JPS6039156A - 耐摩耗性物品及びその製造方法 - Google Patents

耐摩耗性物品及びその製造方法

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JPS6039156A
JPS6039156A JP59140437A JP14043784A JPS6039156A JP S6039156 A JPS6039156 A JP S6039156A JP 59140437 A JP59140437 A JP 59140437A JP 14043784 A JP14043784 A JP 14043784A JP S6039156 A JPS6039156 A JP S6039156A
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coating
boron
nickel
alloys
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JP59140437A
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ジエームス・マーク・ラシツド
レオナード・アルバート・フリードリツヒ
メルヴイン・フレリング
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C12/00Solid state diffusion of at least one non-metal element other than silicon and at least one metal element or silicon into metallic material surfaces
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、機械的疲労を受けるニッケルー鉄基超合金の
耐粒子−T、 ml−ジョン性を改善するための拡散被
覆に係る。
軸流型ガスタービンエンジンの圧縮Itクションは砂な
どの侵入ににる粒子エロージョンを受け易い。粒子エロ
ージョンは高速にて回転する1−ロフオイルの一部を著
しく摩耗させる。エーロフオイルはそれらが耐えなりれ
ばならない温度に応じて、チタニウム、鉄、ニッケルを
ベースとする秤々の合金にて形成されている。本発明は
エーロフオイルの表面を硬化させることによりエーロフ
オイルの耐粒子エロージヨン性を改善すべく行われた広
範囲に亙る研究の結果得られたものである。
この研究に於ては、また従来の他の研究に於ては、プラ
ズマ溶0・1、メッキなどにより施されたA−パーレイ
被覆型)、物品の表面の性質を変化させるべく種々の合
金元素が物品の表面に拡散された拡散被覆を含む多数の
種々の被覆が評価された。
従来のh法及び本発明を開発Jる場合に採用された方法
は経験的なものである。何故ならば、材料の選定に際し
通常採用され測定される微細組織又は他の性質に基づく
エロージョンの挙動を予測し1りるに十分な技術的ベー
スが存在しないからである。一般に、少なくとも、25
0〜600℃にて作動する金属製のJ−ロフオイルに有
用な材料に於ては、表面の硬度と耐エロージヨン性との
間に一般的な相互関係が存在するので、上述の種々の方
法の目的は硬質の表面を形成することであった。
本発明は拡散型の被覆、特にクロム及びボロン(ホウ素
)を含む被覆に関するものである。一般にホウ化物は硬
質の化合物として知られている。
従って成る構造体の表面部にボロンを拡散させることに
より硬質の表面を形成することは合理的であり、米国特
許第3,935.034号には耐摩耗性に優れた表面を
形成ずべく鉄合金、ニッケル合金、コバルト合金中にボ
ロンを拡散させることが開示されている。しかしボロン
の11度が高くなると、その材料の表面部が脆化し、割
れが発生し易くなる。米国特許第3.029,162号
にはボロンを拡散させる前にクロムを拡散させるこが開
示されている。この米国特許の発明の目的は脆化を生じ
ることなく所望の硬度を得ることであるが、硬度の測定
値を越える適切なデータは存在しない。米11特許第3
,622.402号には、前述の米国特許第3.029
.162号の方法はボロナイジングされた物品の耐蝕性
を改善するものであると言われているが、この方法は材
料の機械的疲労寿命を約50%低下させることが示され
ている。更に前述の米国特許第3.622.402号に
は、鋼を単純にポロナイジングすると鋼の疲労寿命が5
0%も低下することが示されている。
この後者の米国特許に於ける改善点は物品がボロナイジ
