JPS6041533B2 - 保護継電装置 - Google Patents

保護継電装置

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JPS6041533B2
JPS6041533B2 JP13023777A JP13023777A JPS6041533B2 JP S6041533 B2 JPS6041533 B2 JP S6041533B2 JP 13023777 A JP13023777 A JP 13023777A JP 13023777 A JP13023777 A JP 13023777A JP S6041533 B2 JPS6041533 B2 JP S6041533B2
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JP
Japan
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detection section
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output
protective relay
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JP13023777A
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裕治 羽石
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモー形方向距離要素とりァクタンス形距離要素
とを備えた保叢継電装直に関する。
一般に電力系統の短絡事故に対する後僧用の保護継電装
暦としては、第1図に示すような特性を持った保護継電
装層が多く用いられる。これはモー形方向距離要素の特
性とりアクタンス形距離要素の特性とを絹合せることに
より電力系統を保護するものである。第1図は各要素の
特性をR−×図表に示したもので、01は第1段IJァ
クタンス形距離要素、02は第2段IJァクタンス形距
離要素、SUはモー形方向距離要素、OMは脱調検出又
は故障検出用オフセットモー形方向距離要素、Lは送電
線のインピーダンス、A及びBは電気所点をそれぞれ示
したものである。
第2図は第1図の特性を持つ保護継電装層のブロック図
である。
なお、実際の電力系統にこの保叢継電装暦を適用する場
合には、3相分の回路がそれぞれ必要であるが、説明を
簡単にするために以下1相分の回路について説明する。
図からわかるようにこの保護継電装暦は第1段IJァク
タンス特性検出部11、第2段リアクタンス特性検出部
12、モー特性検出部13、オフセットモー特性検出部
14、AND回路15a,15b,15c、OR回路1
6a,16b、オンディレータィマー17a,17b、
および補助継電器18とから構成される。いま第1図の
P,点故障の如く第1段保護範囲内で故障が発生したと
すると、この保護総電装層の応動は以下のようになる。
この場合、故障点P,はすべての検出部1 1〜1 4
の特性SU,OM,01,02内にはいっているので検
出部11〜14はいずれも動作する。このためOR回路
16a出力“1”→AND回路15a出力“1”→タイ
マー17aのT,時限後タイマー17a動作→OR回路
16b出力“1”→補助継電器18動作となる。次に第
1図のP2点で故障が発生した場合は、第2段保保護範
囲内の故障であるがこの場合の応動は第1リァクタンス
01特性をいつ脱した故障点であるので、第1リアクタ
ンス検出部11以外の他の検出部12,13,14はす
べて動作する。
このことから検出郡13動作→OR回路16a出力“1
”→AND回路15b出力“1”→タイマー17bの時
限後T2動作→OR回路16b出力“1”→補助継電器
18動作となる。なおタイマー17a,17bの時限は
T,,L(T.<L)とする。一方、内部至近端故障時
は送電線のインピーダンスがほぼ零なので、保後継電装
直に入力される極性電圧が“零”になり、不動作となる
これを防止するため、短絡保護用方向距離要素であるモ
ー特性検出部13は極性電圧回路に共振回路等を使用し
、記憶作用を持たせている。記憶回路というのは故障前
の電圧位相を記憶するものである。このためあまり長時
間記憶すると不要応動の恐れがある。これを考慮して通
常は3〜5サイクル程度の電圧位相を記憶している。と
ころで、第2図の如く、後備保護としてこの保護継電装
層を使用する時には、一般に主保護リレーとの時間協調
上、第1段しや断を限時しや断とし、この限時しや断時
間がモー特性検出部13の記憶作用に頼れる時間以上の
時は、動作保持をシーケンス的に対策する必要がある。
第1図のA点至近端故障時、この保護継電装層の応動は
次のようになる。
この場合の故障点Aはすべての検出部1 1〜1 4の
特性SU,OM,01,02内にはいっているので、す
べての検出部11〜14が動作する。すなわち検出部1
3の動作→OR回路16aの出力“1”→検出部14の
動作とOR回路16aの出力“1”によりAND回路1
5cの出力“1”となる。このことから検出部13の記
憶作用可能な時間以上で検出部13の信号が“1”→“
0”と変化したとしてもOR回路16aの出力はオフセ
ットモー特性検出部14が復帰するまで“1”出力を継
続する。また第1リアクタンス特性検出部11及びオフ
セットモー特性検出部14は故障除去まで動作を継続す
るため、AND回路15aの出力“1”→オンデイレィ
タィマ17a動作→OR回路16b出力“1”→補助継
