JPS6041134Y2 - 靴底成形型 - Google Patents
靴底成形型Info
- Publication number
- JPS6041134Y2 JPS6041134Y2 JP5222581U JP5222581U JPS6041134Y2 JP S6041134 Y2 JPS6041134 Y2 JP S6041134Y2 JP 5222581 U JP5222581 U JP 5222581U JP 5222581 U JP5222581 U JP 5222581U JP S6041134 Y2 JPS6041134 Y2 JP S6041134Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- sole
- partition wall
- shoe sole
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、靴底成形型に関するものであって、その目
的とするところは、鮮明に区分された材質的または色彩
的に異質な部分を有する靴底を提供しようとするのであ
る。
的とするところは、鮮明に区分された材質的または色彩
的に異質な部分を有する靴底を提供しようとするのであ
る。
従来、第5図に示すように成形室の底部に区画壁を突出
して成形室を区分した靴底成形型は一般に知られている
。
して成形室を区分した靴底成形型は一般に知られている
。
この靴底成形型を使用して、異質な部分を有する靴底を
成形しようとする場合、区分されたそれぞれの成形室の
容積に合せて相互に異なり、しかも接着性を有する2つ
の異質な可塑性の靴底成形材a、 bを截断準備し、こ
れをそれぞれの成形室に導入して、加熱加圧して区画壁
の上方で、相互に溶着または焼付は接着して、区画壁に
対応して形成された溝によって靴底の接地面を異質に区
分していた。
成形しようとする場合、区分されたそれぞれの成形室の
容積に合せて相互に異なり、しかも接着性を有する2つ
の異質な可塑性の靴底成形材a、 bを截断準備し、こ
れをそれぞれの成形室に導入して、加熱加圧して区画壁
の上方で、相互に溶着または焼付は接着して、区画壁に
対応して形成された溝によって靴底の接地面を異質に区
分していた。
しかしながら成形時に異質な靴底成形材aとbの溶着部
または焼付部、即ち区画壁の上方に空気溜りが生じ、そ
の結果、靴底成形時の加熱加圧で軟化された異質材a、
bが区画壁を越えて相互に他方の成形室の底面まで流
入し、その結果、成形された靴底は、区画壁に対応して
形成された接地面の溝付近に気泡が介在され、物性強度
が著しく低下されるばかりではなく、接地面の溝付近で
2つの異質な靴底成形材aとbが相互に入り乱れて、境
界が不鮮明で、外観が著しく低下されていた。
または焼付部、即ち区画壁の上方に空気溜りが生じ、そ
の結果、靴底成形時の加熱加圧で軟化された異質材a、
bが区画壁を越えて相互に他方の成形室の底面まで流
入し、その結果、成形された靴底は、区画壁に対応して
形成された接地面の溝付近に気泡が介在され、物性強度
が著しく低下されるばかりではなく、接地面の溝付近で
2つの異質な靴底成形材aとbが相互に入り乱れて、境
界が不鮮明で、外観が著しく低下されていた。
この考案は、靴底成形型に簡単な工夫を施すことによっ
て、これらの欠点を除去したものであって以下実施図面
に従って説明すれば、底部21に区画壁11を突出して
、成形室2を20と20′に区分したものにおいて、成
形室の底面211に多数の突起成形凹部3,3・・・・
・・と区画壁11の両側に沿って連設された溝4,4と
が形成され、さらに区画壁11の上面にその一端が外気
に連絡した排気孔111,111・・・・・・を開口さ
せたことを特徴とする靴底成形型を考案の要旨とするも
のである。
て、これらの欠点を除去したものであって以下実施図面
に従って説明すれば、底部21に区画壁11を突出して
、成形室2を20と20′に区分したものにおいて、成
形室の底面211に多数の突起成形凹部3,3・・・・
・・と区画壁11の両側に沿って連設された溝4,4と
が形成され、さらに区画壁11の上面にその一端が外気
に連絡した排気孔111,111・・・・・・を開口さ
せたことを特徴とする靴底成形型を考案の要旨とするも
のである。
この考案において、溝4.4’の上部外壁41.41’
をそれぞれなだらかな傾斜面で構成しておけば、靴底成
形時に、それぞれの成形室20と20′に導入されてい
る異質材aとbを加熱加圧で軟化させて、それぞれの下
方に設けられた溝4.4′の底面42.42’にすみや
かに流入させることができるので便利であり、しかも成
形された靴底5において、溝4,4’に対応して成形さ
れた突条51,51’はなだらかな傾斜壁511.51
1’で著しく補強されることになる。
をそれぞれなだらかな傾斜面で構成しておけば、靴底成
形時に、それぞれの成形室20と20′に導入されてい
る異質材aとbを加熱加圧で軟化させて、それぞれの下
方に設けられた溝4.4′の底面42.42’にすみや
かに流入させることができるので便利であり、しかも成
形された靴底5において、溝4,4’に対応して成形さ
れた突条51,51’はなだらかな傾斜壁511.51
1’で著しく補強されることになる。
また溝4.4’の深さを突起成形凹部3,3・・・の深
さとほぼ同一か多少浅く形成しておけば、成形した靴底
5において、突条51,51’を突起6゜6・・・・・
・とほぼ同一か、それより多少低い高さで、接地面に突
出させることができるので歩行が便利である。
さとほぼ同一か多少浅く形成しておけば、成形した靴底
5において、突条51,51’を突起6゜6・・・・・
・とほぼ同一か、それより多少低い高さで、接地面に突
出させることができるので歩行が便利である。
排気孔111,111・・・・・・は区画壁に一定の間
隔をおいて設けていてもよいが、靴底成形時に、靴底成
形材が流入しにくく、しかも気泡が封入し易い、区画壁