ングされた後にクロマイジングされることであり、この
方法ににれば被覆が行われる前に物品が有していた疲労
寿命の少なくとも80%の疲労寿命が得られ、従って従
来の方法を改善するものであると言われている。また米
国特許第3.712.798月には、先ずクロムのオー
バーレイ被覆を施すことにより物品の表面にホウ化クロ
ム層を形成する方法が開示されている。即ちクロムを拡
散させるのではなくクロムは独立の純粋な層として物品
上に着装されなければならない。次いでボロンを含有す
る領域と基体との間に混合されていないクロムの層が残
存するよう、ボロンがクロム層中に拡散される。この方
法によれば耐摩耗性が付与され、また鋼上の割れが生じ
易いホウ化クロム層の割れを低減し得ると言われている
航空機工業界に於て一般に知られている如く、また米国
特許第3,622.402月に記載されている如く、物
品上に保護表面層を形成するとその物品の疲労強さが低
下する。このことは特に被覆が硬い場合に顕著である。
何故ならば被覆が硬い場合には延性が低下するからであ
る。また疲労割れは応力が鏝も高く且欠陥最も生じ易い
物品の表面に於て発生することがよく知られている。米
国特許第3.779.719号には、クロム及びシリコ
ン(ケイ素)を含有する主としてアルミニウムの被覆が
開示されており、該被覆によれば熱5− 的疲労が低減されると言われている。
本発明はガスタービンエンジンの圧縮機の高温度に到達
する部分に使用される合金に関するものである。一般に
これらの合金は超合金と呼ばれており、また場合によっ
てはそれらが高温強さを有するので高温合金とも呼ばれ
る。圧縮機の部材は後に詳細に説明する如く特に機械的
疲労を受け易いものである。成る材料の表面に電気メッ
キなどにて被覆を施すとその高サイクル疲労寿命が低下
することがよく知られている。更に超合金をボロナイジ
ングすると、他の材料について既に報告されている如く
、その疲労寿命が低下する。これに対し疲労寿命を実質
的に低下させず、また耐エロージヨン性が実質的に向上
される金属−有機被覆の如き幾つかの被覆が存在する。
従って本発明の目的は、疲労寿命を大きく低下させるこ
とがなく、これと同時に耐エロージヨン性を実質的に向
上させる被覆を高温合金に形成することである。
本発明はニッケルー鉄基合金上のクロム−ボロン被覆を
含んでいる。ニッケルー鉄基合金とは26− 5〜45wt%のNiと30〜50wt%のFeとを含
有する合金を意味する。かかる合金に施されるクロム−
ボロン被覆はそれらの合金の高サイクル疲労強さを緒持
若しくは向上させ、被覆されていない合金に比して5倍
又はそれ以上耐粒子エロージヨン性を向上させる。かか
る結果は従来よりクロム−ボロンにてサーフエシングさ
れている材料とは異なる特定の種類の合金に特異なもの
である。
本発明によれば、好ましくは基体が6〜24時間に亙り
900〜1040℃の渇痕に加熱されるバッククロマイ
ジング法を用いて、基体の表面部に成る第一の深さにま
でり[1ムが拡散される。この処理により物品の表面に
約20xlO−6mのクロム超淵化〈りOム含有員を特
に高くすること)(50wt%以上)された層及び深さ
約40X10−61Ilのクロム濃化(クロム含有量を
高くすること)された層(この層のクロム含有量は母材
金属のクロム含有間よりも多く超激化された層のクロム
含有量J:りも少ない)が形成される。次いで好ましく
はバッククロマイジングを用いて、視覚的に観察される
ボロンの浸透深さがクロム超濃化された層の深さの50
〜90%となるよう、りロム超濃化された層中にボロン
が拡散される。ボロンはクロム超瀧化された層の深さに
等しいか又はそれ以上に亙り拡散されてはならない。C
r −Bにて被覆された基体は、例えばlN901合金
の場合の如く、被覆プロセスによって好ましくない層が
形成される場合には、十分な熱処理に付される。
かく1ノで被覆されたニッケルー鉄基合金は同様に被覆
された鉄基合金に比して特異な種々の特性を有している
。またり1コムが拡散され層をボロン濃化すると良好な
耐エロージヨン性を1qることができるのに対し、チタ
ニウムが拡散され層をボロン濃化しても耐エロージヨン
性を向上させることはできない(何れの被覆に於ても疲
労寿命は改善される)ことが解った。かくして本発明は
基体の必須の組成との関連で被覆の組成及び構造上の重
要性を含んでいる。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
これより本発明を、11〜14wt%C「、40〜45
wt%Ni 、 5〜6.5wt%Mo12.6〜3.
