JPS6037283A - レ−ザ加工方法 - Google Patents

レ−ザ加工方法

Info

Publication number
JPS6037283A
JPS6037283A JP58145265A JP14526583A JPS6037283A JP S6037283 A JPS6037283 A JP S6037283A JP 58145265 A JP58145265 A JP 58145265A JP 14526583 A JP14526583 A JP 14526583A JP S6037283 A JPS6037283 A JP S6037283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
processed
laser beam
thin film
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58145265A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunpei Yamazaki
舜平 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority to JP58145265A priority Critical patent/JPS6037283A/ja
Publication of JPS6037283A publication Critical patent/JPS6037283A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
    • B23K26/06Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
    • B23K26/067Dividing the beam into multiple beams, e.g. multifocusing
    • B23K26/0676Dividing the beam into multiple beams, e.g. multifocusing into dependently operating sub-beams, e.g. an array of spots with fixed spatial relationship or for performing simultaneously identical operations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
    • B23K26/06Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
    • B23K26/067Dividing the beam into multiple beams, e.g. multifocusing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36Removing material
    • B23K26/362Laser etching
    • B23K26/364Laser etching for making a groove or trench, e.g. for scribing a break initiation groove

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はレーザ加工方法に関する。
この発明のレーザ光を被加工面を有する薄膜に対し斜め
方向より照射し、さらにそのレーザ光を被加工面とレー
ザ光との望み角度(以下単に角度ともいう)を最大とす
る方向にレーザ光を、または最小とする方向に被加工面
を移動(走査)することを目的とする。
この発明は、レーザ光を斜め方向より照射してヤ加工部
に開溝または被加工部を単に酸化して絶縁性に変成する
加工処理部(以下これらを合わせて単に開溝ともいう)
を形成するに際し、開溝部の被加工物を十分飛散または
酸化変成せしめ、その残存物を開溝またはその周辺部の
薄膜上に残存させないようにすることを目的としている
この発明は被加工部がその深さが1μ以下を有する薄膜
であって、この薄膜を加工するに際し、その下地の基板
への損傷を可能なかぎり押さえて開溝または加工処理部
を設けることを目的としている。
従来、レーザ光を被加工面に対し垂直方向より照射する
ことによりレーザ加工を施す方法が知られている。
この方法は一般には被加工面を水平に配置し、そこに対
し上方より鉛直にYAGレー−ザ(波長1.06μ)を
照射して加工を施すものである。
しかしかかるレーザ加工処理は加工深さの制御が不可能
であり、特に厚さが1μ以下の薄膜被加工物を対象とす
る場合、その厚さが薄すぎるためにこの薄膜を透過し、
その下側の他の薄膜または基板にまで加工損傷を与えて
しまっていた。
さらに被加工薄膜が導体または半導体である場合、開溝
