JPS6038237B2 - ア−ク長一定保持自動溶接法 - Google Patents
ア−ク長一定保持自動溶接法Info
- Publication number
- JPS6038237B2 JPS6038237B2 JP8106777A JP8106777A JPS6038237B2 JP S6038237 B2 JPS6038237 B2 JP S6038237B2 JP 8106777 A JP8106777 A JP 8106777A JP 8106777 A JP8106777 A JP 8106777A JP S6038237 B2 JPS6038237 B2 JP S6038237B2
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- JP
- Japan
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- voltage
- welding
- arc
- arc length
- constant
- Prior art date
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- Expired
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- Arc Welding Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパルス溶接を行うのに好適なアーク長一定保持
溶接法に関する。
溶接法に関する。
従来タングステンィナートガスアーク(TIC)溶接法
などにおいてアーク長を一定に保持する方法として第1
図のブロック図のように定電流電源1を用い、アーク電
圧をその検出器2により検出しアーク電圧設定値7と差
敷回路6により比較し、電力増幅回路8により母材とト
ーチ間のアーク長L(アーク電圧)が一定になるようサ
ーボモータ4を駆動し、トーチ3を上下してアーク長を
一定に保持することが一般的な方法であった。しかしパ
ルスTIC溶接においては、普通アーク長を一定に保つ
と、第2図a〜dに示すように、数舷の低パルスで電流
が変化するとァーク電圧bもほぼ同じ波形で変化する。
などにおいてアーク長を一定に保持する方法として第1
図のブロック図のように定電流電源1を用い、アーク電
圧をその検出器2により検出しアーク電圧設定値7と差
敷回路6により比較し、電力増幅回路8により母材とト
ーチ間のアーク長L(アーク電圧)が一定になるようサ
ーボモータ4を駆動し、トーチ3を上下してアーク長を
一定に保持することが一般的な方法であった。しかしパ
ルスTIC溶接においては、普通アーク長を一定に保つ
と、第2図a〜dに示すように、数舷の低パルスで電流
が変化するとァーク電圧bもほぼ同じ波形で変化する。
そこでアーク電圧制御電圧のアーク電圧設定値をV,に
設定し、そのときのアーク長をL,とする。。従来法で
は、溶接電流が増加しいこなると、ァーク電圧もV2に
増加するため、アーク電圧を設定値に保つためには、ア
ーク長はL,よりも短くならなければならない。−でV
,の電圧に等しくなったものとすると、従来法では溶接
電流が変化してもアーク電圧は一定に保つことができる
が、アーク長はdに示すようにL,からL2に変化しア
ーク長を一定に保つことはできない。本発明の目的は、
パルス溶接において、溶接電流がパルス的に変化しても
ァーク長を一定に保つ制御方法を提供することにある。
設定し、そのときのアーク長をL,とする。。従来法で
は、溶接電流が増加しいこなると、ァーク電圧もV2に
増加するため、アーク電圧を設定値に保つためには、ア
ーク長はL,よりも短くならなければならない。−でV
,の電圧に等しくなったものとすると、従来法では溶接
電流が変化してもアーク電圧は一定に保つことができる
が、アーク長はdに示すようにL,からL2に変化しア
ーク長を一定に保つことはできない。本発明の目的は、
パルス溶接において、溶接電流がパルス的に変化しても
ァーク長を一定に保つ制御方法を提供することにある。
本発明はパルス溶接において、溶接電流のいずれか一方
を電圧に換算し、この電圧を基準ァーク電圧として設定
し、されに基準電圧からの溶接電流の変化量を電圧の換
算しその基準電圧に加減算することによってアーク長を
一定に保持するようになした自動溶接法である。
を電圧に換算し、この電圧を基準ァーク電圧として設定
し、されに基準電圧からの溶接電流の変化量を電圧の換
算しその基準電圧に加減算することによってアーク長を
一定に保持するようになした自動溶接法である。
すなわち、本発明のァーク長一定溶接法は溶接電流・電
圧が第2図aおよびbの如く変化してもeおよびfに示
すように、アーク長がLで一定にするには増加したら−
t2間の溶接電流ら−1,のアーク電圧変位分V2−V
.をt,−らの闇のアーク電圧設定値に加えればアーク
電圧設定値はeに示す波形になり、アーク電圧とアーク
電圧設定値の波形が等しくなりトーチは動かす設定され
たアーク長のL,に一定に保たれる。
圧が第2図aおよびbの如く変化してもeおよびfに示
すように、アーク長がLで一定にするには増加したら−
t2間の溶接電流ら−1,のアーク電圧変位分V2−V
.をt,−らの闇のアーク電圧設定値に加えればアーク
電圧設定値はeに示す波形になり、アーク電圧とアーク
電圧設定値の波形が等しくなりトーチは動かす設定され
たアーク長のL,に一定に保たれる。
またアーク長の変化に対しては定電流電源であるため電
流は一定で、本発明の回路は動作しない。しかしアーク
長が変わればァーク電圧が変化するため従来回路と同様
設定されたアーク長になるようサーボモータが動作し一
定のアーク電圧を保つように動作する。以下この発明を
第3図に示した一実施例により説明する。シャント10
より検出した電流を電流一電圧変換回路11により電圧
に換算し、加減算回路12により電流変化の電圧変位分
をアーク電圧設定値7に加え変化した溶接電流が打ち消
される。
流は一定で、本発明の回路は動作しない。しかしアーク
長が変わればァーク電圧が変化するため従来回路と同様
設定されたアーク長になるようサーボモータが動作し一
定のアーク電圧を保つように動作する。以下この発明を
第3図に示した一実施例により説明する。シャント10