1wt%Ti 、0.01〜0.02wt%B、0゜0
2〜0.08wt%C1残部(31〜42wt%以下)
Feなる組成を有するニッケルー鉄基合金■N901を
被覆することについて説明する。ニッケルの一部がコバ
ルトに置換えられてもよい。この合金はニッケル基台金
や鉄基合金などとして分類される。より適正には、この
合金はニッケル及び鉄以外の元素を50%以上含有して
いない他の合金材料と同様、ニッケルー鉄基合金として
分類される。
本発明の一つの実施例として、鍛練されたlN901(
約14wt%Cr、4.3wt%Ni、5wt%MO1
3vt%Ti、35wt%Fe 、 0.015wt%
B、0.05wt%C)の試験片及びブレード標本が以
下の手続きにて先ずクロムにて被覆され、次いでボロン
にて被覆された。この場合lN901基体は先ず従来の
要領にて浄化され、次いで基体を50wt%C1’、、
5111t%N84 CI 、45wt%−〇− AI 20Gのバック混合物と接触した状態にてアルゴ
ンにて充填されたレトルト内に配置することによりバッ
ククロマイジングされた。次いでこれらの試験片及び標
本が6時間に亙り10’IO±13℃に加熱された。か
かる処理により第2図に示されたマイクロブ0−ブのデ
ータによれば、35×1O−6Ilの深さにまでクロム
濃化された。パック混合物のクロム成分量は典型的な2
5%に比して比較的高い値に設定される。何故にらば、
lN901基体内に於ける結晶の粗大化によってlN9
01基体の疲労特性が低下されるので、lN9011体
中に結晶の粗大化が生じることを回避すべく処理I!麿
が比較的低く設定されることによる。
一般に本願発明者等は結晶の大きさをASTMNO02
よりも0!l III ’r状態に雛持した。
次いで試験片及び標本が5wt%B、Iwt%]−1N
nF、94wt%All!O11なる組成のポロナイジ
ングバック混合物内に配置された。次いでパック混合物
及び該バック混合物内に埋設された試験片等がアルゴン
中にて6時間に亙り870±13℃10− に加熱された。この場合加熱湯度はクロマイジングされ
た層中ヘボロンが拡散する最を制限すべく比較的低い値
に設定された。ボロンは第1図に示されている如く視覚
的に観察した結果によれば、約10 x 10−’ m
の深さにまでクロマイジングされた層内へ拡散された。
次いで試験片等はlN901及びその修正された合金に
ついて一般に行われている濡洩にて熱処理された。好ま
しい熱処理は1〜2時間に亙り970〜1040℃に加
熱して溶体化し、空冷し、6〜20時間に亙り700〜
730℃に加熱して安定化処理し、空冷し、12〜20
時間に亙り635〜665℃に加熱する時効処理又は析
出処理し、次いで空冷することである。かかる熱処理の
目的は被覆プロセス中に長時間に亙り高温度に加熱され
ることにより生じる組状のη相を排除することである。
第1図は上述の手続にてlN901基体12−ヒに形成
された被覆10(マイクロプローブに装着する目的でニ
ッケル板11にてオーバーコートされている)を示す顕
微鏡写真である。試験片等は水溶性の塩化第二鉄試薬に
て腐蝕された。第1図より、クロム超濃化の深さを示寸
視覚的に明瞭な境界線14が存在することが解る。この
境界線は、第2図どの関連で後に説明する如くクロムは
実際にはそれ以上に亙り拡散しているが、クロム層被覆
厚の指標として使用される。同様にボロン拡散層の深さ
は被覆表面近傍の灰色の部分16により示されている。
かかる構造は表面の硬度及び耐二[ローション性より判
断すれば、ホウ化クロムが存在していることを示1)で
いるものと考えられる。
第2図はクロマイジングされた後であってボロナイジン
グされる以前に於ける被覆中の各元素の製電勾配をJレ
フトロン・マイクロプローブにて測定した結果を示して
いる。第2図のデータと第1図の顕微鏡写真のデータと
の相互関係により、表面近傍に於番ノるクロムの温度は
約9 /I wt%であり、境界線14にPAG′jる
りr+ムの′aUは約72wt%であることが解る。ク
ロムの濃度は境界線14に於て急激に低下し、しかる後
約14−wt%の母材金属のレベルにまで徐々に低下し
ている。種々の実験の結果によれば、第1図及び第2図
