JPS6040814Y2 - 排気ガス浄化用モノリス触媒の性能評価用装置 - Google Patents

排気ガス浄化用モノリス触媒の性能評価用装置

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JPS6040814Y2
JPS6040814Y2 JP4456979U JP4456979U JPS6040814Y2 JP S6040814 Y2 JPS6040814 Y2 JP S6040814Y2 JP 4456979 U JP4456979 U JP 4456979U JP 4456979 U JP4456979 U JP 4456979U JP S6040814 Y2 JPS6040814 Y2 JP S6040814Y2
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JP
Japan
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gas
exhaust gas
monolithic
performance
catalyst
Prior art date
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Expired
Application number
JP4456979U
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JPS55142614U (ja
Inventor
茂徳 桜井
和彦 石黒
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車両の排気ガスを浄化するために使用される
モノリス触媒の、性能評価時に使用される性能評価用装
置に関する。
(従来の技術) 車両の排気ガスを浄化するために使用される触媒として
は、ペレット型及びモノリス型の触媒がある。
この中で、モノリス型触媒は、蜂巣状の断面をもち一体
的に形成されてハニカム型ともいわれており、触媒支持
用金具を介してコンバータケース内に取りつけられてい
る。
従来、モノリス触媒の排気ガス浄化性能を評価するため
の性能評価試験を行なう場合、試験装置に制約があり、
モノリス触媒をそのままの大きさでは使用することがで
きず、机上実験用のサンプルをモノリス触媒から切り出
して使用していた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように従来のモノリス触媒の性能評価試験装置で
は次のような欠点があった。
■ 試験のためにモノリス触媒を破壊しなければならず
、同一のモノリス触媒の性能の経時的変化を追求するた
めの試験が行ない得なかった。
■ また、切り出された試験片からのガス洩れを防ぐた
めに試験装置の構造が複雑となる。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記に鑑み、モノリス触媒を破壊することな
く触媒性能の測定ができ、従って、新品触媒の性能評価
、同一触媒の性能の経時的変化を追求する試験を行なう
ことができ、かつ、構造が簡単なモノリス触媒の性能評
価装置の提供を目的とするものである。
すなわち、本考案装置はモノリス触媒コンバータに、テ
スト用標準ガス供給装置から送出されるガスを前記コン
バータ内に収納されたモノリス触媒内へ導入するための
ガス供給管と、前記モノリス触媒の一部を通過したガス
をガス分析器へ送出するためのガス取出管とを直列状に
挿着して、ガスをガス供給管とガス取出管とによって前
記ガス供給装置から前記ガス分析器へ流通させる途中で
、前記モノリス触媒の適数個のガス通路を通過させ、通
過したガスを分析してモノリス触媒の性能を評価するよ
うに構成したものである。
(作 用) 本考案装置はテスト用標準ガス供給装置から送出される
ガスをガス供給管とガス取出管とによってモノリス触媒
コンバータ内に収納されたモノリス触媒の適数個のガス
通路を通過させてガス分析器へ流通させる。
(実施例) 初めに、第1図、第2図によりモノリス触媒コンバータ
について説明すると、モノリス触媒コンバータ51は中
央部に円筒状のケース52があり、このケース52内に
、触媒金属を担持した隔壁53cによりハニカム状に形
成されたモノリス触媒53が触媒支持金具54を介して
取りつけられている。
ケース52はその両端に、ろうと状をした同形の前部カ
バ55と後部カバ55′とがそれぞれ気密に取りつけら
れている。
前部カバ55はテーパした先端部が円筒状の排気ガス流
入口56になっており、この排気ガス流入口56の端部
