):3350,3175,2930,29
20,2850,1660,1410.890cm−1
.NMR(CDCl3):δ1.2〜1.9(8H,m
),2.07+2.10(計31(,各s),2.3〜
2.7(1H,m),3.46(1H,d,J=11.
6Hz),4.55〜4.76(211,m),5.6
〜6.2+6.0〜6.5(計2H,各Brs,NH2
,d4−MeOHで消滅).ClOHl7NOSとして
計算値:C,6O.26;H,8.6O;N,7.O3
;S,l6.O9%.測定値:C,6O.34;H,8
.68;N,6.76:S,l6.28%・実施例19 (メチルチオ)アセトアミド527mgに心炭酸カリウ
ム水溶液2.5m1と臭化クロチル0.85Tntを加
え室温で2日間かきませた。
塩化メチレン抽出後有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧濃縮の6のち残留物をカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル、塩化メチレンと酢酸エチル)で分離し
、2一(メチルチオ)ヘプトー4−エン酸アミド757
mgを無色結晶として単離した。収率95%。異性体比
は約1:1であつた。無色針状晶 M.p.:93〜94。
し、減圧濃縮の6のち残留物をカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル、塩化メチレンと酢酸エチル)で分離し
、2一(メチルチオ)ヘプトー4−エン酸アミド757
mgを無色結晶として単離した。収率95%。異性体比
は約1:1であつた。無色針状晶 M.p.:93〜94。
C(ベンゼンニn−ヘキサンニ3:2より再結晶)IR
(KBr):3350,3160,2960,2900
,1650,1415,1370,1240,1200
,990,920cm−1.NMR(CDCl3):δ
1.11+1.14(計3H,各D,J=6.8Hz)
,2.06+2.08(計3H,各s),2.4〜3.
1(1H,m),3.05+3.08(計1H,d,J
=7.6Hz),4.85〜5.15(211,m),
5.4〜 6.2(1H,m),6.6〜7.2(2H
,br0mds,NH2,d4−MeOHで減少).C
7Hl3ONSとして 計算値:C,52.8O:H,8。
(KBr):3350,3160,2960,2900
,1650,1415,1370,1240,1200
,990,920cm−1.NMR(CDCl3):δ
1.11+1.14(計3H,各D,J=6.8Hz)
,2.06+2.08(計3H,各s),2.4〜3.
1(1H,m),3.05+3.08(計1H,d,J
=7.6Hz),4.85〜5.15(211,m),
5.4〜 6.2(1H,m),6.6〜7.2(2H
,br0mds,NH2,d4−MeOHで減少).C
7Hl3ONSとして 計算値:C,52.8O:H,8。
23;N,8.8O:S,2O.l3%.測定値:C,
53.l3;H,8.36;N,8.66;S,2O.
22%.実施例20 α−(メチルチオ)酢酸エチル669m9に4N炭酸カ
リウム水溶液2.5m1と1−ブロモメチルー1−シク
ロヘキセン1.497gを加え室温で2日間かきまぜた
。
53.l3;H,8.36;N,8.66;S,2O.
22%.実施例20 α−(メチルチオ)酢酸エチル669m9に4N炭酸カ
リウム水溶液2.5m1と1−ブロモメチルー1−シク
ロヘキセン1.497gを加え室温で2日間かきまぜた
。
塩化メチレン抽出後有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧濃縮ののち残留物をカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、n−ヘキサン、ベンゼン及び酢酸エチル
)で分離し、1−〔エトキシカルボニル(メチルチオ)
メチル〕一2−メチレンシクロヘキサン314mgを淡
黄色オイルとして得た。収率28%。異性体比は約2:
3であつた。IR(Neat) 3070,2975,
2925,2850,1730.1650,1450,
1290,1150,1035,890G−1.NMR
(CDCl3):δ1.30(3H,t,J=7.4H
z),1.4〜1.9(6FI,m),1.9〜2.3
(2H,m),2.11+2.12(計311,各s)
,2.72(1H,d1ffL1sedd,J=11.