電器18の動作のように応動する。ところで、第2図に
示した保護継電装直には、故障除去時の電流反転現象た
とえば両端しや断器のしや断時間のずれのような現象に
対して不都合を生じる場合がある。たとえば第3図に示
すような電力系統すなわち電源E^,EB、母線A,B
、送電線IL,2L、しや断器CB−IA,CB−IB
,CB−2A,CB−2Bよりなる電力系統にこの保護
継電装層19が配設されている場合において、いま送電
線2L‘こ故障が発生したとする。これによってしや断
器CB−2B“開”となった時、健全回線ILの通過電
流の変化は、図に示すようにしや断器にB−2B“開”
前においては電流IF,、しや断器CB−2B“開”後
においては電流IF,と逆方向の電流IP,′となる。
この場合の保護継電装層19の見るインピーダンス変化
は第4図に示すようになる。すなわち図からわかるよう
にしや断器CB−2Bが“開”になる以前の時点におい
て、保護継電装層19が見るインピーダンス点はF,点
、しや断器CB−2Bが“開”になった後のインピーダ
ンス点はF2点となる。このようなインピーダンス変化
に対して保護継電装層19の応動は次のようになる。イ
ンピーダンス点がF,点のときは検出部13,14が動
作し、OR回路16a出力“1”となる。ここで検出部
14の動作により、OR回路16aの出力は“1”に保
持されるが、検出部11が不動作のため、、AND回路
15aの出力は“0”である。次にインピーダンス点が
F2点に移動した場合の保叢継電装層19の応動は、検
出部11の動作、検出部13の復帰、検出部14の動作
継続となる。
検出部13が復帰しても検出部14が動作継続であるた
め、OR回路16aの出力は“1”で継続となる。また
検出部11が動作になったため、これに伴なつてAND
回路15aの出力“1”→T,時限後オンデイレィタイ
マー17aの動作→OR回略16bの出力“1”→補助
継電器18の動作となる。一般には、第3図の如くの通
過電流の変化があっても、A端なの主保護リレーが正常
に動作すれば、保護継電装層19はオンデイレィタィマ
ー17aの動作前に故障除去され、第1リアクタンス特
性検出部11とオフセットモー特性検出部14は復帰す
るため、誤しや断に至ることはない。
しかし、後備保護の機能は主保護リレーが正常に応動で
きなかった時に応敷する必要があるため、A端れの主保
護リレーが不動作の場合には、保護継電装層19が謀し
や断するおそれがある。したがって、本発明の目的は故
障除去時の電流反転現象に対しても不要応勅すること無
くかつ内部至近端故障をも確実に故障除去することが出
来る保護継電装層を提供するものである。以下、図面を
参照して、本発明の−実施例を説明する。
第5図は本発明の一実施例を示すブ。ック図である。な
お第2図と同一の要素、部分については説明を省略する
。15d,15e,15fはAND回路、16cはOR
回路、17c,17dはオンデイレータイマである。
オンデイレータイマ17cの時限T,.およびオンディ
レータィマ17dの時限T,2は以下に述べるようにし
て定められる。すなわちT,.十T,2=T,の整定と
する。ここで時限T,は従来のオンディレータィマ17
aの時限である。時限T,.は電流反転時の第1段リア
クタンス特性検出部11とモ−特性検出部13との動作
復帰ラップ時間の最大値より大とし、モー特性検出部1
3の記憶時間より小とする。一般に電流反転現象による
動作から復帰するまでの復帰時間と、不動作状態から動
作するまでの動作時間とを比較すると、復帰時間の方が
大の場合が多い。したがって、動作時間より復帰時間の
方が大きい縦電器の場合においては、電流反転時、第1
段リアクタンス特性検出部11とモー特性検出部13と
の動作ラップ時間が生じる。つまりオンディレータィマ
17cの時限T,.はこの動作ラップ時間の最大値より
大に整定される。次に本発明による保護継電装層の電流
反転現象が生じた事故時における動作を説明する。
事故点が第4図F,点の時検出部13及び検出部14が
動作となるが、検出部11が不動作であるため、AND
回路1 5dの出力は“0”である。したがって保護雛
電装層は動作しない。次に電流反転の影響で事故点がF
,点よりF2点に移動した時検出部13は動作状態より
不動作へ、検出部11は不動作状態より動作となる。こ
のためAND回路15dの出力は短時間“1”となるが
、検出部11の動作時間と検出部13の復帰とのラップ
時間が時限T,.以下であるので、オンディレータイマ
ー17cの出力は“0”である。次に内部至近端故障時
の応動は次のようになる。
内部故障であるので、検出部11〜14すべてが動作と
なる。これによってAND回路15dの出力が“1”→
T,.時限後オンディレータィマ17c動作→OR回路
16cの出力“1”→T,2時限後オンデイレータィマ
17d出力“1”→OR回路16cの出力‘‘1’’→
補助継電器18の動作→接点18ד閉”となる。モー
特性検出部13の記憶時間経過後、モー特性検出部13
が復帰するが、検出部11及び検出部14の動作により
、AND回路1 6eの出力“1”、OR回路1 6c
の出力“1”であるので、AND回路1 5fの出力が
“1”となるため、OR回路16cの出力は検出部11
又は検出部14が復帰するまで“1”を保持する。即ち
、内部至近端故障に対しても正確に応動し、電流反転現
象でも、不要な応動をすることはない。第6図は他の一
実施例を示すブロック図である。
図からわかるように、この実施例は第5図に示した実施
例とほぼ同機の回路となっているが、第5図におけるA
ND回路15fとOR回路16cによる保持回路の代り
