JPS6039069Y2 - 流体混合装置 - Google Patents
流体混合装置Info
- Publication number
- JPS6039069Y2 JPS6039069Y2 JP16266282U JP16266282U JPS6039069Y2 JP S6039069 Y2 JPS6039069 Y2 JP S6039069Y2 JP 16266282 U JP16266282 U JP 16266282U JP 16266282 U JP16266282 U JP 16266282U JP S6039069 Y2 JPS6039069 Y2 JP S6039069Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mixing
- tube
- base
- pieces
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本案は流体が通過する管体そのものに流体混合能力をも
たせた流体混合装置、特に製紙原料や疹液処理ライン用
に最適な装置に関するものである。
たせた流体混合装置、特に製紙原料や疹液処理ライン用
に最適な装置に関するものである。
複数種の液体、複数種の気体、複数種の固体、液体と気
体、液体と固体等で管内を所要の速度エネルギをもって
通過することができる物質の混合には、攪拌混合槽に入
れて十分に攪拌混合したのち管体を通過させて混合流体
を取出す手段が一般的であるが、所謂パイプラインに、
攪拌混合槽等攪拌のための設備を設けなければならない
。
体、液体と固体等で管内を所要の速度エネルギをもって
通過することができる物質の混合には、攪拌混合槽に入
れて十分に攪拌混合したのち管体を通過させて混合流体
を取出す手段が一般的であるが、所謂パイプラインに、
攪拌混合槽等攪拌のための設備を設けなければならない
。
これに対し、管体内に邪魔板類を設けた装置や、流れ方
向に表裏面が平行する平坦な板部の上下流両側に互いに
反対方向に傾斜させて羽根を設けたエレメントを管体内
に挿入した装置などは、混合を必要とする部分の管体の
みを、内部に所要数の邪魔板やエレメントを有するもの
とすればよいので、パイプラインが中断しないし設置場
所を設ける必要がないなどの優れた利点がある。
向に表裏面が平行する平坦な板部の上下流両側に互いに
反対方向に傾斜させて羽根を設けたエレメントを管体内
に挿入した装置などは、混合を必要とする部分の管体の
みを、内部に所要数の邪魔板やエレメントを有するもの
とすればよいので、パイプラインが中断しないし設置場
所を設ける必要がないなどの優れた利点がある。
しかし、従来の管体内装置の混合装置のうち、邪魔板装
置による装置は、流体に過大の抵抗が生じ、流体の種類
によっては流動に際してのエネルギ損失が大き過ぎて、
大なる稼動動力が必要であった。
置による装置は、流体に過大の抵抗が生じ、流体の種類
によっては流動に際してのエネルギ損失が大き過ぎて、
大なる稼動動力が必要であった。
又、平坦な板の両側に羽根を形成したエレメントを利用
する装置は、エレメント自体が薄い金属板から１回のパ
ンチプレスにより製造できることからして、比較的経済
的であるし、管体内での流体の分流、合流に際してのエ
ネルギ損失も、邪魔板はど大きくはないものの、エレメ
ントによって形成される管体内の流体通路は、エレメン
トの羽根が順次上下左右と向きを変えていることによっ
て形成される螺旋溝状をなすため、羽根による混合効果
は、下流側にあって流れに行きどまりを生じさせる向き
の羽根によって生じる逆転流に期待することになる。
する装置は、エレメント自体が薄い金属板から１回のパ
ンチプレスにより製造できることからして、比較的経済
的であるし、管体内での流体の分流、合流に際してのエ
ネルギ損失も、邪魔板はど大きくはないものの、エレメ
ントによって形成される管体内の流体通路は、エレメン
トの羽根が順次上下左右と向きを変えていることによっ
て形成される螺旋溝状をなすため、羽根による混合効果
は、下流側にあって流れに行きどまりを生じさせる向き
の羽根によって生じる逆転流に期待することになる。
したがって、螺旋溝状の通路内を流れる螺旋流に、定間
隔ごとに逆転流成分を加えてゆく形となり、邪魔板はど
の圧力損失はないものの、攪拌能力の向上には限界があ
った。
隔ごとに逆転流成分を加えてゆく形となり、邪魔板はど
の圧力損失はないものの、攪拌能力の向上には限界があ
った。
本案は前記のような観点に基き、圧力損失がさらに少な
く、攪拌能力の飛躍的向上を図ることができるエレメン
ト装着形式の流体混合装置を提供するものであって、板
状の基部からその板厚の方向において相反する方向に屈
折させた２脚片を有してなる同形同大の分流片２片をそ
れぞれの基部背側縁中心部において互いに直交させて一
体に固着し形成した混合エレメントの所定数基を、各基
部及び脚片の側縁を管体内面に密接させて固定腰管体内
を流れる異種混入の流体が混合エレメントにより分流、
分流、旋回、合流を順次繰返し反復して混合するように