外側には適数個の取付穴58を有する取付はフランジ5
7がある。
後部カバ55′は前部カバ55と同様に、排気ガス流出
口56′及び適数個の取付穴58′を有する取付はフラ
ンジ57′がある。
次に、この考案を第1図〜第4図に示す実施例に基づい
て説明する。
図において、ガス供給管1はその一端部に座板2が固着
されている。
この座板2はモノリス触媒コンバータ51の前部カバ5
5の排気流入口56から、モノリス触媒コンバータ51
内に挿入可能な外径を有し、かつ、円板状に形成されて
いる。
この座板2の端部には、第3図に示すように、ガス供給
管1の端部との間にリング状の溝2aが形成されており
、この溝2aにガスケット3が気密に嵌着されている。
このガスケット3はガス供給管1及び座板2の端面をお
おう形に形成されており、その中心部にはガス供給管1
の内径と略同−直径の中心孔3aがあけられている。
フランジ4ハ前部カバ55の取付はフランジ57と略同
−ノ外径を有し、又前部カバ55の各取付穴58に整合
するボルト穴4aがあけられている。
又、フランジ4はその中心部に、前部カバ55のガス流
入口56の内径より小さな直径を有するねじ穴4bがあ
けられている。
調節ボルト5は7ランジ4のねじ穴4bにねじ込むため
のねじ5aが切られており、又その軸心部にはガス供給
管1を挿通するための中心穴5bがあけられている。
ブロック6は座板2と略同じ外径を有腰座板2から僅か
に離れた位置においてガス供給管1の外側に取りつけら
れている。
上記のように形成されたフランジ4のねじ穴4bに、調
節ボルト5をねじ込み、フランジ4に対する調節ボルト
5の位置を適当に調節する。
ついで、座板2のi2aにガスケット3を嵌着したガス
供給管1を、この座板2の取りつけられていない方の端
部から、調節ボルト5の中心孔5bに挿入する。
このようにして、調節ボルト5に挿入されたガス供給管
1は、フランジ4に対して調節ボルト5の頭部5cと座
板2とが反対側に位置している。
なお、8はガス供給管1内を通過するガスの温度が下が
るのを防市するために、ガス供給管1の外側に取りつけ
られた保温材である。
上記のようにして組付けられたガス供給管1、フランジ
4及び調節ボルト5によりガス供給部7が形成される。
座板2′、ブロック6′を取りつけたガス取出管1′は
、座板2、ブロック6を取りつけたガス供給管1と同形
に形成されている。
又、フランジ4′及び調節ボルト5′も、フランジ4及
び調節ボルト5とそれぞれ同形に形成されている。
そして、ガス取出管1′、フランジ4′及び調節ボルト
5′を組付けることにより、ガス供給部7と同形のガス
取出部7′が形成されている。
ガス供給部7は、その座板2をモノリス触媒コンバータ
51のガス流入口56から挿入して、フランジ4を取付
はフランジ57に当接させて、フランジ4の各ボルト穴
4aと取付フランジ57の各取付穴58とに挿入した締
付ボルト9により両フランジ4及び57を締めつけるこ
とにより、ガス供給部7がモノリス触媒コンバータ51
に取りつけられる。
ついで、調節ボルト5をフランジ4に対して締め込むと
、調節ボルト5はその先端部が前部カバ55の内側に位
置するブロック6に当接した後、ブロック6を押すので
、ガス供給管1はモノリス触媒53側に押されて、その
座板2に嵌着されたガスケット3がモノリス触媒53の
ガス流入口端部53aに密着させられる。
次に、ガス取付部7′の座板2′をモノリス触媒コンバ
ータ51のガス流出口56から挿入した後、ガス供給部
7をモノリス触媒コンバータ51に取りつけたのと同様
の方法で、ガス取出部7′をモノリス触媒コンバータ5
1に取りつける。
ついで、調節ボルト5′をフランジ4′にねじ込み、座
板2′のガスケット3′をモノリス触媒53のガス流出
口端部53bに密着させる。
上記のように、モノリス触媒53のガス流入口端部53
aとガス流出口端部53bとにそれぞれ気密で、かつ、
互いに対向して取りつけられたガスケット3とガスケッ
ト3′とは、それぞれの中心孔3aと3a’とが同軸上
に位置している。
これにより、ガスケット3の中心孔3aとガスケット3
′の中心孔3a’とは、モノリス触媒53の適数個のガ
ス通路53dにより連通されるので、ガス供給管1とガ
ス取出管1′とが、ガス通路53dを介して連通ずる。
次に、この実施例の作用について説明する。
モノリス触媒コンバータ51に取りつけたガス供給管1
の他端部(図示しない)をモノリス触媒テスト用標準ガ
ス発生器(図示しない)に接続し、又ガス取出管1′の
他端部(図示しない)をガスクーラを経てガス分析器(
いずれも図示しない)に接続する。
