JPS6039295Y2 - 自走形クレ−ン - Google Patents

自走形クレ−ン

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Publication number
JPS6039295Y2
JPS6039295Y2 JP5063781U JP5063781U JPS6039295Y2 JP S6039295 Y2 JPS6039295 Y2 JP S6039295Y2 JP 5063781 U JP5063781 U JP 5063781U JP 5063781 U JP5063781 U JP 5063781U JP S6039295 Y2 JPS6039295 Y2 JP S6039295Y2
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JP
Japan
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vehicle body
crane
dual
seat
display section
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Expired
Application number
JP5063781U
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English (en)
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JPS57163439U (ja
Inventor
義雄 加藤
Original Assignee
株式会社加藤製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社加藤製作所 filed Critical 株式会社加藤製作所
Priority to JP5063781U priority Critical patent/JPS6039295Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は建設作業現場等のクレーン作業に用いられる
自走形クレーンに関する。
この種の自走形クレーンには各種のものが開発されてい
るが、たとえばこれら自走形クレーンの中には走行並び
にクレーン作業用の兼用運転席を備えたいわゆるホイー
ルクレーンがある。
このホイールクレーンはエンジンを搭載した走行車体に
旋回可能な旋回台を備え、この旋回台上にクレーン装置
および上記兼用運転席を設けて構成されており、このホ
イールクレーンはこの兼用運転席から走行とクレーン作
業との両操作が行なえるようになっている。
したがって、上記兼用運転席内にはクレーン作業の操作
レバー等のみならず、上記エンジンや走行車体の動作状
態を表示する表示部たとえばスピードメータ、ブレーキ
空気圧計、油圧計、燃料計および水温計等の計器類が配
置されており、これら計器類は上記エンジンや走行車体
の動作状態を検知して得た信号にもとづき、それぞれの
動作状態を表示するように構成されている。
ところで、このようなホイールクレーンにあっては上記
計器類が上記旋回台上の兼用運転席内に配置されている
ことから、上記走行車体側にあるエンジンの動作状態を
検知した信号は上記旋回台を介して各計器類に伝達され
る必要がある。
このため、従来は上記旋回台と走行車体との間に信号伝
達用の回転継手を設け、この回転継手を通じて上記信号
を走行車体側から兼用運転席側に伝達するようになって
いる。
しかしながら、上記回転継手は走行車体側から兼用運転
席側のみに信号を伝達するものではなく、兼用運転席側
から走行車体側への操作信号を伝達するものでもあり、
しかも上記回転継手は上記エンジンで駆動される油圧ポ
ンプからの圧油を上記クレーン装置の各油圧シリンダへ
伝達するものでもある。
このため上記各計器類への全ての信号および圧油等を上
記回転継手を介して伝達するようにすると、この回転継
手が大形化し、かつその構造も複雑なものとなり、また
その信号の伝達性能も低下するものであった。
この考案はこのような事情にもとづいてなされたもので
、その目的とするところは、信号の伝達をなす上記回転
継手の負担を軽減し、この回転継手の信号伝達性能を高
めることのできる自走形クレーンを提供することにある
以下この考案の一実施例を第1図および第2図にもとづ
゛き説明する。
図中1は自走形クレーンたとえばホイールクレーンの走
行車体であり、2・・・・・・はこの走行車体1の車輪
である。
また、走行車体1の後部にはエンジンルーム3が設けら
れており、このエンジンルーム3内にはエンジン4が収
容されている。
このエンジン4は走行用の駆動源として用いられるもの
である。
なお、5・・・・・・はクレーン作業時に走行車体1の
安定性を確保するアウトリガである。
そして、上記走行車体1には旋回台6が設けられており
、この旋回台6は走行車体1に対して旋回可能となって
いる。
なお、7は旋回台6の旋回ベアリングである。
そして、上記旋回台6にはクレーン装置8が設置されて
いる。
このクレーン装置8はブーム9を備え、このブーム9は
枢軸10によって起伏自在に支持されている。
また、ブーム9は起伏シリンダ11によって起伏可能と
なっている。
また、ブーム9はテレスコープ式に伸縮自在に構成され
ており、このブーム9の伸縮はブーム9内に設けられた
ブームシリンダ(図示しない。
)によってなされるようになっている。なお、12は吊
上用のフック、13は吊上用のワイヤであり、このワイ
ヤ13は旋回台6に設けたウィンチ機構(図示しない。
)によって、その巻取りおよび繰出しがなされるように
なっている。
また、上記旋回台6の旋回や上記各シリンダおよびウィ
ンチ機構の作動は走行車体1の走行と同様に上記エンジ
ン4を駆動源としてなされるものである。
そして、上記旋回台6上には上記クレーン装置8ととも
に兼用運転席14が設けられている。
この兼用運転席14はクレーン作業時におけるクレーン
装置8の操作並びに走行時における走行車体1の運転を
なすものである。
したがって、上記兼用運転席14内にはクレーン装置8
の操作をなす操作レバー15・・・・・・並びに操向用
のバンドル16等が配置されている。
なお、17はアクセルペダルであり、18はブレーキペ
ダルである。
また、上記兼用運転席14内で行なう操作はその操作信
号が信号伝達用の回転継手19を通じて走行車体1側に
伝達されることにより、上記エンジン4等を制御できる
ようになっているものである。
また、上記回転継手19は上記エンジン4で回転駆動さ
れる油圧ポンプ(図示しない。
)からの圧油を上記クレーン装置8の各油圧シリンダへ
伝達するためにも用いられるものである。
そして、上記兼用運転席14の直下に位置した走行車体
1上には上記エンジン4および走行車体1の動作状態を
表示する表示部20が設けられている。
この表示部20はたとえばスピードメータ、ブレーキ空
気圧計、油圧計、燃料計および水温計等の計器21・・
・・・・を配置したものであり、これら計器21・・・
