JPS6037410Y2 - 可撓性細長部材の巻取装置 - Google Patents
可撓性細長部材の巻取装置Info
- Publication number
- JPS6037410Y2 JPS6037410Y2 JP7346579U JP7346579U JPS6037410Y2 JP S6037410 Y2 JPS6037410 Y2 JP S6037410Y2 JP 7346579 U JP7346579 U JP 7346579U JP 7346579 U JP7346579 U JP 7346579U JP S6037410 Y2 JPS6037410 Y2 JP S6037410Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- take
- flexible elongated
- elongated member
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、本出願人がさきに実開昭52−10018
4号公報において開示したように、ケースなどの装置枠
と、装置枠に回転可能に保持したコード、ホース等の可
撓性細長部材の巻取リールと、巻取リールに係合させた
、巻取リールが常に可撓性細長部材を巻取る方向に回転
するように付勢するリール回転付勢ばねと巻取リールを
リール回転付勢ばねの回転付勢力に抗して制動する、巻
取リールに係合可能なブレーキ手段とを備えた可撓性細
長部材の巻取装置、特に該巻取装置におけるブレーキ手
段の改良に関するものである。
4号公報において開示したように、ケースなどの装置枠
と、装置枠に回転可能に保持したコード、ホース等の可
撓性細長部材の巻取リールと、巻取リールに係合させた
、巻取リールが常に可撓性細長部材を巻取る方向に回転
するように付勢するリール回転付勢ばねと巻取リールを
リール回転付勢ばねの回転付勢力に抗して制動する、巻
取リールに係合可能なブレーキ手段とを備えた可撓性細
長部材の巻取装置、特に該巻取装置におけるブレーキ手
段の改良に関するものである。
本出願人がさきに開示した巻取装置におけるブレーキ手
段は、装置枠に巻取リールから間隔をおいて枢支すると
ともに該枢支点から巻取リールの可撓性細長部材の巻出
しく繰出し)回転方向に対応する方向にのびる揺動レバ
ー(揺動アーム)と、揺動レバーの長さ方向の中間部に
巻取リールに対向して取付けた制動片と、揺動レバーに
係合させた、揺動レバーを常に制動片が巻取リールに係
合するように付勢するレバー付勢ばねと、揺動レバーの
長さ方向の中間部に係合させた、揺動レバーを制動片と
巻取リールの保合が解除されるように、レバー回転付勢
ばねの作用力に抗して揺動させることの可能な操作部材
とで構成したもので、このブレーキ手段によれば、可撓
性細長部材を巻取リールから任意の長さ巻出した状態に
確実に保持することができるとともに、可撓性細長部材
の巻取リールに対する巻取りを簡単かつ確実に保持する
ことができるという実用上有用な効果が奏されるが、こ
のブレーキ手段には、巻取リールの回転の停止を瞬間的
に行うため、この巻取リールの瞬時停止の反動ショック
で可撓性細長部材が不規則的に踊り、通常この可撓性細
長部材の先端部に取付けられるプラグ類が装置枠や周囲
の物体に撃突して破損したりするという不都合があるこ
とを見い出した。
段は、装置枠に巻取リールから間隔をおいて枢支すると
ともに該枢支点から巻取リールの可撓性細長部材の巻出
しく繰出し)回転方向に対応する方向にのびる揺動レバ
ー(揺動アーム)と、揺動レバーの長さ方向の中間部に
巻取リールに対向して取付けた制動片と、揺動レバーに
係合させた、揺動レバーを常に制動片が巻取リールに係
合するように付勢するレバー付勢ばねと、揺動レバーの
長さ方向の中間部に係合させた、揺動レバーを制動片と
巻取リールの保合が解除されるように、レバー回転付勢
ばねの作用力に抗して揺動させることの可能な操作部材
とで構成したもので、このブレーキ手段によれば、可撓
性細長部材を巻取リールから任意の長さ巻出した状態に
確実に保持することができるとともに、可撓性細長部材
の巻取リールに対する巻取りを簡単かつ確実に保持する
ことができるという実用上有用な効果が奏されるが、こ
のブレーキ手段には、巻取リールの回転の停止を瞬間的
に行うため、この巻取リールの瞬時停止の反動ショック
で可撓性細長部材が不規則的に踊り、通常この可撓性細
長部材の先端部に取付けられるプラグ類が装置枠や周囲
の物体に撃突して破損したりするという不都合があるこ
とを見い出した。
この考案はこのような既提案のブレーキ手段に認められ
る不都合をその効果を損うことなしに解消することを目
的としてなしたもので、要約すれば既提案のブレーキ手
段の揺動レバーを枢支点の逆方向に延長して、この延長
部に巻取リールに係合可能ないま一つの制動片を取付け
たこと、具体的には、図面に例示したように、ブレーキ
手段15を、装置枠11に巻取リール13から間隔をお
いて枢支するとともに該枢支点23から巻取り−ル13
の可撓性細長部材17の巻取り回転方向(実線の矢印で
示す)に対応する方向および可撓性細長部材17の巻出
し回転方向に対応する方向にのびる揺動レバー21と、
