JPS6038823B2 - 管形白熱電球の製造方法 - Google Patents
管形白熱電球の製造方法Info
- Publication number
- JPS6038823B2 JPS6038823B2 JP13423077A JP13423077A JPS6038823B2 JP S6038823 B2 JPS6038823 B2 JP S6038823B2 JP 13423077 A JP13423077 A JP 13423077A JP 13423077 A JP13423077 A JP 13423077A JP S6038823 B2 JPS6038823 B2 JP S6038823B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filament
- bulb
- tube
- manufacturing
- light bulb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は管形の白熱電球を製造する方法に関する。
従来、たとえば電子複写機用の管形ハロゲン電球では均
一な照度分布を得るために発光部と非発光部を交互に設
けたフィラメント構造を有している。
一な照度分布を得るために発光部と非発光部を交互に設
けたフィラメント構造を有している。
そしてこのような電球を製造するにはバルフ内にフィラ
メントを挿入し、フィラメントを引伸して一定の張力を
与え、この状態でバルブの端部を圧濃封止して製造され
、フィラメントに所定の張力を与えて点灯時におけるフ
ィラメントの垂下を防止するようになっている。ところ
で、このバルブの圧濃封止の際には酸水素バーナ等でバ
ルフの端部を加熱するので、この端部のフィラメントが
加熱され、その降伏点が低下してしまう。したがって引
伸されていたフィラメントはこの織部のみで塑性変形し
て引伸され、この部分のピッチが他部より大きくなって
しまい、配光特性を乱し、あるいはフィラメントが変形
してバルブ壁に接触してしまう等の不具合を生じる。本
発明は以上の事情にもとづいてなされたものでその目的
とするところはフィラメントを均一に引伸して封止する
ことのできる管形白熱電球の製造方法を得ることにある
。
メントを挿入し、フィラメントを引伸して一定の張力を
与え、この状態でバルブの端部を圧濃封止して製造され
、フィラメントに所定の張力を与えて点灯時におけるフ
ィラメントの垂下を防止するようになっている。ところ
で、このバルブの圧濃封止の際には酸水素バーナ等でバ
ルフの端部を加熱するので、この端部のフィラメントが
加熱され、その降伏点が低下してしまう。したがって引
伸されていたフィラメントはこの織部のみで塑性変形し
て引伸され、この部分のピッチが他部より大きくなって
しまい、配光特性を乱し、あるいはフィラメントが変形
してバルブ壁に接触してしまう等の不具合を生じる。本
発明は以上の事情にもとづいてなされたものでその目的
とするところはフィラメントを均一に引伸して封止する
ことのできる管形白熱電球の製造方法を得ることにある
。
以下本発明を一実施例にもとづいて説明する。
まず、第1図に示す如く管形のバルブ1内にその管軸に
沿ってフィラメント2を挿入する。このフィラメント2
は照度分布を均一にするために発光部3・・・・・・と
非発光部4・・・・・・を交互に設けたものであって、
両端部には金属箔導体5,5と外部導入線6,6がそれ
ぞれ接続されている。そしてまず一方のバルブーの端部
を酸水素バーナ7,7等で加熱し、このバルブ1の端部
を圧簿封止して金属簿導体6および外部導入線6を封入
する。この場合、他端部には閉塞体8を取付け、バルブ
1の池端部を閉塞するとともにフィラメント2を正しい
位置に保持し、排気管9よりバルブ1内に不活性ガスを
送入して外部導入線6,6等の酸化を防止する。次に第
2図に示すバルブ1を反転し、バルブー内の池様部を酸
水素バーナ7,7で加熱しこの池端部を圧潰封止する。
この場合、フィラメント2に張力を与えるため、これを
引伸しておく、そして、これと同時にこのフィラメント
2に電流を流し、フィラメント2全体が均一に約400
qo程度にあるように加熱する。そして、この状態でバ
ルブ1の他端部を圧濃封止して第3図に示す如くフィラ
メント2の封入を完了する。なお電流して加熱してから
引伸しても同じであり、かつ引伸しのために伸びる長さ
は約2〜3帆である。
沿ってフィラメント2を挿入する。このフィラメント2
は照度分布を均一にするために発光部3・・・・・・と
非発光部4・・・・・・を交互に設けたものであって、
両端部には金属箔導体5,5と外部導入線6,6がそれ
ぞれ接続されている。そしてまず一方のバルブーの端部
を酸水素バーナ7,7等で加熱し、このバルブ1の端部
を圧簿封止して金属簿導体6および外部導入線6を封入
する。この場合、他端部には閉塞体8を取付け、バルブ
1の池端部を閉塞するとともにフィラメント2を正しい
位置に保持し、排気管9よりバルブ1内に不活性ガスを
送入して外部導入線6,6等の酸化を防止する。次に第
2図に示すバルブ1を反転し、バルブー内の池様部を酸
水素バーナ7,7で加熱しこの池端部を圧潰封止する。
この場合、フィラメント2に張力を与えるため、これを
引伸しておく、そして、これと同時にこのフィラメント
2に電流を流し、フィラメント2全体が均一に約400
qo程度にあるように加熱する。そして、この状態でバ
ルブ1の他端部を圧濃封止して第3図に示す如くフィラ
メント2の封入を完了する。なお電流して加熱してから
引伸しても同じであり、かつ引伸しのために伸びる長さ
は約2〜3帆である。
以上の如き本発明の一実施例はフィラメント2の引伸し
の際、通電によりフィラメント2全体は約400ooに
なるが、端部は酸水素バーナ7,7の加熱により約80
000程度に加熱される。
の際、通電によりフィラメント2全体は約400ooに
