JPS603933Y2 - デイ−ゼルエンジンのオイル自動交換装置 - Google Patents

デイ−ゼルエンジンのオイル自動交換装置

Info

Publication number
JPS603933Y2
JPS603933Y2 JP12949779U JP12949779U JPS603933Y2 JP S603933 Y2 JPS603933 Y2 JP S603933Y2 JP 12949779 U JP12949779 U JP 12949779U JP 12949779 U JP12949779 U JP 12949779U JP S603933 Y2 JPS603933 Y2 JP S603933Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
engine
pump
change device
oil change
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12949779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5647207U (ja
Inventor
元啓 新沢
利明 田中
Original Assignee
日産自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP12949779U priority Critical patent/JPS603933Y2/ja
Publication of JPS5647207U publication Critical patent/JPS5647207U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS603933Y2 publication Critical patent/JPS603933Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はディーゼルエンジンのオイル自動交換装置の改
良に関する。
一般にディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比較し
て排気中に含まれるカーボンなどの微粒子が多く、とく
にNOxを低減するためにEGRを大量に行ったときは
、カーボン発生量も大幅に増加する傾向にある。
そしてこのEGR時に新気とともにシリンダ内へ吸入さ
れた排気中のカーボンは、エンジンオイルで潤滑された
シリンダ内壁に付着しやすく、これがピストンリングに
よりクランクケースへと掻き落され、エンジンオイルの
劣化を早める原因となったいた。
劣化したエンジンオイルはエンジン各部の摩耗を促進す
るなどエンジン性能を低下させるので早期にオイル交換
する必要が生じるが、このようなオイル交換を自動的に
行い常に高い潤滑性能を保持するようにしたオイル自動
交換装置が本出願人により提案されている(参考文献:
特開昭50−73303号、特開昭52−9883峰公
報)。
これを第1図にもとづいて説明する。
エンジン1のオイルパン2には新油を満たしたオイルタ
ンク3からのエンジンオイルが、給油管4に設けた送油
ポンプ5及び電磁弁(導入弁)6を介して供給される。
電磁弁6は例えば所定走行距離毎に所定時間開弁し、こ
のとき同時に作動する送油ポンプ5によって所定量の新
しいオイルがオイルパン2に補給されるのである。
他方、古くなったオイルの一部は、オイルパン2もしく
は潤滑系統から排油管7を介して電磁弁(抜取弁)8の
開いたときに抜き取られるのであり、このようにして新
たなオイルの補給と古くなったオイルの抜き取りを定量
的に継続することにより、常に所要のエンジン潤滑性能
を維持しうる劣化していないオイル状態に管理すること
ができる。
そして、この装置ではさらに抜き取ったオイルを燃料と
共に燃焼室(シリンダ内)へと送り込んで再燃焼処理す
るようになっている。
そのため、燃料噴射ポンプ9からの余剰燃料の戻油管1
0の途中に前記排油管7が接続し、燃料タンク12に抜
き取りオイルを流入させる。
このオイルは、燃料と混合した状態で供給管13から油
水分離器14やフィルタ15を通して燃料噴射ポンプ9
へと吸引され、各気筒の燃料噴射弁16・・・より燃焼
室へと噴射供給されるのであり、燃料とともにほぼ完全
に燃焼させられる。
このようにして、自動的にオイルを交換処理して常に良
好な潤滑性能を発揮させられるのであるが、この装置で
は新油を補給するのに専用の送油ポンプ5が必要となり
、このポンプ自体かなり高価となる問題があった。
本考案はかかる点に着目してなされたもので、ディーゼ
ルエンジンに必要な補機類などの駆動源となるバキュー
ム(真空)ポンプを利用して新油の補給を行うことによ
り、装置の簡略化とコストダウンをはかった新規なオイ
ル自動交換装置を提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
第2図は本実施例の全体的な構成をあられすが、図中第
1図と実質的に同一部分は同符号を付すことにする。
新油をみたしたオイルタンク3からの給油管4は電磁弁
6の下流において、エンジン1によって駆動される真空
ポンプ20の吸引通路21の途中に接続する。
この吸引通路20はその上流でチェックバルブ22を介
してバキュームタンク23に接続し、ブレーキ用のマス
ターバックなど負圧を作動源とする補機類などに負圧(
真空)を供給する。
真空ポンプ20の吐出通路25はエンジンオイルパン2
に連通しである。
真空ポンプ20は例えば第3図のようなベーンポンプが
用いられ、ハウジング26に対して偏心回転するロータ
27に、適当な間隔でベー728が配設してあり、回転
軸29の中心部より供給される油圧(第2図の通路35
を介して供給)でベーン28をハウジング内壁に押し付
けながら、これらの間で形成される容積変化するポンプ
作動室30により、ポンプ入口31から吸引した空気を
ポンプ出口32から排出する。
ポンプ人口31は吸引通路21に、またポンプ出口32
は吐出通路25にそれぞれ接続する。
他方、吐出通路25のオイルパン2への接続部には、第
4図のような多数の微孔33をもったノズル34が取付
けられ、補給オイルをオイルパン2の内部へと噴霧供給
する。
その他の構造については第1図と同様であり、新油供給
量を制御する電磁弁(導入弁)6と、排油量を制御する
電磁弁(抜取弁)8は、図示しないコントロール回路か
らの信号によって所定走行距離毎に所定時間だけ開いて
オイルの自動交換を行うのであるが、電磁弁6が開くと
真空ポンプ20の働きによりオイルタンク3からの新油
が吸引され、ポンプ吸引通路21よりポンプ人口30ポ
ンプ作動室30、ポンプ出口32を経て吐出通路25の
ノズル34からオイルパン2の内部へと噴霧される。
霧状に噴出するオイルはオイルパン2の内部に溜ったオ
イルと速やかに均質的に混合する。
電磁弁6が閉じれば、新油の吸い出しは停止し、吸引通
路21や吐出通路25の内壁などに付着したオイルは、
時間の経過とともに真空ポンプ20の吸引作用でオイル
パン2へとほぼ完全に回収される。
なお、真空ポンプ20は負圧源の消費量にもよるのであ
るが、通常はそれはど負圧が消費されないことから、オ
イルパン2の内部空間が吸引空気によって過大に加圧さ
れることはないし、ブローバイガスの還流なども行われ
ているためクランクルーム内が高圧化する不都合は生じ
ない。
以上のように本考案によれば、補機類の作動源となる真
空ポンプを利用してオイルタンクからの新油を補給する
ようにしたので、専用の交換ポンプが不要となりコスト
ダウンと機構の簡略化がはかれる効果を生じ、また多孔
ノズルにより新油を噴霧補給するので、新旧オイルの混
合を速やかに均質化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の概略構成図、第2図は本考案の実施
例を示す概略構成図、第3図は真空ポンプの断面図、第
4図はノズルの側面図である。 1・・・・・・エンジン、2・・・・・・オイルパン、
3・・・・・・オイルタンク、4・・・・・・給油管、
6・・・・・・電磁弁、7・・・・・・排油管、8・・
・・・・電磁弁、12・・・・・・燃料タンク、20・
・・・・・真空ポンプ、21・・・・・・吸引通路、2
5・・・・・・吐出通路、34・・・・・・ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンオイルの一部を定期的に定量づつ抜き取りかつ
    燃料中に混入する手段と、抜き取ったオイルと同量の新
    油を自動的に補給する手段とを備えたディーゼルエンジ
    ンのオイル自動交換装置において、エンジンによって駆
    動され補機類の負圧作動源となる真空ポンプの吸引通路
    に新油の給油管を接続し、その吐出通路を多孔ノズルを
    介してエンジン内部潤滑系に連通させたことを特徴とす
    るディーゼルエンジンのオイル自動交換装置。
JP12949779U 1979-09-19 1979-09-19 デイ−ゼルエンジンのオイル自動交換装置 Expired JPS603933Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12949779U JPS603933Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19 デイ−ゼルエンジンのオイル自動交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12949779U JPS603933Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19 デイ−ゼルエンジンのオイル自動交換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5647207U JPS5647207U (ja) 1981-04-27
JPS603933Y2 true JPS603933Y2 (ja) 1985-02-04