との関連で説明されるパラメータについてみれば、ポロ
ナイジング処理によってはクロムの濃度が実質的に変化
されることはないことが解る。
Kt=1、周波数30H2,温度25℃にてに1’ol
Ise逆曲げ高サイクル疲労試験により、被覆されたl
N901試験片の疲労特性が被覆されていない材料と比
較された。高サイクル疲労は、一般に、105〜107
サイクル中に破断する機械的疲労として定義される。ま
た実際のエーロフオイルも被覆された状態及び被覆され
ていない状態にて試験された。第3図に示されたデータ
は被覆されていないlN901及び上述の如<Cr −
8にて被覆されたlN901の特性を比較して示してい
る。この第3図より、被覆されていない材料に比して被
覆された材料の疲労寿命が大幅に改善されていることが
解る。107サイクルに亙り試験されたlN901試験
片の疲労応力(曲げ応力)のベースラインは約344M
Paであるのに対1ノ、13− クロム−ボロンにて被覆されたlN901試験片の疲労
応力はこれ以上であり、少なくとも30%改善されてい
る。基体及び被覆の組成及びそれらの製造プロセスには
不可避的に変動がある。従って30%の改善が必ずしも
常に冑られる訳ではない。しかし本発明に於ては、被覆
された基体の疲労強さは、本願発明者等が認識し1=実
質的な効果が存在する場合には、被覆されていない基体
の疲労強さに少なくとも等しい。
かかる好ましい結果が得られたので、上述の表面処理と
同一の表面処理が、G reek A 5coloy(
八MS5616及び他のA、MS規格)として知られて
いる鉄基合金にも行われた。G reek A 5Oo
loyはガスタービンのコンプレッサのブレードに一般
に使用されており、13wt%Cr、2wt%N+、3
wt%W、0.17wt%C1残部[eなる組成を有す
る鍛練された材l′I+である。しかし下記のデータに
より示されている如く、本発明はニッケルー鉄基合金に
特巽なものである。
第4図はlN901について第1図に示された14− ものと同様の特徴を示すべく V 1llela試薬に
て処即されたAMS5616J1体上の被覆の断面を示
す顕微鏡写真である。この第4図より、被覆10aのク
ロムは境界線14aにより示されている如く、lN90
1合金の場合に於けるクロム相よりもより深く基体12
a内に拡散していることが解る。また灰色のボロナイジ
ングされた領tjli16aはlN901の揚台と実質
的に同一であることが解る。更に析出物18が存在して
いることが解る。
この析出物はEPMAにより22wt%Fe、58wt
%Cr、、12wt%W、1wt%以下のNiなる組成
を有するものであることが解っている。第5図は被覆の
表面より内方へ向けて種々の元素のsiをマイクロプロ
ーブにより測定した結果を示している。この第5図より
、40X10−6111の深さの範囲までにクロムの濃
度が明らかに異なる二つの領域、即ち超濃化層及び約2
0wt%の濃化層が存在することが解る。第4図の境界
線14.aはクロム含有撤が約20wt%より約13w
t%の母材金属のレベルにまで低下する領域に対応して
いる。かくしてクロム−ボロンにて被覆された八M85
616について疲労試験を行ったところ、約455MP
aの疲労強さが該疲労強さの約65%でしかない約29
5MPaに低下された。この結果は米国特許第3,62
2,402号に記載された内容と対応している。
かくして(a )ニッケルー鉄基合金に於て開発された
被覆の組織は鉄基合金に於て開発された被覆の組織とは
異なっており、(11)ニッケルー鉄基合金は疲労強さ
が低減されるのではなく増大されるという点に於て、鋼
とは異なっているとの結論が下された。鋼は従来の材料
と同様の挙動を示した。
またlN901基体が、該基体の表面にTt −B被覆
を形成すべく、Cr −Bにて被覆する場合と同様のパ
ラメータを用いて、先ずチタニウムにてパック拡散され
、次いでボロナイジングされた。
検査及び試験の方法はCr −B?lI!覆の場合と同
様であった。微細組織の点については、1−t−s被覆
は、析出物が多数の微細な針状組織の相に置換わってい
る点を除き、第4図に示されたAM85616試験片の
場合と拡散深さの点では幾分か類似していlc0疲労特
