JPS6041465Y2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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Publication number
JPS6041465Y2
JPS6041465Y2 JP13942880U JP13942880U JPS6041465Y2 JP S6041465 Y2 JPS6041465 Y2 JP S6041465Y2 JP 13942880 U JP13942880 U JP 13942880U JP 13942880 U JP13942880 U JP 13942880U JP S6041465 Y2 JPS6041465 Y2 JP S6041465Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
fin
air conditioner
tube heat
pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP13942880U
Other languages
English (en)
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JPS5761417U (ja
Inventor
裕司 寺田
直樹 下河
甚一郎 小西
吉人 山田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気調和装置の改良に関するもので、フィン
チューブ形熱交換効率を全体にわたって均一化し、熱交
換効率の向上をはかることを目的の一つとするものであ
る。
従来、この種の空気調和機はその送風構造が第6図に示
す如くエアガイダaとスタビライザbから形成される通
風路C内に、クロスフローファンdを配設し、その風上
側にフィンチューブ形熱交換器eを配設し、風下側に吹
出口fを形成している。
したがって、クロスフローファンdによる気流は同図中
矢印X、 Yで示す如く略180°向きが変えられる。
この場合、一般にクロスフローファンに近い部分のはう
(矢印X)が圧力が低く風速も速い。
したがって、矢印Xで示すクロスフローファンdに近い
側が風速が速く、フィンチューブ形熱交換器eの風速に
関する能力を部分的に見ればY側よりX側のほうが大き
い。
この能力の違いが熱交換器eへの結露におけるアンバラ
ンスの原因となり、熱交換器の設計を困難とする要因の
一つとしていた。
一方、近年熱交換器を構成するチューブ全体に内周に螺
線状に延びる溝を形成して熱交換効率を向上させ、省エ
ネルギー、薄型化をはかったフィンチューブ形熱交換器
が普及してきている。
しかしこの熱交換器は、そのチューブの加工性が悪いた
めに熱交換器としてかなり高価となり、充分な普及がな
されていない。
そこで本考案は、上記従来の空気調和機にみられる欠点
を解消し、同体積で能力が大きく、全体にバランスがと
れた、そして安価な熱交換器を提供するものである。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面の第1〜第
4図を参考に説明する。
第1図において、1・2は空気調和機の通路路3を形成
するエアガイダおよびスタビライザで、その両端には吸
込口4と吹出口5がそれぞれ形成され、前記吸込口4に
はフィンチューブ形熱交換器6が配設され、また通風路
3内にはクロスフロ−ファン7が配設されている。
したがって、通風路3内においては矢印A−Bで示す如
く気流が生じる。
次に、第2図〜第6図を参考にフィンチューブ形熱交換
器6について説明する。
同図において、このフィンチューブ形熱交換器6は、側
板8間に多数のアルミプレートフィン9を所定間隔ごと
に積重し、直角方向より複数のリードパイプ10を所定
位置にて貫通させ、各リードパイプ10をU字状の接続
管11にて連結して1本の冷媒管路を形成することによ
って構成されている。
ここで、各リードパイプ10および接続管11において
、第2図、第3図に示す如く路上方半分に位置するリー
ドパイプ10・接続管11は第5図すに示す如くその内
面に軸方向へ螺線状に延びる溝12が形成され、略下半
分に位置するリードパイプ10・接続管11は第5図a
に示す如くその内面が単なる曲面となった2種類のリー
ドパイプ10・接続管11が使い分けられている。
上記構成からなる熱交換器6を第1図に示す如く内面に
螺線状の溝12を形成したリードパイプ10・接続管1
1がクロスフローファン7より離れた位置となるように
通風路3に設置することにより、矢印Aで示す気流は通
常の内面が平滑されたリードパイプ10を通過し、また
矢印Bで示す気流は内面に溝12が形成されて部分的に
熱交換能力が大きくなった部分を通る。
したがって、通過風速に対する熱交換器の能力のアンバ
ランスが緩和され、全体としての熱交換器の能力は、従
来の如く内面が単に平面化されたリードパイプの構造に
比べていちじるしく増大する。
また内面に溝12を形成した高価なリードパイプ10の
使用量も部分的であるため、きわめて安価に作成できる
上記実施例より明らかなように、本考案の空気調和装置
は、フィンチューブ形熱交換器において、送風機より離
れた側の配管の内面に螺線状に延びる溝を形成し、送風
機に近い側の配管の内面を曲面としているため、送風機
による通風量の低い側の熱交換効率を高くすることがで
き、熱交換器全体としての均衡のとれた熱交換効率が得
られ、その結果全体としての熱交換効率の向上がはかれ
、熱交換器の小形化がはかれるとともに、内面に溝を形
成した高価な配管の使用部分をきわめて少なくして安価
に作成できる等、種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における空気調和装置の概略
構成図、第2図は同空気調和装置におけるフィンチュー
ブ形熱交換器の正面図、第3図は第2図の■−■線によ
る断面図、第4図は同フィンチューブ形熱交換器を構成
する接続管の平面図、第5図a−bはそれぞれ同フィン
チューブ形熱交換器を構成する異なったリードパイプの
一部切欠き斜視図、第6図は従来例を示す空気調和装置
の概略構成図である。 3・・・・・・通風路、4・・・・・・吸込口、5・・
・・・・吹出口、6・・・・・・フィンチューブ形熱交
換器、7・・・・・・クロスフローファン、9・・・・
・・アルミプレートフィン、10・・・・・・リードパ
イプ、11・・・・・・接続管、12・・・・・・溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸込口4と吹出口5の間に、これら両者を連結する通風
    路3を設け、この通風路3内に、積層された複数の金属
    フィン9と、この各金属フィン9を直交する如く貫通し
    た複数の配管10と、この各配管10の両端を連結して
    1本の冷媒通路を形成する接続管11からなるフィンチ
    ューブ形熱交換器6および吸込口4から吹出口5へ送風
    を行う送風機7をそれぞれ配設し、さらに前記フィンチ
    ューブ形熱交換器6において、前記送風機7より離れた
    側の配管10の内側に配管の軸方向へ延びる螺線状の溝
    12を複数形成した空気調和装置。
JP13942880U 1980-09-29 1980-09-29 空気調和装置 Expired JPS6041465Y2 (ja)

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JP13942880U JPS6041465Y2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29 空気調和装置

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JPS5761417U JPS5761417U (ja) 1982-04-12
JPS6041465Y2 true JPS6041465Y2 (ja) 1985-12-17

Family

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