JPS6039513Y2 - 動力機構 - Google Patents

動力機構

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Publication number
JPS6039513Y2
JPS6039513Y2 JP17028177U JP17028177U JPS6039513Y2 JP S6039513 Y2 JPS6039513 Y2 JP S6039513Y2 JP 17028177 U JP17028177 U JP 17028177U JP 17028177 U JP17028177 U JP 17028177U JP S6039513 Y2 JPS6039513 Y2 JP S6039513Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mainspring
case
motor
output shaft
gear
Prior art date
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Expired
Application number
JP17028177U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5495643U (ja
Inventor
卓 杉山
義直 新井
Original Assignee
横河電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 横河電機株式会社 filed Critical 横河電機株式会社
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Publication of JPS5495643U publication Critical patent/JPS5495643U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ゼンマイの巻きほどき力を動力源とする動力
機構に関するものであって、無人、無電源で自動巻き上
げが可能な動力機構を提供するものである。
ゼンマイの巻きほどき力を動力源とする動力機構は、機
械的エネルギーを蓄積できる簡便な機構として広く用い
られている。
しかし、従来のこのような動力機構では、ゼンマイの巻
き上げを、手動で行なったり、別途に設けられた電源に
より駆動されるモータで行なう構成となっているので、
無人、無電源による連続運転はできなかった。
本考案は、このような従来の動力機構の欠点を解決した
ものであって、以下、図面を用いて詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す構成国であって、M
Oは光電変換素子の出力を駆動源とするモータ、OUT
′は減速歯車機構およびゼンマイ機構を含む出力機構で
ある。
第2図は、第1図におけるモータMOの一例を示す構成
図であって、aは部分断面図、bはaのx−x’線に沿
った簡略断面図、Cは要部の等価的回路図である。
第2図において、1はステータ、2はロータ、3は外筒
、4は受光面体、5は軸、6はケース、7は窓体である
ステータ1は、たとえば円筒形の磁石がN、 S極に
磁化されたものである。
ロータ2は、1本の巻線がステータ1を内包して回転す
るようにコイルとしてカップ状に巻回成形されたもので
、その外周にはほぼ等間隔に複数のタップ2□′〜2.
′が設けられている。
外筒3は、ステータ1およびロータ2を内包するもので
、磁性材で円筒状に形成され、ステータ1とともに閉磁
路を形成している。
受光面体4は、円周方向にロータ2のタップに対応した
複数個の受光面4.〜4.が配置されてほぼ円筒形に形
成されたものであり、軸5を介してロータ2と一体化さ
れている。
各受光面41〜4.にはそれぞれ光電変換素子(たとえ
ば太陽電池)41′〜4、′が配置されている。
なお、これら光電変換素子41′〜49′は、Cに示す
ように、ロータ2の各タップ21′〜29′とほぼ直角
方向に対向するタップとの間に同一極性になるように接
続されている。
すなわち、タップ2、′〜29′に光電変換素子41′
〜4.′の陽極側が接続されるとともにタップ26〜2
5′にはその陰極側がそれぞれ接続されている。
ケース6は、受光面体4を内包するもので、たとえはプ
ラスチックで円筒状に形成されている。
窓体7は、外部からの光の受光面体4への入射を制限す
るもので、ケース6の内周に沿って配置されている。
このように構成されたモータMOにおいて、たとえば窓
体7の開口窓部7′をステータ1のS極の領域に対応す
るように位置させて光電変換素子4□′〜4.′に外部
からの光を照射するようにするとロータ2はフレミング
左手の法則にしたがってたとえば矢印Aの方向に回転を
始め、光電変換素子は4.’−4□′・・・、4.’−
4□′の順に照射されて同一方向に回転を続ける。
第3図は、第1図における出力機構OUTの一例を示す
簡略構成図である。
第3図において、S工はモータMOの出力軸、B2は出
力機構0LJTの出力軸、S3〜S6はモータMOの出
力軸S1の回転力を出力機構OUTの出力軸S2に伝達
する軸、G□〜G8はこれら軸S1.S3〜S6に軸着
された歯車、SPはゼンマイ、SCはゼンマイケース、
Cはケース、SB1.SB2は軸受、LGはラチェット
歯車、LPはラチェットピンである。
モータMOの出力r#1の回転は、歯車G1−歯車G2
一軸S3−歯車G3−歯車G。
一軸S、−歯車G、−歯車G6−軸S5−歯車G7−歯