8Hz),3.42+ 3.54(計1H,各D,J=
11.8Hz),4.23(2H,q,J=7.4Hz
),4.6〜4.9(2H,m).Cl2H2OO2S
として 計算値:C,63.l2;H,8.83;S,l4.O
4%.測定値:C,63.l8;H,8.78:S,l
4.l4%.実施例21 メチル2−オキソウンデシルスルフイド510m9に心
炭酸カリウム水溶液1.2m1と臭化アリル0.4Tn
tを加えて室温で7日間攪拌したのち、塩化メチレンで
抽出を行つた。
し、減圧濃縮ののち残留物をカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、n−ヘキサン、ベンゼン及び酢酸エチル
)で分離し、1−〔エトキシカルボニル(メチルチオ)
メチル〕一2−メチレンシクロヘキサン314mgを淡
黄色オイルとして得た。収率28%。異性体比は約2:
3であつた。IR(Neat) 3070,2975,
2925,2850,1730.1650,1450,
1290,1150,1035,890G−1.NMR
(CDCl3):δ1.30(3H,t,J=7.4H
z),1.4〜1.9(6FI,m),1.9〜2.3
(2H,m),2.11+2.12(計311,各s)
,2.72(1H,d1ffL1sedd,J=11.
8Hz),3.42+ 3.54(計1H,各D,J=
11.8Hz),4.23(2H,q,J=7.4Hz
),4.6〜4.9(2H,m).Cl2H2OO2S
として 計算値:C,63.l2;H,8.83;S,l4.O
4%.測定値:C,63.l8;H,8.78:S,l
4.l4%.実施例21 メチル2−オキソウンデシルスルフイド510m9に心
炭酸カリウム水溶液1.2m1と臭化アリル0.4Tn
tを加えて室温で7日間攪拌したのち、塩化メチレンで
抽出を行つた。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち減圧濃縮す
ることにより淡黄色油状物質531mgを得た。NMR
から4−メチルチオー5−オキソー1−テトラデセンが
約138mg(23%)含まれていることが明らかにな
つた。このものに再びへ炭酸カリウム水溶液1.2mt
と臭化アリル04m1を加えて50〜60℃で2日間攪
拌した。
ることにより淡黄色油状物質531mgを得た。NMR
から4−メチルチオー5−オキソー1−テトラデセンが
約138mg(23%)含まれていることが明らかにな
つた。このものに再びへ炭酸カリウム水溶液1.2mt
と臭化アリル04m1を加えて50〜60℃で2日間攪
拌した。
塩化メチレンで抽出したのち有機層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル、n−ヘキサンとベンゼン)で分
離して4−メチルチオー5−オキソー1−テトラデセン
165m9を淡黄色液体として得た。収率27%。IR
(Neat) 3075,2925,2850,171
8,1640,1470,1440,920cm−1.
NMR(CDCl3):δ0.7〜1.0(3H,m)
,1.0〜1.4(1211,m),1.4〜1.8(
211,m),1.88(3H,s),2.1〜2.8
(4H,m),3.19(1H,t,J=7.8Hz)
,4.93〜5.14(2H,m),5.53〜5.9
3(1H,m),Cl5H28OSとして 計算値:C,7O.25:H,ll.OO;S,l2.
5O%.測定値:C,7O.4O;H,ll.O7;S
,l2,8O%.実施例22 (メチルチオ)アゼトフエノン1.667gに心炭酸カ
リウム水溶液5.0m1とトランスー1,4ージブロモ
ー2−ブテン3.459鋤口え、室温で2日間攪拌した
。
ムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル、n−ヘキサンとベンゼン)で分
離して4−メチルチオー5−オキソー1−テトラデセン
165m9を淡黄色液体として得た。収率27%。IR
(Neat) 3075,2925,2850,171
8,1640,1470,1440,920cm−1.
NMR(CDCl3):δ0.7〜1.0(3H,m)
,1.0〜1.4(1211,m),1.4〜1.8(
211,m),1.88(3H,s),2.1〜2.8
(4H,m),3.19(1H,t,J=7.8Hz)
,4.93〜5.14(2H,m),5.53〜5.9
3(1H,m),Cl5H28OSとして 計算値:C,7O.25:H,ll.OO;S,l2.