ついで、標準ガス発生器からHC。C09CO2,N2
等のガスを混合して400℃程度に加熱されたテスト用
標準ガスを、ガス供給管1に流すと、この標準ガスはガ
ス供給管1からモノリス触媒53の適数本のガス通路5
3d内を通り、この通路53d内において化学反応を起
した後、ガス取出管1′を経てガス分析器に導かれる。
そして、このガス分析器によりモノリス触媒の性能が測
定される。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば下記の効果を有す
る。
■ モノリス触媒の性能評価を行なう際に、モノリス触
媒を破壊することなくその性能を測定することができる
ので、一つのモノリス触媒の経時的な性能変化を追求す
ることができるとともに性能評価装置の構造を簡単にす
ることができる。
■ さらに、モノリス触媒の適数個のガス通路の一端側
と他端側とにガス供給管とガス取出管とをそれぞれ気密
状に接続するので、ガス通過中モノリス触媒からのガス
洩れを防止することができ、モノリス触媒の性能を正確
に評価することができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図はモノリス触媒
に性能評価装置を取りけた状態の縦断面図、第2図はモ
ノリス触媒の拡大断面図、第3図は第1図の座板部の拡
大図、第4図は調節ボルトの斜視図である。 1・・・・・・ガス供給管、1′・・・・・・ガス取出
管、2゜2′・・・・・・座板、3,3′・・・・・・
ガスケット、51・・・・・・モノリス触媒コンバータ
、53・・・・・・モノリス触媒、56・・・・・・排
気ガス流入口、56′・・・・・・排気ガス流出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数のガス通路がハニカム状に連設されたモノリス触媒
    の性能を、排気ガス流入口と排気ガス流出口とを開口し
    たモノリス触媒コンバータ内に収納した状態で評価する
    ための性能評価装置であって、前記モノリス触媒コンバ
    ータにはテスト用標準ガス供給装置から送出されたガス
    をモノリス触媒内の一部を通過させるために適数個の前
    記ガス通路の一端側に対し前記排気ガス流入口を貫通し
    て気密状に接続されたガス供給管と前記モノリス触媒の
    一部を通過したガスをガス分析器へ送出するために前記
    ガス供給管に接続された適数個の前記ガス通路の他端側
    に対し排気ガス流出口を貫通して気密状に接続されたガ
    ス取出管とを、それぞれ前記排気ガス流入口及び前記排
    気ガス流出口に対しそれぞれ着脱可能に装着された取付
    部材を介してそれぞれ気密状に挿着したことを特徴とす
    る排気ガス浄化用モノリス触媒の性能評価用装置。
JP4456979U 1979-04-03 1979-04-03 排気ガス浄化用モノリス触媒の性能評価用装置 Expired JPS6040814Y2 (ja)

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JP4456979U JPS6040814Y2 (ja) 1979-04-03 1979-04-03 排気ガス浄化用モノリス触媒の性能評価用装置

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Publication Number Publication Date
JPS55142614U JPS55142614U (ja) 1980-10-13
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JP4456979U Expired JPS6040814Y2 (ja) 1979-04-03 1979-04-03 排気ガス浄化用モノリス触媒の性能評価用装置

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AT513842B1 (de) * 2013-06-17 2014-08-15 Avl List Gmbh Verfahren zur Überprüfung der Wirksamkeit einer Abgasnachbehandlungseinrichtung

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JPS55142614U (ja) 1980-10-13

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