揺動レバー21の枢支点23から巻取リール13の可撓
性細長部材17の巻出し回転方向に対応する方向にのび
る部分および巻取り回転方向に対応する方向にのびる部
分のそれぞれに、巻取リール13に対向するように取付
けた第1および第2の制動片25.27と、揺動レバー
21に係合させた、揺動レバー21を常に第1の制動片
25が巻取リール13に係合するように付勢するレバー
付勢ばね29と、揺動レバー21に係合させた、揺動レ
バー21を、第1の制動片25と巻取り−ル13の係合
が解除されるとともに第2の制動片27が巻取リール1
3に係合し得るように、レバー付勢ばね29の作用力に
抗して揺動させることの可能な操作部材31とて構成し
たことを特徴とするものである。
る不都合をその効果を損うことなしに解消することを目
的としてなしたもので、要約すれば既提案のブレーキ手
段の揺動レバーを枢支点の逆方向に延長して、この延長
部に巻取リールに係合可能ないま一つの制動片を取付け
たこと、具体的には、図面に例示したように、ブレーキ
手段15を、装置枠11に巻取リール13から間隔をお
いて枢支するとともに該枢支点23から巻取り−ル13
の可撓性細長部材17の巻取り回転方向(実線の矢印で
示す)に対応する方向および可撓性細長部材17の巻出
し回転方向に対応する方向にのびる揺動レバー21と、
揺動レバー21の枢支点23から巻取リール13の可撓
性細長部材17の巻出し回転方向に対応する方向にのび
る部分および巻取り回転方向に対応する方向にのびる部
分のそれぞれに、巻取リール13に対向するように取付
けた第1および第2の制動片25.27と、揺動レバー
21に係合させた、揺動レバー21を常に第1の制動片
25が巻取リール13に係合するように付勢するレバー
付勢ばね29と、揺動レバー21に係合させた、揺動レ
バー21を、第1の制動片25と巻取り−ル13の係合
が解除されるとともに第2の制動片27が巻取リール1
3に係合し得るように、レバー付勢ばね29の作用力に
抗して揺動させることの可能な操作部材31とて構成し
たことを特徴とするものである。
このような構成からなるこの考案の巻取装置のブレーキ
手段15によると、第1の制動片25がレバー付勢ばね
29の付勢力のままに巻取リール13に係合する巻取リ
ール13の可撓性細長部材17の巻取り回転の停止状態
において、操作部材31の操作により揺動レバー21を
、第1の制動片25と巻取り−ル13との係合が解除さ
れるように揺動させた段階においては、巻取り−ル13
がリール回転付勢ばね(図示せず)の作用力のままに回
転して可撓性細長部材17を巻取る形になるが、操作部
材31を介して揺動レバー21をさらに同方向に揺動さ
せると、第1の制動片25が巻取り−ル13からさらに
離隔すると同時に第2の制動片27が巻取リール13に
係合して、巻取リール13に操作部材31の操作力に対
応した制動力を及ぼすので、巻取り−ル13は回転が減
速され、この減速された回転状態で可撓性細長部材17
を巻取る形になる。
手段15によると、第1の制動片25がレバー付勢ばね
29の付勢力のままに巻取リール13に係合する巻取リ
ール13の可撓性細長部材17の巻取り回転の停止状態
において、操作部材31の操作により揺動レバー21を
、第1の制動片25と巻取り−ル13との係合が解除さ
れるように揺動させた段階においては、巻取り−ル13
がリール回転付勢ばね(図示せず)の作用力のままに回
転して可撓性細長部材17を巻取る形になるが、操作部
材31を介して揺動レバー21をさらに同方向に揺動さ
せると、第1の制動片25が巻取り−ル13からさらに
離隔すると同時に第2の制動片27が巻取リール13に
係合して、巻取リール13に操作部材31の操作力に対
応した制動力を及ぼすので、巻取り−ル13は回転が減
速され、この減速された回転状態で可撓性細長部材17
を巻取る形になる。
すなわちこのブレーキ手段15によれば、操作部材31
の操作力によって巻取り−ル13に対する回転制動力を
無段階的に変化させることができるので、可撓性細長部
材17の巻取りが所望の状態に近づくにつれて操作力が
増大するように操作部材31を操作すれば、巻取リール
13の可撓性細長部材17の巻取り回転を実質上ショッ
クなしに停止させるこのができ、したがって既提案のブ
レーキ手段に認められたような不都合の発生を姉御する
ことができる。
の操作力によって巻取り−ル13に対する回転制動力を
無段階的に変化させることができるので、可撓性細長部
材17の巻取りが所望の状態に近づくにつれて操作力が
増大するように操作部材31を操作すれば、巻取リール
13の可撓性細長部材17の巻取り回転を実質上ショッ
クなしに停止させるこのができ、したがって既提案のブ
レーキ手段に認められたような不都合の発生を姉御する
ことができる。
この考案のブレーキ手段15を構成する第1と第2の制
動片25.27はいずれも揺動レバー21に一体的に取
付けたブレーキシューで形成することができるが、特に
後者の制動片27は揺動レバー21に回転可能に支持し
たフリーローラで形成することもできる。
動片25.27はいずれも揺動レバー21に一体的に取
付けたブレーキシューで形成することができるが、特に
後者の制動片27は揺動レバー21に回転可能に支持し