により電気的に絶縁分離または相互連結を行わんとする
工業的応用分野が広い。かかる応用として薄膜型光電変
換装置が知られている。しかしかかる電気的分離を線(
開溝)として行わんとしても、従来のレーザ加工方法で
は残存物が多量にその溝の周辺に残り、十分な絶縁分離
ができない。また逆に電気的連結を行わんとする時、残
存物がそれぞれの被膜を構成する材料の酸化物であるた
め、低級絶縁性を有し、電気的連結を十分に行うことが
できない。
さらに従来の垂直レーザ光の照射方法では、レーザ加工
処理を施さんとしても、最も望まないその下側の薄膜す
らも切断してしまうという多くの欠点があり、実用上の
製造歩留りの低さを考える時、とても工業的に使用でき
るものではなかった。
本発明はかかる欠点を排除し、同一パターンを多量にか
つ1μ以下の厚さでの薄膜の加工(線中100μ以下好
ましくは10〜60μ)を行う場合、その加工処理がそ
の下側薄膜または基板に損傷を与えることなく、かつ加
工残存物を十分少なく、即ち十分飛散させることを特徴
としている。
このため、レーザ光を被加工面に対し60°以下(好ま
しくは15〜60°)の望み角で斜め方向より照射し、
その反対方向(即ち被加工面とレーザ光との角度が最大
とする方向)にレーザ光を走査して、開講、加工処理部
を形成するもので、その際被加工物を飛散してしまうと
ともに加工処理の深さを浅くするいわゆる薄膜型の被加
工物に対するレーザ加工方法を提案するものである。
この発明は1本のレーザ光を複数のレーザ光に分割し、
レーザスクライプ(以下LSという)の実効的な走査速
度(スキャンスピード、以下SSという)を速くせしめ
るとともに、そのレーザ光を被加工面より斜め方向に照
射し、浅い開溝または酸化絶縁物に変成する加工処理部
を形成することを特徴としている。
この発明は、絶縁表面を有する基板上に0.5μ〜50
0人の厚さの第1の導電性薄膜よりなる第1の電極、1
〜0.2μの厚さの非単結晶半導体被膜、さらにこの上
面に1〜0.1 μの厚さの第2の導電性薄膜よりなる
第2の電極を積層して1μ以下の導電性薄膜、半導体、
他の導電性薄膜を形成する光電変換素子を基板上に集積
化して、大電力を発生させんとする光電変換装置に応用
するに際し、特に有効な方法である。
即ち、第1の導電性薄膜を第1のレーザスクライブ(以
下LSという)加工により所定の形状に第1の開溝を形
成してパターニングをし、それぞれのパターン(第1の
電極)間を絶縁分離する。この時、基板上部に損傷を与
えないようにするため本発明方法の浅いLSを行う。
さらにこの上面にPIN接合を少なくとも1つ存する半
導体薄膜を第1の開溝および複数の第1の電極上を覆っ
て形成した。さらにこの第1の開溝を基準としてそれと
従属の形状の第2の開溝を、この半導体薄膜またはさら
にこの半導体に加えてその下の第1の導電膜薄膜に設け
て、再び所定のパターンに分離して形成したものである
。この時、基板上部に損傷を与えないようにせしめ、加
えて残存物が半導体上部および第1の導電膜の表面上に
残存しないようにしなければならない。
さらにこの第2の開溝を形成した後、第2の導電性薄膜
を半導体および第2の開溝を覆って形成した。この際、
第2の開講で第2の導電性薄膜と第1の電極とが電気的
に連結する。次に、第1または第2の開溝を基準として
この第2の導電性被膜に従属関係のパターンを有して第
3の開溝または酸化物絶縁する加工処理部を形成し、複
数の光電変換装置を直列に連結して形成せんとするもの
である。この時、半導体の一部にも開溝を作ることはよ
いが、第3の開溝が第1の導電膜を切断してしまっては
絶対にならない。
即ち、これら3つのLSI程において、必ず下地薄膜ま
たは基板との関係がきわめて重要である。
即ち、LSで最も困難な深さの加工処理の制御が薄膜の
レーザ加工において非常に重要であることがわかる。本
発明はかかる目的を実施するために示されたものである
さらに、本発明はレーザ加工において少なくとも2つの
工程で実施されるレーザ加工をまったく独立(無関係)
にパターニングを施すのではなく、第1の開溝と従属関
係を有して第2、第3の開講を人間による制御を行うの
ではなく、コンピュータにプログラムされたパターンに
より実行することにより、自動的に位置合わせ(コンピ
ュータ・コンドロールド・セルフ・レジストレイジョン
)をして作製することを目的としている。
本発明はこの一定の複数の開溝を作る処理をコンピュー
タに予めプログラムすることにより、複数の開溝の位置
、形状が無秩序にばらついてずれが起きることなく、高
精度で作製することを目的としている。
本発明はこのため、第2または第3の開溝を形成する工
程中に、第1の開講の少なくとも1つを光学的に検知し
つつ行うことにより、さらに複数のレーザ光のそれぞれ
の開溝の位置(座標)の精度を所定の位置に対して±2
0μ以内好ましくは±5μ以内に向上させることを目的
とする。
