JPS6037213A - 間接押出プレスのコンテナスカルピング方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、間接押出プレスにおいて、コンテナ内の押粕
と同時にコンテナ内面のシェルスカルピングを行うに当
り、押出プレスにおけるフレーム系やコンテナ系におい
て生じるスティック、スリップ現象（所謂しゃくり現象
〕をｉ実容易に防止し、プレスの安全運転並びにプレス
サイクルタイムの向上を可能と【７たものに関する。

固定プラテンに支持されるとともにその先端にダイスの
装着されたダイステム、主シリンダの主ラムに支持され
て前記ダイステムに向って進退する加圧ステム、ビレッ
トを内装して前記加圧ステムと共同乃至単独に進退可能
なコンテナから押出工具が構成され、ダイステムに対す
るコンテナおよび加圧ステムの移動によって、ダイスを
介してビレットを所要形状の押出材に押出成形し、この
押出終了後、押粕を内蔵したコンテナを前記主ラムの押
出方向と反対方向に移動させることによっテ、押粕のコ
ンテナ外排出と同時にコンテナ内面に生シるシェルをダ
イステム側によってスカルピングして除去する型式の間
接押出プレスは公知であるが、この押出プレスにおいて
は、前記コンテナ移動によるスカルピング行程におＡで
、主ラム系乃至はコンテナ系の各フレームその他の運動
部材や支持部材間においてスティック、スリップ現象が
生じ、そのショックや振ｕＪが著大化して、遂にはプレ
ス機全体の安全運転に支障を未すことけ、所謂しゃくり
現象として既知である。今これを従来のこの種間接押出
プレスの１例について説明すると、第１図に例示したも
のはその押出状態、第２図は同押出終了時、第３図は同
コンテナスカルピング、籟４図は押粕切断時をそれぞれ
示しているが、烙１図において、対向フレーム（ｌ匂に
ダイステム（層が固設され、この７ソーム鵠側にはミド
ルフレーム０すが移動シリンダ岡を介して進退自在に設
けられるとともに、押粕切断用のシャーシリンダ（２１
）が切断シャーとともに付設される。前記対向フレーム
賭と反対側の対向フレーム（１８Ｊには主シリンダ１６
）が設けられ、主シリンダ【６）の主ラム（７）にはク
ロスヘッド（幻を介して加圧ステム（Ｉυが、前記ダイ
ステム（１２１に向って進退自在に対置され、コンテ−
）−＋Ｉｏｌ　ｈ　’：Ｊンテナホルダ（９）に支持さ
れ、同ホルダ（９）がコンテナ後部フレーム（２５１か
ら派出されて対向フレーム（］司およびクロスヘッド（
８）を摺動自在に嵌挿するタイロッド噛に支持されるこ
とによって、後部フレーム（ハ）を進退自在に支持して
いるコンテナ移動シリンダ（財）およびコンテナハイド
ａカップリングシリンダ（２３１を介し、コンテナｆ１
０１は加圧ステム（１１）と共同乃至単独してダイステ
ムθ２１　ｉｌｌに進退自在に設けられるのであり、図
において（１３１は押盤、０５）はビレット、ａ印は押
出材、ａηは対向フレーム０８１　（１８１を連結する
支柱をそれぞれ示しており、本図では公知構造のため、
詳１ｍ　＃−１省略してプレス動作のみに必要な部分の
みを示している。図は押出状態を示しており、固定位置
に止まるダイステム側刀に対し、コンテナ（１０）およ
び加圧ステム（１１）がそれぞれ主シリンダＣ６）、コ
ンテナ移Ｕｒシリンダ（社）によって矢印方向に移動す
る事により、ビレット（１５）はダイステム（１２）側
のダイスを介し所定形状の押出材ＱｆＤとして間接押出
成形され、糊２図はその押出終了状態を示し、コンテナ
（１０１内にけ押粕（ディスカード）（１４）が押出材
ａ印と共に残る事になる。従って灰にはこの押粕（＋４
１をコンテナ外に排出してシャーシリンダ叫）により同
押粕（１４）を押出材（Ｉ印より切断分離して排除する
とともに、押出中にコンテナ（ｌＯ）の内面に付着する
シェルを除去するコンテナ内面のクリーニング、即チコ
ンテナシェルのスカルピング工程が必要であ一’１ｓｔ
Ｊ３図がそのスカルピング状態を示している。即ちこの
スカルピングに当って、従来は主シリンダ（６）内の押
出圧力（一般に圧油）を除圧し、コンテナ移動用シリン
ダ嶽のピストン側に移動圧力を供給する事によって、コ
ンテナ（１ｏ）を主ラム（７１の押出方向と反対方向に
矢印のように移動さぞ、押粕（１４ｊのコンテナ外排出
と同時ニタイステム（喝のダイス外周等を利用して、コ
ンテナ内面のシェルをスカルピングするのである。これ
とともに図示のように、ミドルフレームシ！Ｊンダ（財
）を超動して、シャーシリンダ（２Ｉ）を、押粕切断Ｖ
ｃｍえてミドル７ンー八〇印とともに矢印のように同方
向に移動させるのである。ｔＥＡ図は前記した押粕（１
４１の切断状態を示しているが、コンテナ（１ｏ）Ｆｉ
移動して加圧ステム（！ｌ）上に外嵌され、コンテナ＋
ｌＯ１外に露出し押粕０４）と押！ＨＩ３３とはローダ
等で受け止められるとともに、シャーシリンダ（２１）
における切断シャーの下降によって押出材（１Ｂ＋と分
離されて、押盤ａカとともに機外に排出され、以後は加
圧ステム（１１）の矢印方向への移動、コンテナ（＋０
１の矢印方向への単独移＃等を介して、押出に備えての
コンテナ口０）内への新しいビレットの装填等の所要動
作が行われることになる。このような一連のプレスサイ
クルにおいて、先ｔこ述べたように、主シリンダ１６）
内の押出圧力を除圧して、コンテナ（１ｏ）のスカルピ
ンク用移Ｉ１１を行う従来方法では、糊５図示のように
、コンテナ（１０）、コンテナ（１ｏ）内の押粕（１４
１、これを前後から挟むダイステム（１り加圧ステム（
用量の関係において、コンテナスカルピングに必要な力
、ｆけ、加圧ステム（川の後退、即ち主シリンダ（７）
内の圧油の圧縮により反力、ｆが得られ、圧油の圧縮に
よって押粕（１４）とダイステム（喝の先端間とには間
隙Ｃが発生スる。このスカルピングに必要な力は、コン
テナ内面におけるシェルの状態によって、スカルピング
工程中に変動が生じることを避けられない。