たフリーローラで形成することもできる。
この場合フリーローラは、その支持軸(回転軸)を巻取
リール13の回転軸に対して可変すれば、巻取リール1
3との摩擦係合力を変えることができるので有利である
。
リール13の回転軸に対して可変すれば、巻取リール1
3との摩擦係合力を変えることができるので有利である
。
なおこの考案のブレーキ手段15を構成するレバー付勢
ばね29は、図示のように揺動レバー21の第1の制動
片25取付は側に係合する圧縮ばねの代りに、揺動レバ
ー21の第2の制動片27取付は側に係合する引張りば
ねで形成することができ、また操作部材31も図示のご
とく揺動レバー21の第1の制動片25取付は側に係合
する引張り部材の代りに、第2の制動片27取付は側に
係合する押圧部材で形成することができる。
ばね29は、図示のように揺動レバー21の第1の制動
片25取付は側に係合する圧縮ばねの代りに、揺動レバ
ー21の第2の制動片27取付は側に係合する引張りば
ねで形成することができ、また操作部材31も図示のご
とく揺動レバー21の第1の制動片25取付は側に係合
する引張り部材の代りに、第2の制動片27取付は側に
係合する押圧部材で形成することができる。
図面はこの考案に係る巻取装置の一実施例の構成概要図
である。 11・・・・・・装置枠、13・・・・・・巻取リール
、15・・・・・・ブレーキ手段、17・・・・・・可
撓性細長部材、21・・・・・・揺動レバー 23・・
・・・・枢支点、25・・・・・・第1の制動片、27
・・・・・・第2の制動片、29・・・・・・レバー付
勢ばね、31・・・・・・操作部材。
である。 11・・・・・・装置枠、13・・・・・・巻取リール
、15・・・・・・ブレーキ手段、17・・・・・・可
撓性細長部材、21・・・・・・揺動レバー 23・・
・・・・枢支点、25・・・・・・第1の制動片、27
・・・・・・第2の制動片、29・・・・・・レバー付
勢ばね、31・・・・・・操作部材。
Claims (1)
- ケースなどの装置枠と、装置枠に回転可能に保持した可
撓性細長部材の巻取リールと、巻取リールに係合させた
、巻取リールが常に可撓性細長部材を巻取る方向に回転
するように付勢するリール回転付勢ばねと、巻取リール
をリール回転付勢ばねの回転付勢力に抗して制動する、
巻取リールに係合可能なブレーキ手段とを備えた可撓性
細長部材の巻取装置において、ブレーキ手段を、装置枠
に巻取リールから間隔をおいて枢支するとともに該枢支
点から巻取リールの可撓性細長部材の巻取り回転方向に
対応する方向および可撓性細長部材の巻出し回転方向に
対応する方向にのびる揺動レバーと、揺動レバーの枢支
点から巻取リールの可撓性細長部材の巻出し回転方向に
対応する方向にのびる部分および巻取り回転方向に対応
する方向にのびる部分のそれぞれに、巻取リールに対向
するように取付けた第1および第2の制動片と、揺動レ
バーに係合させた、揺動レバーを常に第1の制動片が巻
取リールに係合するように付勢するレバー付勢ばねと、
揺動レバーに係合させた、揺動レバーを、第1の制動片
と巻取リールの係合が解除されるとともに第2の制動片
が巻取リールに係合し得るように、レバー付勢ばねの作
用力に抗して揺動させることの可能な操作部材とで構成
したことを特徴とする巻取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7346579U JPS6037410Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 可撓性細長部材の巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7346579U JPS6037410Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 可撓性細長部材の巻取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5620948U JPS5620948U (ja) | 1981-02-24 |
JPS6037410Y2 true JPS6037410Y2 (ja) | 1985-11-07 |
Family
ID=29307077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7346579U Expired JPS6037410Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 可撓性細長部材の巻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037410Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-30 JP JP7346579U patent/JPS6037410Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5620948U (ja) | 1981-02-24 |
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