の端部110ならびに、区画壁の彎曲地点110′にお
いて多数分布させておけば、好都合である。
隔をおいて設けていてもよいが、靴底成形時に、靴底成
形材が流入しにくく、しかも気泡が封入し易い、区画壁
の端部110ならびに、区画壁の彎曲地点110′にお
いて多数分布させておけば、好都合である。
この考案の靴底成形型を使用して、靴底5を成形するに
は、成形室20と20′の容積に合せて色彩または材質
において相互に異質で、しかも接着性を有するゴムまた
は合成樹脂等の2つの異質な可塑性の靴底成形材aとb
を截断準備し、これをそれぞれの成形室20と20′に
導入して加熱加圧すれば、異質な靴底成形材aとbの一
部が、それぞれの成形室20,20′の突起成形凹部3
. 3. 3・・・・・・に軟化流入されると同時に、
それぞれの溝4. 4’に軟化流入され、そして区画壁
11の上方に溜った空気が排気孔111,111・・・
・・・を通して外気に排出され、区画壁11の上方で2
つの異質な靴底材aとbが相互に溶着または焼付は接着
されて、靴底5が完成される。
は、成形室20と20′の容積に合せて色彩または材質
において相互に異質で、しかも接着性を有するゴムまた
は合成樹脂等の2つの異質な可塑性の靴底成形材aとb
を截断準備し、これをそれぞれの成形室20と20′に
導入して加熱加圧すれば、異質な靴底成形材aとbの一
部が、それぞれの成形室20,20′の突起成形凹部3
. 3. 3・・・・・・に軟化流入されると同時に、
それぞれの溝4. 4’に軟化流入され、そして区画壁
11の上方に溜った空気が排気孔111,111・・・
・・・を通して外気に排出され、区画壁11の上方で2
つの異質な靴底材aとbが相互に溶着または焼付は接着
されて、靴底5が完成される。
この考案の靴底成形型は以上のように構成され、使用さ
れるので、靴底成形時に区画壁の上方に封入された空気
が排気孔111,111・・・・・・を通して外気に容
易に排出され、その結果、成形された靴底は従来のよう
に区画壁に対応して形成された接地面の溝付近に気泡が
介在されることがなく、溝付近の強度を著しく増強でき
る。
れるので、靴底成形時に区画壁の上方に封入された空気
が排気孔111,111・・・・・・を通して外気に容
易に排出され、その結果、成形された靴底は従来のよう
に区画壁に対応して形成された接地面の溝付近に気泡が
介在されることがなく、溝付近の強度を著しく増強でき
る。
しかも異質な靴底成形材aとbがそれぞれの成形室20
.20’の容積と多少相違して截断準備されていたとし
ても、区画壁の上方に封入された空気が排気孔111,
111・・・・・・を通して外気に排気されるのと、区
画壁11に沿って連設された溝4,4′によって区画壁
の両側で成形室20.20’の容積が拡大されているの
とがあいまつて、靴底成形時に、一方の異質な靴底成形
材a1またはbが区画壁11を越えて他方の成形室20
′または20に流入されたとしても、他方の14.4’
の底面42’、42迄達することがなく、シたがってこ
のようにして成形された靴底5の接地面は、区画壁11
に対応して成形された溝52を境界として、鮮明にしか
も確実に材質的または色彩的に異質に区分されたものに
することができる。
.20’の容積と多少相違して截断準備されていたとし
ても、区画壁の上方に封入された空気が排気孔111,
111・・・・・・を通して外気に排気されるのと、区
画壁11に沿って連設された溝4,4′によって区画壁
の両側で成形室20.20’の容積が拡大されているの
とがあいまつて、靴底成形時に、一方の異質な靴底成形
材a1またはbが区画壁11を越えて他方の成形室20
′または20に流入されたとしても、他方の14.4’
の底面42’、42迄達することがなく、シたがってこ
のようにして成形された靴底5の接地面は、区画壁11
に対応して成形された溝52を境界として、鮮明にしか
も確実に材質的または色彩的に異質に区分されたものに
することができる。
また靴底成形時に排気孔111,111・・・・・・に
靴底成形材aとbの一部が流入して、靴底の溝52にバ
リ521が形成されたとしても、ナイフ等によって容易
に除去できる。
靴底成形材aとbの一部が流入して、靴底の溝52にバ
リ521が形成されたとしても、ナイフ等によって容易
に除去できる。
尚、図面中1は、靴底成形雌型を、1′は靴底成形雄型
を示すものである。
を示すものである。
図面は実施例を示すものであって、第1図はその要部断
面図であり、第2図は成形雌型の平面図であり、第3図
は靴底成形状態を示す要部断面図であり、第4図は実施
例の靴底成形型で成形された靴底の要部断面図であり、
第5図は従来の靴底成形型による靴底の成形状態を示す
要部断面図である。 符号の説明、1・・・・・・靴底成形雌型、1′・・・
・・・靴底成形雄型 11・・・・・・区画壁、110
・・・・・・区画壁の端部、110′・・・・・・区画
壁の彎曲地点、111・・・・・・排気孔、2・・・・
・・成形室、20,20’・・・・・・区分された成形
室、21・・・・・・成形室の底部、211・・・・・
・成形室の底面、3・・・・・・突起成形凹部、4゜4
′・・・・・・溝、41,41’・・・・・・上部外壁
、42,42′・・・・・・底面、5・・・・・・靴底
、51,51’・・・・・・突条、52・・・・・・溝
、521・・・・・・パリ、511,511′・・・・
・・傾斜壁、6・・・・・・突起、a、 b・・・・
・・靴底成形材。
面図であり、第2図は成形雌型の平面図であり、第3図
は靴底成形状態を示す要部断面図であり、第4図は実施
例の靴底成形型で成形された靴底の要部断面図であり、
第5図は従来の靴底成形型による靴底の成形状態を示す
要部断面図である。 符号の説明、1・・・・・・靴底成形雌型、1′・・・
・・・靴底成形雄型 11・・・・・・区画壁、110
・・・・・・区画壁の端部、110′・・・・・・区画
壁の彎曲地点、111・・・・・・排気孔、2・・・・
