JPS6039014Y2 - 室内用空気浄化装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、室内の空気浄化装置に関するものであるか、
特に空気中に含まれている諸雑菌の殺菌作用と臭気の換
気作用とを併用した装置に関するものである。

従来、全円の浄化装置としてはもっばら臭気等の換気の
みを行う換気装置が多く用いられているのか一般的であ
った。

したがって、悪臭は外気と換気されるが、バクティア等
の諸雑菌はそのまま室内に滞溜され、室内の空気を完全
に浄化することができなかった。

特に病院等諸雑菌が多発する室内においては、これかた
めの対策に苦慮されているのか現状である。

本考案は、これらに対処するために案出されたものであ
って、オゾンを発生させる石英ガラス材の殺菌ランプと
、該殺菌ランプから発生したオゾンを拡散して外部に排
出させるファンモーターと、拡散オゾンの排出量を調節
するタイマーとを装設し、室内の殺菌作用および臭気の
換気作用とを兼備せしめることによって、室内の殺菌作
用と室内での換気作用を併用ならしめたことを目的とす
る室内用の空気浄化装置を提供したものである。

以下、図面に従って、本考案の室内用空気浄化装置の一
実施例について説明する。

第１図は本考案の室内用空気浄化装置を示したものであ
って、イはその全体斜視図、口はその組立て分解図であ
る。

０図から明らかなように、まず側板２ａ、２ｂを具備し
た基台１を設け、この側板２ａには数個の側面排出穴が
成形されである。

この側面排出穴３はオゾン（図示せず）を外部に排出さ
せる穴であり、４はファン６の直風を防止させる風止板
である。

ファン６はモーター５によって回動される。

７は本考案の要部である殺菌ランプであり、石英ガラス
材を用いである。

この殺菌ランプ７は公知技術によるものであって、通常
短波長殺菌ランプと云われているものである。

なお、本装置においては、主波長か２５３．７ｒｒｒｍ
でけい光ランプ式（ＧＬ４Ｚ’ｌのものを用いである。

８は殺菌ランプ７の遮弊板てあり、９はチョーク、１０
はグ陥−ランブである。

１１は基台１のケースであり、上方部には上面排出穴１
２はファン６によって拡散されたオゾンを上方部に排出
する穴である。

１３は自動制御用のタイマーである。

このタイマー１３によってオゾンの排出量を調節する。

１４はケース１１の止めネジ、１５はソケットである。

次に、第２図によって本装置の作動について詳述すれば
、まずタイマー１３をＯＮにして殺菌ランプ７に入電す
ると共に、モ−ター５を回動させてファン６を回転させ
る。

そうすれば殺菌ランプ７から発生するオゾンが内部で拡
散されて側面排出穴３とケース１１の上面排出穴１２か
ら外部に排出される。

すなわち、オゾンを常時一定量で外部に排出することに
よって、室内に均一量のオゾンが供給できるようにしで
ある。

第３図は本装置の回路図であり、タイマー１３のスイッ
チ（Ｓ）をＯＮにすれば殺菌ランプ７のランプ（Ｃ；Ｌ
）とモーターか同時作動ならしめである。

なお、ＧＲはグローランプ１０、Ｃはチョーク９である
。

本考案は、上記の如く構威しであるから、従来不可能と
されていた室内の殺菌作用を行うと同時に、外気との換
気を行うことなく同室内でもって換気作用を行うことか
でき、しかも機構装置か簡便であり、かつ取り扱い操作
か簡単でもあるから実用性に富み、単に安価に量産可能
となるので、経済性にも優れている室内用空気浄化装置
を提供することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の室内用空気浄化装置を示したものであ
り、イはその外観概要図、口はその内装と組立て分解図
、第２図は本装置の要部の機構説明図、および第３図は
本装置の作動回路図である。 １・・・・・・基台、２ａ、２ｂ・・・・・・側板、３
・・・・・・側面排出穴、４・・・・・・風止板、５・
・・・・・モーター、６・・・・・・ファン、７・・・
・・・殺菌ランプ、訃・・・・・遮弊板、９・・・・・
・チョーク、１０・・・・・・グローランプ、１１・・
・・・・ケース、１２・・・・・・上面排出穴、１３・
・・・・・タイマー１４・・・・・・止めネジ、１５・
・・・・・ソケット。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. オゾンを発生させる石英ガラス材の殺菌ランプと、該殺
   菌ランプから発生したオゾンを拡散して外部に排出させ
   るファンモーターと、拡散オゾンの排出量を調節するタ
   イマーとを装設し、室内の殺菌作用および臭気の換気作
   用とを兼備せしめたことを特徴とする室内空気浄化装置
   。