して高い攪拌効果を最低の圧力損失において可能にする
ことができるようにしたものである。
く、攪拌能力の飛躍的向上を図ることができるエレメン
ト装着形式の流体混合装置を提供するものであって、板
状の基部からその板厚の方向において相反する方向に屈
折させた２脚片を有してなる同形同大の分流片２片をそ
れぞれの基部背側縁中心部において互いに直交させて一
体に固着し形成した混合エレメントの所定数基を、各基
部及び脚片の側縁を管体内面に密接させて固定腰管体内
を流れる異種混入の流体が混合エレメントにより分流、
分流、旋回、合流を順次繰返し反復して混合するように
して高い攪拌効果を最低の圧力損失において可能にする
ことができるようにしたものである。
本案装置の実施例を図面について説明すると、第１図に
角管用の一例として斜視図で示した分流片１は板状の基
部２からその板厚の方向において相反する方向に屈折さ
せた２脚片３，４を有してなる。
角管用の一例として斜視図で示した分流片１は板状の基
部２からその板厚の方向において相反する方向に屈折さ
せた２脚片３，４を有してなる。
同形同大の分流片１，１の２片を第２図に斜視図で示し
たように、それぞれ基部２の背側ａ２ａの中心部におい
て互いに直交させて溶接し、１基の混合エレメント５と
する。
たように、それぞれ基部２の背側ａ２ａの中心部におい
て互いに直交させて溶接し、１基の混合エレメント５と
する。
混合エレメント５は角形管体６に挿入したとき、基部２
の左右側縁２ｂ、２ｃが管体の左右側壁あるいは上下側
壁の内面に密接するとともに、脚３，４の外側縁３ａ、
４ａも管体６の左右側壁あるいは上下側壁の内面に密接
するようにしである。
の左右側縁２ｂ、２ｃが管体の左右側壁あるいは上下側
壁の内面に密接するとともに、脚３，４の外側縁３ａ、
４ａも管体６の左右側壁あるいは上下側壁の内面に密接
するようにしである。
管体６内に設置する本案装置の第１実施例を第３図に混
合エレメント５の配列の一例を一部を欠除した斜視図で
示しである。
合エレメント５の配列の一例を一部を欠除した斜視図で
示しである。
第１実施例は前記角形の管体６用の装置で、例えば用基
の混合エレメント５を同じ姿勢で管体６内に挿入すると
、脚片３，４は隣位の混合エレメント５の脚片３，４が
いずれも交互に外側縁３ａ、４ａの向きを９帳にした配
列においてラップし合い、中央部に通路となる空間Ｓを
形成する。
の混合エレメント５を同じ姿勢で管体６内に挿入すると
、脚片３，４は隣位の混合エレメント５の脚片３，４が
いずれも交互に外側縁３ａ、４ａの向きを９帳にした配
列においてラップし合い、中央部に通路となる空間Ｓを
形成する。
用基の混合エレメント５の両端、即ち、本案装置の両端
には、それぞれ分流片１を、基部２が上流及び下流に向
くようにして配置しである。
には、それぞれ分流片１を、基部２が上流及び下流に向
くようにして配置しである。
これら２つの分流片１は用基の両端の混合エレメント５
の上流又は下流に向いた脚片３，４と脚片をラップし、
空間Ｓを形成すると同時に、基部２によって、装置内に
流入してくる液体と、装置外に流出する混合流体を、そ
れぞれ整流する。
の上流又は下流に向いた脚片３，４と脚片をラップし、
空間Ｓを形成すると同時に、基部２によって、装置内に
流入してくる液体と、装置外に流出する混合流体を、そ
れぞれ整流する。
本案装置は前記のように構成したので、第３図中に矢印
で示したように、上流端の分流片１の基部２により分流
され、かつ整流された流体は、順次混合エレメント５の
脚片３． ４． ３． ４により下流方向に誘導されな
がら、空間Ｓを経て合流し、各脚片３，４の裏側に回っ
たのち十字に交叉している基部２，２により分流され、
次位の混合エレメント５のＩｔＭ−３，４，３，４に誘
導されながら旋回腰空間Ｓに至り、合流腰基部２，２で
分流され脚片３．４，３．４により旋回腰合流する。
で示したように、上流端の分流片１の基部２により分流
され、かつ整流された流体は、順次混合エレメント５の
脚片３． ４． ３． ４により下流方向に誘導されな
がら、空間Ｓを経て合流し、各脚片３，４の裏側に回っ
たのち十字に交叉している基部２，２により分流され、
次位の混合エレメント５のＩｔＭ−３，４，３，４に誘
導されながら旋回腰空間Ｓに至り、合流腰基部２，２で
分流され脚片３．４，３．４により旋回腰合流する。
この間、脚片３．４． ３． ４の表裏−側面から反対
側面に向は空間Ｓを通過する際に、捩り成分を生じ攪拌
する。
側面に向は空間Ｓを通過する際に、捩り成分を生じ攪拌
する。
やがて、下流端の分流片１の基部２を通過する際には流
体は完全に混合した流体となって整流され下降する。
体は完全に混合した流体となって整流され下降する。
第４図に上流側端部の正面図で、又、第５図に一部を側
面図で示した第２実施例は、管体６を円管とした場合の
一例で、基部２の背側縁２ａを直交当接した分流片１の
２片からなる混合エレメント５は脚片３，４の外側縁３
ａ、４ａが、円管内面と斜めに交ったプロフィールとな
っている点ののみ第１実施例と異なり、作用、効果すべ
て同様である。