・・・は上記エンジン4および走行車体1の動作状態を
検知して得た信号にもとづき、それぞれの動作状態を表
示するように構成されている。
そして、上記兼用運転席14の床および旋回台6には上
記表示部20の覗き窓22が形成されており、この覗き
窓22は走行時における旋回台6の姿勢すなわち上記兼
用運転席14の姿勢において、上記表示部20の直上に
位置している。
したがって、第1図および第2図に示される如く、走行
時において、作業者Aは上記覗き窓22を通して上記表
示部20を目視できるようになっている。
このような構成のホイールクレーンは、走行時に上記兼
用運転席14から走行車体1の操向をなすとともに、ク
レーン作業時には同じく上記兼用運転席14からクレー
ン装置8の操作をなすことができるものである。
そして、この実施例によれば上記エンジン4および走行
車体1の動作状態を表示する表示部20を走行車体1側
に設けであるので、この表示部20における各計器21
・・・・・・への上記信号の伝達は上記走行車体1側内
で行なうことができる。
このため、従来のように上記各計器21・・・・・・へ
の信号を上記回転継手19を通じて伝達する必要はない
ので、その分だけ回転継手19の負担を軽減することが
できる。
したがって、この回転継手19の構造を簡単なものにで
き、またその大きさも小形にすることができる。
この結果、上記回転継手19の信頼性を高めてその信号
伝達性能を高めることができるものである。
また、上記各計器21・・・・・・への信号伝達は上記
回転継手19を通さないで行うことができるので、上記
信号伝達は確実になされ、上記各計器21の信頼性を高
めることができる。
また、上記表示部20は走行時における兼用運転席14
の姿勢において、この兼用運転席14から上記覗き窓2
2を通じて目視できるので、必要とされる走行時におい
ては常時表示部20の各計器21・・・・・・を視認で
きるものである。
また、上記表示部20は兼用運転席14の直下に配置さ
れているので、風雨に晒されることもなく、また上記計
器21・・・・・・に泥等が付着してこれら計器21・
・・・・・が視認不能となることもない。
なお、この考案は上記一実施例に限定されるものではな
い。
たとえば上記表示部は必ずしも兼用運転席の直下に配置
されるものではなく、第3図に示されるように走行時に
おける兼用運転席前方の走行車体上に設けてもよい。
そして、このように表示部を配置した場合には、兼用運
転席14の前側下部に上記表示部の覗き窓23を設ける
ようにすれはよい。
また、走行車体の動作状態を表示するスピードメータは
必ずしも上記表示部に設けられるものではない、上記兼
用運転席内に配置するようにしてもよいものである。
また、上記実施例では走行車体を搭載したエンジンによ
り走行とクレーン装置の駆動を行なう自走形クレーンを
例にとって説明したが、この考案は、クレーン装置の駆
動を走行車体側のエンジンによらずに旋回台に搭載した
別のエンジンで行なうようにしている自走形クレーンに
も適用することができる。
なお、この場合は、旋回台に搭載したクレーン装置駆動
用エンジンの動作状態を表示する表示部は従来と同様に
兼用運転室内に設けておけばよい。
以上説明したようにこの考案は、走行車体に搭載したエ
ンジンの動作状態を表示する表示部を走行車体に設け、
かつこの表示部を旋回台上の兼用運転室から目視可能な
位置に配置したことを特徴とする。
したがって、上記表示部が走行車体側に設けられている
ことから、上記動作状態を検知して得た信号は走行車体
側内を伝達するだけ済み、この信号を信号伝達用の上記
回転継手を通じて伝達する必要はない。
このため、この回転継手の負担がその分だけ軽減されて
、この回転継手の構造が簡単なものとなり、その信号伝
達性能を高めることができる等、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示し、第1
図はホイールクレーンを一部断面して示す側面図、第2
図は第1図中■−■線に沿う断面である。 また、第3図はこの考案の他の実施例を示し、ホイール
クレーンを一部断面して示す側面図である。 1・・・・・・走行車体、4・・・・・・エンジン、6
・・・・・・旋回台、8・・・・・・クレーン装置、1
4・・・・・・兼用運転席、20・・・・・・表示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンを搭載した走行車体と、この走行車体に設けら
    れた旋回可能な旋回台と、この旋回台上に設けられたク
    レーン装置と、同じく上記旋回台に設けられ走行並びに
    クレーン作業に用いられる兼用運転席とを備えた自走形
    クレーンにおいて、上記走行車体に、この走行車体に搭
    載された上記エンジンの動作状態を表示する表示部を設
    け、かつこの表示部を、走行時に上記兼用運転席から目
    視可能な位置に配置したことを特徴とする自走形クレー
    ン。
JP5063781U 1981-04-08 1981-04-08 自走形クレ−ン Expired JPS6039295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5063781U JPS6039295Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08 自走形クレ−ン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5063781U JPS6039295Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08 自走形クレ−ン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57163439U JPS57163439U (ja) 1982-10-15
JPS6039295Y2 true JPS6039295Y2 (ja) 1985-11-25

Family

ID=29847354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5063781U Expired JPS6039295Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08 自走形クレ−ン

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JP (1) JPS6039295Y2 (ja)

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JPS61195858A (ja) * 1985-02-25 1986-08-30 Tadashi Sekiguchi プリンタ装置のプリンタヘツド

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JPS57163439U (ja) 1982-10-15

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