以下に図面に従って本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明方法の実施に用いたレーザ加工処理装置
の概要を示すブロック図である。
図面において、レーザ加工機(5o)はレーザ発振機(
21)、コリオメータ(22)、ミラー(42)、分周
器(43)、角度調整ミラー(41)、焦点合わせ用レ
ンズ(34)、 XY座標制御系(29)等よりなって
いる。
レーザ発振機(21)は1.06μの波長を発光するY
AGlz−ザ(周波数1〜30KHz、ビーム系10〜
8oμφ例えば50μφ、出力0.1〜8圓例えば被加
工面出方0.5W)を用いた。レーザ光はコリオメータ
(22)を経て、ミラー(42)に至る。分周器(43
)ではハーフミラ−またはこれとプリズムとを併用して
原レーザ光を2〜8段分用いて分割する手段を有してい
る。その結果レーザ光は<4o>、<48>、<46’
> ・・・・と複数本ここては4本に分割せしめた。が
くして実効的にレーザ光による加工処理を4〜8倍に速
くした。さらに、この分割されたレーザ光(以下(40
)によって代表させる)はハーフミラ−(選択反射金属
)(23)より下方に投光させた。
さらにこのレーザ光を角度調整用ミラー(41)により
被加工面(5)に対し所定の望み角(35)を60〜1
5°例えば60°、45°、3o° または15°とし
た。また、このレーザ光を焦点距!50mmとすること
により、レンズ(34)によりしぼり、光径5゜μで被
加工薄膜(5)に照射した。
他方、光学的位置検出系(51)はランプ(24)より
ハーフミラ−(25>、(23)をへて、基板(1)上
の被加工面(薄膜)(5)に至り、反射光がミラー−(
25)を通過して検知器(26)に至る。この検知器(
26)では被加工面での前工程で実施した開溝(1B)
の位置情報を検出し、コンピュータ(27)に入力され
る。
このコンピュータ(27)にはメモリ (21)にて第
2の開st (19)の第1の開溝に対する相対的な位
置がプログラムされているため、これと第1の開溝(1
8)の位置とを重合わせて第2の開溝の位置、パターン
をレーザ加工機(5o)の発振機(21)に入力させる
。同時番ごこのコンピュータの出方を2つの制御系(2
9>、(49)に入力させる。被加工面をY方向(38
)に移動させる制御系により図面では上方向への移動を
せしめる。分周器(43)の制御系(49)によりX方
向の位置をそれぞれの開溝が形成される列に移動して第
1の開溝(18)を基準として決定する。
かくしてこの分周器(43)により複数のレーザ光(4
0)のX方向の座標を決定した後、レーザ加工機(21
)は第1の開溝(18)より所定の距離シフトし、他の
位置(座標)に第2の開溝(19)を形成せしめた。
この時この第2の開溝はレーザ光の(40)、<40’
)・・・の数だけ同時に形成させた。
その結果1つのLSのSSは1.m/分であっても、実
質的に4本分割においては4m/分のスピードを得るこ
とができ、生産性を4倍にまで向上させることが可能と
なった。
さらにこの基準となるモニターは分割したレーザ光のい
ずれか1つをマスターとして決定すればよく、その場合
は分周器(43)において、レーザ(40〉、(4d)
・・・のそれぞれのその位置の精度が所定位置に対し2
0μ以内好ましくは5μ以内の精度にて規定することは
きわめて重要である。
図面において、左側の基板(1)上の被加工薄膜(5)
に対し、上方より下方向にレーザ光を走査して開溝を作
製し加工処理によって発生した残存物を重力を利用し下
方向に飛散させ、この飛散物が再び被加工面近傍の基板
上に付着することを防いだ。
第2図は本発明方法のレーザ加工方法の種々の実施例を
示す。
第2図(A)は基板(1)上に薄膜の被加工物(5)を
有し、被加工物を上方のY軸方向(38)として走査し
たものである。レーザ光(36)の被加工物との望み角
(35)は60〜15°例えば30°とした。光はレー
ザ光を(3B’)のごと(に逆に走査してもよい。図面
でも明らかなごとく、飛散物(39)に重力をも加味し
、再び薄膜の表面に付着しないようにしたことを特徴と
する。
かかる飛散物の付着を防ぎ、効果において、第2図(B
)はさらに優れた配置関係を示す。
即ち基板く1)の下面に薄膜の被加工物(5)を有し、
レーザ光(36)の角度(35)を、例えば60’にし
て走査(38’) して基板の垂直下方向に飛散物を落
下させたものである。基板をこの場合の(38)に示す
ごとく他のX方向(38) 4こ走査してもよい。
飛散物はすべて下方に落下するようGこして、薄膜(1
)をえぐるようにレーザ光を照射させるため、レーザ光
により深い開溝が作られることなく、薄膜特に1μ以下
の薄膜に対して本発明方法番よ有効であった。
さらに変形として第2図CB>で図面の奥方向即ち図面
に垂直方向が重力方向となる方法、および第2図(C)
に示すごとく、被加工面(5)〈図面の下方向が重力方
向〉に」二方よりレーザ光しこより加工処理を行うこと
が可能である。
第2図(B)の変形は、第2図(A)と同程度に飛散物