車G8を介して軸S6に減速伝達される。
この軸S6にはゼンマイSPの一端が固定されている。
このゼンマイSPの他端はゼンマイケースSCに固定さ
れている。
そして、ゼンマイケースSCには出力軸S2が固着され
ている。
また、ゼンマイケースSCにはラチェット歯車LGが一
体化され、ケースCにはこのラチェット歯車国に嵌合す
るようにラチェットピンLPが設けられている。
これらラチェット歯斗上GおよびラチェットピンLPは
、出力軸S2の逆回転を防止する逆転防止機構を構成し
ている。
なお、モータMOの出力軸S1には一方向の回転を伝達
するようにスプリングクラッチ等の一方向クラッチが設
けられるが図示しない。
また、ケースCは回転しないように固定されているもの
とする。
このように構成された出力機構印パにおいて、モータM
Oの出力軸S1が矢印CWの方向に回転することにより
軸S6も同一方向に回転し、ゼンマイSPは巻き上げら
れる。
一方ゼンマイケースSCは、このゼンマイSPの巻きほ
どき力により、aS、とは逆の方向CCWに回転する。
このゼンマイケースSCの回転力は、軸S2を介して外
部に取り出される。
再び第1図において、モータMOの開口窓部7′から受
光面体4に光が照射されると、モータMOの出力軸S1
は所定の方向CWに回転を始める。
そして、ゼンマイSPが巻きほどかれている場合には、
ゼンマイSPの巻きほどき力と巻き上げ力が平衡する状
態まで巻き上げる。
このゼンマイSPの巻き上げは、モータMOの受光面体
4に光が照射されている限り間断なく行なわれ、ゼンマ
イSPは常に一定の巻き上げ状態に保たれることになる
このようにしてゼンマイSPの巻きほどき力と巻き上げ
力が平衡する一定の巻き上げ状態では、モータMOの回
転は自動的に停止することになり、巻き上げ量の多少に
拘らずモータが定常回転をする場合に必要なスリップ機
構は不要になる。
また、出力軸S2はラチェット機構を介してケースCに
係合されているので、出力軸S2に外部から逆回転力が
加えられてもその回転がゼンマイケースSCに伝達され
ることはなく、ゼンマイ機構や減速歯車機構の逆回転に
よる破損を防止することができる。
このような動力機構をたとえば時計の駆動源として用い
た場合、モータMOでゼンマイSPを最大に巻き上げて
おくことにより、約1週間の連続運転が確認できた。
また、本実施例では、モータMOとしてブレシレス構造
のものを用いているので、モータ自体の長寿命化も図れ
、動力機構としてのより一層の安定動作が実現できる。
以上説明したように、本考案によれば、無人、無電源で
ゼンマイの自動巻き上げが可能な動力機構が実現でき、
屋外に設置する時計機構の駆動源等に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成国、第2図は第1
図におけるモータの一例を示す構成国、第3図は第1図
における出力機構の一例を示す簡略構成図である。 MO・・・・・・モータ、0tJT・・・・・・出力機
構、S、〜S6・・・・・・軸、01〜G8・・・・・
・歯車、SP・・・・・・ゼンマイ、SC・・・・・・
ゼンマイケース、LG・・・・・・ラチェット歯車、L
P・・・・・・ラチェットピン、C・・・・・・ケース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光電変換素子の出力を駆動源とするモータと、モータの
    出力軸に連結された減速歯車機構と、一端が減速歯車機
    構の出力軸に連結され他端がゼンマイケースに固定され
    たゼンマイと、ゼンマイケースに固定された出力軸と、
    これら減速歯車機構およびゼンマイケースを回転可能に
    内包するケースと、出力軸の逆回転を防止する逆転防止
    機構とで構成されたことを特徴とする動力機構。
JP17028177U 1977-12-16 1977-12-16 動力機構 Expired JPS6039513Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17028177U JPS6039513Y2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 動力機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17028177U JPS6039513Y2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 動力機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5495643U JPS5495643U (ja) 1979-07-06
JPS6039513Y2 true JPS6039513Y2 (ja) 1985-11-26

Family

ID=29173126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17028177U Expired JPS6039513Y2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 動力機構

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Publication number Publication date
JPS5495643U (ja) 1979-07-06

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