JPS6040848B2 - 調理機器 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はミキサー等におけるコップとその閉口部を塞ぐ
蓋とのシール部分からの水洩れを防止した調理機器に関
するものである。

従来例の構成とその問題点 従来、ミキサー等、水をコップに一杯入れて蝿拝する機
器において、コップの開□部を塞ぐ蓋にはパッキングを
必ず設けていた。

それは、カッターを回転駆動するということで、コップ
内の気圧変化があり、蓋をネジで締め付けていても鷹拝
されている液体が外部に洩れるということが生ずるため
であった。しかしパッキングは蓋とは別部品であり、取
扱い上、不便であるとともに、調理物の付着等が生じ不
衛生になりがちであった。発明の目的本発明は従来の問
題点となる水の洩れをパッキンを設けることなく、蓋自
身で解消するもので、取扱い、洗浄性等においてすぐれ
た効果を発揮するものである。発明の構成 本発明の調理機器は、内部に切削するカッターを設けた
コップと、コップの上部に装備して閉口部を塞ぐ蓋とを
備え、その蓋の内面に、蓋取付時にコップの開口部の内
縁に接する傾斜面をもった環状の突出部を形成したもの
で、蓋をコップに取付けることによりコップの関口部と
突出部の作用によりパッキンなしで自動的にシールする
ことができるものである。

実施例の説明 以下、本発明の実施例を示すミキサーについて説明をす
る。

図において、１は動力部およびスイッチ部を内蔵した本
体、２は本体１に対して着脱自在なコップ台、３はコッ
プ台２に対して着脱自在に装備したコップで、上部には
ネジ部３ａを設けている。４はネジ部３ａに螺合するネ
ジ部４ａをもった蓋で、コップ３の閉口部を着脱自在に
塞いでいる。

５は蓋４に一体に設けられた環状で薄肉のリブで、コッ
プ３の上端薗部に当接する。

６はコップ３の閉口部の内縁に接する煩斜面６ａを設け
た環状の突出部で、リブ５の内側に位置している。

７は主軸で、上部には、上カッター１１と下カッター１
２と両カッター間のスベーサ１３とが設けられている。

８は主軸７の下端に設けたコネクターで、動力部を内蔵
する本体１の動力をカッター１ｇ？ １２に伝える。９
はコップ台２とコップ３との間に取付けられる軸受で、
主軸７を支持するメタル亀０を圧入している。

１４はコップ３内の液体の流れを示す。

上記構成によれば、本体１の駆動により、コネクター８
に伝えられ、コップ台２に設置された軸受９の主軸７に
伝えられる。

そして主軸７に設けられた上カッター１２「下カツタ−
１３、そして両カッター間のスベーサ１３が回転をはじ
め、コップ３にある液体が回りはじめる。このとき液体
は符号１４で示すように上部に押し上げられる。そして
縄梓時間が長ければ長い程、コップ３内の気圧の変化が
あり、コップ上部に設けられたネジ部３ａに競合してい
るネジ部４ａを設けた蓋４から外部に出ようとする。こ
の時、蓋４に設けた傾斜面６ａを有する突出部６がコッ
プ３の関口部の内縁に接しているため、液体の外部への
洩れは防止することはできる。更に２次的な防止として
、鏡斜面６ａを設けた突出部６の外側に、薄肉からなる
リブ５を設けて、これをコップの上端両部に当俵してい
るため、外部への液体の洩れは完全に防止することがで
きる。発明の効果 以上のように本発明によれば、蓋の内面に、蓋敬付時に
コップの開□部の内縁に接する煩斜面をもった突出部を
設けることで、パッキンの必要性がなく液密にすること
ができるとともに部品点数が少なく取扱いが容易であり
、しかも、洗浄等も容易で衛生的に保てるという効果を
奏している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の−実施例を示すミキサーの外観斜視図
、第２図は同コップ部の断面図、第３図は本発明の一実
施例を示すコップ上部の拡大断面図である。 １…・・・本体、３……コップ、４・・・・・・蓋、６
・・・・・・突出部、６ａ・…・・懐斜面、１１，１２
・・・・・・カツタ−−。

・第１図第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 内部に切削するカツターを設けたコツプと、コツプ
   の上部に装備して開口部を塞ぐ蓋とを備え、その蓋の内
   面に、蓋取付時にコツプの開口部の内縁に接する傾斜面
   をもつた環状の突出部を形成した調理機器。 ２ 蓋はコツプの上端面部に接するリブを有する特許請
   求の範囲第１項記載の調理機器。