5O%.測定値:C,7O.4O;H,ll.O7;S
,l2,8O%.実施例22 (メチルチオ)アゼトフエノン1.667gに心炭酸カ
リウム水溶液5.0m1とトランスー1,4ージブロモ
ー2−ブテン3.459鋤口え、室温で2日間攪拌した
。
反応混合物を塩化メチレンて抽出し、有機層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮.後残留物をカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル、n−ヘキサン及びベン
ゼン)で分離し、4ーベンゾイルー3−(ブロモメチル
)−4−(メチルチオ)−1−ブテン1.639gを単
離した。収率55%。無色板状晶(エタノールより再結
晶) M.p:77.0〜78.00C IR(KBr):1665,1445,1290,12
65,1200,990,930,750,690cm
−1.NMR(CDCl3):δ1.92(3H,s)
,2.9〜3.25(1H,m),3.69(1H,d
d,J=3.6,10.5Hz),3.92(1H,d
d,J=5.2,10.5Hz), 4.31(1H,
d,J=12.4Hz),5.0〜5.2(2H,m)
,5.55〜5.90(1H,m),7.2〜 8.0
(5H,m).Cl8Hl5OsBrとして 計算値:C,52.l8;H,5.O5;S,lO.7
l;Br,26.7O%.測定値:C,52.l7;H
,4.94:S,lO.7l:Br,26.83%.比
較例 水酸化ナトリウム480mg(50%含有)をテトラヒ
ドロフラン10m1に懸濁し、氷冷下(メチルチオ)ア
セトフェノン1.466gを加えて1時間攪拌した。
ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮.後残留物をカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル、n−ヘキサン及びベン
ゼン)で分離し、4ーベンゾイルー3−(ブロモメチル
)−4−(メチルチオ)−1−ブテン1.639gを単
離した。収率55%。無色板状晶(エタノールより再結
晶) M.p:77.0〜78.00C IR(KBr):1665,1445,1290,12
65,1200,990,930,750,690cm
−1.NMR(CDCl3):δ1.92(3H,s)
,2.9〜3.25(1H,m),3.69(1H,d
d,J=3.6,10.5Hz),3.92(1H,d
d,J=5.2,10.5Hz), 4.31(1H,
d,J=12.4Hz),5.0〜5.2(2H,m)
,5.55〜5.90(1H,m),7.2〜 8.0
(5H,m).Cl8Hl5OsBrとして 計算値:C,52.l8;H,5.O5;S,lO.7
l;Br,26.7O%.測定値:C,52.l7;H
,4.94:S,lO.7l:Br,26.83%.比
較例 水酸化ナトリウム480mg(50%含有)をテトラヒ
ドロフラン10m1に懸濁し、氷冷下(メチルチオ)ア
セトフェノン1.466gを加えて1時間攪拌した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アルカリ性水溶液存在下、一般式 R^1SCH_2COR^2 で表わされるα−チオカルボニル化合物と、一般式▲数
式、化学式、表等があります▼ で表わされるアリル化合物とを反応させることから成る
、一般式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるα−チオ−γ、δ−不飽和カルボニル化合
物を製造する方法〔式中、R^1はアルキル基又はアリ
ール基、R^2は水素、アルキル基、芳香族基、アルコ
キシ基又はアミノ基、R^3、R^4、R^5及びR^
6は水素、アルキル基又はアリール基であり、これらの
四者は任意の二個が一体となつてアルキレン基を形成し
得るものであり、Xはハロゲン又はスルホナト基である
。 〕。2 アルカリ性水溶液としてアルカリ金属水酸化物
、アルカリ土類金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、ア
ルカリ土類金属炭酸塩の水溶液を用いることからなる特
許請求の範囲第1項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1856578A JPS6041667B2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | α−チオ−γ,δ−不飽和カルボニル化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1856578A JPS6041667B2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | α−チオ−γ,δ−不飽和カルボニル化合物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54112807A JPS54112807A (en) | 1979-09-04 |
JPS6041667B2 true JPS6041667B2 (ja) | 1985-09-18 |
Family
ID=11975131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1856578A Expired JPS6041667B2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | α−チオ−γ,δ−不飽和カルボニル化合物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041667B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63142459U (ja) * | 1987-03-11 | 1988-09-20 |
-
1978
- 1978-02-22 JP JP1856578A patent/JPS6041667B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63142459U (ja) * | 1987-03-11 | 1988-09-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54112807A (en) | 1979-09-04 |
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