性はCr −8?&llの疲労特性に匹敵するものであ
り、被覆されていない材料よりも大幅に改善されている
ことが解った。しかし前述の如く、耐エロージヨン性は
Cr −8被覆よりも劣っていた。このことは、種々の
第一段及び第二段のボロン含有被覆を使用することに関
する従来の多くの普遍化をデータが不足している場合に
は有効なものとして受入れることができないことを示し
ている。
ニッケルー鉄基合金上の被覆のユニークな特性をめるべ
く、幾つかの被覆の種々の性質について更にデータがめ
られた。硬度が測定され、その結果が表1に示されてい
る。表1より、クロム相の硬度はAMS5616の場合
よりもlN901の場合の方が幾分か高いことが解る。
しかし表面に於ては、クロム及びボロン層のマイクロ硬
度はニッケルー鉄合金及び鋼のマイクロ硬度と実質的に
同一である。硬度はTi −Bitに於て最も高17− い。
表 1 種々の基体上の被覆のビッカースマイクロ硬爪Cr @
 (a ) 200〜370 660〜970Qr+[
3層(b ) 1050〜1150 940〜1180
T1層 −−−610〜1060 Ti+13層 −−−1140〜1350(a)被覆1
0のボロンナイジングされていない部分 (b)被覆10のボロンナイジングされた部分本発明の
主要な目的が圧縮機のブレードをエロージョンより保護
することであるので、多数の10−ジョン試験が行われ
た。これらの試験は、流線に対し20°、45°、90
°の角度に配向された試験パネルに対し、粒径27 X
 10−6mの空中搬送される浸食用のアルミナ粒子を
衝突させることによって行われた。衝突角痘20°及び
濡洩25℃にて行われた試験のデータが最も良好な結1
8− 果を示しており、下記の表2に示されている。この表2
より、鋼及びニッケルー鉄合金基体の耐エロージヨン性
は被覆されていない状態に於ては実質的に互に同一であ
ることが解る。クロム−ボロンにて被覆され1c試験片
については、AM35616の寿命は約4.6倍に増大
されているが、lN901の寿命は15倍以上も増大さ
れている。
また表2より、lN901上のTi −8被覆は耐エロ
ージヨン性を改善するものではないことが解る。衝突角
度45°及び90°に於ては、AM85616の寿命は
約3倍に改善されたが、lN901の寿命は5〜10倍
に改善された。かくして0r−8被覆はlN901のエ
ロージョン寿命を少なくとも5倍改善するものであると
言い得る。
表 2 種々の拡散被覆について0.025 IImの深さまで
材料を除去するに要した時間(秒)として測定された相
対的耐エロージヨン性 被覆なし 24 20 Cr+8 110 330 Ti +8 20 かくしてこれらのデータはマイクロ硬度のデータが耐粒
子エロージヨン性の指標とはならないことを示している
。耐粒子エロージヨン性を決定するのは拡散される種々
の合金元素と基体材料との反応により形成される特定の
被覆構造体である。
表2に示されたデータによれば、1N901上に形成さ
れたCr −8被覆構造体は耐エロージヨン性及び耐疲
労性の両方の森に於て、AM85616上に形成された
Cr−8被覆構造体及びlN901上に形成されたTi
 −8被覆構造体よりも優れていることが解る。また第
1図及び第4図の顕微鏡写真はこれら二つの被覆の間の
相違点の幾つかを示している。更に本願発明者等は、鋼
及びニッケルー鉄基合金の基体がクロマイジングされた
後に於けるこれらの基体をX線回折することにより相の
分析を行った。lN901に於ては単一の体心立方クロ
ム相が発見された。これに対しAM85616に於ては
約50VO1%の0r2G及び約5QVO1%のM −
3Ceが存在しており、純粋のクロムは存在していなか
った。かくしてクロムは鉄基合金中の炭素と結合して炭
化物を形成するものと考えられる。これに対しlN90
1中のクロムは自由痕が高くその後拡散されるボロンと
結合してホウ化クロム又は他の化合物を形成し、これら
の化合物はそれらの性質に拘らずAM85616中に形
成される化合物よりも種々の性質の点で優れている。
下記の表3は鋼基質及びニッケルー鉄合金基質上に形成
されたCrにて超濃化された層の厚さに与える時間及び
温度の影響を、温度及び被覆サイクル時間の関数として