Family

ID=29361253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12949779U Expired JPS603933Y2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19 デイ−ゼルエンジンのオイル自動交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS603933Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5647207U (ja) 1981-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN211314317U (zh) 用于甲醇发动机的曲轴箱通风系统及车辆
CN1239815C (zh) 四冲程内燃机
CN201284681Y (zh) 一种发动机曲轴箱通风系统
CN112901309A (zh) 一种主动式两冲程发动机曲轴箱通风系统
US4256064A (en) Fuel conserving engine improvement
CN209942905U (zh) 发动机曲轴箱通风系统及具有其的车辆
US4195600A (en) Crankcase chamber compression type two cycle internal combustion engines
JPS603933Y2 (ja) デイ−ゼルエンジンのオイル自動交換装置
KR20010031553A (ko) 엔진 블로 바이 가스 처리 방법
US6298836B1 (en) Arrangement for venting an engine crankcase
CN104948262A (zh) 一种油气分离器
CN210195889U (zh) 往复式发动机正压导入主动式曲轴箱吹漏气系统
US1967251A (en) Lubricating system
CN109469531B (zh) 一种曲轴箱通风系统油气分离器总成及车辆
JPS6056890B2 (ja) タ−ボチヤ−ジヤ付内燃機関のブロ−バイガス処理装置
JPH0610110Y2 (ja) ドライサンプ給油式エンジンのブロ−バイガス還元装置
JPS608105Y2 (ja) オイル自動交換装置
US5701856A (en) Separate oiling type two cycle engine
US4694786A (en) One-cylinder, two-stroke internal combustion engine with crankcase scavenging
CN109736918A (zh) 一种复合过滤结构的压力自调式曲轴箱通气阀
JPH02146210A (ja) ブローバイガス還元装置
CN114704350B (zh) 一种双燃料发动机曲轴箱通风系统及车辆
JPH02125961A (ja) 2サイクル内燃機関用燃料供給装置
JP2006144686A (ja) エンジンの換気装置
US20220074328A1 (en) Cylinder head