一般にこの種プレスでは、その移動圧力として圧油等の
液圧を用いるので、所要力量が小さくなった時、主シリ
ンダ（７１内に貯えられた余剰エネルギにより加圧ステ
ム（１１）は高速で前進し、所要力量が再び大きくなっ
た時に低速になるような状態が反復して、ステム系、更
にはコンテナ系にスティック、スリップ現象を生起し、
これらは有害なショックと振動を機構各部に与えること
になる。この現象を減殺乃至抑１トするために、ステム
速度を落すことは有効でけあるが、それだけプレスサイ
クルタイムの延長となって効率的でなｒ。

本発明は、このようなコンテナスカルピング時に生じる
ステム系、コンテナ系に亘るスティック、スリップ現象
を、コンテナ側にブレーキラ与えることによって、確夾
容易に解消できるようにしたものであり、従ってその特
徴とする処は、加圧ステム、ダイステムおよびコンテナ
から押出工具が構成され、押出終了後、前記加圧ステム
における主ラムの押出方向と反対側へ前記コンテナを移
動させて、コンテナ内の押粕排出と同時にシェル除去用
スカルピングを行う間接押出プレスにおいて、前記コン
テナの移動に当り、主ラムに背圧を与えることによって
、コンテナ内の押粕を加圧ステムとダイステム間にヵｎ
圧保持し、該加圧によって生じる摩擦力をコンテナ側に
ブレーキ力として作用させ、コンテナ移動によるシェル
スカルピンクを行う点にあり、更にその特徴とする見は
、前記コンテナの移動に当り、主ラムに背圧を与えると
ともに前記コンテナの移動用シリンダにおけるロッド側
圧力回路を絞ることによって、コンテナ内の押粕を加圧
ステムとダイステム間に加圧保持し、該加圧によって生
じる摩擦力をコンテナ側にブレーキ力として作用させ、
コンテナ移動によるシェルスカルピングを行う点にある
。

