JPS6038502Y2 - 手提げバンド付き合成樹脂製容器 - Google Patents

手提げバンド付き合成樹脂製容器

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Publication number
JPS6038502Y2
JPS6038502Y2 JP6753581U JP6753581U JPS6038502Y2 JP S6038502 Y2 JPS6038502 Y2 JP S6038502Y2 JP 6753581 U JP6753581 U JP 6753581U JP 6753581 U JP6753581 U JP 6753581U JP S6038502 Y2 JPS6038502 Y2 JP S6038502Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bulge
synthetic resin
resin container
flat surface
side walls
Prior art date
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Expired
Application number
JP6753581U
Other languages
English (en)
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JPS57180638U (ja
Inventor
孝 桜井
Original Assignee
株式会社桜井工業所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社桜井工業所 filed Critical 株式会社桜井工業所
Priority to JP6753581U priority Critical patent/JPS6038502Y2/ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、手提げバンド付きの薄肉の合成樹脂製容器に係
るものである。
このような手提げかごとしては、例えば実開昭54−3
7374号のごときものがすでに提供されている。
これは、表面が竹材で編組したような凹凸模様を有する
縦半割り橢円筒状の一対の半胴板を、締付パッド及び縁
取りバンド等を用いて底板と一体に組み立て、両手胴板
の中央上方寄りに設けた丸孔に把手の両端をそれぞれ取
付けるものである。
しかし、この手提げかごにあっては、半胴板の凹凸模様
は水平方向に、すなわち、把手を持ってかごを吊下げた
とき、かご内の物品の荷重負荷方向に対して直角の方向
に形威されているから、半胴板の凹凸それ自体では前記
荷重を分力支承することができず、この荷重は半胴板の
丸孔のとくに上部側周縁に集力的に負荷される。
したがって、半胴板に単なる丸孔を設けた場合には上部
側の孔周縁が破損するおそれがあるため、その図面にみ
られるように、丸孔の周縁に補強用のリブを形成する必
要があるが、これは2〜4rIrIrLの肉厚を有する
容器を射出成形によって製する場合に限られるのであり
、肉厚が約0.6〜1.8rIrIn程度のかご容器を
直空成形によって形成する場合には、丸孔の周縁にこの
ような補強用リブを設けることはできないから、真空成
形による薄肉のかご容器には適用実現することができな
い。
本案はこの点を解決し、真空成形によって成形する0、
6〜1.8閣程度の肉厚の手提げバンド付き容器を提供
しようとするもので、このため、容器本体の四周側壁を
、適宜な幅の外側面への膨出部がその間に介在させた平
坦な面との間に膨出縁部を曲成して交叉した斜め方向に
それぞれ平行に配列され、各膨出部は方向を異にした膨
出部と交互に上下に交叉する編組形状に形威し、この側
壁の前記膨出縁部の下方に手提げバンドの枢着孔を設け
ることにより、収納物品の荷重が編組形状の側壁それ自
体によって分力支承され、要易に破損することがないよ
うにしたものである。
以下、本案の実施例を示す図面について説明すると、1
は真空成形して形成肉厚が約0.6〜1.8mm程度の
合成樹脂製の容器本体で、その四周側壁2及び底壁3は
、上部の開口端縁部分4と各壁面を区画する稜角部5と
を除き、所定の間隔の平坦な面6を介在させて一定の斜
め方向に平行に配列された外側面への膨出部7と、同様
にしてこれに交叉する他の斜め方向に平行に配列された
外側面への膨出部8とが、その交叉部分において交互に
上下する編組形状に形成されている。
この編組した形状は、四周側壁2及び底壁3を構成する
合成樹脂シートに、それぞれ平坦な面6から膨出縁部?
a、8aを経て連続する膨出部7.8を設けて形成する
もので、真空成形用金型に前記の膨出部を設けることに
より、容器本体1と同時に真空成形することができる。
また、底壁3の編組形状中の適当な位置の平坦な面6に
通気孔9を穿設するとともに、相対向する側壁2の上部
側における前記膨出縁部?a、8aの下方に枢着孔10
を対応させて設けである。
さらに、11は合成樹脂製の手提げバンド付きで、第3
図に示すように、その両端部の外側にはそれぞれ半球状
の肉厚部12が一体に設けられてこれに広径部13aを
有する嵌着孔13が穿設され、抑止板14aと一体に形
成し、その先端に係合段部14bを設けた取付軸14を
着脱自在に前記嵌着孔13に挿入したとき、先端の係合
段部14bが広径部13aに係合して容易に抜は出さな
いようになっている。
この手提げバンド11は、側壁2の内部側から各枢着孔
10に挿通した取付軸14を側壁2の外部側において肉
厚部12の嵌着孔13に挿入することにより、回動及び
着脱自在に容器本体1に取付けられ、る。
また、15は容器本体1の蓋であり、嵌合周縁部16を
除くその天板部分は前述した側壁2、底壁3と同様に編
組した形状に形成され、編組形状中の平坦な面には適宜
に空気抜き孔17が穿設しである。
本案容器は上記の構成であるから、手提げバンドの枢着
孔10の上部側の側壁は、方向を異にして交叉する斜め
の膨出部7,8及びこれらと平坦な面6との間に曲成さ
れた膨出縁部7a、8aにより、物品荷重の負荷方向に
対して斜めに交叉する形状で補強され、しかも、これら
膨出部7,8の間には平坦な面6を介在させてその間に
膨出縁部?a、8aを形成させであるため、前記の補強
構成がより強固となっており、負荷された荷重をこの側
壁が分力支承し、孔の周縁部分の折れ曲り、裂けなどを
確実に防止できるのである。
上記のごとく、本案によれば、真空成形によって得られ
た薄肉の手提げバンド付き容器であって、孔の周縁に補
強用リブを設けることなく、物品の荷重が側壁自体の構
成で分力支承されて容易に破損することのない容器が得
られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本案手提げバンド付き合成樹脂製容器の一実施例
を示し、第1図は蓋をした状態の斜面図、第2図は蓋を
取外した状態の第1図A−A線の断面図、第3図はバン
ド枢着部の拡大断面図である。 1・・・・・・容器本体、2・・・・・・側壁、6・・
・・・・平坦な面、7,8・・・・・・膨出部、?a、
8a・・・・・・膨出縁部、9・・・・・・通気孔、1
1・・・・・・手提げバンド、13・・・・・・嵌着孔
、14・・・・・・取付軸、15・・開蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄肉の合成樹脂製容器本体の四周側壁を、適宜な幅の外
    側面への膨出部がその間に介在させた平坦な面との間に
    膨出縁部を曲成して交叉した斜め方向にそれぞれ平行に
    配列され、各膨出部は方向を異にした膨出部と交互に上
    下に交叉する編組形状に形成腰相対向した側壁の前記膨
    出縁部の下方に枢着孔を設けて手提げバンドの各端部を
    それぞれ回動可能に枢着したことを特徴とする手提げバ
    ンド付き合成樹脂製容器。
JP6753581U 1981-05-12 1981-05-12 手提げバンド付き合成樹脂製容器 Expired JPS6038502Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6753581U JPS6038502Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12 手提げバンド付き合成樹脂製容器

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JP6753581U JPS6038502Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12 手提げバンド付き合成樹脂製容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57180638U JPS57180638U (ja) 1982-11-16
JPS6038502Y2 true JPS6038502Y2 (ja) 1985-11-18

Family

ID=29863537

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JP6753581U Expired JPS6038502Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12 手提げバンド付き合成樹脂製容器

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