がつきにくく、また第2図(C)【よ飛散物が基板表面
に付着しやすく、実用上より第2図(A>、(B)が特
に好ましかった。
第3図は本発明方法を応用した光電変換装置の縦断面図
を示す。
図面に従ってさらに本発明の内容の効果を補完する。
第3図において、(A)は例えば20cm X 60c
mの大きさの絶縁表面を有する基板(1)である。ここ
ではガラス基板または酸化処理がされたアルミニューム
薄膜表面を用いた。
さらにこの上面に薄膜である被加工物(5)が形成され
ている。
この加工面(5)にはレーザ加工により連結部(12)
が設けられている。
この第3図(A)の一部を拡大し、その縦断面図を第3
図(B)に示す。
図面において、基板(1)は2mm厚のガラスを用いた
場合である。さらにこの上面に第1の導電性液11!(
2)をTTO(酸化インジュームスズ)を500−15
00人と5nOx (200〜400人)の2層H臭と
して透光性を有して設けている。
これに対し、第1の開溝(18)をLSにより形成し、
第1の導電膜を複数のパターン(ここでは第3図(A)
に示すごとき短冊状)に電気的に分割し、電極(7)を
形成させている。
さらにこの第1の開溝を形成した後、これらの上面に非
単結晶半導体をPIN接合を少なくとも1つ有して積層
した。
図面ではP型5ixC,、(x −0,802)(約1
00人)−■型Si (約0.5μX3)−−N型S 
IACI< (約200人)、(14)よりなる1つの
PIN接合を有する半導体(3)を1μ以下の厚さにプ
ラズマCVD法、フォトCvD法、フォトプラズマCV
D法または減圧Cv。
法により形成して、他の被加工面(5)を形成させた。
この後、この半導体(3)を第1の開講(18)を基準
としてわたり深さを10〜200μ例えば70μ(図面
において左側)シフトさせて、第2の開講(I9)を形
成した。このシフト量は予め第1図においてメモリ(2
8)にプログラムさせておいた。
このため第1の開講の座標を光学系(51)によりモニ
タしつつ、それと平行に第2の開溝(19)を形成する
ことができた。図面では、この第2の開溝は半導体(3
)およびその下の第1の導電膜(2)をもし〜ザスクラ
イブをして除去させた。
この第1およびこの第2の開溝を形成させた後、希弗酸
等で残存物をさらにエツチングすることは有効であった
さらに図面においては、この上面全面に第2の導電膜(
4)を形成させた。この時サイドコンタクト(8)を構
成させた。ここではITO(15)を50〜1500人
例えば1050人の厚さに、さらにその上面に反射性金
属(銀、アルミニューム016)を300〜5000人
例えば 1000人の厚さに真空蒸着法、CVD法によ
り形成させた。
サイドコンタクト (8)は、ITO(7)とITO(
15)と同種材料で密接し、ここでの接触抵抗を1Ω/
cm以下に下げた。
次ぎにこの第2の導電膜に対し、第1の開溝を基準とし
てさらにわたり深さ20〜200 μ例えば70μ左側
にシフトし、第3の開溝を第1図のレーザ加工装置によ
り形成させた。この第3の開講(20)は第2の導電膜
(4)のみならずその下の半導体(3)の少なくともN
型半導体M (14)をも除去(10)させてしまった
しかしこの開溝(20)の底部は、第1の導電膜(7)
を切断してはならない。
図面において、かくして絶縁表面を有する基板(])l
に複数の光電変換素子(31)、<32)が形成され、
さらにそれらを開講(18)、<19>、(20)より
なる連結部(12)において電気的に直列に連結させる
ことが可能となった。
このような大面積に設けられた異なる薄膜材料を、それ
ぞれの材料を前の材料と特定の関係(ここでは直列構造
)を有して形成させようとする場合、本発明の斜め方向
よりレーザ光を照射するレーザ加工方式は浅溝作製方法
であるため、パルス光の出力に対する深さのばらつきに
余裕を有せしめ得、きわめてを効であることが判明した
第4図は第3の開溝(20)を形成するに際し、従来よ
り知られるごとく、垂直方向にレーザ光を照射した場合
の第4図(A)と、本発明方法の望み角30゛ として
レーザ光を照射した本発明方法の場合の縦断面図である
第4図(A)において、第3の開溝(10)はその底部
(10)が第1の導電膜に至りやすく、さらにその作業
を100回行っても、60%以上が(10)に示すごと
く、第1の導電膜をも切断してしまうため、光電変換装
置としての直列接続をさせることが実質的に不可能とな
った。
さらに残存物の大部分(33)が示すごとく、1μの膜
厚に対し2〜5μもの高さにを薄膜(4)の表面上に突
出してしまい、この凸部でのパンシヘイションを不十分
にするに加え、第3の開溝での電気的アイソレイション
も不十分(IKΩ/cm以下)になりやすかった。
しかし、本発明方法では第4図(B)に示すごとく、第
1図の部分においては第3の開溝(20)の底部(10
)が半導体(3)の一部のみをえぐるため、残存物(3
3)も従来方法に比べ1/10以下となり、被加工物の
下側の損傷をきわめて少なくし、実用上歩留りは90%