より検出した電流を電流一電圧変換回路11により電圧
に換算し、加減算回路12により電流変化の電圧変位分
をアーク電圧設定値7に加え変化した溶接電流が打ち消
される。
加算されたアーク電圧設定値は、差動回路6によりアー
ク電圧2と比較される。そしてアーク電圧を前記加算さ
れたアーク電圧設定値と一致するように電力増幅回路8
によりサーボモータ4を駆動し、一定のアーク長になる
ようにトーチ3を上下する。9はパルス電源である。
ク電圧2と比較される。そしてアーク電圧を前記加算さ
れたアーク電圧設定値と一致するように電力増幅回路8
によりサーボモータ4を駆動し、一定のアーク長になる
ようにトーチ3を上下する。9はパルス電源である。
この発明を用いた具体的溶接例として、配管の円周溶接
に適用した。
に適用した。
初層溶接には溶落ちを防止するために低パルス溶接にて
行ない、その後の溶接条件は、ピーク電流20帆、ベー
ス電流120A、周波数1世で行なった。従釆の方法を
用いて溶接を行った結果、ハンチングして溶接できなか
ったのが本発明の方法を用いて行った結果、溶落ちのな
い良好な溶接ビードが得られた。以上の説明で明からな
ように従釆低パルスを用いて溶接を行う場合に、アーク
長を一定にするために不必要な時間と労力を費やしてい
た。
行ない、その後の溶接条件は、ピーク電流20帆、ベー
ス電流120A、周波数1世で行なった。従釆の方法を
用いて溶接を行った結果、ハンチングして溶接できなか
ったのが本発明の方法を用いて行った結果、溶落ちのな
い良好な溶接ビードが得られた。以上の説明で明からな
ように従釆低パルスを用いて溶接を行う場合に、アーク
長を一定にするために不必要な時間と労力を費やしてい
た。
特に被溶接物に変形(凹凸)がある場合非常に溶接困難
であった。しかし本発明の方法を用いることにより、容
易に溶接できるという効果を有する。またアーク,長を
極端に短くすることができるのでアークェネルギーを有
効に活用できると共に低パルスの効果が十分に活用でき
溶落ちのない良好な溶接ビードが得られるという効果を
有する。
であった。しかし本発明の方法を用いることにより、容
易に溶接できるという効果を有する。またアーク,長を
極端に短くすることができるのでアークェネルギーを有
効に活用できると共に低パルスの効果が十分に活用でき
溶落ちのない良好な溶接ビードが得られるという効果を
有する。
第1図はパルス溶接の従来方式の動作原理を示すブロッ
ク図、第2図は溶接電流、電圧とアーク電圧、アーク長
との相関関係を示す図、第3図は本発明の動作原理を説
明するブロック図である。 1…定電流電源、2・・・アーク電圧検出器、3・・・
トーチ、4・・・サーボモータ、5・・・被溶接材、6
・・・差動回路、7・・・アーク電圧設定回路、8・・
・電力増幅回路、3・・・パルス電源、10・・・シャ
ント、11・・・電流一電圧変換回路、12・・・加減
算回路。 多1図多Z図 髪3図
ク図、第2図は溶接電流、電圧とアーク電圧、アーク長
との相関関係を示す図、第3図は本発明の動作原理を説
明するブロック図である。 1…定電流電源、2・・・アーク電圧検出器、3・・・
トーチ、4・・・サーボモータ、5・・・被溶接材、6
・・・差動回路、7・・・アーク電圧設定回路、8・・
・電力増幅回路、3・・・パルス電源、10・・・シャ
ント、11・・・電流一電圧変換回路、12・・・加減
算回路。 多1図多Z図 髪3図
Claims (1)
- 1 溶接電流をパルス的に変化させて溶接するパルス溶
接において、前記溶接電流の変化前後いずれか一方を電
圧に換算して該電圧を基準アーク電圧に設定し、前記溶
接電流の変化量を電圧に換算して前記基準アーク電圧に
加減算して基準アーク電圧の設定値を変化させ、該変化
させた設定値に実際のアーク電圧が一致するように溶接
トーチ駆動モータを駆動してアーク長を一定に保持する
ことを特徴とするアーク長一定保持自動溶接法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8106777A JPS6038237B2 (ja) | 1977-07-08 | 1977-07-08 | ア−ク長一定保持自動溶接法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8106777A JPS6038237B2 (ja) | 1977-07-08 | 1977-07-08 | ア−ク長一定保持自動溶接法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5416345A JPS5416345A (en) | 1979-02-06 |
JPS6038237B2 true JPS6038237B2 (ja) | 1985-08-30 |
Family
ID=13736039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8106777A Expired JPS6038237B2 (ja) | 1977-07-08 | 1977-07-08 | ア−ク長一定保持自動溶接法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038237B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60113171U (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-31 | 株式会社 三社電機製作所 | パルスア−ク溶接機 |
JP2591534B2 (ja) * | 1989-02-28 | 1997-03-19 | 三菱電機株式会社 | パルス溶接装置 |
CN105033407B (zh) * | 2015-07-24 | 2017-03-01 | 唐山松下产业机器有限公司 | 一种恒流焊接装置及其控制方法 |
-
1977
- 1977-07-08 JP JP8106777A patent/JPS6038237B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5416345A (en) | 1979-02-06 |
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