に、NOT回路20とフリツプフ。ツプ回路21により
、メモリー保持を行なっている。即ち、内部至近端故障
時には検出部11〜14が動作し、AND回路15dの
出力“1”→時限T,.後オンディレータィマ17cの
出力“1”→フリツプフロツプセツト入力、S=1によ
りフリップフロップ回路21の出力はQ=“1”となる
フリップフロップ回路21のリセットRは、検出部11
又は検出部14の復帰により、AND回路1 5eの出
力“0”→NOT回路20の出力“1”→フリツブフロ
ツプリセツト入力R=“1”により出力Q=“0”とな
る。
したがって、内部至近端故障時には、しや断指令により
、故障が除去されるまで、Q=“1”が保持される。
このため、モー特性検出部13が記憶時間後復帰しても
問題ない。以上の説明では保持回路のリセット条件を0
1要素である第1段リアクタンス特性検出部1 1又は
OM要素であるオフセットモ−特性検出部14の不動作
を条件にしたが、OM要素だけでも良い。又、OM要素
の如くオフセットモー形方向距離要素でなく、不足電圧
継電器等の故障検出継電器であっても良い。またリアク
タンス要素が四辺形特性のものであっても良いことは言
うまでも無い。以上述べた如く、本発明によれば、リア
クタンス形距離要素出力とモ−形方向距離要素出力とが
一定時間以上継続したことをオンディレータィマーで検
出し、これをオフセットモー形方向距離要秦又は故障検
出要素が復帰するまで保持することにより、鰭流反転現
象に対して不要な応動することなく、内部至近端故障に
対しても確実に応動する保護継電装層を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は保護継電装層の特性図、第2図は従来の保護継
電装層のブロック図、第3図は電流反転現象を説明する
ための系統の等価回路図、第4図は電流反転現象が生じ
た場合に保叢継電装直がとらえる事故点を示した特性図
、第5図、第6図は本発明の一実施例を示すブロック図
である。 11・…・・第1段リアクタンス特性検出部、12・・
・・・・第2段リアクタンス特性検出部、13・・・・
・・モ−特性検出部、14・・…・オフセットモー特性
検出部、15・…・・AND回路、16・・…・OR回
路、;7・・・・・・オンディレータィマ、18……補
助継電器、19・・・・・・操護継電装暦、20・・・
・・・NOT回路、21・・・・・・フリツプフロップ
回路。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 リアクタンス特性検出部、モー特性検出部およびオ
    フセツトモー特性検出部を備えた保護継電装置において
    、前記リアクタンス特性検出部とモー特性検出部との双
    方が動作したとき励磁されるように構成されかつ故障電
    流反転時に前記リアクタンス特性検出部とモー特性検出
    部とがラツプして動作する時間よりも長い整定時間を有
    するオンデイレータイマと、このオンデイレータイマの
    出力を入力してこの入力を保持すると共に前記リアクタ
    ンス特性検出部および前記オフセツトモー特性検出部の
    少なくともいずれか一方が復帰したことによりリセツト
    される保持回路と、この保持回路の出力を入力し故障除
    去信号を出力する手段とから成る保護継電装置。 2 リアクタンス特性検出部、モー特性検出部および不
    足電圧検出要素を備えた保護継電装置において、前記リ
    アクタンス特性検出部とモー特性検出部との双方が動作
    したとき励磁されるように構成されかつ故障電流反転時
    に前記リアクタンス特性検出部とモー特性検出部とがラ
    ツプして動作する時間よりも長い整定時間を有するオン
    デイレータイマと、このオンデイレータイマの出力を入
    力してこの入力を保持すると共に前記リアクタンス特性
    検出部および前記不足電圧検出要素の少なくともいずれ
    か一方が復帰したことによりリセツトされる保持回路と
    、この保持回路の出力を入力し故障除去信号を出力する
    手段とから成る保護継電装置。
JP13023777A 1977-11-01 1977-11-01 保護継電装置 Expired JPS6041533B2 (ja)

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JPS5465344A JPS5465344A (en) 1979-05-25
JPS6041533B2 true JPS6041533B2 (ja) 1985-09-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60115828A (ja) * 1983-10-27 1985-06-22 ダイムラ−ベンツ・アクチエンゲゼルシャフト 内燃機関の不規則な燃焼で動作するシリンダの決定方法およびこの方法を実施する装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60115828A (ja) * 1983-10-27 1985-06-22 ダイムラ−ベンツ・アクチエンゲゼルシャフト 内燃機関の不規則な燃焼で動作するシリンダの決定方法およびこの方法を実施する装置

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JPS5465344A (en) 1979-05-25

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