を越えた優れたものであった。この時、開溝(20)に
て切断された2つの導電膜(4)間は電気的に4に07
cm以上を有し、その製品としての歩留りも85%以上
を20cIIIX 60cmのパネルにて40段直列連
結の装置で得ることができた。
本発明において、第2図の光電変換装置において、20
cm X 60cmの基板の大きさに対し、1つの素子
(31)、<32)を15mm X 20cmとし、そ
れらを同一基板上に40段直列接続をさせる場合、AM
I (100mW/ ct& )の条件下にて開放電圧
26v、短絡電流260 mAを有することができ、変
換効率6,7%を有することが可能となった。
このため第1、第2、第3の開講の作製においては、そ
の必要時間は最大30分以内でなければならない。
しかし第1の導電膜、半導体、第2の導電膜に対するL
SのSSは1m/分が最大であり、1つのパネルあたり
20 (cm) X40 (本)X20枚(バッチ枚数
)(延べ160m)の長さの開溝を30分で作らなけれ
ばならない。
かかる場合、本発明装置においては、8本レーザ光用を
用いると、30分間では1 (m7分)×8(分周数)
X30(分)即ち240mの実効長さの開溝を作ること
ができる。即ち30分以内に1バツチすべてに開溝を作
ることが可能となった。
以上の説明のごとく1枚のパネルが20cm X 60
cmを有し、1バッチ20枚としてパネル内に40本の
開溝を一定の間隙で作製させんとした時、この1回のプ
ロセスで(1バツチ)での工程時間を30分とすると、
第1の導電膜(2)、半導体(3)、第2の導電膜(4
)をそれぞれ30分で作ることが初めて可能になった。
以上の如くにして本発明のレーザ加工機により被膜数2
0cm X 60cmのパネルを40枚/時間の多量生
産が可能となった。
さらにこの光電変換装置においては、この集積化構造を
有せしめるに際し、本発明方式ではコンピュータにより
制御された完全無人化製造ラインを作ることが可能とな
り、きわめて工業的に価値大なるものであることが判明
した。
本発明の実施例において、レーザ光として1.06μの
波長のYAGレーザを用いた。しかし488mm、 5
12mmのアルゴン・レーザ、また10.6μの炭酸ガ
ス・レーザその他の光源をパルス光として、またはC−
(連続発振光)として用いることは同様に可能である。
また第2図において、光電変換装置は20cm X 6
0cmを4つ組み合わせて40cm X 120cmの
81!DO規格とするのではなく 、40cm x 4
0cmを3枚配列し、同じパネル形成を行ってもよい。
また電卓用その他民生用の光電変換装置を含む半導体装
置の製造に本発明方式を同様に応用することも有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレーザ加工機のブロック図を示す。 第2図は本発明のレーザ加工方法の他の実施例を示す。 第3図は本発明のレーザ加工方法によって作られた光電
変換装置を示す。 第4図はレーザ加工の開溝を従来例と本発明方法によっ
て得た結果をそれぞれ(A >、< B )に示す。 特許出願人 鍬2(−1 !30 O 革4−(9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、レーザ光を被加工平面を有する薄膜に対し、斜め方
    向より照射するとともに、前記レーザ光と被加工面との
    角度が最大になる方向に前記レーザ光、または被加工面
    との角度が最小となる方向に被加工面を移動して、前記
    被加工面に開溝または加工処理部を形成することを特徴
    とするレーザ加工方法。 2.1本のレーザ光を複数のレーザ光に分割する手段と
    、前記複数のレーザ光をX方向に走査する手段と、被加
    工面または前記レーザ光をY方向に移動する手段とを有
    することにより、被加工面の任意のXY座標に複数のレ
    ーザ加工処理を同時に施すに際し、前記複数のレーザ光
    を斜め方向より照射するとともに、前記レーザ光と被加
    工面との角度が最大になる方向に前記レーザ光、または
    被加工面との角度が最小となる方向に被加工面を移動し
    て、前記被加工面に開溝または加工処理部を形成するこ
    とを特徴とするレーザ加工方法。 3、特許請求の範囲第1項または第2項において、被加
    工面に対し60〜15°の望み角を有してレーザ光を斜
    め方向より照射することを特徴とするレーザ加工方法。