以下第７図に示した実施例に基いて本発明を詳述すると
、好１図乃至＠４図に例示したと同様の間接押出プレス
において、本発明では、図示のように、主シリンダ（６
）に満油弁（３）を開閉自在に設けるとともに、ポンプ
＋１１によって供給される圧油を回路Ｉ２η、ボート四
を介して主シリンダ（６１の圧力室内に給排自在とし、
前記回路−に電磁開閉弁等による切換バルブ（２１を設
け、更に回路闘のポート２８１とバルブ（２）間に、検
知用のプレッシャへ゛ノド（４）ヲ接点付圧力計（５）
と共（Ｃ介入させるのである。丑たこの王シリンダ（６
１の主ステム（７）に背圧を与える他、コンテナ（１０
）の移動シリンダ（社）において、そのロッド側に働く
圧油回１３　ａ９１に、スロットルチェック弁その他に
よる絞り部材即を設けるのである。

本発明方法について述べれば、第１の発明のように王ラ
ム（７）にのみ背圧を与える場合は、痕７図において主
シＩＪンダ【６１の満油弁（３）を図示のように閉じ、
切換バルブ（２１が電磁開閉弁の時、５ＱＬ−Ａをオン
位置として、ポンプｉｌ＋側から吐出さｎる圧油を主シ
１１ンダｔｅｌ内に供給して、第１図に示した押出行程
を行うのであり、押出終了とともに切換パルプ（２）の
５ＱＬ−Ｂをオン位置にり換え、主シリンダ（６１内に
供給されている圧油な排出して除圧を行い、この除圧過
程において回路闘に設けたブレラシャヘッド（４）によ
って現在圧力を検知し、この圧力値が接点付圧力計（５
）における設定圧力値（ブレーキ力となる）になった時
、切換バルブ（２）を図示のオフ状態として、主シリン
ダ（７１内の圧力を設定圧力値に維持−させるのであり
、この設定圧力値の圧油が主ラム（７）の背面に働くこ
とになる。

これによってコンテナ（ｌＯ）内の押粕ｏ４１ｈ、ダイ
ステム＋１２１と加圧ステム（川との間で前記設定圧力
下に保持される状態となり、次いでコンテナ（１０）を
そのＮ　ｆｉｔ＋シリンダ（財）のピストン側に圧油を
供給する事によって、嘉３図に示したシェルスカルピン
グ、併せて押粕０４；の排出工程に移るのである。この
状態におけるコンテナ（１０）ダイステム０り加圧ステ
ム（１１）および押粕０（間の力関係は、箔６図に示す
通りで、先に述べたように生シリンダ（６）内の圧力を
完全に除圧せず、適切なブレーキ力として働く圧力（例
ｆＣば５０〜７０即／ＱＩりを残した状態で、コンテナ
＋＋ｏｉの移ｕ＋によるスカルピングを行う事により、
生シリンダ（６）内の残力Ｆにより、押粕（１４１は両
ステム（１１）＋１２１間に加圧挟持されて圧縮状態と
なり、この圧縮力による摩擦力μＦが、スカルピングに
必要な力、ｆに対してブレーキ力とじて働くことにより
、この場合主ステム系の各部フレーム、機構におけるス
ティック・スリップ現象を解消するのである。