示すグラフである。この表21− 3より、温度が高くなればなるほど成る与えられた時間
に於ける各材料中のクロム拡散深さが大きくなることが
解る。パラメータが同一である場合には、クロム超讃化
された層の深さは鋼基質の場合よりもニッケルー鉄合金
基質の場合の方が幾分か大きい。クロムの拡散はニッケ
ルー鉄合金の場合には約12時間でその最大値に到達す
るが、AMS5616の場合には12時間後にも僅かに
増大している。
クロマイジングのmiは必要とされる被覆の厚さ次第で
ある。本願発明者等が行った実験的研究によれば、被覆
サイクルは900〜1040℃でなければならず、時間
は6〜24時間でなければならない。
22− 表 3 種々の拡散バックパラメータにて拡散 されたクロム層の厚さくX10−’l1l)[1/[l
1lI] AMS5616 iiwL900℃ 61i問 5.1 5.1 12時間 7.6 12.7 24時間 10.2 15.2 1040℃ 6時間 13.0 17.8 12時fla 17.8 27.9 24時間 20.3 27.9 従来の研究によれば、ボロンは脆化を発生させる範囲を
越えて基体に拡散されてはならないことが示されている
ので、本願発明者等はクロムの拡散深さを約50〜90
%、好ましくは約75%に制限する。ボロンは比較的拡
散性に優れており、本願発明者等はポロナイジングの温
度は870〜935℃で十分であり、ポロナイジング時
間は6〜10時間で十分であることを見出した。拡散深
さの制御を容易に行い得るよう、ポロナイジングの[1
は低く選定されることが好ましい。しかしボロンの拡散
深さを上述の値にする限り、本発明の目的を達成する上
で他の温度及び時間が採用されてもよい。
下記の表4は採用される濡疫に応じてクロマイジングさ
れた基体内ヘボロンが拡散される範囲を示している。こ
の表4より、温度927℃、時間6時間のポロナイジン
グにより、lN901上の厚さ13〜18 X 100
−1iのクロム超濃化された層の厚さ以上に亙リボロン
が拡散されることが解る。同様に温1871℃、時間1
0時間のポロナイジングにより、クロム超濃化された層
の厚さの全体に相当する深さにまでボロンが拡散される
同様のデータが13〜15X10″″6mのクロマイジ
ングされた層を有するAM85616についても示され
ている。表4より、ボロンをクロマイジングされた基体
内に拡散させるためには幾分か高い温度が必要とされる
こと、即ち逆の言い方をすればlN901内に於てはボ
ロンはより一層拡散し易いことが解る。またこのデータ
は本発明の目的を達成すべく種々の温度及び時間が採用
されてよいことを示している。
表 4 約13〜15 X 10−61の拡散クロム層を有する
基体について種々の拡散バックパラメータにて拡散され
たボロン層の厚さ く×10″8g) WAli/時間 AM3551G I N901870
℃ 6時間 2.5〜5 5〜7.6 10時間 2.5〜5 10〜13 16時間 5〜7.6 13〜18 930℃ 6時間 5〜7.6 10〜15 10時間 10〜13 32〜38 16時間 10〜13 38〜51 実施例の説明の最初の部分に示されたバック混合物の組
成が好ましいが、バック混合物の組成はクロマイジング
及びポロナイジングに於て使用さ25− れている方法及び材料の公知の範囲内にて変化されてよ
く、それらの幾つかが本明細書の発明の詳細な説明の部
分に於て引用されている。またこの点に関し米国特許第
4.184,936号を参照されたい。勿論バック混合
物の組成が変化される場合には、本明細書に記載された
被覆とすべくそれに対応して使用されるパラメータも変
化される。
更に気相法の如くクロム及びボロンが拡散された層を形
成する他の拡散法が採用されてもよい。
合金lN901に好ましいパッククロマイジングを用い
て、鍛練されたニッケル基合金IN718(19wt%
Cr 、 0.9wt%Ti 、 0.6wt%Al、
3wt%M0,18wt%ll:e、5wt%Ta及び
Nh、残部Ni)に対しCr −B被覆が施された。し
かしクロマイジングによって過剰に結晶が粗大化され、
これにより基体の疲労特性が低下された。かくして本願
発明者等はこれについては試験を行わず、本願発明者等