なるが、端部は酸水素バーナ7,7の加熱により約80
000程度に加熱される。
ところでフィラメント2に使用されるタングステンの降
伏点の温度に対する変化は第4図に示す如き特性を有し
ており、400ooと80000程度ではともに降伏点
の低い状態にあり、その差はきわめて少ない。したがっ
てフィラメント2は温度差が生じているにもかかわらず
全体にほぼ均一に引伸され、一部分のみが引伸されるよ
うなことはない。したがって全長にわたってそのピッチ
は均一になり、節光特性の乱れやフィラメント2の変形
を防止できるものである。なお、本発明は上記の−実施
例には限定されない。
伏点の温度に対する変化は第4図に示す如き特性を有し
ており、400ooと80000程度ではともに降伏点
の低い状態にあり、その差はきわめて少ない。したがっ
てフィラメント2は温度差が生じているにもかかわらず
全体にほぼ均一に引伸され、一部分のみが引伸されるよ
うなことはない。したがって全長にわたってそのピッチ
は均一になり、節光特性の乱れやフィラメント2の変形
を防止できるものである。なお、本発明は上記の−実施
例には限定されない。
たとえばフィラメント全体を加熱するには通電発熱に限
らず、その他適宜の手段で均一に加熱すればよいもので
ある。
らず、その他適宜の手段で均一に加熱すればよいもので
ある。
また、上記一実施例は発光部と非発光部を交互に設けた
フィラメントを有するものについて述べたが、本発明は
これに限らず単一のフィラメントを有するものについて
も適用できることはもちろんである。
フィラメントを有するものについて述べたが、本発明は
これに限らず単一のフィラメントを有するものについて
も適用できることはもちろんである。
上述の如く本発明はフィラメントを均一に加熱すると共
にこれを引伸し、この状態でバルブの端部を封止するも
のである。
にこれを引伸し、この状態でバルブの端部を封止するも
のである。
したがってフィラメントの加熱によりその全体の降伏点
は一様に低下し、たとえバルブ封止の際にフィラメント
の端部のみが他部より高温に加熱されても降伏点の差は
少なくなり、フィラメントは全体に均一に引伸され、一
部のみが局部的に引伸されるような不具合は生じること
がなく、配光特性が正確であるとともにフィラメントの
変形によるバルブ壁への接触等も防止できる等その効果
は大である。
は一様に低下し、たとえバルブ封止の際にフィラメント
の端部のみが他部より高温に加熱されても降伏点の差は
少なくなり、フィラメントは全体に均一に引伸され、一
部のみが局部的に引伸されるような不具合は生じること
がなく、配光特性が正確であるとともにフィラメントの
変形によるバルブ壁への接触等も防止できる等その効果
は大である。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を工程順に示す
説明図、第4図はタングステンの温度に対する降伏点の
変化を示すグラフである。 1・・・・・・バルブ、2・・・・・・フイラメント、
7・・・・・・バーナ。 才1図 才2図 坪3図 ガム図
説明図、第4図はタングステンの温度に対する降伏点の
変化を示すグラフである。 1・・・・・・バルブ、2・・・・・・フイラメント、
7・・・・・・バーナ。 才1図 才2図 坪3図 ガム図
Claims (1)
- 1 管形のバルブ内にその管軸に沿つて1本または複数
個のフイラメントを挿入する工程と、ついでこのフイラ
メントを一様に加熱すると共に引伸して張力を与えこの
状態で上記バルブの端部を封止する工程とを具備するこ
とを特徴とする管形白熱電球の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13423077A JPS6038823B2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 管形白熱電球の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13423077A JPS6038823B2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 管形白熱電球の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5468085A JPS5468085A (en) | 1979-05-31 |
JPS6038823B2 true JPS6038823B2 (ja) | 1985-09-03 |
Family
ID=15123457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13423077A Expired JPS6038823B2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 管形白熱電球の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038823B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2641126B2 (ja) * | 1988-01-13 | 1997-08-13 | ウシオ電機株式会社 | 管形白熱電球の製造方法 |
JP4083250B2 (ja) * | 1996-04-10 | 2008-04-30 | 桜井 裕美子 | ダブルエンド型ハロゲン電球とその製造方法 |
-
1977
- 1977-11-09 JP JP13423077A patent/JPS6038823B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5468085A (en) | 1979-05-31 |
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