更に糊２の発明のように、コンテナ移１１Ｉシリンダ園
におけるロッド側の圧力回路２９）にスロットルチェッ
ク弁その他の絞Ｖ部材１３０１を設けて、王ラム（１１
への背圧付与と併用すれば、シリンダ２６１のピストン
側に働くコンテナ移動圧力、ｆ□に対し、ロッド側の排
出圧力、ｆｌは絞り部材側による流出量の減少によって
１．ｆ、　−、ｆｌ　によるコンテナ（１０）の移動に
対する１つのブレーキ力として働き、主としてコンテナ
系各機構、部材側におけるスティック、スリップ現象を
解消することになり、前記主ラムＩＩ側におけるブレー
キ力と相まって、プレス機全体におけるスティック、ス
リップ現象を好適に防ぐ事が可能である、 以上のように本発明方法によれば、コンテナシェルの除
去用スカルピングにおいて、プレス機に生シるスティッ
ク、スリップ現象を解消し、ショックや振動をなくして
、その円滑軽快かつ確実なスカルピング作業が得られる
のである。特に本発明では、この解消に当り、押粕（１
４をコンテナ（ｌＯ）内においてダイステム（＋２１加
圧ステムＱｔ）間に力を加えて挟持し、この力による摩
擦力をコンテナ移動行程におけるブレーキ力として作用
させるので、実施例のように簡単な圧力制御内容によっ
て確実な効果が得られるのであり、図例に示したのは何
れも加圧ステムのみの単動プレス型式であるが、加圧ス
テムとマンドレルの併用による複動プレス型式に対して
も容易に適用できるのであジ、従来の間接押出プレスに
おけるコンテナスカルピング手段に比し優れた利点を持
つものである。

【図面の簡単な説明】

匿１図は従来の間接押出プレスにおけるビン゛ソト押出
状態の側断面図、晦２図は同押出終了時、箔ろ図は同コ
ンテナスカルピング状懲、＠Ａ図は同押粕切断時の、何
れも側断面図、箒５図は従来のスカルピング状態の力関
係説明図、Ｗ！１６図は本発明のスカルピング状態の力
関係説明図、嘉７図＋−ｒ木発ｑ方法実施例としてのコ
ンナナスカルシピング状怨を示す側断面図である。 （！１・・・ポンプ、１２）・・・切換パルプ、（３）
・・・満油弁、１４）・・・プＶツレヤヘッド、（５１
・・・接点付圧力計、（６１・・・主シ１１ング、（７
）・・・主ラム、　［＋０１・・・コンテナ、（川・・
・加圧ステム、（１２１・・・ダイステム％　＋１４１
・・・押粕１１□□□・・・ビレ゛ソト、瞥・・・コン
テナ移動シリンダ、１２７１１２９１・・・圧力回路、
＋３Ｑｌ・・・絞り部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、加圧ステム、ダイステムおよびコンテナから押出工
   具が構成され、押出終了後、前記加圧ステムにおける主
   ラムの押出方向と反対側へ前記コンテナを移動させて、
   コンテナ内の押粕排出と（ＱＢＱＫシェル除去用スカル
   ピングを行う間接押出プレスにおいて、前記コンテナの
   移動に当り、主ラムに背圧を与えることによって、コン
   テナ内の押粕を加圧ステムとダイステム間に加圧保持し
   、該加圧によって生じる摩擦力をコンテナ側にブレーキ
   力とじて作用させ、コンテナ移動によるシェルスカルピ
   ングを行うことを特徴とする間接押出プレスのコンテナ
   スカルピング方法。 ！　加圧ステム、ダイステムおよびコンテナ〃為ら押出
   工具が構成され、押出終了後、前記加圧ステムにおける
   主ラムの押出方向と反対側へ前記コンテナを移動させて
   、コンテナ内の押粕排出と同時にシェル除去用スカルピ
   ングを行う間接押出プレスにおいて、前記コンテナの移
   動に当り、主ラムに背圧を与えるとともに前記コンテナ
   の移動用シリンダにおけるロッド側圧力回路を絞ること
   によって、コンテナ内の押粕を加圧ステムトタイステム
   間に加圧保持し、該加圧によって住じる摩擦力をコンテ
   ナ側にプＶ−キカとして作用させ、コンテナ移動による
   シェルスカルピングを行うことを特徴とする間接押出プ
   レスのコンテナスカルピング方法。