の研究のこの時点に於て現在賞月されているニッケル基
合金について本発明を適用することに関する結論は出さ
なかった。
26− lN718に関する結果はこの基体に関する被覆パラメ
ータの重要性を示している。
かくして本願発明者等が行った実験的研究の結果は、ニ
ッケルー鉄基合金が鉄基合金と如何に異なっているかを
示した。一般に本発明は25〜45wt%のN:及び3
0〜50wt%のFeを含有するオーステナイト系の合
金に適用可能なものである。これらの点から、FeとC
rとの重量比は2:1〜2:3である。またこれらの合
金は少なくとも1Qwt%のC「を含有している。本発
明に於ける合金には下記の表5に示された例示的合金が
含まれている。これらの例示的合金は析出強化用に少な
くとも1wt%のTiを含有しており、また強化析出物
を安定化させるべく1wt%までのA1を含有している
。但しAI及びTiはCr及びBと反応せず、従ってこ
れらの元素は得られる結果に彩管するものではないと考
えられる。
27− 表 5 鉄−ニッケル合金の公称組成(wt%)合金8 CMn
 si Cr Ni Co Mo Nb前: 茶入4五 Ti At一旦二二セ進 )、10 − − 残部 − )、2 0,003 − 残部 0.03v]、2 −
 − 澗 − )、7 − − 残部 − 1,200,08−残部 − 1,2−−400,2Cu 28− 以上に於ては本発明を特定の実施例について詳細に説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではイ
【り、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であるこ
とは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図はI N 901合金基体」−のCr −8被覆
の断面組織を示す顕微鏡写真である。 第2図はlN901合金基体上0Cr−B?li!覆の
厚さを横切る方向にエレクトロン・マイクロプローブに
て測定された各合金元素のila度勾配を示1グラフで
ある。 第3図は被覆を有しないlN901材利及びCr−8被
覆を有するlN901材利についての高サイクル疲労特
性をポリグラフである。 第4図はG reek A 5coloy鋼上のcr 
−B被覆の…i而面I織をポリ顕微鏡写真である。 第5図はG reek A 5coloylil上のC
r −8被覆についての種々の合金元素の激浪勾配を示
す第2図と同様のグラフである。 10.10a・・・被覆、11.11a・・・ニッケル
板、12.12a・・・基体、14.14a・・・境界
線。 16.16a・・・灰色の部分、18・・・析出物特許
出願人 ユナイテッド・チクノロシーズ・コーポレイシ
ョン 代 理 人 弁 理 士 明 石 昌 毅ρ ミ 味 
麺 q) 陣 ゝ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)25〜45wt%のNi と、30〜5owt%
    のFeと、少なくとも10wt%のC「と、他の元素と
    を含有するニッケルーaha合金15体よりなる耐摩耗
    性物品にして、Niの一部がcoに置換えられており、
    クロム及びボロンが拡散された被覆を有する耐摩耗性物
    品。
  2. (2)ガスタービンエンジンの構成要素に使用される高
    温合金の耐粒子エロージヨン性、を向上さ1!る方法に
    して、25〜45wt%のNiと、30〜50W[%の
    Feと、10wt%以上のCrと、他の元素とを含有す
    るニッケルー鉄基合金を、該合金の表面部にクロムを拡
    散させ次いでクロム潮止された表面部にボロンを拡散さ
    せることにより形成されたクロム−ボロン被覆と組合せ
    ることを含み、ボロン拡散深さはり[コム拡散深さより
    も小さい方法。
JP59140437A 1983-07-08 1984-07-06 耐摩耗性物品及びその製造方法 Pending JPS6039156A (ja)

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