JP58145265A 1983-08-08 1983-08-08 レ−ザ加工方法 Pending JPS6037283A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58145265A JPS6037283A (ja) 1983-08-08 1983-08-08 レ−ザ加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58145265A JPS6037283A (ja) 1983-08-08 1983-08-08 レ−ザ加工方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58251489A Division JPS6037288A (ja) 1983-12-26 1983-12-26 レーザ加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6037283A true JPS6037283A (ja) 1985-02-26

Family

ID=15381129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58145265A Pending JPS6037283A (ja) 1983-08-08 1983-08-08 レ−ザ加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6037283A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005353935A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの加工方法
US8227353B2 (en) 2006-08-31 2012-07-24 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for manufacturing semiconductor device

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119760U (ja) * 1974-06-18 1976-02-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119760U (ja) * 1974-06-18 1976-02-13

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005353935A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの加工方法
US8227353B2 (en) 2006-08-31 2012-07-24 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for manufacturing semiconductor device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1404481B1 (en) A laser machining system and method
US4734550A (en) Laser processing method
CN106077965B (zh) 多步骤和非对称塑形的激光束划线
US6300594B1 (en) Method and apparatus for machining an electrically conductive film
CN112917028A (zh) 一种封装基板表面平底盲孔的激光加工方法
KR20140039049A (ko) 물리적으로 제거가능한 마스크를 이용한 레이저 및 플라즈마 에칭 웨이퍼 다이싱
JP2014523115A (ja) プラズマエッチングを伴うハイブリッドガルバニックレーザスクライビングプロセスを用いたウェハダイシング
JP2005515639A (ja) 薄膜光起電モジュールの製造方法
JPS6037283A (ja) レ−ザ加工方法
JP2007048995A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6037288A (ja) レーザ加工方法
JPS62104692A (ja) レ−ザ加工装置
JPH0364043A (ja) 太陽電池
CN103846554B (zh) 激光加工方法及激光加工装置
JPS59225896A (ja) レ−ザ加工方法
JPS6082286A (ja) レ−ザ加工方法
CN107799406A (zh) 用于加工晶片的方法和用于加工载体的方法
JPH0514432B2 (ja)
JPS6366931A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS59193782A (ja) レ−ザ加工機
JP2540501B2 (ja) レ−ザ加工方法
US20210309513A1 (en) Method with stealth dicing process for fabricating mems semiconductor chips
JPS59206195A (ja) レ−ザ加工方法
JPS6040683A (ja) レ−ザ加工方法
JPS6018973A (ja) 光電変換半導体装置