・・成形室、20,20’・・・・・・区分された成形
室、21・・・・・・成形室の底部、211・・・・・
・成形室の底面、3・・・・・・突起成形凹部、4゜4
′・・・・・・溝、41,41’・・・・・・上部外壁
、42,42′・・・・・・底面、5・・・・・・靴底
、51,51’・・・・・・突条、52・・・・・・溝
、521・・・・・・パリ、511,511′・・・・
・・傾斜壁、6・・・・・・突起、a、 b・・・・
・・靴底成形材。
Claims (1)
- 底部21に区画壁11を突出して、成形室2を20と2
0′に区分したものにおいて、成形室の底面211に多
数の突起成形凹部3,3・・・・・・と、区画壁11の
両側に沿って連設された溝4,4とが形成され、さらに
区画壁11の上面に、その一端が外気に連絡した排気孔
111,111・・・・・・を開口させたことを特徴と
する靴底成形型
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5222581U JPS6041134Y2 (ja) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | 靴底成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5222581U JPS6041134Y2 (ja) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | 靴底成形型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57164609U JPS57164609U (ja) | 1982-10-16 |
JPS6041134Y2 true JPS6041134Y2 (ja) | 1985-12-13 |
Family
ID=29848922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5222581U Expired JPS6041134Y2 (ja) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | 靴底成形型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041134Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-09 JP JP5222581U patent/JPS6041134Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57164609U (ja) | 1982-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4120477A (en) | Mold and method for injection molding a sole onto a shoe upper | |
US4268931A (en) | Process of manufacturing an inner boot | |
US3806974A (en) | Process of making footwear | |
US20040031170A1 (en) | Footwear with an air cushion and a method for making the same | |
CN107006949A (zh) | 鞋底板组件和制造方法 | |
US4217081A (en) | Shoe sole molds | |
CN202592652U (zh) | 一种成型双色鞋底的模具 | |
US4279049A (en) | Process for manufacturing footwear from a plastic material such as polyurethane | |
JPS6041134Y2 (ja) | 靴底成形型 | |
JPS6116817Y2 (ja) | ||
US4244070A (en) | Sole with heel for women footwears or shoes, and method for quickly and economically making said soles with corresponding heels | |
JPH0243206Y2 (ja) | ||
US2358341A (en) | Apparatus for producing women's rubbers | |
US20080193708A1 (en) | Method for producing sucker elements, sucker element produced with the method, and article with sucker | |
KR860002000Y1 (ko) | 고무 신발창의 3색 도색용 금형 | |
JPS6057843B2 (ja) | 靴底の製造法 | |
US20040262819A1 (en) | Method for forming patterns on shoe sole | |
CN209449813U (zh) | 内置气囊的防震童鞋鞋底及其成型模具 | |
JPH02252402A (ja) | 射出成形靴の製造方法 | |
EP0013260A1 (en) | Method and mould for producing a shoe with a sole made of plastics of at least three colours | |
JPS6254645B2 (ja) | ||
TWM617013U (zh) | 一體成型安全鞋結構改良 | |
JPS643407U (ja) | ||
JP3009651U (ja) | インソール | |
JPH02125611U (ja) |