面図で示した第２実施例は、管体６を円管とした場合の
一例で、基部２の背側縁２ａを直交当接した分流片１の
２片からなる混合エレメント５は脚片３，４の外側縁３
ａ、４ａが、円管内面と斜めに交ったプロフィールとな
っている点ののみ第１実施例と異なり、作用、効果すべ
て同様である。
第６図には第２実施例の一部を斜視図で示しである。
第２実施例においても上下流端においては分流片１をそ
れぞれ基部２が上流又は下流に向くように組合せ配置し
て整流効果を得ている。
れぞれ基部２が上流又は下流に向くように組合せ配置し
て整流効果を得ている。
以上の説明から明らかなように、本案装置は、混合エレ
メントの各脚片により流体を円滑に誘導しながら強力な
捩り成分を与え、分流、分流、旋回、合流を順次繰返し
反復して液体を混合させるから高効率の攪拌をほとんど
圧力損失なしに遠戚できる優れた効果を奏するものであ
る。
メントの各脚片により流体を円滑に誘導しながら強力な
捩り成分を与え、分流、分流、旋回、合流を順次繰返し
反復して液体を混合させるから高効率の攪拌をほとんど
圧力損失なしに遠戚できる優れた効果を奏するものであ
る。
第１図は分流片の一例を示す斜視図、第２図は混合エレ
メントの一例を示す斜視図、第３図は本案装置の第１実
施例を示す一部を欠除した斜視図、第４図は第２実施例
を上流端から見た正面図、第５図は第２実施例の一部を
示す側面図、第６図は第２実施例の一部を示す斜視図で
ある。 １．１・・・・・・分流片、２，２・・・・・・基部、
２ａ、２ａ・・・・・・背側縁、 ３゜ ３゜ ４゜ ４・・・・・・脚片、 ａｔ ３ａ。 ４ａ。 ４ａ・・・・・・外側縁、 ５゜ ５・・・・・・混合エ レメント、 ６゜ ６・・・・・・管体。
メントの一例を示す斜視図、第３図は本案装置の第１実
施例を示す一部を欠除した斜視図、第４図は第２実施例
を上流端から見た正面図、第５図は第２実施例の一部を
示す側面図、第６図は第２実施例の一部を示す斜視図で
ある。 １．１・・・・・・分流片、２，２・・・・・・基部、
２ａ、２ａ・・・・・・背側縁、 ３゜ ３゜ ４゜ ４・・・・・・脚片、 ａｔ ３ａ。 ４ａ。 ４ａ・・・・・・外側縁、 ５゜ ５・・・・・・混合エ レメント、 ６゜ ６・・・・・・管体。
Claims (1)
- 板状の基部からその板厚の方向において相反する方向に
屈折させた２脚片を有してなる同形同大の分流片２片を
それぞれの基部背側縁中心部において互いに直交させて
一体に固着し形成した混合エレメントの所定数基を、各
基部及び脚片の側縁を管体内面に密接させて固定し、管
体内を流れる異種混入の流体が、混合エレメントにより
分流、分流、旋回、合流を順次繰返し反復して混合する
ようにした流体混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16266282U JPS6039069Y2 (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 流体混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16266282U JPS6039069Y2 (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 流体混合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58112433U JPS58112433U (ja) | 1983-08-01 |
| JPS6039069Y2 true JPS6039069Y2 (ja) | 1985-11-22 |
Family
ID=30101996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16266282U Expired JPS6039069Y2 (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 流体混合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039069Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES8603356A1 (es) * | 1983-09-30 | 1985-12-16 | Westinghouse Electric Corp | Un procedimiento para la eliminacion de oxigeno disuelto de un medio acuoso |
-
1982
- 1982-10-27 JP JP16266282U patent/JPS6039069Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58112433U (ja) | 1983-08-01 |
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